書籍詳細
未契約
書籍名 | 先端医療シリーズ5 心臓血管外科 心臓血管外科の最前線 |
---|---|
出版社 | 先端医療技術研究所 |
発行日 | 1999-09-29 |
著者 |
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ISBN | 4925089064 |
ページ数 | 337 |
版刷巻号 | 初版第1刷 |
分野 |
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シリーズ | 先端医療シリーズ |
閲覧制限 | 未契約 |
今や、21世紀を目前に控え、それに向かって世紀末のカウントダウンに入っているといっても過言ではありません。このような重要な時期に21世紀に入っても脈々続く心臓血管外科における新しい種々の工夫や問題点と、それらの対応策などについて、1冊のモノグラフにまとめさせて頂きました。その内容もsubtitleをみて頂くと、非常に豪華で、かつattractiveであり、以下のごとくup-to-dateな項目ばかりであります。(序文より)
目次
- 表紙
- カラーグラビア
- 執筆者一覧
- 序文
- 目次
- 第1章 体外循環の進歩 P.1閲覧
- 1 はじめに
- 2 対外循環装置の構成
- 3 血液ポンプ
- 3.1 ローラーポンプ
- 3.2 拍動流ポンプ
- 3.3 遠心ポンプ
- 3.4 軸流ポンプ
- 4 人工肺
- 4.1 気泡型人工肺
- 4.2 膜型人工肺
- 5 生体適合性材料
- 5.1 ヘパリンコーティング
- 5.2 シリコンコーティング
- 6 補助循環
- 7 周辺装置の進歩
- 7.1 限外濾過法(UF : Ultrafiltration)
- 7.2 自己血回収装置(cell saver)
- 7.3 貯血槽(吸引脱血)
- 7.4 心筋保護回路
- 8 他科領域への応用
- 9 まとめ
- 第2章 心筋保護法の最前線P.9閲覧
- 1 はじめに
- 2 Hypothemlia(低温) / Cold cardioplegia
- 2.1 Hypothermia
- 2.2 Crystalloid cardioplegia
- 2.3 Blood cardioplegia
- 2.4 Cardioplegiaへの添加薬剤
- 2.5 Terminal Warm Blood Cardioplegia
- 2.6 Cardioplegiaの投与方法
- 3 Warm Heart Surgery
- 3.1 Warm Cardioplegia
- 3.2 Tepid Cardioplegia
- 4 21世紀の心筋保護法
- 第3章 心臓外科・術前後の管理対策の進歩 P.15閲覧
- 1 はじめに
- 2 心臓外科周術期管理の特色
- 3 開心術患者のICU管理の基本
- 4 LOS(low cardiac output syndrome)の治療
- 5 機械的補助循環法
- 6 High risk症例とその問題点
- 7 まとめ
- 第4章 先天性心疾患P.21閲覧
- 1. 複雑心奇形に対する新しい手術
- 1.1 はじめに
- 1.2 肺動脈狭窄を伴う両大血管右室起始症に対するREV法
- 1.3 総動脈幹遺残症に対するBarbero-Marcial法
- 1.4 肺動脈閉鎖、主要大動脈肺動脈側副血行を伴うファロー四徴症に対する肺動脈集族手術(unifocalization)
- 1.5 純型肺動脈閉鎖症に対するone and a half ventricle手術
- 1.6 修正大血管転移症に対するdouble switch手術
- 1.7 左心低形成症候群に対するNorwood手術
- 1.8 段階的フォンタン手術と心外導管によるTCPC法(total cavo pulmonary connection)
- 1.9 終わりに
- 2. 大血管転移症の手術とその遠隔成績
