書籍名 |
先端医療シリーズ 歯科医学1 歯科インプラント |
出版社 |
先端医療技術研究所
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発行日 |
2000-01-31 |
著者 |
- 末次恒夫(監修)
- 松本直之(監修)
- 飯塚忠彦(編集顧問)
- 石田甫(編集顧問)
- 上田実(編集委員)
- 赤川安正(編集委員)
- 市川哲雄(編集委員)
- 河野文昭(編集委員)
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ISBN |
4925089072 |
ページ数 |
483 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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シリーズ |
先端医療シリーズ
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閲覧制限 |
未契約 |
情報の氾濫の時代においてインプラントに関する正しい情報を得て、科学的批判を加えつつ科学的な判断を下すことは必ずしも容易ではない。そこで今、「先端医療シリーズ」のなかに「歯科インプラント」としての本書が発刊されることはまさに万人が望んでいたタイムリーなことであると思われる。
目次
- 表紙
- カラーグラビア
- 著者一覧
- 序文
- 編集にあたって
- 目次
- 第1章 歯科インプラントの進歩
- 1. 人工臓器としての歯科インプラントの特徴と特殊性
- 1.1 はじめに
- 1.2 移植とインプラント
- 1.3 歯科インプラントの人工臓器としての特徴
- 1.3.1 口腔内環境
- 1.3.2 力学的要素と感覚機構
- 1.3.3 審美性
- 1.4 歯科インプラントの意義
- 1.5 おわりに
- 2. 人工歯根の材料
- 2.1 人工歯根の材料
- 2.2 インプラント材料に求められる要件
- 2.3 主な人工歯根材料
- 2.3.1 人工歯根材料の多様化
- 2.3.2 コバルト ― クロム (Co-Cr)合金
- 2.3.3 チタンおよびチタン合金
- 2.3.4 セラミックス
- 2.4 おわりに
- 3. 歯内骨内インプラント
- 3.1 はじめに
- 3.2 歯内骨内インプラントの歴史
- 3.3 歯内骨内インプラントの特徴
- 3.4 歯内骨内インプラントの分類
- 3.5 術式と材料
- 3.6 歯内骨内インプラントの進展
- 3.7 歯内骨内インプラントの衰退
- 3.8 予想される歯内骨内インプラントの自己矛盾
- 4.インプラントの埋入術式
- 4.1 はじめに
- 4.2 スクリュータイプとシリンダータイプインプラント
- 4.3 2回法の埋入術式
- 4.3.1 埋入窩の骨形成
- 4.3.2 埋入後のインプラント体への免荷
- 4.4 1回法と2回法埋入術式比較
- 4.5 インプラント埋入位置と方向
- 4.6 審美的な修復におけるインプラント埋入深さ
- 4.7 まとめ
- 5. インプラントの上部構造
- 5.1 はじめに
- 5.2 インプラントの構造
- 5.3 インプラント上部構造の要件
- 5.4 上部構造の種類
- 5.4.1 固定性補綴物
- 5.4.1.1 多数歯欠損
- 5.4.1.1.1 ハイブリッドタイプ (義歯タイプ)
- 5.4.1.1.2 フィクスト・ブリッジ・タイプ
- 5.4.1.2 少数歯欠損
- 5.4.1.2.1 術者可撤式スクリュー固定
- 5.4.1.2.2 セメント合着式
- 5.4.1.2.3 術者可撤式セットスクリュー固定式
- 5.4.1.2.4 術者可撤式アバットメントスクリュー固定式
- 5.4.2 可撤性補綴物
- 5.4.2.1 フィクスチャー支持様式
- 5.4.2.2 フィクスチャー・粘膜複合支持様式
- 5.4.2.3 粘膜支持様式
- 5.5 角度付きアバットメントについて
- 5.6 上部構造の固定方法について
- 5.7 おわりに
- 6. インプラントと咬合
- 6.1 はじめに
- 6.2 インプラント治療における咬合の基本的考え方
- 6.3 顎機能の診査
- 6.4 咬合治療の基本的原則
- 6.5 咬合を考える上でのインプラントの特殊性
- 6.6 インプラント治療における咬合面形態の具体的目標
- 6.7 バイオメカニカルファクター
- 6.7.1 インプラントの形状 (長さ, 大きさ)
- 6.7.2 インプラントの本数・埋入位置
- 6.7.3 天然歯との連結
- 6.8 まとめ
- 第2章 歯科インプラントと周囲組織
- 1. インプラント / 骨の界面
- 1.1 はじめに
- 1.2 オッセオインテグレーションの定義
- 1.3 オッセオインテグレーションの病理的解釈
