書籍名 |
医学教育マニュアル 3.教授―学習方法 |
出版社 |
篠原出版新社
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発行日 |
1982-07-15 |
著者 |
- 日本医学教育学会(監修)
- 日本医学教育学会教育開発委員会(編集)
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ISBN |
4884120264 |
ページ数 |
211 |
版刷巻号 |
第1版第2刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
日本医学教育学会創立 10 周年記念出版である本マニュアルは,卒前・卒後にわたるわが国の医学教育,コ・メディカル教育に携わる教員の教育活動の改善に資するために編集・発行されたものである.第 1 巻には,医学教育全体についての原理とアウトラインが示され,次いで第 2 巻以降では,第 1 巻でおおまかに記載された内容が,多数の例示とともにより深く詳しく解説され,具体的な教育活動への応用や問題解決への手がかりの示唆を得られるよう配慮された構成となっている.
目次
- 表紙
- 編集者・執筆者一覧
- 序
- はじめに
- 目次
- 各巻目次案内
- 1. あなたは教授-学習をどう考えていますか
- 2. 教授-学習とは
- 2-1 医学教育における問題点
- 2-1-1 なぜ問題が生じているか
- 2-1-2 その問題点
- 2-2 学生と教員(学習者と教授者)
- 2-2-1 教授-学習の主体者は学習者で, 教員はその助力者であることを認識する
- 2-2-2 学習者とのコミュニケーションをよくする(Communicate)
- 2-2-2-1 学習者のニードを把握する
- 2-2-2-2 学習者に学習目標-方略-評価方法を明示する
- 2-2-3 学習者を動機づける(Motivate)
- 2-2-4 学習者に問題解決ならびに技能習得の機会と場を与える
- 2-2-5 教授者-学習者間のフィードバックを密に行い, 教師は教授錯覚に陥らぬよう心がける
- 2-2-6 教員がよい教授者となるためにはどうすればよいか(Teacher Training)
- 2-3 教授-学習の原理
- 2-3-1 医学教育は劇場型か自動車学校型か
- 2-3-2 自動車学校の教育を分析すれば
- 2-3-3 教授-学習の過程
- 2-3-3-1 ニード(Need)
- 2-3-3-2 教育目標(Educational Obje-ctives)
- 2-3-3-3 学習方略(Learning Strategies)
- 2-3-3-4 評価(Evaluation)
- 2-4 カリキュラムとは
- 2-4-1 だれがカリキュラムを立案するか
- 2-4-2 一般目標
- 2-4-3 行動目標
- 2-4-4 学習方略ならびに資源
- 2-4-5 評価
- 2-4-6 教授単位のまとめ
- 2-4-7 カリキュラム立案・編成上の問題点
- 2-4-8 カリキュラムの採算性と弾力性
- 2-5 教授単位のカリキュラムの実例
- 3. いろいろな教授-学習方法-問題点とその対策
- 3-1 教授-学習方法とは
- 3-2 講義とは
- 3-2-1 一般講義とは
- 3-2-1-1 講義の時間と内容はどうあるべきか
- 3-2-1-2 教育媒体の利用
- 3-2-2 臨床講義とは
- 3-2-2-1 まえがき
- 3-2-2-2 旧来の臨床講義
- 3-2-2-3 なぜ臨床講義を必要とするか
- 3-2-2-4 臨床講義方法の改善はどのようにするか
- 3-2-2-5 臨床講義の教授案の書式
- 3-2-2-6 新・旧臨床講義方式による批判・感想
- 3-2-2-7 臨床講義の評価
- 3-2-3 示説
- 3-2-4 CPC
