書籍名 |
輸液療法小事典 |
出版社 |
永井書店
|
発行日 |
1987-02-01 |
著者 |
- 越川昭三(著)
- 杉野信博(著)
- 飯田喜俊(著)
- 鈴木好夫(著)
- 三村信英(著)
- 薮田敬次郎(著)
- 佐藤登志郎(著)
- 宮崎正夫(著)
- 古屋清一(著)
- 折田義正(著)
- 柿原昌弘(著)
- 古川俊之(著)
|
ISBN |
|
ページ数 |
585 |
版刷巻号 |
第1版第2刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
本書の特徴は何かと言うと実践指向である。それどころか実戦指向と言いたいくらいである。本書は体液生理学の知識を既に有する読者を対象にしたテキストで、目前の患者に何をすべきかを具体的に解説し、必要に応じて詳しい根拠を挙げている(序文より)
目次
- 表紙
- 序言
- 目次
- I. 水・電解質生理
- 1. 体液分布
- 1) 体液分画
- 2) イオン組成
- 3) 血管壁を介する水の移動
- 4) 細胞内外の水の移動
- 2. 体液バランス
- 1) 出入経路
- 2) 不感蒸泄
- 3) 汗
- 4) 尿
- 5) 消化液
- 6) 強制的水分喪失量
- 3. 浸透圧調節機構
- 1) 浸透圧
- 2) 浸透圧調節機構の概要
- 3) 水摂取の調節
- 4) 水排泄の調節
- 4. 体液量調節機構
- 1) 調節機構の概要
- 2) Na摂取の調節
- 3) Na排泄の調節
- 4) アルドステロン
- 5) Na利尿ホルモン
- 6) その他の液性因子
- 7) その他の因子
- 8) 体液量調節系と浸透圧調節系の関係
- 5. ナトリウム
- 1) 体内分布
- 2) 生理的役割
- 3) Na出納
- 4) Na測定値の読み方
- 6. カリウム
- 1) 体内分布
- 2) 生理作用
- 3) K出納
- 4) K測定値の読み方
- 7. カルシウム
- 1) 体内分布
- 2) Caの生理的役割
- 3) Caの出納
- 4) Ca測定値の読み方
- 8. マグネシウム
- 1) 体内分布
- 2) 生理的役割
- 3) Mg出納
- 4) Mgの測定
- 9. リン
- 1) 体内分布
- 2) 生理的役割
- 3) P出納
- 4) P測定値の読み方
- 10. 酸塩基平衡
- 1) 血液の酸塩基平衡
- 2) 緩衝系の働き
- 3) 酸の出納
- 4) 酸塩基平衡の測定
- II. 水・電解質異常
- 1. 総論
- 2. 脱水症
- 3. 高Na血症
- 1) 細胞外液量の減少がある場合
- 2) 細胞外液量の減少がない場合
- 4. 低Na血症
- 1) 細胞外液量の増加がない場合
- 2) 細胞外液量の増加を伴う場合
- 3) その他
- 4) 仮性低Na血症
- 5. 高K血症
- 1) 高K血症の原因
- 2) 臨床症状
- 3) 高K血症の処置
- 6. 低K血症
- 7. 代謝性acidosis
- 1) 代謝性acidosisの原因
- 2) 臨床症状
- 3) 処置
- 8. 代謝性alkalosis
- 1) 代謝性alkalosisの原因
- 2) 臨床症状
- 9. 呼吸性acidosis
- 1) 臨床症状
- 2) 急性・慢性高pCO2血症と腎性調節
- 3) 原因
- 4) 処置
- 10. 呼吸性alkalosis
- 11. 血漿Cl値
- 12. 血漿HCO3
- 13. 血漿Mg
- 14. 血清Ca
- 15. 血清無機P
- 16. 浮腫
- 1) 心性浮腫
- 2) 肝性浮腫
- 3) 腎性浮腫
- 4) 内分泌性浮腫
- 5) 特発性浮腫
- 17. 腹水
- 18. Hypovolemia Shock
- 19. HANE(遺伝性血管神経性浮腫)
- 20. 心不全
- 21. 急性腎不全
- 1) 体液量の異常
- 2) 水balance
- 3) Na balance
- 4) K balance
- 5) その他
- 22. 慢性腎不全
- 1) 水balance
- 2) Na, Cl balance
- 3) K balance
- 4) Ca, P, Mg
- 5) 酸塩基平衡異常
- 23. 尿崩症
- 24. 高浸透圧血症
- 25. 糖尿病性低Na血症
- 26. ADH分泌異常症候群
- 27. Aldosterone異常
- 1) Hyperaldosteronism
- 2) Hypoaldosteronism
- 28. 低蛋白血症
- III. 輸液診断と輸液管理
- 1. 情報収集
- 1) 病歴
