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書籍詳細

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書籍名 フリーラジカルって何だ?
出版社 日本医学館
発行日 1991-07-17
著者
  • 近藤元治(著)
ISBN 4890441239
ページ数 149
版刷巻号 第1版第4刷
分野
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フリーラジカルというのは,学問としてはけっして新しくはない,だが,臨床の分野では歴史が浅い.フリーラジカルの手引書。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • 1. プロローグ
  • 2. いま, 脚光をあびるフリーラジカル
  • 3. 地球の歴史で酸素はいつ出来たか
    • ・太古の地球と生物の誕生
    • ・酸素毒性に耐えた生物
    • ・オゾン層の形成
  • 4. 美しい地球の危機
    P.15閲覧
    • ・オゾンホール
    • ・酸性雨
  • 5. 酸素の常識
    P.22閲覧
    • ・酸素分子
    • ・酸化ということ
    • ・エネルギー源としての酸素
  • 6. なぜ酸素が必要なのか
    P.29閲覧
    • ・酸素の消費
    • ・細胞の生化学
    • ・体細胞は意外に酸素の少ない環境にあるということ
  • 7. 酸素は毒にもなる
    P.35閲覧
    • ・高濃度の酸素が生物に与える影響
    • ・酸素療法というのもある
  • 8. 活性酸素とフリーラジカル
    P.44閲覧
    • ・活性酸素
    • ・活性酸素とフリーラジカルはどう違うか
    • ・なぜフリーラジカルが問題になるか
    • ・フリーラジカルのファミリー
  • 9. フリーラジカルで細胞がやられるわけ
    P.57閲覧
    • ・生体内にラジカルが発生すると, なにが起こるか
    • ・毒物としてのフリーラジカル
  • 10. 生体防御にも必要なフリーラジカル
    P.71閲覧
    • ・食細胞と殺菌作用
    • ・好中球が活性酸素をつくれないとき
    • ・好中球の働きを高める方法
    • ・免疫系の細胞がラジカルのダメージを受ける
  • 11. ラジカルの"毒消し"-スカベンジャー
    P.83閲覧
    • ・スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)
    • ・カタラーゼ(catalase)
    • ・グルタチオンペルオキシダーゼ
    • ・グルタチオン-S-トランスフェラーゼ
    • ・セルロプラスミン
    • ・他の生体内小分子物質
    • ・化学物質
  • 12. フリーラジカルに臨床家が目をつけた-虚血と再灌流障害-
    P.94閲覧
    • ・血流が閉ざされると組織は酸欠になる
    • ・閉ざされた血流の再開が組織の傷害を助長する
  • 13. フリーラジカルと病気
    P.104閲覧
    • ・炎症
    • ・発癌
    • ・脳血管障害
    • ・循環器疾患
    • ・肺疾患
    • ・消化器疾患
    • ・肝疾患
    • ・腎障害
    • ・眼疾患
    • ・皮膚疾患
    • ・糖尿病
    • ・老化
  • 14. スカベンジャーの臨床応用
    P.114閲覧
    • ・SOD(superoxide dismutase)
    • ・SOD様銅錯体
    • ・生体内抗酸化剤およびその誘導体
    • ・合成抗酸化剤
    • ・天然物スカベンジャー
  • 15. フリーラジカルを利用した病気の治療
    P.119閲覧
    • ・殺菌, 消毒剤
    • ・抗マラリア剤
    • ・癌治療
  • 16. フリーラジカルはどのように測定するのか
    P.129閲覧
    • ・電子スピン共鳴による検出-ESR(electron spin resonance)-
    • ・スピントラップ法
    • ・化学発光法-ケミルミネッセンス法-
    • ・ラジカル反応の生成物の測定
  • 17. 参考にした書物
    P.17閲覧
  • 18. エピローグ
    P.135閲覧
  • 索引
    P.139閲覧
  • 奥付

参考文献

17. 参考にした書物

P.133 掲載の参考文献

  • 1) スーパーオキシドO-2 -化学・生物学・医学-. (中野稔, 松浦輝男, 二木鋭雄・編), 医歯薬出版, 1984.
  • 2) 活性酸素 -化学・生物学・医学-. (八木国夫, 中野稔・監修, 二木鋭雄, 島崎弘幸 編集), 医歯薬出版, 1987.
  • 3) 活性酸素と疾患. (H. Sies 著, 井上正康・監訳), 学会出版センター, 1987.
  • 4) フリーラジカルと生体. (B. Halliwell, B. Gutteridge, J. M. C. 著, 松尾光芳, 嵯峨井勝, 吉川敏一・訳), 学会出版センター, 1988.
  • 5) SODと活性酸素調節剤-その薬理作用と臨床応用. (大柳善彦著), 日本医学館, 1989.
  • 6) 活性酸素と病気. (大柳善彦著), 化学同人, 1989.
  • 7) フリーラジカルの臨床. Vol.1〜Vol.4. (近藤元治・監修, 大柳善彦, 吉川敏一・編), 日本医学館, 1987〜1990.
  • 8) 実験医学, Vol.4 No.12. 特集:生体内フリーラジカルと疾患. 羊土社, 1986.
  • 9) Mebio. Vol.5 No.9. 特集:生体内フリーラジカルの臨床. メジカルビュー社, 1988.
  • 10) Pharma Medica Vol.8 No.4. 特集:フリーラジカルの臨床. 1990, メディカルレビュ社, 1990.
  • 11) Karkino's Vol.3 No.2. 特集:癌とフリーラジカル. 国際医書出版, 1990.
  • 12) 最新医学, Vol.45, No.9. 特集:フリーラジカル, その臨床的意義. 最新医学社, 1990.
  • 13) 新研究 化学I. (白井道雄, 鈴木弘・著), 旺文社, 1978.
  • 14) 小生化学. (堀江滋夫著), 金芳堂, 1979.
  • 15) 熱くなる地球. (根本順吉著), NESCO BOOKS, 1989.