- 3-2-5 Reversed CPC
- 3-3 実習
- 3-3-1 実習の概説
- 3-3-1-1 実習とは
- 3-3-1-2 実習計画を立てるにさいして
- 3-3-1-3 本章のための説明
- 3-3-2 基礎医学実習(総論)
- 3-3-2-1 実習の目的
- 3-3-2-2 実習効果を高める工夫
- 3-3-3 基礎医学実習(各論)
- 3-3-3-1 各科目実習に先立って考慮すべき点
- 3-3-3-2 解剖学実習
- 3-3-3-3 生理学実習
- 3-3-3-4 生化学実習
- 3-3-3-5 薬理学実習
- 3-3-3-6 病理学実習
- 3-3-3-7 微生物学実習
- 3-3-3-8 寄生虫学実習
- 3-3-3-9 基礎医学の研究的実習
- 3-3-4 診断学実習
- 3-3-4-1 従来の診断学教育の問題点
- 3-3-4-2 診断学教育の再構築
- 3-3-4-3 問診・診察法の教育
- 3-3-4-4 おわりに
- 3-3-5 臨床実習
- 3-3-5-1 臨床実習の一般目標(GIO)および行動目標(SBO)
- 3-3-5-2 循環器内科を例にとったカリキュラムの作成例
- 3-3-5-3 選択的全日制臨床実習
- 3-3-5-4 臨床実習の評価
- 3-3-5-5 臨床実習の問題点と解決の方法
- 3-3-6 社会医学実習
- 3-3-6-1 衛生学, 公衆衛生学実習
- 3-3-6-2 法医学実習
- 3-3-6-3 社会医学実習の現状と問題点
- 3-4 グループ実習
- 3-4-1 小グループ学習
- 3-4-1-1 小グループ学習の構成
- 3-4-1-2 効果的な小グループ学習のために
- 3-4-1-3 小グループで使われる学習活動
- 3-4-2 ワークショップ
- 3-4-3 K-J法
- 3-4-4 バズディスカッション(Buzz Discussion)
- 3-4-4-1 バズディスカッショソとは
- 3-4-4-2 バズディスカッションの方法
- 3-4-5 ロールプレイ(Role Play)
- 3-4-5-1 ロールプレイとは
- 3-4-5-2 ロ一ルプレイの由来と効果
- 3-4-5-3 問題の解決への利用
- 3-4-5-4 臨床講義においてロールプレイの実施例
- 3-4-6 フィッシュボール(Fish Bowl)
- 3-5 個人学習
- 3-6 形成的評価-フィードバック
- 3-6-1 形成的評価とは
- 3-6-2 自己学習の向上-動機づけ
- 3-6-3 総括評価の予測
- 3-6-4 フィードバック-とくにブループリントの活用
- 4. 教育資源とは
- 4-1 教育資源とは
- 4-1-1 財政的資源
- 4-1-2 場所的資源
- 4-1-3 人的資源
- 4-1-4 物的資源
- 4-2 教授媒体とその活用原理
- 4-2-1 教授媒体の定義
- 4-2-2 教授媒体の選択の原則
- 4-3 教授媒体の種i類とその効果的使用法
- 4-3-1 教授媒体の種類
- 4-3-1-1 教科書・雑誌
- 4-3-1-2 プリント
- 4-3-1-3 プログラム学習書
- 4-3-1-4 黒板(または白板)
- 4-3-1-5 スライド, スライドプロジェクター
- 4-3-1-6 サウンド・アンド・サイト(Sound and Sight)またはテープス・ライド(Tape Slide)
- 4-3-1-7 オーバーヘッド・プロジェクター(Overhead Proje-ctor, OHP)
- 4-3-1-8 模造紙(Butcher's Paper)
- 4-3-1-9 模型・標本・実物
- 4-3-1-10 オペイク・プロジェクター(Opaque Projector)
- 4-3-1-11 映画
- 4-3-1-12 有線テレビ
- 4-3-1-13 ビデオ(VTR)またはクローズド・サーキットテレビ(CCTV)
- 4-3-1-14 聴覚媒体