- 1.4 オッセオインテグレーションの理論
- 1.5 オッセオインテグレーションができ上がるまで
- 1.6 実際のオッセオインテグレーション
- 1.7 チタンとCa-Pのオッセオインテグレーションの違い
- 1.8 おわりに
- 2. ヒトに植立されたチタンインプラント ― 骨界面の経年的な組織形態学的観察
- 2.1 はじめに
- 2.2 ヒトに植立されたインプラント周囲の骨創部の治癒とリモデリング
- 2.3 放射線照射部位に植立されたインプラント周囲の骨組織反応
- 2.4 考察
- 2.5 まとめ
- 3. インプラント表面と生体組織
- 3.1 はじめに
- 3.2 表面化学基礎
- 3.3 表面酸化物 (不動態皮膜)
- 3.4 不動態皮膜の変化
- 3.5 インプラントからの金属元素放出機構 (メタローシス発生機構)
- 3.6 タンパク質の吸着
- 3.7 細胞接着
- 3.8 骨組織 ― 材料界面解析への応用
- 4. インプラントに対する生体防御反応
- 4.1 はじめに
- 4.2 一般的な生体防御反応
- 4.3 血液凝固と血栓生成
- 4.4 補体の活性化
- 4.5 カプセル化
- 4.6 生体適合性の欠如
- 4.7 生体組織への結合
- 4.7.1 軟組織との結合
- 4.7.2 硬組織との結合
- 4.8 死腔に対する生体反応
- 4.9 おわりに
- 5.インプラントにおける軟組織の構造と機能
- 5.1 はじめに
- 5.2 インプラントと天然歯における軟組織の構造
- 5.2.1 天然歯における上皮組織の付着構造
- 5.2.2 インプラントにおける上皮組織の付着構造
- 5.2.3 天然歯とインプラントにおける上皮細胞の増殖能
- 5.2.4 天然歯およびインプラントにおける結合組織の付着機構
- 5.3 インプラントおよび天然歯における軟組織の機能
- 5.3.1 天然歯およびインプラントにおける結合組織の恒常性の維持
- 5.3.2 インプラントにおけるプロービングの意義
- 5.3.3 天然歯とインプラントにおけるバリアー
- 6. チタン合金の生体内における腐食挙動
- 6.1 はじめに
- 6.2 チタンの耐食性
- 6.3 チタンからの金属イオンの溶出
- 6.4 modular型人工股関節の生体内における腐食
- 6.5 生体内におけるチタンの腐食メカニズム
- 6.6 生体類似環境におけるチタン合金の腐食疲労機構
- 6.6.1 腐食疲労試験システム
- 6.6.2 腐食疲労試験結果
- 6.6.3 試験片表面における腐食反応
- 6.6.4 局部電池形成メカニズム
- 6.7 おわりに
- 7. 生体活性インプラント上での細胞分化
- 7.1 はじめに
- 7.2 新鮮骨髄と種々生体インプラントとのハイブリッドによる生体内での骨形成能
- 7.3 ハイドロキシアパタイト(HA)上での骨形成過程の生化学的分析
- 7.4 ハイドロキシアパタイト上での骨形成過程の遺伝子発現の解析
- 7.5 骨髄細胞によるin vitro骨形成
- 7.6 考察
- 7.7 謝辞
- 8. 口腔細菌の付着能とインプラント
- 8.1 インプラントに付着する口腔細菌
- 8.2 口腔細菌の付着機構
- 8.3 歯周病原性細菌の有する付着因子とその他の病原性因子
- 8.4 細菌の付着を阻止したり病原性を抑える宿主の要因
- 8.5 細菌の付着を阻止したり増殖を抑える物質
- 8.6 おわりに
- 9. インプラントの生体力学
- 9.1 はじめに
- 9.2 生体力学的適合性とは
- 9.3 骨の力学的適応変形 (Wolffの法則) と骨吸収を始める臨界値の推定
- 9.3.1 ミニプレートの生体内ひずみ測定と3次元有限要素法によるシミュレーション
- 9.3.2 スクリュー周囲骨に発生する圧縮応力と骨吸収臨界値
- 9.4 単独植立か連結か ? (静的応力解析)
- 9.4.1 天然支台歯と連結する場合
- 9.4.2 単独植立の場合
- 9.5 骨結合型インプラントは理想的目標か ? (動的応力解析)
- 9.6 歯根膜を有する人工歯根の開発研究
- 9.6.1 チタンインプラントへの高分子 (EVA) 膜の接着と表面処理
- 9.6.2 コラーゲン固定化EVA上でのヒト歯根膜細胞培養
- 9.7 おわりに
- 10. インプラント材の生物学的評価
- 10.1 はじめに
- 10.2 チタンの生物学的評価
- 10.2.1 in vivoにおける評価
- 10.2.2 in vitroにおける評価
- 10.3 陽極酸化・水熱処理アパタイトコーティングチタンの生物学的評価
- 10.3.1 陽極酸化・水熱処理アパタイトコーティングチタンの特性
- 10.3.2 in vivoにおける評価
- 10.3.3 in vitroにおける評価
- 10.3.4 まとめ
- 11. インプラントと天然歯の支持機構と感覚の違い
- 11.1 はじめに
