書籍名 |
事例で学ぶ一般検診・特殊検診マニュアル 改訂第2版 |
出版社 |
宇宙堂八木書店
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発行日 |
2008-06-01 |
著者 |
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ISBN |
9784771950627 |
ページ数 |
271 |
版刷巻号 |
改訂第2版 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
平成20年施行の改正労働安全衛生規則に対応した最新版!あなたの判断ミスが個人賠償責任にも!こんなケースで事業者および医師・産業医・産業保健担当者の責任は何%?53の事例を挙げ詳しく解説。現場に即した健康診断の知識が満載。
目次
- 表紙
- 改訂第2版発刊にあたって
- 執筆者一覧
- 関係法令ならびに略語表
- 法律・規則等掲載頁一覧
- 目次
- 第1章 健康診断の意義
- A. 健康診断の歴史
- 1. 従業員採用時の身体検査法
- 2. 定期健康診断法
- 3. 健康診断項目
- B. 健康診断の意義 Case1
- 1. 健康診断の目的
- 2. 実施主体と責任
- 3. 健康診断の種類 Case2
- 4. 健康診断の企画と立案
- 第2章 一般健診
- A. 定期健康診断 Case3
- 1. 健康診断の目的
- 2. 健康診断の実施について
- 3. 健康診断で実施する項目と診断結果の取り扱いについて
- 4. 既往歴及び業務歴の調査
- 5. 自覚症状及び他覚症状の有無の検査
- 6. 身長・体重・腹囲
- 7. 視力
- 8. 聴力(1000ヘルツ及び4000ヘルツ)検査 Case4
- 9. 胸部エックス線検査 Case5
- 10. 喀痰検査
- 11. 血圧の測定 Case6
- 12. 貧血検査(血色素量,赤血球数) Case7
- 13. 肝機能検査(GOT,GPT,γ-GTP) Case8
- 14. 血中脂質検査(LDLコレステロール,HDLコレステロール,トリグリセライド) Case9
- 15. 血糖検査・尿検査(糖) Case10
- 16. 尿蛋白 Case11
- 17. 心電図検査 Case12
- 18. 健診時にみる皮膚所見 Case13-1〜5
- B. 雇入時の健康診断
- 1. 雇入時の健康診断の法的な位置づけ
- 2. 雇入時の健康診断の実際
- 3. 雇入時健康診断の事後措置
- C. 特定業務従事者の健康診断 Case14
- 1. 対象となる業務と対象者
- 2. 健康診断の時期,項目と頻度
- 3. 健康診断の有所見基準
- D. 海外派遣労働者の健康診断 Case15
- 1. 海外派遣労働者の健康問題
- 2. 海外派遣労働者への健康対策
- 3. 海外派遣労働者の健康診断とその目的
- 4. 要精査となった者への対応
- 5. 要経過観察となった者への対応
- 6. 要治療となった者への対応
- 7. 法定項目以外に追加する検査
- 8. 海外滞在中の健康診断
- 9. 帯同する家族の健康診断
- E. 結核の健康診断 Case16
- 1. 排菌の確認
- 2. 感染源の調査
- 3. 排菌している場合の対応
- 4. 結核感染を診断する検査(ツ反検査,QFT検査)
- 5. 潜在性結核感染症の治療
- 6. 胸部エックス線検査
- F. 給食業務員の検便 Case17
- 1. 腸管出血性大腸菌感染症
- 2. コレラ及び細菌性赤痢
- 3. 腸チフス及びパラチフス
- 4. 食中毒または食中毒疑い事例の際の対応
- 第3章 法定の特殊健診
- A. じん肺健康診断 Case18
- 1. 対象者と健診の種類
- 2. じん肺健診の流れと内容
- 3. 医師の診断,医師の意見,判定する基準
- 4. 実施上の注意点
- 5. 事後措置の方法と当該事例
- 6. その他,関連法規等
- B. 石綿健康診断 Case19
- 1. 石綿とその利用の広がり
- 2. 対象者
- 3. 石綿障害予防規則に基づく健康診断
- 4. 所見の読み方,医師の診断
- 5. 記録,医師の意見,事後措置
- 6. 関連法規等
- 7. 当該Caseについて
- C. 有機溶剤健康診断 Case20
- 1. 有機溶剤の定義,種類と用途
- 2. 健康診断対象者及び時期
- 3. 検査項目
- 4. 尿中代謝物測定の実施
- D. 鉛健康診断 Case21
- E. 四アルキル鉛健康診断
- F. 電離放射線健康診断
- 1. 最低限知っておかねばならない法律
- 2. 電離放射線被曝に関する知識の整理
- G. 高圧室内潜水健康診断 Case22
- 1. 高気圧環境作業者の健康に係わる安全衛生規則
- 2. 圧気作業の形態から生じる特殊健康診断の問題点
- 3. 本事例での検証
- 4. 今後の課題
- H. 特定化学物質健康診断
- 【製造禁止物質】
- 1. ベンジジン及びその塩 Case23
- 2. 4-アミノジフェニル及びその塩
- 3. 石綿(アスベスト)
- 4. 4-ニトロジフェニル
- 5. ビス(クロロメチル)エーテル
- 6. β-ナフチルアミン及びその塩
- 【第1類物質(許可物質)】
- 1. ジクロルベンジジン及びその塩
- 2. α-ナフチルアミン及びその塩
- 3. 塩素化ビフェニル(PCB)
- 4. オルト-トリジン及びその塩
- 5. ジアニシジン及びその塩
- 6. ベリリウム Case24
- 7. ベンゾトリクロリド Case25
- 【第2類物質】