- 2.1 はじめに
- 2.2 手術適応と術式
- 2.2.1 Jatene手術
- 2.2.2 Rastelli型手術
- 2.2.3 Senning手術
- 2.3 遠隔成績
- 2.3.1 Jatene手術
- 2.3.2 Rastelli型手術
- 2.3.3 Senning手術
- 2.4 結語
- 3.小児弁膜症の新治療とその成績
- 3.1 はじめに
- 3.2 本項の対象となる小児先天性弁膜症
- 3.3 小児弁膜症と人工弁、代用弁
- 3.4 先天性大動脈弁狭窄症および閉鎖不全症
- 3.5 新生児重症大動脈弁狭窄症
- 3.5.1 形態的スペクトラムと臨床像
- 3.5.2 病理学的背景と術式の選択
- 3.5.3 手術成績
- 3.6 先天性僧帽弁狭窄症および閉鎖不全症
- 3.6.1 弁形成術と弁置換術
- 3.6.2 病変の機能的診断と術式の選択
- 3.6.3 先天性僧帽弁狭窄症
- 3.6.3.1 病理解剖と合併病変
- 3.6.3.2 血行動態的影響
- 3.6.3.3 術式と成績
- 3.6.4 僧帽弁閉鎖不全症
- 3.6.4.1 病院と合併疾患
- 3.6.4.2 術式と成績
- 3.7 心内膜床欠損症と僧帽弁閉鎖不全
- 3.8 Bland-White-Garland(BWG)症候群に合併した僧帽弁閉鎖不全症
- 3.8.1 病因
- 3.8.2 臨床的意義と術式,成績
- 3.9 単心室症に合併した共通房室弁閉鎖不全症
- 3.9.1 臨床的意義
- 3.9.2 術式と手術成績
- 3.10 新生児期重症Ebstein奇形
- 3.10.1 Ebstein奇形と修復術
- 3.10.2 新生児期発症の重症Ebstein奇形の三尖弁機能、右室機能と術式
- 4. 小児期ペースメーカー植え込みの問題点とその遠隔成績
- 4.1 はじめに
- 4.2 ジェネレーターポケット部位
- 4.3 ペースメーカーリードの選択
- 4.3.1 心外膜心筋電極
- 4.3.2 経静脈性カテーテル電極
- 4.4 ペースメーカーモードの選択
- 4.4.1 Dual-chamber pacing
- 4.4.2 Single-chamber pacing
- 4.5 当科におけるペースメーカー植え込み症例の検討
- 4.5.1 対象
- 4.5.2 結果
- 4.6 おわりに
- 5. 大動脈縮窄症
- 5.1 はじめに
- 5.2 縮窄の形態、合併奇形からみた治療成績、とくに新生児期一期的根治手術について
- 5.3 大動脈縮窄解除後再狭窄の頻度と治療
- 5.4 鎖骨下動脈フラップ法
- 5.5 拡大式端々吻合法
- 5.6 バルーン拡大術
- 5.7 上記以外の合併症
- 5.8 長期遠隔期の問題点、とくに高血圧の持続
- 5.9 まとめ
- 第5章 後天性心疾患P.54閲覧
- 1. 弁形成術の最前線
- 1.1 はじめに
- 1.2 僧帽弁形成術
- 1.2.1 僧帽弁狭窄および狭窄兼逆流
- 1.2.2 僧帽弁逆流
- 1.2.2.1 術前評価
- 1.2.2.2 形成術の適応
- 1.2.2.3 形成術術式
- 1.2.2.4 僧帽弁形成術後の評価
- 1.3 大動脈弁形成術
- 1.4 三尖弁形成術
- 2. Minimally Invasive Cardiac Surgery―開心術における低侵襲アプローチの有用性―
- 2.1 緒言
- 2.2 種々のMICSアプローチ法
- 2.3 MICS法の手術手技
- 2.4 大阪大学におけるMICS法の経験
- 2.5 MICS法の現況
- 3 MIDCAB
- 3.1 はじめに
- 3.2 冠状動脈疾患に対する各治療法の特徴
- 3.3 手術適応
- 3.3.1 冠状動脈の部位および状態
- 3.3.2 MIDCABにおける各Approachと使用するconduitおよびその特徴
- 3.3.2.1 Mini-Sternotomy