- 11.2 静的荷重に対する応答
- 11.2.1 荷重に対する変位量の分析
- 11.2.1.1 荷重に対する天然歯の変位
- 11.2.1.2 荷重に対するインプラントの変位
- 11.2.1.3 荷重に対する変位量のまとめ
- 11.2.2 recovery curveの分析
- 11.2.2.1 荷重除去後の復位量
- 11.2.2.2 復位に要する時間
- 11.2.2.3 荷重 ― 変位曲線
- 11.3 動的荷重に対する応答
- 11.4 静的および動的荷重に対する応答のまとめ
- 11.5 上部構造に対する緩圧
- 11.6 インプラント周囲の歯根膜再生
- 11.7 インプラントと天然歯の感覚受容機構
- 11.8 まとめ
- 12. インプラント周囲の微少循環
- 12.1 はじめに
- 12.2 有歯時と歯喪失時の歯槽骨と微少循環
- 12.3 インプラント植立後の骨被包化に伴う微少循環の変化
- 12.3.1 血管新生期
- 12.3.2 骨被包化に伴う血管網の衰退期
- 12.4 咬合機能下における微少循環の維持・役割
- 12.4.1 インプラント界面の骨
- 12.4.2 インプラント界面
- 12.4.3 界面骨の裏側
- 12.5 おわりに
- 第3章 インプラントシミュレーション ― 術前診査, 治療計画への利用 ―
- 1. 顎骨診査
- 1.1 インプラントの診査の特徴
- 1.2 顎骨審査の方法
- 1.2.1 視診
- 1.2.2 触診
- 1.2.3 診断用模型
- 1.2.4 X線写真
- 1.2.5 パラメータを組み込んだパノラマX線写真
- 1.2.6 ボーンマッピング
- 1.2.7 X線CT
- 1.3 診査項目
- 1.3.1 顎骨の外側形態
- 1.3.2 顎骨の内部構造
- 1.3.3 顎骨の骨質
- 1.3.4 顎提の近遠心的な彎曲と咬合平面に対する傾斜
- 1.3.5 顎間関係
- 1.4 診査結果と治療計画
- 1.4.1 顎骨が十分な有効骨量と適切な方向の長軸を有している場合
- 1.4.1.1 インプラント体の選択
- 1.4.1.2 埋入位置の選択
- 1.4.2 顎骨が十分な有効骨量もしくは適切な方向の長軸を有していない場合
- 1.4.2.1 ボーンスプリーディング法
- 1.4.2.2 ソケットリフト法
- 1.4.2.3 頬舌的な骨増生法
- 1.4.2.4 垂直的な骨増生法
- 1.4.2.5 天然歯との連結
- 1.4.2.6 可撤性義歯
- 1.4.3 顎骨の骨質と埋入法および機能開始時期
- 1.4.3.1 埋入窩の形成方法
- 1.4.3.2 機能開始時期
- 2. 画像診断
- 2.1 はじめに
- 2.2 解剖学的形態
- 2.3 各種X線検査 ― 骨量と骨質の診査 ―
- 2.3.1 口内法撮影
- 2.3.2 パノラマX線撮影
- 2.3.3 側面頭部X線規格撮影
- 2.3.4 断層撮影
- 2.4 経過観察
- 2.5 おわりに
- 3. DentaScanによる顎骨の術前評価
- 3.1 はじめに
- 3.2 症例
- 3.2.1 症例 1
- 3.2.2 症例 2
- 3.2.3 症例 3
- 3.2.4 症例 4
- 3.2.5 症例 5
- 3.2.6 症例 6
- 3.2.7 症例 7
- 3.2.8 症例 8
- 3.3 まとめ
- 4. SIM / Plant (TM)の臨床応用
- 4.1 はじめに
- 4.2 インプラント治療計画の手順
- 4.3 最終補綴物を想定した暫間補綴物の作製
- 4.4 診断用ステントの作製
- 4.5 SIM / Plant (TM) によるインプラント・シミュレーション
- 4.5.1 埋入するインプラント体の種類・サイズ・本数ならびに埋入位置・方向の診査
- 4.5.2 上部構造の補綴様式の診査
- 4.5.3 アバットメントの診査
- 4.5.4 GBR法の有無と移植骨量の診査
- 4.5.5 手術計画作成
- 4.6 サージカルステントの作製
- 4.7 インプラント・シミュレーション手術
- 4.8 症例の提示
- 4.8.1 術前診査と適応症
- 4.8.2 診断用ステントの作製とCT撮影ならびにCT再構成画像の作成
- 4.8.3 SIM / Plant (TM) によるインプラント・シミュレーション
- 4.8.4 インフォームド・コンセントの確立
- 4.8.5 前処置と暫間補綴物ならびにサージカルステントの作製
- 4.8.6 インプラント・シミュレーション手術
- 4.8.7 アバットメント連結手術および最終補綴物の作製
- 4.9 おわりに
- 5. 光硬化樹脂製頭蓋顔面骨模型を使ったインプラント治療のシミュレーション
- 5.1 はじめに
- 5.2 光造形模型の作製
- 5.3 症例
- 5.3.1 無歯顎症例へのインプラントシミュレーション
- 5.3.2 顎骨切除症例へのインプラントシミュレーション