- 1. アクリルアミド Case26
- 2. アクリロニトリル
- 3. アルキル水銀化合物(アルキル基がメチル基又はエチル基である物に限る)
- 4. エチレンイミン
- 5. エチレンオキシド Case27
- 6. 塩化ビニル Case28
- 7. 塩素
- 8. オーラミン
- 9. オルト-フタロジニトリル
- 10. カドミウム及びその化合物
- 11. クロム酸及びその塩
- 12. クロロメチルメチルエーテル
- 13. 五酸化バナジウム
- 14. コールタール Case29
- 15. 三酸化砒素
- 16. シアン化カリウム
- 17. シアン化水素
- 18. シアン化ナトリウム
- 19. 3,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン
- 20. 臭化メチル
- 21. 重クロム酸及びその塩
- 22. 水銀及びその無機化合物 Case30
- 23. トリレンジイソシアネート Case31
- 24. ニッケルカルボニル
- 25. ニトログリコール
- 26. パラ-ジメチルアミノアゾベンゼン
- 27. パラ-ニトロクロルベンゼン
- 28. フッ化水素 Case32
- 29. β-プロピオラクトン
- 30. ベンゼン
- 31. ペンタクロロフェノール及びそのナトリウム塩
- 32. マゼンタ
- 33. マンガン及びその化合物
- 34. 沃化メチル
- 35. 硫化水素
- 36. 硫酸ジメチル
- I. 歯科特殊健診 Case33
- J. その他酸素欠乏症 Case34
- 第4章 指導勧奨によるもの
- A. 指導勧奨による特殊健診
- 1. 紫外線・赤外線 Case35
- 2. 騒音 Case36
- 3. マンガン化合物(塩基性酸化マンガンに限る)
- 4. 黄りん
- 5. 有機りん剤 Case37
- 6. 亜硫酸ガス
- 7. 二硫化炭素
- 8. ベンゼンのニトロアミド化合物
- 9. 脂肪族の塩化又は臭化炭化水素
- 10. 砒素又はその化合物(三酸化砒素を除く)
- 11. フェニル水銀化合物
- 12. アルキル水銀化合物(アルキル基がメチル基又はエチル基であるものを除く)
- 13. クロルナフタリン
- 14. 沃素(ヨウ素)
- 15. 米杉,ネズコ,リョウブ,ラワンの粉じん
- 16. 超音波溶着機
- 17. メチレンジフェニルイソシアネート(M.D.I)
- 18. 金銭登録作業
- 19. 引金付工具
- 20. キーパンチ・VDT作業
- 21. 振動 Case38
- 22. 重量物取り扱い作業,介護作業等腰部に著しい負担のかかる作業 Case39
- 23. レーザー機器
- 24. その他
- B. 健康測定(心とからだの健康づくり) Case40
- 1. 健康測定の意義
- 2. 問診
- 3. 生活状況調査
- 4. 診察
- 5. 医学的検査
- 6. 運動機能検査
- 7. 運動等指導票の作成
- C. 深夜業の自発的健康診断 Case41
- 1. 深夜業の自発的健康診断と特定業務従事者の健康診断の相違
- 2. 深夜業の自発的健康診断の内容
- 3. 深夜業の自発的健康診断に基づく就業上の措置
- D. 過重労働による健康障害の防止 Case42
- 1. 長時間労働者の面接指導
- 2. 対象者
- 3. 内容
- 4. 事後措置
- 5. 個人情報保護
- 第5章 企業の判断で実施しているもの
- A. 採用にあたっての健康診断 Case43
- 1. 採用にあたって行う健康診断の法的な位置づけ
- 2. 産業医のかかわり
- 3. ではどうすればよいのか
- 4. 冒頭のケースについて
- B. 心の健康づくりのための検査 Case44
- 1. 疲労蓄積度自己診断チェックリスト
- 2. 職場における心理的負荷評価表
- 3. メンタルヘルスの問診票
- C. がん検診 Case45
- 1. がん検診の「評価判定」
- 2. 検診に伴う不利益
- 3. がん検診の現状
- D. 人間ドック Case46
- 1. 健康診断の目的
- 2. 健康診断の方法
- 3. 健康診断実施上の注意点
- 4. 所見の読み方
- 5. 有所見・医師の診断・医師の意見とする基準
- 6. 実施主体と責任
- 7. 特定健康診査及び特定保健指導
- 8. その他関連法規
- 第6章 健康診断の事後措置
- A. 有所見の意義と捉え方 Case47
- 1. 健康管理区分と就業上の措置について
- 2. 結果報告の仕方
- 3. 健康診断の結果に基づく保健指導
- B. 面接指導-長時間労働者に対する医師の面接指導
- 1. 対象者
- 2. 面接指導を行う時期と実施者
- 3. 確認事項
- 4. 対象者に対する指導と事業者へのアプローチ
- 5. 証明と記録の作成
- 6. 月80〜100時間の時間外労働を行った労働者
- C. 労災保険の二次健康診断 Case48
- 1. 二次健康診断導入の経緯
- 2. 二次健康診断の流れ
- 3. 既往歴・家族歴の問診
- 4. 空腹時血中脂質検査
- 5. 空腹時血糖値検査
- 6. ヘモグロビンA1c検査
- 7. 負荷心電図
- 8. 心エコー検査
- 9. 頸部エコー検査
- 10. 微量アルブミン尿検査
- 11. 特定保健指導
- 12. 特定健康診査との関係
- D. 健康管理手帳 Case49
- E. 衛生委員会の活用 Case50
- F. 健康増進法と健康手帳 Case51
- 1. 健康増進法と健康手帳
- 2. 健康手帳の利用の実際
- 3. 特定健康診査及び特定保健指導
