書籍名 |
免疫物語 |
出版社 |
日本医学館
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発行日 |
2000-08-22 |
著者 |
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ISBN |
4890444505 |
ページ数 |
145 |
版刷巻号 |
第1版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
1798年,ジェンナーによる種痘の実施にはじまった免疫は,時代とともに基礎的な研究から臨床医学への応用が盛んとなり,今日では,生命の起源から,生命のナレの果に至るまで,免疫の知識と技術とが導入され,解析がつづけられている.こうした生命科学の発展のなかで,生命の尊厳に関して免疫学の発達がややもすると人間の倫理観をも危うくするような事態を提供するようになってきた.
目次
- 表紙
- はじめに
- 目次
- 1. 免疫系の誕生
- 2. 免疫について学習する
- 1. 免疫の原則
- 2. 免疫細胞の誕生
- 3. 胸腺という不思議な学校
- 4. B細胞のドグマ世界
- 3. 免疫系の発達史
- 4. 免疫の原則論から
- 1. キメラ物語(その1) 動物の例から
- 2. キメラ物語(その2) 人間の例から
- 5. 免疫系の舞台裏をのぞく
- 6. 免疫細胞の働き
- 7. 生命が脅かされている
- 1. 微生物との戦い
- 2. 宿命的な遺伝子背景と疾患
- 8. ウイルスと人間の生物戦争
- 9. ウイルスが教える免疫物語
- 10. 発癌ウイルスと免疫系の舞台劇
- 11. ウイルスの旅路から
- 12. 脳と免疫系との対話
- 1. 心のひずみと免疫能
- 2. ストレスが免疫系を動かす
- 3. 自閉症および心身症と免疫系
- 13. 香りと免疫
- 14. 老化と生体模様
- 1. 老いゆく細胞
- 2. テロメアとは
- 3. 活性酸素が老化を早める
- 4. 生物時計と老化
- 15. クローンとは
- おわりに
- 索引
- 奥付