書籍名 |
新しい診断と治療のABC13/代謝1 脂質異常症(高脂血症) 改訂第2版 |
出版社 |
最新医学社
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発行日 |
2008-07-25 |
著者 |
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ISBN |
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ページ数 |
498 |
版刷巻号 |
改訂第2版 |
分野 |
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シリーズ |
最新医学 別冊
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閲覧制限 |
未契約 |
シリーズ13巻「高脂血症」は2003年発刊以来ご好評のうちに約5年が経過し、その間の国内外の大規模臨床試験の報告、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版」の発表などを受け、タイトルも新たに改訂版を発刊することになりました。多くの新しい項目を追加し、最新の知見を余すことなく解説しています。その結果、通常の約倍のページ数となりました。
これ一冊で脂質異常症のすべてが分かる内容です。執筆陣は日本を代表する先生方です。是非ご一読ください。
目次
- 表紙
- 監修
- 序
- 目次
- 執筆者
- 第1章 概念・定義
- 概念と病型分類:
- 臨床疫学:
- (1) 高LDLコレステロール血症と動脈硬化性疾患
- (2) 高トリグリセリド血症と動脈硬化性疾患
- (3) 低HDLコレステロール血症・高HDLコレステロール血症と動脈硬化性疾患
- 第2章 病理・病態生理
- コレステロールの吸収メカニズム
- 小腸と肝臓におけるリポタンパク合成
- 病理:動脈硬化病変, 黄色腫 (皮膚, 腱) の組織像
- 病態生理:
- (1) リポタンパク質代謝とリポタンパク質受容体・酵素
- (2) 核内受容体・転写因子とリポタンパク調節機構
- (3) ARH, PCSK9とリポタンパク代謝
- (4) コレステロール逆転送と脂質転送タンパク
- (5) ABCトランスポーターとCholesterol Efflux
- 主要病態における遺伝子異常
- 粥状動脈硬化の血管生物学
- Atherogenic lipoproteinsの重要性:
- (1) 酸化LDL
- (2) レムナントリポタンパク
- (3) small dense LD
- (4) Lp(a), 糖化LDL, その他のAtherogenic lipoproteins
- 第3章 鑑別診断・病態解析のための検査とその解釈
- 第4章 管理・治療
- 管理:
- 治療薬剤:
- (1) HMG-CoA還元酵素阻害薬
- (2) フィブラート系薬剤
- (3) プロブコール
- (4) 陰イオン交換樹脂
- (5) 小腸コレステロールトランスポーター阻害薬
- (6) ニコチン酸誘導体
- (7) EPA (イコサペント酸エチル)
- (8) 他疾患の治療薬で脂質異常症を改善させる薬剤 (PPARγアゴニストなど)
- (9) 開発中の治療薬
- 治療薬のプラーク退縮効果
- 治療薬のpleiotropic effects
- 治療薬の代謝と薬物相互作用
- 薬物治療の選択基準と副作用
- LDL-アフエレシス
- 大規模臨床試験のエビデンス:
- 脂質異常症 (高脂血症) 治療と脳卒中
- メタボリックシンドロームと脂質異常症
- 低コレステロール血症と死亡率―LDLコレステロールの下げ過ぎは問題か?
- 若年者における脂質異常症の治療指針
- 女性における脂質異常症の治療
- 高齢者の脂質異常症の治療指針
- 脂質異常症治療薬の医療経済
- 第5章 ガイドライン
- 欧米の脂質異常症治療ガイドライン
- 動脈硬化性疾患予防ガイドライン―日本動脈硬化学会2007
- 第6章 低脂血症の病因, 診断と管理
- 座談会 動脈硬化予防を目指した脂質異常症 (高脂血症) 治療の現況と将来展望
- 略語集
- 奥付