- 3.3.2.2 Anterior Mini-Thoracotomy
- 3.3.2.3 Parasternal incision
- 3.3.2.4 Subxiphoid approach
- 3.3.2.5 Posterolateral approach
- 3.3.3 全身状態
- 3.4 MIDCABの実際
- 3.4.1 術前の準備
- 3.4.2 手術室における準備
- 3.4.3 手術中のモニタリング
- 3.4.4 Graftの露出
- 3.4.5 Bypassの準備
- 3.4.6 吻合する冠状動脈の準備
- 3.4.7 吻合の実際
- 3.4.8 再環流時の注意
- 3.4.9 疼痛の予防
- 3.5 術後管理
- 3.6 MIDCABの今後の展望
- 4. 心筋内血管形成術(Transmyocardial Laser Revascularization,TMLR)の基礎と臨床 ―世界最初の臨床成功自験例を含めて―
- 4.1 はじめに
- 4.2 心筋内血管形成術の理論
- 4.2.1 心筋梗塞作成後におけるTMLRの心筋代謝に及ぼす影響
- 4.3 心筋内血管形成術の実施方法
- 4.4 新生血管内の組織学的検索
- 4.4.1 心筋内新生血管内の血行動態
- 4.4.2 新生血管の開存性
- 4.5 臨床例への応用
- 4.6 世界における心筋内血管形成術の臨床応用
- 4.7 考察
- 4.8 おわりに
- 5. Batista手術
- 5.1 はじめに
- 5.2 Batista手術
- 5.2.1 Batista手術とは
- 5.2.2 Batista手術法
- 5.2.3 Batista適応
- 5.3 手術成績
- 5.3.1 Batista手術の手術成績
- 5.3.2 Batista手術以外の成績
- 5.4 拡張型心筋症にBatista手術が有効かどうか?
- 6. Dor手術
- 6.1 はじめに
- 6.2 Dor手術の位置づけと意義
- 6.3 手術方法
- 6.4 手術適応症例の判定
- 6.5 術後管理
- 6.6 手術成績
- 6.7 おわりに
- 7. IHSSに対する手術
- 7.1 はじめに
- 7.2 HOCMの病態
- 7.3 手術適応
- 7.4 手術
- 7.4.1 心筋切開切除術
- 7.4.2 僧帽弁置換術
- 7.5 ペースメーカーによる治療
- 7.6 カテーテルを用いたケミカルアブレーションによる治療
- 7.7 おわりに
- 8. 心筋梗塞後心室中隔穿孔に対する左室形成術
- 8.1 はじめに
- 8.2 VSP手術の従来法
- 8.3 infarction exclusion法(心内膜パッチによる左室形成術)の考案
- 8.4 infarction exclusion法の手術方法
- 8.4.1 anterior VSPの手術手技
- 8.4.2 posterior VSPの手術手技
- 8.5 infarction exclusion法の応用
- 8.6 合併手術としての冠状動脈バイパス術(Coronary Artery Bypass Grafting;CABG)
- 8.7 おわりに
- 9. 最新の不整脈の外科治療
- 9.1 はじめに
- 9.2 術中電気生理学検査法
- 9.2.1 心表面マッピング
- 9.2.2 心内膜マッピング
- 9.3 心室頻拍に対する手術
- 9.3.1 虚血性心室頻拍
- 9.3.2 非虚血性心室頻拍
- 9.4 心房細動に対する手術
- 9.5 心室細動に対する手術
- 9.6 WPW症候群の手術
- 9.7 未来の手術
- 10. 植え込み型補助人工心臓
- 10.1 はじめに
- 10.2 末期的重症心不全治療における補助人工心臓と心臓移植
- 10.3 末期的重症心疾患における補助入工心臓による機械的循環補助の適応
- 10.4 埋め込み型補助人工心臓の利点
- 10.5 心臓移植待機者に対する埋め込み型左室補助人工心臓使用の臨床成績