- 5.3.3 上顎洞底骨移植症例のインプラントシミュレーション
- 5.4 考察
- 第4章 歯科インプラント治療と顎骨再生療法
- 1. GBR法のメカニズム
- 1.1 GBR法とは何か
- 1.2 GBR法の歴史的背景
- 1.3 神経組織再生は周囲組織の排除が鍵
- 1.4 脊椎外科領域の骨再生研究
- 1.5 Millipore (R) フィルターの開発
- 1.6 GTR法の開発から歯科インプラントに対するGBR法へ
- 2. GBR法との併用によるインプラント治療
- 2.1 はじめに
- 2.2 インプラント治療とGBR法
- 2.3 GBR法の実際例
- 2.4 おわりに
- 3. 自家骨移植法との併用
- 3.1 はじめに
- 3.2 骨移植の適応症と術式
- 3.2.1 インプラント体の部分的露出
- 3.2.2 歯槽部の骨量不足
- 3.2.2.1 外側骨移植
- 3.2.2.2 中間骨移植
- 3.2.2.3 内側骨移植
- 3.2.3 顎骨骨体部への骨移植
- 3.2.3.1 上顎骨の萎縮
- 3.2.3.2 下顎骨切除後の骨欠損
- 3.3 骨採取部位
- 3.3.1 口腔内からの骨採取
- 3.3.1.1 オトガイ部
- 3.3.1.2 下顎骨外斜線部
- 3.3.1.3 下顎臼後部
- 3.3.1.4 骨隆起部
- 3.3.1.5 歯槽頂部
- 3.3.1.6 インプラント埋入窩
- 3.3.1.7 上顎結節部
- 3.3.1.8 前鼻棘部
- 3.3.1.9 頬骨突起基部
- 3.3.2 口腔外からの骨採取
- 3.3.2.1 遊離ブロック骨移植
- 3.3.2.2 遊離海綿骨移植
- 3.3.2.3 血管柄付き骨移植
- 3.4 骨移植を成功に導くための条件
- 3.4.1 適応症例の選択
- 3.4.2 造成すべき顎提の範囲と方向の確認
- 3.4.3 移植材として必要な骨の量と形状の検討
- 3.4.3.1 移植骨量
- 3.4.3.2 ブロック骨か細片骨か
- 3.4.3.3 皮質骨か海綿骨か
- 3.4.3.4 遊離骨移植か血管柄付き骨移植か
- 3.4.4 移植骨供給側の選択
- 3.4.5 適切な手術手技
- 3.4.6 骨移植とインプラント埋入の時期
- 3.4.7 今後の検討課題
- 4. 生化学からみた骨再生用バイオマテリアル ― 最新の吸収性生体ガラスなどについて
- 4.1 原理を無視した生体代用材料の利用は無意味である
- 4.2 組織工学とは何か・硬組織工学とは何か
- 4.3 組織再建の原理とは何か
- 4.3.1 再建の五大要素
- 4.3.2 埋植材料は人工の細胞外マトリックス
- 4.4 硬組織工学における生体内埋植物質 (バイオ・マテリアル) の分類
- 4.5 吸収性材料とくに吸収性バイオガラスについて
- 4.6 バイオガラスの歴史
- 4.6.1 HenchのBioglasses (R)
- 4.6.2 小久保のAWガラス
- 4.6.3 小林のCPSAガラス線維
- 4.6.4 リン酸ガラス (calcium metaphosphate, CMP)
- 4.7 バイオガラスの生体内吸収のメカニズム
- 5. インプラント治療へのrhBMP - 2応用の可能性
- 5.1 はじめに
- 5.2 骨形成蛋白質とは
- 5.2.1 BMPの構造
- 5.2.2 BMPの作用
- 5.2.3 BMP受容体
- 5.3 臨床応用への可能性
- 5.4 rhBMP-2を用いた機能的顎骨再建
- 5.4.1 実験方法
- 5.4.2 実験結果
- 5.4.2.1 下顎骨欠損部の再建
- 5.4.2.2 rhBMP-2誘導骨への人工歯根埋入
- 5.4.3 考察
- 6. サイトカインの応用とその展望 ― 骨形成因子と生体材料の併用を中心に
- 6.1 緒言
- 6.2 骨再生へのサイトカインの応用
- 6.2.1 骨伝導の促進作用を目的としたサイトカインの応用
- 6.2.2 骨誘導能を期待したサイトカインの応用
- 6.2.3 顎骨再生へのサイトカインの応用
- 6.3 歯科インプラント治療へのサイトカインの応用
- 6.3.1 歯科インプラント埋入部位の骨量不足に対するサイトカインの応用
- 6.3.2 歯科インプラント治療期間短縮を目的としたサイトカインの応用
- 6.4 結語
- 第5章 顎顔面欠損 (インプラントを用いた顎骨の再建) と矯正治療への応用
- 1. インプラントを固定 (anchorage) に利用した矯正治療
- 1.1 はじめに
- 1.2 文献的考察
- 1.2.1 矯正用固定としての有効性に関する動物実験
- 1.2.2 「インプラント矯正」の臨床
- 1.3 「インプラント矯正」による治験例
- 1.3.1 下顎大臼歯の遠心移動による叢生の改善
- 1.3.2 上下顎大臼歯の圧下による開咬の改善
- 1.4 おわりに
- 2. 先天異常
- 2.1 インプラント治療適応の先天異常
