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書籍詳細

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書籍名 細胞診教本 ―その基礎と実際―
出版社 宇宙堂八木書店
発行日 1971-02-20
著者
  • 田中昇(執筆)
  • 金子仁(執筆)
  • 田島基男(執筆)
  • 藤井純一(執筆)
  • 天神美夫(執筆)
  • 高橋正宜(執筆)
  • 信田重光(執筆)
  • 田中昇(編集責任)
ISBN
ページ数 263
版刷巻号 第1版
分野
閲覧制限 未契約

本書はacademic な細胞学、細胞病理学、病理学をふまえた上での細胞診への入口となる入門書になることに心掛けて記述してある。(本書を読まれる前により)

目次

  • 表紙
  • 執筆者 (執筆順)
  • 本書を読まれる前に
  • 主な参考書
  • 目次
  • 「細胞診教本」原色図別表
  • 第1部 序論
    • I. 細胞診断学の歴史と発達の過程
      • A. 検体採取法の開発
      • B. 細胞学的検査の進歩
      • C. 細胞診普及についての政策的関与
    • II. 細胞診断学の意義と組織学的診断法との関連
    • III. 細胞診技術者=スクリーナーの使命, 業務, 責任, 医師との関係
      • A. スクリーニング業務
      • B. 細胞診技術者の業務内容
        • 1. 細胞診技師の関与する検体採取
        • 2. 細胞診技術者, 細胞診医の能力と責任
        • 3. 良好な標本作製
    • IV. 細胞診倫理-検査倫理
  • 第2部 基礎編
    • I. 細胞診に必要な解剖・組織学
      • A. 組織発生の概要
      • B. 上皮性成分と非上皮性成分
        • 1. 皮膚
        • 2. 粘膜
        • 3. 漿膜
        • 4. 非上皮性成分
        • 5. 非上皮性細胞と上皮性細胞のちがい
      • C. 各種上皮組織の形態
      • D. 各種上皮細胞の存在部位
        • 1. 単層扁平上皮
        • 2. 単層立方上皮
        • 3. 単層円柱上皮
        • 4. 単層繊毛上皮
        • 5. 多列上皮
        • 6. 重層扁平上皮
        • 7. 移行上皮
      • E. 組織切片の上皮と剥離した上皮
        • 1. 重層扁平上皮
        • 2. 単層扁平上皮
        • 3. 単層円柱上皮
        • 4. 繊毛上皮
        • 5. 扁平上皮化生細胞
        • 6. 移行上皮
    • II. 細胞の基本構造と機能
      • A. 細胞の形, 大きさ
      • B. 原形質
        • 1. 原形質膜
        • 2. 原形質内構造物
          • a) 糸粒体
          • b) 小胞体およびリボゾーム
          • c) ゴルジ装置
          • d) 中心小体および中心体
          • e) ライソゾーム
      • C. 核
        • 1. 核小体 (仁)
        • 2. 核小体の形態と診断的意義
          • a) 核小体
          • b) 核小体の形
          • c) 核小体の染色性
        • 3. 核膜
        • 4. 染色質
        • 5. クロマチン (染色質) の形態と分類
      • D. 細胞分裂
        • 1. 無糸分裂
        • 2. 有糸分裂
      • E. 染色体とDNA
      • F. 性染色質
    • III. 細胞診に必要な基礎的病理学
      • A. 広い意味で病理学に根ざす細胞診
      • B. 病変のわくずけ
        • 1. 退行性病変
          • a) 萎縮
          • b) 変性
          • c) 壊死, 細胞壊死
        • 2. 進行性病変
          • a) 肥大
          • b) 再生
          • c) 化生
        • 3. 循環障害
        • 4. 炎症
          • a) 炎症と細胞診
          • b) 炎症の分類
        • 5. 腫瘍=新生物
          • a) 腫瘍とは
          • b) 腫瘍の構造
          • c) 腫瘍の型の表現
          • d) 発育の型式
          • e) 腫瘍のひろがり方
          • f) 腫瘍の良性, 悪性
          • g) 腫瘍の分類, 各型
          • h) 癌
          • i) 非上皮性悪性腫瘍 (肉腫)
          • j) 特殊型悪性腫瘍
    • IV. 形態学における診断過程の再認識と細胞診
    • V. 細胞診の適応および限界
      • A. 細胞剥離の可能性
        • 1. 腫瘍組織が表面に露呈していること