- 10.6 補助人工心臓装着患者の管理上の問題点
- 10.7 今後の展望
- 第6章 大動脈瘤に対する手術の最前線P.116閲覧
- 1. 逆行性脳灌流法の現況と問題点
- 1.1 はじめに
- 1.2 逆行性脳灌流法の歴史
- 1.3 術式
- 1.3.1 弓部全置換術
- 1.3.2 遠位弓部置換術
- 1.4 臨床成績
- 1.5 動物実験
- 1.6 考察
- 1.7 結語
- 2. 大動脈弁輪拡張症に対するaortic root remodeling法
- 2.1 はじめに
- 2.2 手術手技
- 2.3 手術成績
- 2.4 手術適応
- 2.5 解剖学的検討
- 2.6 おわりに
- 3. 急性A型大動脈解離に対する外科治療の現況と今後の展望
- 3.1 はじめに
- 3.2 外科治療の現況
- 3.2.1 標準的手術術式
- 3.2.1.1 断端形成法
- 3.2.1.2 大動脈弁の処置
- 3.2.2 早期成績
- 3.2.3 遠隔成績
- 3.3 外科治療の問題点
- 3.3.1 断端形成法の新しい展開 ―Elephant trunk法の応用
- 3.3.2 弓部大動脈置換術の適応
- 3.3.3 臓器虚血への対処
- 3.3.4 早期血栓閉塞型の手術適応
- 4. 弓部大動脈瘤治療上のstrategy
- 4.1 はじめに
- 4.2 術前管理
- 4.3 術中管理
- 4.4 致達経路
- 4.5 補助手段
- 4.5.1 対外循環
- 4.5.2 脳虚血防止の補助手段
- 4.6 人工血管の選択
- 4.7 手術手技
- 4.7.1 真性弓部大動脈瘤
- 4.7.2 広範囲胸部大動脈瘤
- 4.7.3 解離性大動脈瘤
- 4.8 おわりに
- 5. 遠位弓部大動脈瘤手術 ―左開胸逆行性脳循環法による方法
- 5.1 はじめに
- 5.2 左開胸逆行性脳循環法の原理
- 5.3 手術適応
- 5.4 手術手技
- 5.4.1 遠位端が下行大動脈の中央部より遠位であるとき
- 5.4.2 送血を上行大動脈に置くとき
- 5.4.3 冠動脈疾患を伴ったとき
- 5.4.4 遠位弓部大動脈瘤手術のアプローチをどうするか
- 5.4.5 左開胸遠位弓部大動脈瘤手術の長所と短所
- 5.5 成績
- 5.6 まとめ
- 6. Spinal cord injury防止からみた胸部大動脈瘤の手術対策
- 6.1 はじめに
- 6.2 発生メカニズムと予防法
- 6.3 補助手段
- 6.4 手術方法
- 6.5 まとめ
- 7. 胸腹部大動脈瘤に対する治療の最前線
- 7.1 はじめに
- 7.2 自験例の成績とその問題点
- 7.2.1 超低体温法応用下の手術
- 7.2.2 胸腹部大動脈瘤の外科治療における最近の問題点
- 7.2.3 腹部臓器の虚血予防について
- 7.3 おわりに
- 8. 腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術
- 8.1 はじめに
- 8.2 ステントグラフトの黎明
- 8.3 ステントグラフト内挿術の実際
- 8.4 分岐型(Y型)ステントグラフト
- 8.5 企業製造ステントグラフト
- 8.6 実施上の問題点と対策
- 8.6.1 留置困難
- 8.6.2 エンドリーク(endoleak)
- 8.6.3 グラフト狭窄、閉塞
- 8.6.4 血栓塞栓症
- 8.6.5 腸管虚血
- 8.6.6 位置移動(migration)
- 8.7 おわりに
- 第7章 大静脈疾患に対する手術の最前線P.162閲覧
- 1. 上大静脈症候群の外科治療
- 1.1 はじめに
- 1.2 上大静脈症候群の原因と発生頻度
- 1.3 病態生理と病型
- 1.4 臨床症状
- 1.5 診断
- 1.5.1 静脈造影
- 1.5.2 CT
- 1.5.3 MRI,MRA
- 1.6 手術適応