- G. プライバシーの保護と守秘義務 Case52
- 1. プライバシーと健康情報の保護
- 2. 労働安全衛生法等における健康情報の取扱い
- 3. 個人情報保護法と守秘義務
- H. 健康情報の活用:疫学研究・EBMの活用 Case53
- 1. 疫学研究の産業医学の現場での活用
- 2. 将来の予測を説明する上での根拠
- 3. 産業医にとって必要な疫学の知識-Prospective cohort studyを中心にして
- 4. Prospective cohort studyによく用いられる統計学的手法とは
- 5. Historical cohort studyとProspective cohort studyの違い
- 6. オッズ比とハザード比を用いた表の記載方法
- 7. 論文の読み方の実際
- 8. 上記以外のチェック項目
- 9. エビデンスを作り出す場合
- 10. Caseの答え
- 索引巻末
- 奥付
参考文献
第1章 健康診断の意義
P.12 掲載の参考文献
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1) Wilson JMG, Jungner G:Principles and practice of screening for disease. Geneva:WHO; 1968.
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2) すみれ病院ホームページhttp://www.thyroid.jp/slide/hokenni2003.files/frame.htm
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4) 堀江正知:肥満と腹囲. 公衆衛生 72(2):138-142, 2008.
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P.76 掲載の参考文献
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3) 森永謙二, 編:職業性石綿ばく露と石綿関連疾患-基礎知識と労災補償-. 東京:三信図書, 2002.
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3) 道辻広美, 他:清涼飲料水摂取による尿中馬尿酸への影響. 松仁会医学誌, 26:105-116, 1987.
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5) 川本俊弘:曝露・影響評価と生物学的モニタリング. 分子予防環境医学-生命科学研究の予防・環境医学への統合-(分子予防環境医学研究会, 編), 東京:本の泉社, 2003. pp528-536
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2) 眞野喜洋:我が国における健康診断の基準. 高圧環境と健康. 神奈川:(財)労働科学研究所出版部, 1994. pp218-228, 292-297.
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5) 津田紫緒:特殊業務従事者の健康管理に関する一考察:高気圧作業特殊健康診断結果の推移から. お茶の水医学雑誌, 53:53-65, 2005
P.95 掲載の参考文献
P.103 掲載の参考文献
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P.104 掲載の参考文献
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1) 国際化学物質安全性カード(国立医薬品食品衛生 研究所):アクリロニトリル (http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0092c.html)
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2) ACGIH (American Conference of Governmental Industrial Hygienists):Acrylonitrile (TLV) in:TLVs and BEIs with Other Worldwide Occupational Exposure Values. CD-ROM-2004
P.105 掲載の参考文献
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3) VDT 作業者の身体的疲労感に影響する諸因子の検討. 産業衛生学雑誌, 46:201-212, 2004.
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4) 垰田和史:日本産業衛生学会 第 33 回 VDT 作業研究会特別講演, 2004. 4. 24
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5) パソコン利用のアクションチェックポイントの開発. 日本人間工学会, 2004. 6
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6) 落合孝則:健康教育・健康管理のレシピ. 東京:南山堂, 2005. p72-75.
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