- 2.2 顎裂への新鮮自家腸骨海綿骨細片移植
- 2.3 骨架橋部へのインプラントの適応
- 2.3.1 インプラント適応症例
- 2.3.2 骨移植時期とインプラント治療時期
- 2.3.3 成長が終了した例の治療計画
- 2.3.3.1 主として矯正治療による場合
- 2.3.3.2 インプラント治療, 補綴治療のみによる場合
- 2.3.4 成長期顎裂骨移植術施行例の治療計画
- 2.3.5 骨架橋部歯槽頂の高さの改善
- 2.4 症例提示
- 2.4.1 症例1 : 左側口唇口蓋裂例
- 2.4.2 症例2 : 右側口唇口蓋裂例
- 3. 外傷
- 3.1 はじめに
- 3.2 諸問題とその対策
- 3.2.1 欠損部位の骨量について
- 3.2.2 インプラント周囲の軟組織について
- 3.2.3 インプラント治療の適応年齢について
- 3.3 症例
- 4. 口腔腫瘍とインプラント
- 4.1 はじめに
- 4.2 顎骨腫瘍の切除後にインプラントを用いて補綴処置を行う症例の分類
- 4.3 症例
- 4.3.1 I群の症例
- 4.3.2 II群の症例
- 4.3.3 III群の症例
- 4.4 考察
- 5. エピテーゼ
- 5.1 はじめに
- 5.2 顔面インプラントの概要
- 5.3 印象の実際
- 5.4 症例から
- 5.4.1 鼻エピテーゼ
- 5.4.2 耳介エピテーゼ
- 5.5 メインテナンス
- 5.6 まとめ
- 第6章 歯牙移植
- 1. 歯牙の移植・再植
- 1.1 はじめに
- 1.2 移植・再植の生物学的コンセプト
- 1.2.1 治癒に関わる周囲組織
- 1.2.1.1 象牙質
- 1.2.1.2 セメント質
- 1.2.1.3 歯槽骨
- 1.2.1.4 歯根膜組織
- 1.3 歯牙の移植と再植
- 1.3.1 歯牙再植法
- 1.3.1.1 外傷歯の再植
- 1.3.1.2 意図的な歯牙の再植
- 1.3.2 歯牙移植法
- 1.3.2.1 既存の歯槽への移植 (歯槽内移植)
- 1.3.2.2 新たに形成した歯槽への移植 (形成歯槽内移植)
- 1.4 移植・再植の問題点
- 1.4.1 歯髄死と継発感染
- 1.4.2 生着不良
- 1.4.3 骨性癒着について
- 1.5 歯牙の保存, 歯根膜組織の保存
- 1.5.1 歯牙保存液の役割
- 1.5.2 各種歯牙保存液の効果
- 1.5.2.1 UW液
- 1.5.2.2 牛乳
- 1.5.2.3 歯牙保存液 "ネオ"
- 1.5.3 歯牙保存液を用いたTooth Preserving System
- 2. 自家歯牙移植法の実際
- 2.1 はじめに
- 2.2 歯根完成歯の移植における治療の流れ
- 2.2.1 診査, 診断
- 2.2.2 抗生物質の術前投与と術野の消毒と麻酔
- 2.2.3 受容側にある歯の抜歯
- 2.2.4 ドナー歯 (移植歯) の抜歯
- 2.2.5 移植歯の保存と形態測定
- 2.2.6 受容側の形成と試適
- 2.2.7 歯肉弁の縫合
- 2.2.8 移植歯の固定
- 2.2.9 サージカルドレッシング
- 2.2.10 移植歯の根管処置
- 2.2.11 移植歯の修復処置
- 2.2.12 術後観察
- 2.3 根未完成歯の移植における治療の流れ
- 2.4 外科的挺出
- 2.5 おわりに
- 第7章 歯科インプラントにおけるティッシュエンジニアリング
- 1. ティッシュエンジニアリングとはなにか
- 1.1 はじめに
- 1.2 ヒト組織利用の現状とその限界
- 1.3 ティッシュエンジニアリングとはなにか
- 1.4 ティッシュエンジニアリング技術の産業化
- 1.5 おわりに
- 2. 仮骨延長法による歯槽堤形成
- 2.1 はじめに
- 2.2 仮骨延長法とは
- 2.2.1 骨延長術の歴史
- 2.2.2 仮骨延長法の概念
- 2.2.3 仮骨延長法の骨形成過程
- 2.2.4 仮骨延長法の特徴
- 2.3 仮骨延長法の歯槽堤形成への応用
- 2.4 歯槽骨延長術の臨床応用
- 2.5 まとめ
- 3. 培養粘膜によるインプラント周囲の軟組織処理
- 3.1 はじめに
- 3.2 皮膚欠損に対する培養表皮移植法の確立
- 3.3 培養細胞を用いた人工粘膜へのアプローチ
- 3.4 培養粘膜上皮の作製
- 3.5 培養粘膜上皮の臨床応用
- 3.6 まとめ
- 4. rhBMP-2による硬組織の再生 ― 歯科領域における応用の可能性 ―
- 4.1 はじめに
- 4.2 BMPについて
- 4.2.1 BMPとは
- 4.2.2 BMPファミリー
- 4.2.3 BMPと骨誘導
- 4.2.4 BMPの生成について
- 4.3 rhBMP-2を用いた骨再生について ― 動物実験モデルを用いた実験結果より ―
- 4.3.1 BMPの安全性
- 4.3.2 顎顔面および咬合再建の動物実験について
