書籍名 |
司法精神医学 6 鑑定例集 |
出版社 |
中山書店
|
発行日 |
2006-02-10 |
著者 |
- 松下正明(総編集)
- 山内俊雄(編集)
- 山上皓(編集)
- 中谷陽二(編集)
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ISBN |
4521672914 |
ページ数 |
335 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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シリーズ |
司法精神医学
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閲覧制限 |
未契約 |
精神鑑定の重要な事例を多数収載.「歴史編」では歴史的に著名な鑑定例を紹介し,斯界を代表する著者らが考察,「実際編」では鑑定周囲の諸問題や各種病態に特有の責任能力判定の問題について論じた.また法曹各方面から鑑定のあり方について論じられている.
目次
参考文献
I 歴史編
P.7 掲載の参考文献
-
1) 岡田靖雄:相馬事件. 精神衛生法をめぐる諸問題, pp3-7, 松沢病院医局病院問題研究会, 東京 (1964)
-
2) 岡田靖雄:相馬事件における診断書. 岡田靖雄ほか (編), 精神科症例集 (上), pp53-62, 岩崎学術出版社, 東京 (1975)
-
3) 岡田靖雄:私説松沢病院史, pp117-124, 岩崎学術出版社, 東京 (1981)
-
4) 岡田靖雄:日本精神科医療史, pp134-138, 医学書院, 東京 (2002)
P.13 掲載の参考文献
-
1) 呉 秀三:精神病鑑定例, 1903〜1909, 復刻版, 精神医学神経学古典刊行会 (1976)
-
2) 児島惟謙:大津事件日誌, 家永三郎 (編注), 平凡社, 東京 (1971)
-
3) 中谷陽二:精神鑑定の事件史, 中央公論社, 東京 (1997)
-
4) 野村義文:大津事件, 葦書房, 福岡 (1992)
-
5) 岡田靖雄:呉秀三-その生涯と業績, 思文閣出版, 京都 (1982)
-
6) 榊 俶, 呉 秀三:増補改訂法医学提綱, 下編, 秋南書院, 東京 (1897)
-
7) 吉村 昭:ニコライ遭難, 岩波書店, 東京 (1993)
P.20 掲載の参考文献
-
1) 小熊健二:解説. 続・現代史資料3 アナーキズム, pp x-xxiv, みすず書房, 東京 (1988)
-
2) 虎ノ門ニ於ケル不敬事件ニ関スル調査 (特別高等警察研究資料第1, 大正14年6月). 続・現代史資料3 アナーキズム, pp1-64,みすず書房, 東京 (1988)
-
3) 虎ノ門事件 難波大助訊問調書 (付・鑑定書, 意見書). 続・現代史資料3 アナーキズム, pp65-126,みすず書房, 東京 (1988)
-
4) 虎ノ門事件 証人訊問調書 (梅田与一, 岡陽造, 歌川克己). 続・現代史資料3 アナーキズム, pp127-162,みすず書房, 東京 (1988)
-
5) 虎ノ門事件に就て (横田秀雄博士述, 中央教化団体聯合会). 続・現代史資料3 アナーキズム, pp163-182,みすず書房, 東京 (1988)
P.23 掲載の参考文献
-
1) 堀ノ内雅一:阿部定正伝, 情報センター出版局, 東京 (1998)
-
2) 村松常雄, 高橋角次郎:阿部定事件. 内村裕之ほか (監), 日本の精神鑑定, みすず書房, 東京 (1973)
P.28 掲載の参考文献
-
1) 赤澤史朗:近代日本の思想動員と宗教統制, 校倉書房, 東京 (1985)
-
2) 秋元波留夫:刑事精神鑑定講義, 創造出版, 東京 (2004)
-
3) 出口栄二:大本教事件, 三一新書, 東京 (1970)
-
4) 出口 斎 (編):神仙の人出口日出麿, 講談社, 東京 (1989)
-
5) 稲村 博:拘禁反応. 現代精神医学大系, 第24巻, 司法精神医学, 中田 修ほか(編), pp401-418, 中山書店, 東京 (1976)
-
6) 小田 晋:狂気・信仰・犯罪, 弘文堂, 東京 (1980)
-
7) 大本七十年史編纂会:大本事件史, 宗教法人大本, 京都 (1967)
-
8) 高橋紳吾:宗教と精神鑑定. こころの科学 75:65-69 (1997)
-
9) 内村祐之, 吉益脩夫 (監):日本の精神鑑定, みすず書房, 東京 (1973)
-
10) 山口 広, 中村周而, 平田広志ほか:カルト宗教のトラブル対策, 教育史料出版会, 東京 (2000)
P.32 掲載の参考文献
-
1) Bailey K:Human paleopsychology, LEE, New York (1985)
-
2) Berg S:Das Sexualverbrechen, Kriminalistik Verlag, Hamburg (1963)
-
3) KeuppL:Aggresivitat und Sexualitat, W Goldmann, Munchen (1971)
-
4) Kretschmer E:Diagnostik des triebhaften Verbrechers. Kriminalbiol Gegenwantsfragen 1:1 (1953)
-
5) Moss J (小田 晋ほか訳):「連続殺人犯」の心理分析, 講談社, 東京 (2002)
-
6) Senf R:Zur Psychologie des Lustmorders. Mschr Krim 18:299 (1811〜1812).
