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書籍詳細

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書籍名 医学教育マニュアル 5. シミュレーションの応用
出版社 篠原出版新社
発行日 1984-04-25
著者
  • 日本医学教育学会(監修)
  • 日本医学教育学会教育開発委員会(編集)
ISBN 4884120515
ページ数 235
版刷巻号 第1版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

日本医学教育学会創立 10 周年記念出版である本マニュアルは,卒前・卒後にわたるわが国の医学教育,コ・メディカル教育に携わる教員の教育活動の改善に資するために編集・発行されたものである.第 1 巻には,医学教育全体についての原理とアウトラインが示され,次いで第 2 巻以降では,第 1 巻でおおまかに記載された内容が,多数の例示とともにより深く詳しく解説され,具体的な教育活動への応用や問題解決への手がかりの示唆を得られるよう配慮された構成となっている.

目次

  • 表紙
  • 編集者・執筆者一覧
  • はじめに
  • 目次
  • 巻目次案内
  • 1. 従来の医学教育の問題点
    • 1-1 問題解決能力の教育と評価
      • 1-1-1 学生の学習意欲を低めている
      • 1-1-2 断片的知識は忘却されやすい
      • 1-1-3 教わった知識は必要なときに役に立たない
      • 1-1-4 知識は問題解決能力を保証しない
      • 1-1-5 従来の臨床講義は臨床問題解決能力の養成にはそれ程役に立っていない
      • 1-1-6 現在の臨床実習は臨床問題解決能力養成に本当に役に立っているのか
      • 1-1-7 現在の医学部での評価のあり方では問題解決能力は養成されない
    • 1-2 診療技術の教育と評価
    • 1-3 診療態度の教育と評価
      • 1-3-1 入試で評価できるのは医学学習への適性のみで医師としての人間性ではない
      • 1-3-2 一般教育の果たすべき役割
      • 1-3-3 基礎医学の果たすべき役割
      • 1-3-4 臨床医学の果たすべき役割
  • 2. 医学教育におけるシミュレーションとは
    P.11閲覧
    • 2-1 シミュレーションとは
    • 2-2 医学教育におけるシミュレーションとそのニード
  • 3. 医学教育におけるシミュレーションの役割
    P.15閲覧
    • 3-1 教授-学習プロセスにおける役割
      • 3-1-1 学習への動機づけ
      • 3-1-2 Problem-based Learningによる問題解決能力の養成
      • 3-1-3 診療技術の養成
      • 3-1-4 医師としての態度・習慣の養成
      • 3-1-5 自己学習への利用
    • 3-2 評価における役割
      • 3-2-1 シミュレーションテスト(Simulation test)とは
        • 3-2-1-1 Written Simulation Test
        • 3-2-1-2 Oral Simulation Test(Structured Oral Exami-nation)
        • 3-2-1-3 Simulated practical Exami-natlon
      • 3-2-2 認知領域における役割
      • 3-2-3 精神運動領域における役割
      • 3-2-4 情意領域における役割
      • 3-2-5 統合されたcompetenceの評価
  • 4. 医学教育におけるシミュレーションの種類と特徴
    P.34閲覧
    • 4-1 Simulated Patient(SP模擬患者)
      • 4-1-1 Simulated patient
      • 4-1-2 Tamblyn女史のSP名演技例
      • 4-1-3 日本で育成された名SPたちとその使用経験
        • 4-1-3-1 出雲正剛君のSP名演技例
        • 4-1-3-2 宮崎道子女史のSP名演技例
      • 4-1-4 SPによるシミュレーションの範囲
        • 4-1-4-1 消化器系
        • 4-1-4-2 循環器系
        • 4-1-4-3 呼吸器系
        • 4-1-4-4 内分泌系
        • 4-1-4-5 産婦人科系
        • 4-1-4-6 神経系
        • 4-1-4-7 精神・心理系
        • 4-1-4-8 看護教育
      • 4-1-5 SPの利点とその限界
    • 4-2 ロールプレイ(Oral Simulation)
      • 4-2-1 医学教育におけるロールプレイとは
      • 4-2-2 従来の臨床講義の欠点を克服するためのRole Playing活用の実例
        • 4-2-2-1 従来の臨床講義の欠点
        • 4-2-2-2 ロールプレイを用いた臨床講義例(1)
        • 4-2-2-3 あくまでプライマリ・ケアの教育に徹したロールプレイを用いた臨床講義例(2)
      • 4-2-3 面接技法(患者への望ましいアプローチ)の教育におけるロールプレイの活用
        • 4-2-3-1 問診と面接の違い
        • 4-2-3-2 キンボール・ワークショップでの体験
        • 4-2-3-3 学生同志のロールプレイで導入した内科診断学の講義例
      • 4-2-4 小グループBSLにおけるRole Playingの活用