- 1.7 手術方法
- 1.8 教室における上大静脈再建術症例
- 1.9 症例呈示
- 1.9.1 浸潤型胸腺腫例
- 1.9.2 血管ベーチェット症例
- 1.10 おわりに
- 2. 下大静脈閉塞症
- 2.1 はじめに
- 2.2 下大静脈閉塞の病因および病態
- 2.2.1 病因
- 2.2.2 病態
- 2.2.2.1 Budd-chiari症候群を伴う下大静脈閉塞の病態
- 2.2.2.2 Budd-chiari症候群を伴わない病態
- 2.3 下大静脈閉塞(主にBudd-chiari症候群合併例)の診断
- 2.4 下大静脈閉塞症の治療
- 2.4.1 Budd-chiari症候群の治療
- 2.4.1.1 薬剤療法
- 2.4.1.2 Interventional Radiology
- 2.4.1.3 シャント手術
- 2.4.1.4 直視下外科治療
- 2.4.1.5 肝移植
- 2.4.2 外科的下大静脈再建
- 第8章 心血管の画像診断の進歩 P.176閲覧
- 1. ヒト心筋31P磁気共鳴スペクトロスコピー
- 1.1 磁気共鳴スペクトロスコピーの測定理論
- 1.1.1 核磁気共鳴
- 1.1.2 磁気共鳴スペクトロスコピー
- 1.1.3 NMR共鳴周波数
- 1.1.4 化学シフト
- 1.1.5 ヒト心筋MRS
- 1.1.6 心臓MRSの利点
- 1.2 ヒト心筋リンMRS測定の実際
- 1.2.1 体内金属の確認
- 1.2.2 表面コイルの装着
- 1.2.3 関心領域の設定
- 1.2.4 局在法の選択とシミング
- 1.2.5 信号収集
- 1.2.6 データ処理
- 1.2.7 NMR飽和因子補正
- 1.2.8 混入信号の補正
- 1.2.9 代謝物質定量
- 1.3 ヒト心筋MRSの実際例
- 1.3.1 健常例、高血圧症、肥大型心筋症
- 1.3.2 狭心症、心筋梗塞、健常者におけるハンドグリップ負荷
- 1.3.3 高エネルギーリン酸化合物と心筋バイアビリティ
- 2. 電子ビームCTによる循環器画像診断
- 2.1 はじめに
- 2.2 心臓領域におけるEBT
- 2.2.1 形態診断法としてのEBTの役割
- 2.2.2 形態診断におけるEBTの特徴
- 2.2.3 機能診断法としてのEBTの役割
- 2.2.4 機能診断におけるEBTの特徴
- 2.2.5 心疾患における撮像方法
- 2.2.6 各種心疾患におけるEBT
- 2.2.6.1 虚血性心疾患
- 2.2.6.2 弁膜症
- 2.2.6.3 先天性心疾患
- 2.3 大血管領域におけるEBT
- 2.3.1 大血管疾患におけるEBTの役割
- 2.3.2 大血管疾患におけるEBTの特徴
- 2.3.3 大血管領域における撮像方法
- 2.3.4 大動脈瘤
- 2.3.5 大動脈解離
- 3. 血管内視鏡による診断
- 3.1 血管画像診断法の現状と心血管内視鏡の特徴
- 3.1.1 血管画像診断法の現状
- 3.1.2 侵襲的な血管画像診断法の比較
- 3.1.3 血管内視鏡の限界
- 3.2 血管内視鏡の現状
- 3.2.1血管内視鏡で何がわかるか
- 3.2.1.1血栓
- 3.2.1.2 動脈硬化
- 3.2.2 心血管内視鏡の適応
- 3.2.3 心臓術中での臨床応用
- 3.2.4 血管内視鏡下血栓除去術
- 3.2.5 血管内視鏡下レーザー静脈弁切除
- 3.2.6 冠動脈疾患と血管内腔所見
- 3.2.7 血管内視鏡とインターベンション
- 3.2.8 新しい治療と血管内視鏡
- 4. PETによる診断の進歩
- 4.1 はじめに
- 4.2 PETの利点
- 4.2.1 心筋血流の解析
- 4.2.2 心筋のブドウ糖代謝の解析
- 4.2.3 心筋の酸素代謝の解析
- 4.3 PET検査の普及化
- 4.4 まとめ
- 5.心筋SPECTによる診断の進歩
- 5.1 はじめに
- 5.2 心筋SPECTの画像表示および定量化