        • 2. 顕微鏡的な外界との交通
        • 3. 外界と交通を持たない場合 (深在癌)
      • B. 腫瘍表面壊死と組織型との関連
      • C. 細胞形態の読みと判別
    • VI. 細胞診の欠点・弱点および利点・長所
      • A. 欠点ないし弱点
      • B. 利点ないし長所
    • VII. 固定法とその理論 (付) coating固定
      • A. 固定の意義と目的
      • B. 固定剤と固定の機序
        • 1. アルコール
        • 2. アセトン
        • 3. 重金属
          • a) 重クローム酸
          • b) 重金属塩
      • C. 固定法の選択
      • D. 固定の一般的注意
      • E. 各種固定法による細胞の大きさに及ぼす影響
      • F. Coating固定 (coating fixative)=湿固定液に代るべき固定法
        • 1. Coating固定の目的, 必要性
        • 2. Coating固定の利点と使いわけ
        • 3. Air-sol spray式 coating固定法の実技と本固定剤の特徴
    • VIII. 染色の理論, 機序
      • A. 色素 (dye) について
      • B. 色素の酸性, 塩基性
      • C. 発色の機構
        • 1. 電気的結合に基くもの
        • 2. 色素の拡散度, 分子の大きさと細胞組織の微細網孔の大きさ, 密度の差に基くもの
        • 3. 化学反応に基くもの
          • a) PAS染色
          • b) Feulgen反応
        • 4. 物理的な浸透に基くもの
      • D. 色素と染色各論
        • 1. 間接色素-塩基性
        • 2. 直接色素-塩基性
          • a) Phenothiazine系
          • b) Xanthene系
          • c) Triphenylmethane系
        • 3. 直接色素-酸性
        • 4. 脂溶性色素
      • E. 多染 (polychrome) , 重染
      • F. Papanicolaou染色
  • 第3部 細胞診断学総論
    P.63閲覧
    • 1. 技術-手技
      • A. 顕微鏡の構造と取り扱い
        • 1. 芯出しを確実に行なうこと
        • 2. レンズ操作 (倍率を変える時)
        • 3. レンズの手入れ
        • 4. 検鏡を終了または中止する時
      • B. 塗抹標本の作製法
        • 1. 検体処理の方法 (塗抹前)
          • a) 喀痰
          • b) 胃洗滌液
          • c) 体腔液
          • d) 尿, 髄液
          • e) 十二指腸液, 膵液, 胆汁
        • 2. 塗抹法
          • a) 胃洗滌液
          • b) 喀痰
          • c) 体腔液, 尿など粘度の低い液状検体
          • d) 婦人科
          • e) 直視下, 透視下生検片の擦過塗抹
        • 3. 固定 (染色により2大別する)
          • a) 乾燥固定
          • b) 湿固定
      • C. 染色標本の作製法
        • 1. Papanicolaou染色
        • 2. May-Giemsa染色
        • 3. Hematoxylin-Eosin染色
        • 4. 螢光染色
        • 5. PAS反応 (過沃素酸 Schiff)
      • D. 塗抹標本の観察法
    • II. 異型細胞の篩別 (screening) の実際
      • A. 細胞群の見方
        • 1. 集合性出現
        • 2. 細胞の大小不同症
        • 3. 配列の大規則性
        • 4. 核所見の多様性
        • 5. 対細胞, 封入細胞
      • B. 細胞の見方
        • 1. 細胞全体として
          • a) 法外に大きなサイズ
          • b) 奇妙な形
          • c) 核対細胞質比 (N/C比) が大きい
        • 2. 細胞質について
          • a) 染色性の変化
          • b) 光学顕微鏡上の構造の変化
        • 3. 核について
          • a) 大きなサイズ
          • b) 核縁の不均等な肥厚
          • c) クロマチンの増量
          • d) クロマチンの形態分布の異常
          • e) 核小体の肥大と数の増加
          • f) 分裂異常
          • g) 多核
      • C. スクリーニング全体のまとめ
    • III. Papanicolaou分類とその意義
    • IV. 組織診と細胞診の関連
