書籍名 |
CONTACT THERMOGRAPHY |
出版社 |
癌と化学療法社
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発行日 |
1988-08-20 |
著者 |
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ISBN |
4906225098 |
ページ数 |
123 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
わが国におけるサーモグラフィーの現状―その成績と問題点―を簡素に浮き彫りにしたものである。
目次
- 表紙
- 序
- 執筆者一覧
- 目次
- I. Thermography の歴史
- 赤外線サーモグラフィの歴史
- Contact thermography
- 1. Rigid type
- 2. Flexible type
- II. Contact thermography の原理
- Biothermometry 概説
- 1. 生体内温度直接計測
- 2. 生体内温度間接計測
- 3. 皮膚温度直接計測
- 4. 皮膚温度間接計測
- 液晶コレステロール膜による contact thermography
- 1. 液晶物質の発色機序
- 2. コレステロ一ル液晶の特性
- 3. コレステロ一ル液晶の臨床応用
- III. Contact thermogram を読むための基礎知識
- 正常乳房における contact thermogram 所見の検討
- 日内変動,月経周期と加齢に伴うサーモグラムの変化
- 1. 日内変動,月経周期によるサーモグラムの変化
- 2. 加齢によるサーモグラムの変化
- IV. Contact thermography の撮りかた
- 被検者の条件
- 環境条件
- 撮影条件
- 撮影手技
- 1. 接触時間 (撮影のタイミング)
- 2. プレートの選択と接触
- V. Contact thermogram の読みかたと判定
- 判定基準の設立の経緯
- 1. 判定基準の歴史
- 2. Gautherie の判定基準
- 3. 要因の抽出
- 4. 判定者間の読影所見一致率と ΔT の検討
- 5. 新判定基準 (rigid type contact thermography 用判定基準)
- 異常所見の具体例
- 1. 異常熱血管像
- 2. 局所高温域
- 3. 乳頭・乳輪の高温
- 4. 温度差
- 5. 全面高温
- 6. 不整熱輪郭像
- 判定基準の解説
- 1. 血管の異常 (P4, P5, P6)
- 2. 局所の高温 (H3, H4, P7)
- 3. 乳頭・乳輪の高温 (H5, H6, P7M)
- 4. 温度差 (H1, H3, H5, H7)
- VI. 診断率
- 対象 ・方法
- 診断成績
- 他の補助診断法との比較
- 確認試験の成績
- VII. 集団検診と contact thermography
- 検診対象者
- 検診順序
- 使用装置
- 検査環境
- 検査方法
- サーモグラフ ィ による集検の成績
- 検診においてのサーモグラムの異常所見のとらえかた
- 検診におけるサーモグラフィの役割
- 1. 無症状者のスクリーニング
- 2. High risk の指標
- 3. 予後因子
- 4. 触知不能乳癌の検出
- 検診におけるサーモグラフィの問題点
- VIII. Contact thermogram の読みかた
- 良性疾患における contact thermogram の読みかた
- 1. 線維腺腫 Fibroadenoma
- 2. 乳腺症 Mastopathy
- 3. 乳管拡張症 Duct ectasia
- 4. 膿療 Abscess および乳腺炎 Mastitis
- 良性疾患における診断基準と熱血管像
- 乳癌のサーモグラム
- 今後の展望
- 索引
- 奥付