- 5.2.1 心筋SPECTの一般的再構成
- 5.2.2 Bul's eye、展開図表示
- 5.3 心筋血流シンチグラフィー
- 5.3.1 使用核種
- 5.3.1.1 タリウム(201TI)
- 5.3.1.2 テクネシウム(99mTc)標識製剤
- 5.3.2 負荷心筋シンチグラフィー
- 5.3.2.1 運動負荷法
- 5.3.2.2 薬剤負荷法
- 5.3.2.3 タリウム(201TI)負荷心筋SPECT
- 5.3.2.4 テクネシウム(99mTc)標識製剤を用いた負荷心筋SPECT
- 5.3.3 心電図同期SPECT
- 5.4 障害心筋イメージング
- 5.4.1 急性心筋梗塞
- 5.4.2 その他の心疾患
- 5.5 心筋代謝イメージング
- 5.5.1 123I-BMIPP心筋SPECT(p-iodopehnyl-3(R,S)-methylpentadecanoic acid)
- 5.5.1.1 虚血性心疾患
- 5.5.1.2 心筋症
- 5.5.1.3 高血圧性肥大心
- 5.5.2 その他の代謝イメージング製剤
- 5.5.2.1 123I-9MPA(15p-iodophenyl-9-methyl-pentadecanoic acid)
- 5.5.2.2 123I-IPPA (iodophenyl pentadecanoic acid)
- 5.5.2.3 18F-FDG (fluorodeoxy glucose)
- 5.5.2.4 99mTc-nitoroimidazole
- 5.6 交感神経イメージング
- 5.6.1 心不全
- 5.6.2 心筋症
- 5.6.2.1 拡張型心筋症
- 5.6.2.2 肥大型心筋症
- 5.6.2.3 弁膜症
- 5.6.3 虚血性心疾患
- 5.6.3.1 狭心性
- 5.6.3.2 心筋梗塞
- 5.6.4 不整脈
- 5.6.5 心臓移植患者への応用
- 5.7 おわりに
- 6. 経食道心エコー図を用いた心筋内血流の評価
- 6.1 はじめに
- 6.2 方法と結果
- 6.2.1 心筋内血流の描出
- 6.2.2 血流速度の測定
- 6.3 心筋内血流について
- 6.4 術中モニターへの応用
- 6.5 ドプラエコー図の限界
- 6.6 結論
- 7. 循環器領域の超音波診断の最先端
- 7.1 はじめに
- 7.2 ハーモニックイメジング
- 7.2.1 原理と応用
- 7.2.2 ハーモニック特性
- 7.3 心機能評価、壁運動解析
- 7.3.1 収縮機能
- 7.3.2 拡張機能
- 7.3.3 Tei index
- 7.4 超音波心筋組織性状診断
- 7.4.1 IBS (integrated backscatter)
- 7.4.2 IBS計測の意義
- 7.5 リアルタイム三次元エコー
- 7.6 血管内エコー
- 7.6.1 現状
- 7.6.2 カラードプラ血管内エコー法
- 7.7 経静脈心筋コントラストエコー法
- 7.7.1 経静脈左心系エコーコントラスト剤
- 7.7.2 有効性と安全性
- 7.7.3 染影効果を増強させる新技術
- 技術資料編 P.225閲覧
- 高機能バルーンカテーテルの開発〜IABPバルーンカテーテル、PTCAバルーンカテーテル、薬剤投与カテーテル〜
- 1 はじめに
- 2 IABPバルーンカテーテル
- 2.1 日本人サイズのIABPバルーンの設計
- 2.2 優れた蛇行血管追従性
- 2.3 安全性の追求
- 2.4 下肢虚血対策
- 2.5 IABP関連の開発
- 3 PTCAバルーンカテーテル
- 3.1 PTCAについて
- 3.2 最新PTCAバルーンカテーテル
- 3.3 複合機能を有する薬剤投与カテーテル
- 4 おわりに
- 新しいコラーゲン被覆4分枝付き人工血管の紹介
- 1 はじめに
- 2 概略
- 3 製品紹介
- 4 まとめ