    • V. 判定結果の報告と記録保存法
      • A. スクリーニングを行なう技師が診断医に対して行なう報告事項
      • B. 細胞診断医が提出医に報告する事項
      • C. 記録保存法
  • 第4部 細胞診断学各論
    P.79閲覧
    • I. 女性性器の細胞診その1. 非癌
      • A. 婦人科細胞診の特徴
      • B. 女性性器の解剖
        • 1. 外陰
        • 2. 腟
        • 3. 子宮
          • a) 子宮体部
          • b) 子宮頸部
        • 4. 卵管
        • 5. 卵巣
      • C. 女性性器からの細胞採取法
        • 1. 腟円蓋部吸引スミア
        • 2. 子宮腟部擦過スミア
        • 3. 頸管内擦過スミア
        • 4. 子宮体部内膜スミア
      • D. 女性性器上皮よりの正常細胞
        • 1. 腟および子宮腟部の重層扁平上皮細胞
          • a) 基底細胞
          • b) 旁基底細胞
          • c) 中間細胞
          • d) 表層細胞
        • 2. 子宮頸内膜円柱上皮細胞
        • 3. 子宮体内膜細胞
          • a) 子宮内膜腺細胞
          • b) 子宮内膜間質細胞
        • 4. 子宮頸内膜細胞と子宮体内膜細胞の差異
        • 5. 腟内容塗抹標本に見られるその他の細胞成分
          • a) 血液成分
          • b) 組織球
          • c) 腟トリコモナス, カンデイダ, レプトトリックス, 結核
          • d) 精虫
          • e) デーデルライン桿菌
          • f) 薬剤成分
      • E. ホルモンの影響と細胞診
        • 1. 細胞成熟度指数
        • 2. 新生児の細胞像
        • 3. 幼児期の細胞像
        • 4. 思春期以前の細胞像
        • 5. 月経周期に伴なう細胞像
        • 6. 閉経期以後の細胞像
        • 7. エストロゲン投与と細胞像
        • 8. プロゲステロン投与と細胞像
        • 9. アンドロゲン投与と細胞像
        • 10. 副腎皮質ホルモン投与と細胞像
      • F. 妊娠および流産の細胞診
        • 1. 妊娠月数と細胞像
        • 2. 分娩時の細胞像
        • 3. 流産を予知するための細胞像およびトロホブラスト細胞
      • G. 女性性器の炎症と細胞診
        • 1. 慢性頸管炎と腟部びらんの細胞像
        • 2. トリコモナス腟炎と細胞像
        • 3. 老人性腟炎と細胞像
        • 4. その他の炎症と細胞像
          • a) カンジダ
          • b) レプトトリックス
      • H. 化生変化-扁平上皮化生
      • I. 変性および再生
    • II. 女性性器の細胞診その2. 癌および異型病変
      • A. 子宮癌診断上における細胞診の意義
      • B. 子宮頸癌の診断順序
        • 1. 特徴
      • C. 子宮頸部癌およびdysplasiaの細胞像
        • 1. dysplasia (異形成, 異形上皮)
          • a) 病理組織学的解釈
          • b) dysplasiaの細胞像
        • 2. 上皮内癌
          • a) 上皮内癌の組織像
        • 3. 進行癌・扁平上皮癌 (重畳癌)
          • a) 子宮頸癌の組織像
          • b) 扁平上皮癌 (重畳癌) の細胞像
          • c) 低分化型悪性細胞
        • 4. 子宮頸部腺癌
          • a) 子宮頸部腺癌の臨床的意義
          • b) 子宮頸部腺癌の細胞診上の特徴
      • D. 子宮体部癌
        • 1. 子宮内膜腺癌の組織像
        • 2. 子宮内膜腺癌の細胞像
          • a) 細胞採取法
          • b) 細胞所見
        • 3. 子宮内膜上皮内癌
        • 4. 腺類癌, 腺棘細胞癌
      • E. 放射線照射による細胞の変化
        • 1. 癌細胞の形態変化
          • a) 放射線線量による組織型別の癌細胞の形態的変化
          • b) 放射線による細胞傷害
        • 2. 放射線照射と予後との関係
          • a) Radiation Response (RR)
          • b) Sensitization Response (SR)
      • F. 子宮癌集団検診における細胞診の応用
      • G. 婦人科細胞診上の二, 三のこつ
        • 1. 多核細胞
          • a) 組織球
          • b) 子宮内膜結核時のラングハンス氏型巨細胞