-
7) 内村祐之:小平事件. 内村祐之ほか (監), 日本の精神鑑定, みすず書房, 東京 (1973)
-
8) 古益脩夫:犯罪病理学, 朝日新聞社, 東京 (1955)
P.35 掲載の参考文献
-
1) 松本健一:大川周明, 作品社, 東京 (1986)
-
2) 内村祐之:わが歩みし精神医学の道, みすず書房, 東京 (1968)
-
3) 内村祐之:大川周明の精神鑑定. 内村祐之ほか (監), 日本の精神鑑定, pp155-178, みすず書房, 東京 (1973)
P.49 掲載の参考文献
-
1) 一審判決 (東京地裁, 昭和25年7月24日), 二審判決 (東京高裁, 昭和26年9月29日), 上告審判決 (最高裁, 昭和30年4月6日) (最高裁判所刑事判例集9巻4号:663-819より)
-
2) 秋元波留夫:内村祐之先生の業績-東京大学時代. 秋元波留夫 (監修), 内村祐之-その人と業績, 創造出版, 東京 (1982)
-
3) 秋元波留夫:迷彩の道標-評伝日本の精神医療-, NOVA出版, 東京 (1985)
-
4) 秋元波留夫:刑事精神鑑定講義, pp1-62, 創造出版, 東京 (2004)
-
5) 原田憲一:器質性精神障害と責任能力, 臨床精神医学 12:1113-1120 (1983)
-
6) 池田研二:平沢貞通氏脳の神経病理学的検討-長期経過を経た狂犬病ワクチン接種後脳脊髄炎後遺所見について-. 未発表 (2005)
-
7) 北潟谷仁:精神鑑定について-帝銀事件被告人平沢貞通の精神鑑定-. 札幌弁護士会会報210号:26-32 (1987)
-
8) 宮城音弥:帝銀事件を分析する. 推理ストーリー (1968)
-
9) Shiraki H:Rabies postvaccinal encephalomyelitis. Considered from clinical, neurpathological and epidemiological standpoints with reference to postvaccinal nervous system complications against Jamanese encephalitis and small pox. Nagano Y and Daven-port FM (eds), Proc Work Conf Sponsered by Japan-USA Coop Med Sci Program, pp155-193, Tokyo University Press, Tokyo (1971)
-
10) 白木博次:この道. 東京新聞夕刊. 1997年7月
-
11) 白木博次:帝銀事件被告平沢貞通氏の臨床像とその責任論ならびに旧狂犬病ワクチン禍の神経病理学. 未発表 (2004)
-
12) 内村祐之, 白木博次, 春原千秋:脱髄性脳脊髄炎の病理およびその発生機序-狂犬病ワクチンの予防接種による脳脊髄炎を中心として-. 精神神経学雑誌 56:503-535 (1955)
-
13) 内村祐之, 吉益脩夫:脱髄脳炎後の空想虚言症とその刑事責任能力について-大量殺人事件被告人の精神鑑定-. 精神 神経学雑誌 59:380-426 (1957)
-
14) 内村祐之:わが歩みし精神医学の道, みすず書房, 東京, pp305-322 (1968)
-
15) 内村祐之, 吉益脩夫:帝銀事件. 内村祐之, 吉益脩夫 (監修), 日本の精神鑑定, pp243-303, みすず書房, 東京 (1973)
-
16) 吉田哲雄, 西山 詮:脳器質患者の刑事責任能力について-狂犬病予防注射による脳炎後の1例に関する内村・吉益鑑定の批判を含めて-. 精神神経学雑誌 74:1-15 (1972)
P.55 掲載の参考文献
-
1) 北潟谷仁:精神鑑定について (14)-鑑定採否の基準 (2), 札幌弁護士会報 237:55-66 (1989)
-
2) 最高裁刑事判例集第7巻2号:305-328「殺人銃砲等所持禁止令違反被告事件」
-
3) 塚崎直樹:弘前事件における丸井鑑定の批判. 精神神経学雑誌 83 (2):109-116 (1981)
-
4) 山上 晧:精神鑑定と誤判. 日本弁護士連合会 (編), 現代法律実務の諸問題, pp393-434, 第一法規出版 (1987)
P.59 掲載の参考文献
-
1) 福島 章:金閣寺放火事件. 内村祐之ほか (監), 日本の精神鑑定, pp305-350, みすず書房, 東京 (1973)
-
2) 小林淳鏡:金閣寺放火僧の病誌. 犯罪学雑誌 26:126-134 (1960)
-
3) Kobayashl J:Pathographie des geistlichen Brandstifters des Kinkaku, des Goldnen Pavillions, eine psychiatrische Untersuchung. Bulletin of the Osaka Medical School 14:55-85 (1968)
P.65 掲載の参考文献
-
1) 青木紀博:責任能力と精神鑑定-法律学の立場から-. 刑法雑誌 27:650-664 (1986)
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2) Conrad K:Die beginnende Schizophrenie. Thieme, Stuttgart (1958)-山口直彦ほか (訳):分裂病のはじまり-妄想のゲシュタルト分析の試み-. 岩崎学術出版社, 東京 (1994)
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3) 前田雅英:刑法総論講義, 第3版, pp267-279, 東京大学出版会, 東京 (1998)
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4) 西山 詮:精神分裂病者の責任能力, 新興医学出版社, 東京 (1996)
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5) 西山 詮:刑事精神鑑定の実際, 新興医学出版社, 東京 (2004)
-
6) 大谷 實:一 心神喪失および心神耗弱と精神鑑定の拘束力 二 精神分裂病者の責任能力. 判例時報 1148:219-223 (1985)
-
7) 最三小決 S58・9・13:一 心神喪失又は心神耗弱の判断の性質 二 責任能力判断の前提となる生物学的要素及び心理学的要素についての判断権. 判例時報 1100:156-159 (1984)
-
8) 最三小決 S59・7・3:精神分裂病と責任能力. 判例時報 1128:38-40 (1984)
P.72 掲載の参考文献
-