- 世界の心臓血管外科医からの高い評価 ―Prolene* & Ethibond* Excel―
- 1 はじめに
- 2 Prolene*
- 2.1 Ethicon*が心臓血管外科手術用に開発したTru-Taper*とEthalloy*(エチアロイ)
- 2.2 Ethicon*が開発したVisi-Black* Needle
- 2.3 Ethicon*が開発したBi-Curve Needle
- 3 Ethibond* Excel
- 4 おわりに
- メドトロニック社製人工弁
- 1 はじめに
- 2 機械弁:メドトロニック・ホール弁
- 2.1 デザイン的特徴
- 2.2 Physiologic Flow
- 2.3 臨床成績
- 3 生体弁
- 4 ステント付生体弁:Hancock II生体弁
- 4.1 デザイン的特徴
- 4.2 石灰化抑制処理
- 4.3 臨床成績
- 5 ステントレス生体弁 : フリースタイル生体弁
- 5.1 デザイン的特徴
- 5.2 固定処理方法
- 5.3 石灰化抑制処理
- 5.4 埋込み手技
- 5.5 臨床成績
- 6 ステント付生体弁 : Mosaic生体弁
- 6.1 デザイン的特徴
- 6.2 臨床成績
- 7 今後の展望
- ソーリンBICARBON弁
- 1 はじめに
- 2 材質
- 2.1 パイロライトカーボン
- 2.2 CARBOFILM TMの完成
- 2.3 各種実験で実証された有効性
- 2.4 CARBOFILM TMの幅広い応用
- 3 構造と各部の特色
- 3.1 ハウジング
- 3.2 ヒンジメカニズム
- 3.3 リーフレット
- 3.4 縫合輪の構造
- 4 臨床成績
- 5 新製品
- 新型人工心肺装置HAS型について
- 1 はじめに
- 2 新人工心肺装置の開発コンセプト
- 3 システムの概略
- 4 特徴
- 5 効果
- 6 主な仕様
- Novacor補助人工心臓システムの概要と現状
- 1 はじめに
- 2 社会的必要性
- 3 Novacor補助人工心臓システム
- 3.1 開発の歴史とグローバルな臨床状況
- 3.2 システムの概要
- 3.3 血液ポンプ
- 3.4 駆動原理
- 3.5 駆動制御
- 3.6 構成品
- 4 患者のQOLについて
- 5 可能性
- 6 まとめ
- 双眼ルーペについて
- 1 はじめに
- 2 双眼ルーペの分類
- 2.1 ガリレオタイプ双眼ルーペ
- 2.2 ケプラータイプ双眼ルーペ
- 2.3 双眼ルーペの比較
- 3 倍率と視野経及び焦点深度について
- 4 視度調整機構について
- 5 使用上の留意点
- 6 おわりに
- 電子走査型血管内超音波診断装置In-Vision
- 1 はじめに
- 2 電子スキャン方式
- 3 血流のカラー表示
- 4 In-Visionの特徴
- ATL社デジタル超音波診断装置HDI5000CV
- 1 はじめに
- 2 HDI5000CVの特徴
- 2.1 Broadband Digital beamformingとESP(Extended Signal Processing)
- 2.2 Broadband Flow Imaging
- 2.3 Tissue Harmonic Imaging
- 2.4 Power Motion Imaging
- 2.5 Tissue Doppler Imaging
- 2.6 Digital Video Streaming
- 3 Contrast Harmonic Imaging
- 3.1 2D Contrast Harmonic Imaging
- 3.2 PIH(Pulse Inversion Harmonics)
- 3.3 PHI(Power Contrast Harmonic Imaging)
- ドプラを使用しない新しい血流表示法
- 1 はじめに
- 2 B flow
- 2.1 Coded Excitation