          • c) ジンチチウム型トロホブラスト細胞
          • d) 多核の癌細胞
          • e) 放射線照射時の多核癌細胞
          • f) 多核にみえる腺癌細胞
        • 2. 核小体の目立つ場合
          • a) 腺癌
          • b) 上皮内癌
          • c) 扁平上皮化生
          • d) 腺細胞
          • e) 絨毛上皮腫
    • III. 呼吸器系の細胞診
      • A. 肺細胞診における技術的な事項-標本の採取から塗抹まで-
        • 1. 細胞診の手順
          • a) 喀痰検査法
          • b) 痰の肉眼的観察
          • c) 喀痰の塗抹の仕方
        • 2. 集細胞法
          • a) 酵素による液化法
          • b) 強振盪法
          • c) ミリポアフィルター法
        • 3. セルブロック法
        • 4. 喀痰誘発法-細胞剥離促進法-
          • a) エアゾール法
          • b) キモトリプシン注射法
        • 5. 気管支鏡下擦過法
        • 6. 選択的末梢病巣擦過法
      • B. 診断に関する事項-細胞のみかたから判定まで-
        • 1. 正常気道の組織像とその剥離細胞
          • a) 繊毛円柱細胞
          • b) 杯細胞-ゴブレット細胞
          • c) 深層細胞-基底細胞
          • d) 扁平上皮細胞
          • e) 組織球
        • 2. 喀痰中の非細胞性異常物質
          • a) シャルコライデン結晶
          • b) クルシュマン螺旋体
          • c) 類澱粉小体
          • d) 石灰化小体
          • e) 線維様物質
          • f) 弾力線維
          • g) Proteinaceous material
          • h) その他
      • C. 良性異常細胞像-円柱上皮細胞の変性異常-
        • 1. 多核形成
        • 2. 異常変性像
        • 3. 良性異常細胞-ClassIII周辺の細胞像-
          • a) 異型細胞 (atypische Zelle, atypical cell) という用語の使いかたについて
          • b) 増殖性基底細胞
          • c) 扁平上皮化生細胞
          • d) 異型上皮細胞
      • D. 悪性細胞の型分類
        • 1. 細胞型分類の意義について
        • 2. 扁平上皮型悪性細胞
          • a) 細胞群
          • b) 細胞質
          • c) 核
        • 3. 腺型悪性細胞
          • a) 細胞群
          • b) 細胞質
          • c) 核
        • 4. 大細胞性未分化型悪性細胞
          • a) 細胞群
          • b) 細胞質
          • c) 核
        • 5. 小細胞性未分化型悪性細胞
          • a) 細胞群
          • b) 細胞質
          • c) 核
    • IV. 消化器系の細胞診
      • A. 口腔の細胞診
        • 1. 細胞採取法
        • 2. 細胞像
          • a) 正常細胞
          • b) 悪性細胞
        • 3. 細胞診成績
          • a) 悪性腫瘍
          • b) 良性腫瘍, その他
      • B. 食道の細胞診
        • 1. 解剖学的事項
        • 2. 細胞像
          • a) 正常細胞
          • b) 悪性細胞
        • 3. 細胞採取法
          • a) 洗滌法
          • b) 擦過法
          • c) 生検タッチスミア法
        • 4. 成績
      • C. 胃細胞診
        • 1. 解剖学的事項
        • 2. 細胞像
          • a) 良性細胞
          • b) 悪性細胞
            • 1) 癌細胞
            • 2) 悪性リンパ腫細胞
          • c) 良性異型細胞
        • 3. 細胞採取法
          • a) たんぱく融解酵素洗滌法 (α-Chymotrypsin洗滌法, 酵素洗滌法)
          • b) Fibergastroscopeによる直視下細胞診
        • 4. 胃細胞診成績
      • D. 十二指腸の細胞診
        • 1. 解剖学的事項
          • a) 十二指腸粘膜
          • b) 総胆管上皮
          • c) 胆嚢
          • d) 膵管上皮