- 4-3-1-15 シミュレーター(Simula-tor)
- 4-3-1-16 Computer Assisted Instru-ction(CAI)
- 4-3-1-17 レスポンス・アナライザー(Response Analyzer)
- 4-3-2 教授媒体使用の指針
- 4-4 講義室ならびに視聴覚機器教授媒体の整備上のポイント
- 4-4-1 講義室
- 4-4-1-1 照明
- 4-4-1-2 暗幕
- 4-4-1-3 スクリーンと黒板
- 4-4-1-4 コンセント
- 4-4-1-5 冷暖房装置
- 4-4-1-6 電話
- 4-4-1-7 ビデオ装置
- 4-4-1-8 カラー教材提示(映写)装置
- 4-4-1-9 顕微鏡テレビ装置
- 4-4-1-10 レスポンス・アナライザー
- 4-4-2 備品としての媒体
- 4-4-2-1 スクリーン
- 4-4-2-2 スライドプロジェクター
- 4-4-2-3 サウンド・アンド・サイトまたはテープ・ステイド
- 4-4-2-4 スライド自作用機器
- 4-4-2-5 オーバーヘッドプロジェクター(OHP)
- 4-4-2-6 オーバーヘッドプロジェクター(OHP)用透明資料(トラペン)自作機
- 4-4-2-7 実物(反射)投影機, エピディアスコープ, オペイク・プロジェクター
- 4-4-2-8 映画撮影機
- 4-4-2-9 映画映写機
- 4-4-2-10 テレビ・VTR
- 4-4-2-11 レスポンス・アナライザー(反応分析装置)
- 4-4-2-12 マイクロプロジェクター
- 4-4-2-13 討論用顕微鏡
- 4-4-3 製造ないし発売会社リスト
- 4-5 学習の場(川崎医科大学の実例を中心に)
- 4-5-1 いとぐち-いかなる施設よりも, 魂をこそ
- 4-5-2 環境-地理環境と, キャンパス環境
- 4-5-3 施設-プランと実際のギャップ
- 4-5-3-1 教育施設
- 4-5-3-2 付属施設
- 4-5-3-3 図書館
- 4-5-3-4 教員室
- 4-5-3-5 研究室
- 4-5-4 設備
- 4-5-5 評価
- 4-6 POS
- 4-6-1 POSとは
- 4-6-2 POSの効用
- 4-6-3 POSの基本構造
- 4-6-4 POSの問題点
- 4-6-5 医学教育(卒前)にどう使うか
- 4-6-6 むすび-4つ葉のクローバーを
- 4-7 人的資源-その種類と活用法
- 4-7-1 教師
- 4-7-1-1 常勤教師
- 4-7-1-2 非常勤教師
- 4-7-2 患者
- 4-7-2-1 模擬患者(Simulated Patient)
- 4-7-3 学生
- 4-7-4 学外の人的資源
- 4-7-5 教師開発
- 4-7-6 教育委員会
- 5. 教授-学習方法の評価
- 5-1 なぜ, 何を評価するか-評価の目的と対象-
- 5-2 だれが, いつ, どのように評価するか-評価者, 評価時期および評価方法-
- 5-2-1 だれが-評価者-
- 5-2-2 いつ-評価の時期-
- 5-2-3 いかに-評価の方法-
- 5-2-3-1 学習者の直覚による評価
- 5-2-3-2 学習過程(教授活動)の観察による評価
- 5-2-3-3 学習成果よりの評価
- 5-3 教授方法の評価の実際
- 5-3-1 学習者よりの評価
- 5-3-2 観察による評価
- 5-3-3 学習者の学習成果よりの評価
- 5-4 自己学習のための環境の評価
- 5-5 教員-教授方法の評価と管理
- 文献
- 「あなたは教授-学習方法をどう考えますか」 解答
- 「あなたは教授-学習方法をどう考えますか」 解説
- 和文索引
- 欧文索引
- 奥付
参考文献
文献
P.175 掲載の参考文献
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