- 4.3.3 犬の下顎骨区域欠損モデルを用いた実験について
- 4.3.4 サルを用いた下顎骨区域欠損モデルの実験について
- 4.3.5 rhBMP-2によって再生された部位におけるインプラントについて
- 4.3.6 犬を用いた歯周組織再生に関する実験
- 4.3.7 ウサギを用いた上顎洞底挙上術モデルに関する実験
- 4.4 従来の骨増正法との比較
- 4.4.1 骨誘導再生法 (GBR法)
- 4.4.2 自家骨移植 (Autografts)
- 4.4.3 他家骨移植 (Allografts)
- 4.5 BMPの臨床治験について
- 4.5.1 歯科領域におけるrhBMP-2の応用 ― 上顎洞底挙上術 ―について
- 4.5.2 rhBMP-2を応用した歯槽堤保存および増大術について
- 4.6 おわりに
- 5. 培養骨のインプラント手術への応用
- 5.1 インプラント治療における骨再生について
- 5.2 培養骨による骨再生法とは
- 5.2.1 骨再生のメカニズム
- 5.2.2 培養骨とは
- 5.2.3 培養骨構築の方法および必要な構成要素
- 5.2.3.1 細胞の確保および培養
- 5.2.3.2 人工細胞外マトリックス
- 5.3 培養骨構築の試み, その歴史的概観
- 5.4 現在の我々の試み
- 5.4.1 ラット骨髄細胞による異所性骨形成の試み
- 5.4.2 ウサギ・サイナスリフトモデルへの応用
- 5.4.3 おわりに
- 6. 培養軟骨の口腔外科領域への応用
- 6.1 培養軟骨とは
- 6.2 軟骨
- 6.2.1 軟骨組織とは
- 6.2.2 軟骨の細胞外マトリックス
- 6.3 軟骨欠損の修復方法
- 6.3.1 軟骨欠損に対する従来の修復方法
- 6.3.2 テイッシュエンジニアリングによる軟骨再生
- 6.3.3 ティッシュエンジニアリングの生体材料の役割
- 6.3.4 生分解吸収性材料
- 6.3.5 新しく開発した支持体による培養軟骨の試み
- 6.4 次世代培養軟骨
- 6.4.1 軟骨細胞の分化と増殖
- 6.4.2 新たな支持体の開発
- 6.4.3 バイオリアクターを用いた培養軟骨
- 6.4.4 幹細胞を用いた軟骨再生
- 6.5 口腔外科領域での培養軟骨の応用の可能性
- 6.5.1 顎関節疾患の現状
- 6.5.2 鼻翼修正の現状
- 6.5.3 口蓋痩孔閉鎖術の現状
- 6.6 おわりに
- 7. 唾液腺の再生と人工唾液腺
- 7.1 唾液とインプラント
- 7.2 口腔乾燥症の治療の現状
- 7.3 唾液腺の再生と人工唾液腺
- 7.4 まとめ
- 第8章 新しい歯科インプラントの可能性
- 1. 表面改質による新しいインプラントの開発
- 1.1 はじめに
- 1.2 人工材料が骨と結合するための条件
- 1.3 どんな材料が生体内でその表面に骨類似アパタイト層を作るか
- 1.4 チタン金属及びその合金表面に多数のTi-OH基を形成させるにはどうしたら良いか
- 1.5 NaOH ― 加熱処理したチタン及びチタン合金はアパタイト層を作るか
- 1.6 NaOH ― 加熱処理したチタン及びチタン合金は骨と結合するか
- 1.7 おわりに
- 2. 人工歯根における歯根膜の再生
- 2.1 はじめに
- 2.2 歯根膜再生の条件
- 2.2.1 人工歯根の表面改質
- 2.2.1.1 コラーゲン線維の役割
- 2.2.1.2 人工材料表面へのコラーゲン固定化
- 2.2.2 歯根膜のProgenitor cell
- 2.3 人工歯根における歯根膜再生実験
- 2.3.1 人工歯根埋植実験
- 2.3.2 歯根膜細胞の三次元培養
- 2.4 歯根膜細胞の増殖および分化誘導因子
- 2.4.1 歯根膜培養上清液性因子
- 2.4.2 エナメルマトリックス, セメント質蛋白
- 2.5 将来の展望
- 3. インプラント体周囲の硬組織の再生
- 3.1 セメント質の再生を目指した最近の研究の動向
- 3.2 骨の再生セメント質の再生を目指した最近の研究の動向
- 3.2.1 BMP
- 3.2.2 FGF
- 3.2.3 ヘッジホッグ
- 3.3 インプラント体周囲の骨組織の維持および再生
- 第9章 歯科インプラントの展望
- 1. 基礎研究 (材料学) の立場から
- 1.1 はじめに
- 1.2 歯科インプラントの素材
- 1.2.1 インプラント材料の生体適合性 (界面適合性)
- 1.2.2 インプラント材料の力学的適合性
- 1.2.2.1 金属とセラミックス
- 1.2.2.2 構造材料としてのチタン
- 1.2.2.3 金属材料の将来
- 1.3 歯科インプラントのデザイン付与
- 1.3.1 コンピュータを利用した個別化
- 1.3.2 チタンに対する高エネルギー密度加工
- 1.4 歯科インプラントの表面処理
- 1.4.1 インプラント材料の表面微小形状
- 1.4.2 インプラント材料の表面化学構造