1) 内村祐之, 吉益脩夫 (監):日本の精神鑑定, みすず書房, 東京 (1973)
P.75 掲載の参考文献
-
1) 石川義博:「連続射殺魔」少年事件. 福島 章 (編著), 現代の精神鑑定, pp9-118, 金子書房, 東京 (1999)
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2) 永山則夫:無知の涙, 合同出版, 東京 (1971)
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3) 永山則夫:木橋, 立風書房, 東京 (1984)
P.81 掲載の参考文献
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1) 山上 皓:偏執型と殺人. 犯罪誌 43:119-142 (1977)
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2) 山上 皓:パラノイアの法的能力. 精神医学 20:1333-1338 (1978)
P.87 掲載の参考文献
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1) 福島 章:通り魔事件の精神鑑定. 犯罪心理学研究II, pp113-190, 金剛出版, 東京 (1984)
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2) 福島 章:覚せい剤犯罪の精神鑑定, 金剛出版, 東京 (1994)
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3) 福島 章:覚せい剤犯罪者の精神能力. 金剛出版, pp39-48.東京 (1994)
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4) 風祭 元:深川の通り魔事件. 福島 章 (編著), 現代の精神鑑定, pp303-360, 金子書房, 東京 (1999)
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5) 佐木隆三:深川通り魔殺人事件, 文藝春秋, 東京 (1983)-文春文庫 (1987), 新風舎文庫 (2005)
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6) 佐藤光源, 柏原健一:覚せい剤精神病, 金剛出版, 東京 (1986)
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3) Foucault M:Dits et Ecrits (1976-1977), Gallimard, Paris (1994)-蓮実重彦ほか (監):ミッシェル・フーコー思考集成 VI, なぜピエール・リヴィエールの犯罪なのか, pp140-143, ピエール・リヴィエールの帰還, pp152-164, 筑摩書房, 東京 (2000)
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4) Foucault M:Les Anormaux. Cours au Cllege de France, Gallimard/Seuil, Paris (1999)-慎改康之 (訳):コレージュ・ド・フランス講義 1974-1975年度, 異常者たち, 筑摩書房, 東京 (2002)
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5) Foucault M:Moi. Pierre Riviere, ayant egorge ma mere...Un cas de parrieide au XIXr siecle. 《Collection Archives》, Gallimard Julliard. Paris (1973)-岸田 秀ほか (訳):ピエール・リヴィエールの犯罪-狂気と理性, 河出書房新社, 東京 (1986)
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7) 山口俊夫 (編):フランス法辞典, 東京大学出版会, 東京 (2002)
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9) Hunter R, MaCalpine I:Three Hundred Years of Psychiatry, 1535-1860, pp919-922, 0xford University Press, London (1963)
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10) 岩井宣子:精神障害者福祉と司法 (増補改訂版), 尚学社, 東京 (2004)
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11) 松下正明:精神医学と法. マクノートン・ルールを中心に. 松下正明 (編), 司法精神医学, 第1巻, 司法精神医学概論, 中山書店, 東京 (印刷中)
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12) 松下正明:司法精神医学会の創設にあたって-精神医学と法. 司法精神医学1 (準備中)
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13) Moran R:Knowing Right from Wrong. The lnsanity Defense of Daniel McNaughtan, Free Press, New York (1981)
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14) 西山 詮:刑事精神鑑定の実際, 新興医学出版社, 東京 (2004)
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3) Schreber DP:Denkwurdigkeiten eines Nervenkranken, Oswalt Mutze, Leipzig (1903) (Herausgegeben und eingeleitet von Samuel M. Weber, Verlag Ullstein, Frankfurt M-Berlin-Wien (1973)-渡辺哲夫 (訳):ある神経病者の回想録, 筑摩書房, 東京 (1990)
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