        • 4-2-4-1 学生同志のロールプレイ
        • 4-2-4-2 ロールプレイを使った救患医療の教育
      • 4-2-5 ロールプレイにおける教師と学生の任務と役割
      • 4-2-6 ロールプレイを用いた臨床講義・臨床実習の利点
      • 4-2-7 Structured Oral Examinationのあり方と実際例
        • 4-2-7-1 医学教育における従来の口頭試問の欠点
        • 4-2-7-2 Structured Oral Examinationとは
        • 4-2-7-3 Structured Oral Examinationの具体例
        • 4-2-7-4 Structured Oral Examinationの準備とその進め方のポイント
        • 4-2-7-5 Structured Oral Examinationにおける評価法
        • 4-2-7-6 基礎医学への応用
    • 4-3 Simulated Models
      • 4-3-1 Heart Sound Simulator:Cardio Patient Simulator
        • 4-3-1-1 医学教育における技術訓練
        • 4-3-1-2 新しい心臓病診察技術の教育
        • 4-3-1-3 心音Simulator(HSS)
        • 4-3-1-4 Cardiology Patient Simulator(Harvey)
        • 4-3-1-5 まとめ
      • 4-3-2 救急蘇生法モデル
        • 4-3-2-1 救急蘇生法モデル
        • 4-3-2-2 救急蘇生法モデルを用いた教育法の評価と使用経験
      • 4-3-3 その他のSimulated Models
        • 4-3-3-1 眼底検査モデル
        • 4-3-3-2 眼圧測定モデル
        • 4-3-3-3 分娩モデル
        • 4-3-3-4 婦人科内診モデル
        • 4-3-3-5 直腸診モデル
        • 4-3-3-6 皮下リンパ節モデル
    • 4-4 CAIとペーパーペーシェント
      • 4-4-1 症例シミュレーション演習カリキュラム
      • 4-4-2 CAIプログラム演習マニュアル
        • 4-4-2-1 CAIとは
        • 4-4-2-2 プログラムの構成と学習方法
        • 4-4-2-3 CAI学習装置(ハードウェア)
        • 4-4-2-4 学習の進め方と機器の操作法
        • 4-4-2-5 利用の手順フローチャート
        • 4-4-2-6 プログラム(ソフトウェア)リスト
        • 4-4-2-7 FLUIDMODの学習例
        • 4-4-2-8 McMaster大学プログラムの学習例
      • 4-4-3 ペーパーペーシェント(PaPa)演習マニュアル
        • 4-4-3-1 ペーパーペーシェント(PaPa)とは
        • 4-4-3-2 PaPaによる一般学習目標
        • 4-4-3-3 PaPa演習のカバーする領域
        • 4-4-3-4 PaPaの基本構成
        • 4-4-3-5 PaPa演習の方法
        • 4-4-3-6 PaPa演習の評価
        • 4-4-3-7 PaPaリスト
      • 4-4-4 症例シミュレーション演習フィードバックのためのアンケートの例
      • 4-4-5 わが国で利用できる医学教育CAIプログラム
    • 4-5 Computer Video Simulation
    • 4-6 Written Simulation
      • 4-6-1 MEQ(Modified Essay Ques-tions)
        • 4-6-1-1 MEQ(問題解決型客観論述試験)とは
        • 4-6-1-2 イギリスGP認定試験でのMEQの例
        • 4-6-1-3 MEQの利点
        • 4-6-1-4 MEQの欠点と対策
      • 4-6-2 PMP(Patient Management Problems)
        • 4-6-2-1 PMP
        • 4-6-2-2 PMP解答に当っての一般的指示
        • 4-6-2-3 PMPの具体例
        • 4-6-2-4 PMP具体例のねらいと教育目標
        • 4-6-2-5 PMP具体例のシナリオと構造(Block Diagram)
        • 4-6-2-6 PMPの採点法
        • 4-6-2-7 PMPで何が評価されるのか
        • 4-6-2-8 PMPの利点
        • 4-6-2-9 PMPの欠点
      • 4-6-3 SMP(Sequential Management Problem)
        • 4-6-3-1 SMPとは
        • 4-6-3-2 SMPの具体例
        • 4-6-3-3 SMP具体例の解答と配点表
        • 4-6-3-4 SMPの利点
        • 4-6-3-5 SMPの欠点
      • 4-6-4 CMP(Comprehensive Patient Management Problem)とPSE(Problem Solving Exercise)
  • 文献
    P.213閲覧
  • 和文索引
    P.216閲覧
  • 欧文索引
    P.218閲覧
  • 奥付