- 1.4.3 チタンインプラントの表面処理の展望
- 1.5 人工臓器としての補綴装置
- 1.5.1 上部構造の精度
- 1.5.2 上部構造用材料
- 1.6 おわりに
- 2. 基礎生物学の立場から
- 2.1 インプラント ― 骨のインターフェイスから見た過去・現在・未来
- 2.2 歯科骨内インプラントの成功の原理
- 2.2.1 オステオアンキローシス (Osseoankylosis) とオセオインテグレーション (Osseointegration) の概念
- 2.2.2 学生教育・カリキュラムへの導入
- 2.2.3 今後の研究課題
- 2.3 骨誘導物質 (BMP) による骨再生法の基礎生物学
- 2.3.1 BMPは異所性及び骨原性組織に対して, 一過性に作用し, 加齢時においても効果がある
- 2.3.2 BMPの作用により生じた軟骨・骨は類軟骨 (Chondroid bone) の性格を示し, 生理的骨形成とは異なる
- 2.3.3 BMP異所性骨形成の初期石灰化 (Initial calcification) は多発的に生ずる
- 2.3.4 rhBMP-2はコラーゲンと化学的固定化 (Immobilization) した場合に骨誘導が著明である
- 2.4 まとめ
- 3. 歯科補綴学の立場から
- 3.1 緒言
- 3.2 健康転換とテクノロジーアセスメント
- 3.3 補綴治療における歯科インプラントの位置づけ
- 3.4 歯科インプラント治療の実際の評価
- 3.5 最後に
- 4. 口腔外科の立場から
- 4.1 はじめに
- 4.2 顎の再建
- 4.2.1 金属プレートによる再建
- 4.2.2 人工骨による再建
- 4.2.3 自家骨による再建
- 4.2.3.1 血管柄付きでない移植
- 4.2.3.2 血管柄付き移植
- 4.3 自家移植骨へのフィクスチャーの埋入
- 4.3.1 血管柄付きでない移植骨に対するフィクスチャーの埋入
- 4.3.2 血管柄付き遊離移植骨へのインプラント
- 4.4 広範囲軟組織再建の問題点
- 第10章 主な歯科インプラントシステム
- 1. ブローネマルク・インプラント・システム
- 1.1 はじめに
- 1.2 オッセオインテグレイション
- 1.3 ブローネマルク・インプラント
- 1.3.1 ブローネマルク・クラシック
- 1.3.2 ブローネマルク・ノヴァム
- 1.4 おわりに
- 2. ITIインプラント
- 2.1 ITIインプラントの歴史
- 2.2 現在のITIインプラントのラインナップ
- 2.2.1 充実スクリュー (Solid screw) インプラント
- 2.2.2 中空シリンダー (Hallow cylinder) インプラント
- 2.2.3 歯科矯正治療用フィックスチャー
- 2.3 ITIインプラントの手術手技
- 2.4 上部構造
- 2.4.1 術者可撤式上部構造
- 2.4.2 非可撤式上部構造
- 2.4.3 オーバーデンチャー型上部構造
- 2.4.4 その他のアバットメント
- 2.5 特殊な症例への応用
- 2.5.1 上顎洞挙上術へのITIインプラントの応用
- 2.5.2 GBR (Guided Bone Regeneration, 骨再生誘導法)
- 2.5.3 顎顔面外科領域への応用
- 2.6 ITI Bonefitインプラントの成績
- 3. IMZインプラント
- 3.1 はじめに
- 3.2 IMZインプラントの概念と特徴
- 3.3 構造と関連器材
- 3.3.1 インプラント埋入時器材
- 3.3.1.1 インプラント体
- 3.3.1.2 二次手術用器材
- 3.3.1.3 修復用器材
- 3.3.1.3.1 Esthetic Lineでの製作
- 3.3.1.3.2 Kinetic Lineでの製作
- 3.4 臨床症例
- 3.5 IMZインプラントの臨床評価
- 3.6 今後の方向と改良
- 3.7 まとめ
- 4. ステリオス・インプラント
- 4.1 はじめに
- 4.2 インプラント体
- 4.3 アバットメント
- 4.4 臨床術式
- 4.5 まとめ
- 5. アパタイト (HA) コーティングインプラント (Calcitekインプラント)
- 5.1 アパタイト (HA) コーティングインプラントとは
- 5.2 Biointegration
- 5.3 HAコーティングインプラントの臨床的意義
- 5.3.1 骨質が不良な症例, 部位における高い成功率
- 5.3.2 2次手術時における高い成功率 (骨結合率)
- 5.3.3 埋入技術に左右されにくい高い成功率
- 5.4 製品間の差が大きいHAコーティング
- 5.4.1 コーティング層断面
- 5.4.2 結晶率
- 5.4.3 溶解性
- 5.5 HAコーティングインプラントの臨床成績
- 5.5.1 剥離, 破折などの問題は起こらないのか ?