- 2.2 B flowの実現
- 3 臨床例
- 4 まとめ
- 血管内超音診断装置
- 1 はじめに
- 2 超音波プローブ
- 3 診断装置の構成
- 4 装置使用上の留意事項
- 5 今後の展開
- 心臓血管外科領域におけるシーメンスCT最新技術
- 1 はじめに
- 2 マルチスライスX線CT「SOMATOM PLUS4 / Volume Zoom」
- 2.1 「スピード」スキャン時間の高速化
- 2.2 「ボリューム」スキャン範囲の拡大
- 2.3 「ディテール」XYZ全方向の画像分解能向上
- 3 プロスペクティブECGトリガースキャン
- 4 レトロスペクティブECGゲートスキャン
- 5 臨床応用
- 5.1 カルシウムスコアリング
- 5.2 冠状動脈
- 5.3 心機能解析
- 5.4 心筋パーフュージョン
- 6 最後に
- 心臓血管外科領域におけるCT検査技術
- 1 はじめに
- 2 CTによるデータ収集方法
- 2.1 Retrospective ECG gating data acquisition
- 2.2 Prospective ECG gating data acquisition
- 2.3 心拍数の変動への対応
- 3 データ処理方法
- 4 臨床適応
- インターベンション対応循環器系X線診断装置Integris H5000
- 1 はじめに
- 2 Integris H5000シリーズの特長
- 2.1 安全性を追求したGアーム
- 2.1.1 ボディガード
- 2.1.2 スリップクラッチ
- 2.1.3 カウンターバランス
- 2.2 操作性
- 2.2.1 ビューパッドリモコン
- 2.3 徹底した線量管理
- 2.3.1 スペクトラビームフィルタ
- 2.4 画像
- 2.4.1 All Digital Imaging Chain CCD(Charge Coupled Dvice)
- 2.5 画像観察記録装置CDメディカル
- 3 Inturis on line
- 3.1 構成と機能
- 3.1.1構成
- 3.1.1.1 ネットワークコントロール (Network Control Link:NCL)
- 3.1.1.2 ストレージトランスファリンク(Storage Transfer Link:STL)
- 3.1.2 各部の機能
- 3.1.2.1 データ転送 : デジタルインタフェイス
- 3.1.2.2 短期データ保存 : イメージサーバ上 (on line)
- 3.1.2.3 観察 : 診断用ワークステーションDWS(Diagnostic Workstation)
- 3.1.2.4 長期データ保存 : マスアーカイブ
- 3.1.2.5 データ互換 : CD-Mトランスファステーション
- 4 おわりに
- バイプレーン循環器デジタルX線撮影システム Advantx LC/LP Plus&GEMNet
- 1 はじめに
- 2 製品概要
- 3 機能的特長
- 3.1 Advantx LC / LP Plusの操作性
- 3.2 X線撮影装置
- 3.3 循環器領域のめざす、デジタルネットワークの未来
- 3.4 DCR 500 Offiine DICOM Sneaker Network System
- 3.5 DCR 2000 Full DICOM Network System
- 4 まとめ
- ELK Angio Systemシリーズ循環器動画像ネットワークシステムELK Cadi-on-net
- 1 はじめに
- 2 ELK Cadi-on-net
- 2.1 オンラインシステム
- 2.2 オフラインシステム
- 2.2.1 デジタルシネアンギオプロジェクターDCAP-I
- 2.2.2 CD-Rメディア管理システムCD-500
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- 奥付