        • 2. 十二指腸液の細胞像
          • a) 良性細胞
          • b) 悪性細胞
        • 3. 細胞採取法
        • 4. 十二指腸液の細胞診成績
      • E. 大腸の細胞診
        • 1. 解剖学的事項
        • 2. 細胞像
          • a) 良性細胞
          • b) 悪性細胞
        • 3. 細胞採取法
          • a) 直腸鏡到達部
          • b) 直腸鏡非到達部
        • 4. 大腸細胞診の成績
    • V. 泌尿器系の細胞診
      • A. 検体の採取と標本作製法
        • 1. たんぱく酵素液洗浄法
        • 2. たんぱく分解酵素液貯留法
        • 3. 標本作製
        • 4. 濾過膜による集細胞法
      • B. 泌尿系の組織像と細胞成分
      • C. 良性細胞成分と細胞像
        • 1. 移行上皮細胞
        • 2. 扁平上皮細胞
        • 3. その他
      • D. 悪性細胞像
        • 1. 乳頭腫あるいは第1度乳頭癌における細胞像
        • 2. 移行上皮癌における細胞像
        • 3. 類表皮型および腺型悪性細胞
      • E. 前立腺癌と細胞診
      • F. 腎悪性腫瘍と細胞診
        • 〔付〕 腎孟尿管結石症における異常細胞
      • G. 尿中巨細胞封入体細胞
    • VI. 乳腺の細胞診
      • A. 乳腺の解剖組織
      • B. 乳腺の病理組織
        • 1. 急性乳腺炎
        • 2. マストパチー
        • 3. ダクトパピロマトージス
        • 4. 乳癌
        • 5. 乳腺分泌物と疾患との関係
      • C. 非癌例の細胞診
        • 1. 授乳期の乳汁
        • 2. マストパチーおよびダクトパピロマトージスの細胞診
      • D. 乳癌の細胞診
      • E. 割面スタンプ標本
      • F. 乳腺細胞診の実施
    • VII. 胸腹水の細胞診
      • A. 胸腹水の解剖組織
        • 1. 胸膜
          • a) 肺胸膜
          • b) 壁側胸膜
        • 2. 腹膜
          • a) 臓側腹膜
          • b) 壁側腹膜
        • 3. 胸膜, 腹膜の組織
      • B. 非癌性疾患の胸腹水
        • 1. 胸水のたまる疾患
        • 2. 腹水のたまる疾患
        • 3. 出現する細胞
          • a) 中皮細胞
          • b) 大食細胞
        • 4. 中皮細胞と大食細胞のちがい
      • C. 癌性疾患の胸腹水
        • 1. 一般的特徴
        • 2. 胃癌
        • 3. 肺癌
        • 4. 乳癌
        • 5. 卵巣癌
        • 6. 細網肉腫その他
      • D. 粘液染色, 殊にPAS染色, アルシアン青染色について
        • 1. 胸水癌細胞の粘液陽性率
        • 2. 腹水癌細胞の粘液陽性率
        • 3. PAS染色およびアルシアン青染色法
          • a) 細胞診のPAS染色
          • b) 細胞診のアルシアン青染色
      • E. 癌細胞の粘液染色
      • F. 胸腹水細胞診の実施
        • 1. 遠心沈澱
        • 2. 塗抹
        • 3. 固定
        • 4. 染色
      • G. Pore-filterによる集細胞法
        • 1. 使用法
        • 2. 方法手技
    • VIII. 非上皮性腫瘍および特殊稀少腫瘍の細胞診 (造血器系など)
      • A. 悪性リンパ腫
        • 1. スクリーニングのポイント
        • 2. 上皮性細胞との鑑別
          • a) 腺癌細胞との鑑別
          • b) 扁平上皮癌細胞との鑑別
          • c) 小細胞型未分化癌細胞との鑑別
        • 3. 反応性病変 (反応性細網症を含む)
      • B. 白血病
      • C. 神経芽細胞腫
      • D. 骨肉腫細胞
      • E. 悪性黒色腫
      • F. 筋肉腫, 線維肉腫など
    • IX. 脳脊髄液の細胞診
      • A. 脳脊髄液の細胞診に関連ある解剖学の概要
      • B. 集細胞法
        • 1. 遠心沈澱法
        • 2. Pore-filter法
        • 3. 自然沈澱法
      • C. 染色法
      • D. 髄液中に出現する細胞
        • 1. 正常時の細胞像
        • 2. 炎症など刺激状態
        • 3. 腫瘍細胞像
      • E. 腫瘍細胞の髄液中出現の意義
        • 〔付〕 封入体細胞
  • 索引
  • 奥付