- 5.6 Calcitekインプラントについて
- 5.6.1 Calcitekインプラントの特徴
- 5.6.1.1 信頼性の高いHAコーティング
- 5.6.1.2 シンプルな埋入術式 (特にシリンダータイプの場合)
- 5.6.1.3 シンプルな補綴法を選択できる
- 5.6.1.4 ねじの緩みを防止する新しい連結様式 《スプライン》
- 5.6.2 Calcitek製品の種類
- 5.6.3 新しい連結様式スプライン (Spline) について
- 5.7 まとめ
- 6. アストラテックインプラント
- 6.1 はじめに
- 6.2 Astra Tech Implant Systemの特徴
- 6.2.1 開発の背景
- 6.2.2 Astra Tech Implant Systemの構造的特徴
- 6.2.2.1 アバットメントのデザイン
- 6.2.2.2 フィクスチャーの形態
- 6.2.2.3 フィクスチャーの材質と表面性状
- 6.3 Astra Tech Implant Systemの臨床
- 6.4 まとめ
- 技術資料編
- Bicon Dental Implantシステム
- 1 はじめに
- 2 バイコンインプラントの特徴
- 2.1 インプラント体
- 2.2 インプラントの構造
- 3 埋入術式
- 4 補綴処置
- 5 臨床応用例
- 6 今後の展開, 開発
- 石福社製 IAT FIT II (R) インプラントシステムについて
- 1 はじめに
- 2 IAT FIT II (R)インプラントシステムの開発
- 3 IAT FIT II (R)インプラントシステムの特徴
- 3.1 インプラントをシステム化
- 3.2 骨親和性に優れた特殊表面構造
- 3.3 操作性に優れた埋入術式と強固な初期固定
- 3.4 ボディとアバットメントを確実に一体化
- 3.5 システム価格の導入
- 3.6 万全なフォロー体制
- 4 臨床応用例
- 4.1 上顎前歯部欠損症例
- 4.2 遊離端欠損症例
- 4.3 無歯顎症例
- 5 今後の展開・開発の予定
- プラトンインプラントシステム
- 1 主な特徴
- 2 上部構造
- 3 臨床ケース
- 3.1 症例1 前歯部
- 3.2 症例2 小臼歯部
- 3.2.1 術前
- 3.2.2 ガイドホールの形成
- 3.2.3 ボーンスプレッターによるホールの拡大
- 3.2.4 形成終了後のホール
- OGAシステム
- 1 はじめに
- 2 開発の経緯
- 2.1 日本での治験開始時期
- 2.2 認可時期
- 2.3 発売時期
- 3 商品の種類・構成
- 4 主な特徴
- 4.1 構造上の特徴
- 4.1.1 オガ・シンクレスト
- 4.1.2 オガ・スパイラル
- 4.2 材料面の特徴
- 5 植立方法
- 6 技工方法
- 7 臨床応用例
- 8 今後の展開・開発の予定
- オガ・インプラントの口腔外科領域での応用
- 1 はじめに
- 2 症例供覧
- 3 エピテーゼに使用するインプラントについて
- 4 まとめ
- インプラント埋入技術シミュレーションソフト「SIM / Plant(TM)」
- 1 背景と開発経緯
- 2 SIM / Plant(TM)の機能概要
- 2.1 SIM / Plant(TM)の主な機能
- 2.2 CT撮影から治療計画までの手続き
- 3 臨床応用例
- 3.1 三次元顎骨情報と予知性の高い治療計画
- 3.2 審美と治療計画
- 3.3 インフォームドコンセント
- 4 さいごに
- 多軌道断層X線撮影装置 COMMCAT IS-2000
- 1 はじめに
- 2 本装置の特徴
- 2.1 コンピュータによるインターフェイス
- 2.2 ユニークな断層位置の設定法
- 2.3 撮影条件, 断層位置の微調整が可能
- 2.4 多彩な断層軌道
- 2.5 1mm厚での断層撮影が可能
- 2.6 良好な写真寸法精度
- 2.7 ビームサイズの設定が可能
- 3 臨床症例
- 4 今後の展望
- デジタルX線画像診断システム CDR
- 1 はじめに
- 2 本装置の特徴
- 2.1 口腔内挿入用のX線センサー
- 2.2 X線撮影の実際とX線像の観察
- 3 ソフトウェアの機能と画像診断
- 4 被曝線量の軽減と画質の評価
- 5 今後の展望
- 抜歯創用保護材 テルプラグ
- 1 はじめに
- 2 製品の特徴
- 3 臨床使用
- 4 今後の展開
- 企業一覧 (技術資料編)
- 和文索引
- 欧文索引
- 奥付
参考文献
第1章 歯科インプラントの進歩
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