- 2) 体液異常の臨床症状
- 3) 臨床検査とその結果のよみ方
- 4) バランスシート
- 2. 輸液量(欠乏量, 維持量)
- 1) 欠乏量の決め方
- 2) 維持量の決め方
- 3) 輸液の行い方
- 3. 輸液器具
- 1) 点滴注射針およびカテーテル
- 2) 輸液セット
- 3) 中心静脈カテーテル
- 4) 輸血セット
- 5) その他の特殊機具
- 4. 輸液経路と手技
- 5. 輸液速度
- 6. 輸液の副作用
- 1) 感染症
- 2) 血栓形成
- 3) カテーテル挿入に伴う副作用
- 4) 肺浮腫
- 5) 電解質異常
- 6) 高血糖および低血糖
- 7) 腎障害
- 8) 急死
- 7. 輸液の安全限界
- 1) 安全な濃度の輸液
- 2) 水の最低必要量, 最大許容量
- 3) Naの最低必要量, 最大許容量
- 4) Kの最低必要量, 最大許容量
- 5) Pの最低必要量, 最大許容量
- 6) H+およびHCO3-の最大許容量
- 8. 輸液過誤と対策
- 1) 輸液剤の選択
- 2) 輸液量
- 3) 輸液経路
- 4) 輸液速度
- 文献
- IV. 輸液指針
- IV-1. 一般の輸液
- 1. 消化液喪失
- 2. 脳疾患
- 3. 熱傷
- 4. 熱射病・熱疲労・熱けいれん
- 5. 腎不全
- 1) はじめに
- 2) 腎不全の輸液の一般的注意
- 3) 輸液療法の実際
- 6. 糖尿病の輸液
- 1) 糖尿病性昏睡の病態と治療
- 2) 糖尿病における栄養輸液
- 3) 低血糖
- 7. 肝硬変
- 1) 肝不全の代謝異常
- 2) 肝不全非代償期の治療
- 3) 肝性昏睡
- 4) 電解質バランス
- 8. 浮腫
- 1) 利尿を目的とする輸液
- 2) 電解質補正を目的とする輸液
- 3) 維持輸液
- 9. 心不全・呼吸不全患者の輸液
- 10. 慢性摂取不足・栄養障害
- 文献
- IV-2. 小児の輸液
- 1. 小児の体液管理の特徴
- 1) 小児の体液生理の特殊性
- 2) 小児の体液管理の特徴
- 2. (重症)乳児下痢症の輸液
- 1) 脱水症(体液異常)の程度と種類の判定
- 2) 乳児下痢症の輸液療法の実際
- 3. 先天性幽門狭窄症の輸液
- 4. 小児の熱傷の輸液
- 1) 熱傷の体液異常
- 2) 熱傷の重症度の判定
- 3) 受傷範囲(熱傷面積)の判定
- 4) 熱傷の輸液療法
- 5. アセトン血性嘔吐症の輸液
- 6. 小児の急性中毒の輸液
- 7. 新生児・未熟児の輸液
- 1) 新生児・未熟児の体液生理の特徴
- 2) 新生児・未熟児の維持輸液
- 3) 新生児・未熟児の体液異常に対する輸液
- 4) 新生児ショックに対する輸液
- 文献
- IV-3. 高齢者の輸液
- 1. 体液調節系と脱水症の老年者における特徴
- 1) 体液区画と水・Na平衡との関係
- 2) 体液調節系の老年者における特徴
- 3) 水・Na平衡異常の分類と診断
- 4) 老年者における血漿喪失
- 2. 老年者におけるその他の電解質の異常
- 1) 老年者におけるカリウム代謝の特徴とその異常
- 2) カルシウム, マグネシウム代謝の異常
- 3. 酸塩基平衡の老年者における特徴
- 1) 代謝性アシドーシス
- 2) 代謝性アルカローシス
- 4. 老年者における輸液の実際
- 1) 輸液治療ベクトルと輸液製剤
- 2) 短期間の輸液療法
- 3) 長期間の輸液療法
- 文献
- IV-4. 外科と輸液
- 1. 循環血液量の把握
- 1) 循環血液量の調節機構
- 2) 血液量と血圧の関係
- 3) 循環血液量の測定
- 2. 外科手術と体液変動
- 1) 細胞外液
- 2) 外科侵襲と体液変動
- 3) 外科手術後の体液回復過程
- 3. 外科手術と通常の輸液管理
- 1) 術前評価
- 2) 麻酔・手術中の輸液の種類
- 3) 麻酔・手術中の輸液管理
- 4) 麻酔・手術中の輸液の実際
- 4. 消化器外科の輸液
- 1) 消化管手術と糖代謝
- 2) 消化管手術中の輸液
- 3) 消化管手術後の輸液
- 4) 消化管手術の輸液例
- 5. ショックの輸液
- 1) ショックと体液変動
- 2) ショック時体液管理のモニタリング
- 3) ショックの輸液
- 6. 熱傷の輸液
- 文献
- IV-5. 高力ロリー輸液
- 1. 高カロリー輸液の適応
- 2. カテーテルの留置法
- 3. 輸液組成と投与基準
- 4. 合併症とその対策
- 1) カテーテル留置に伴う合併症
- 2) 代謝性合併症
- 5. 高カロリー輸液の管理
- 1) 開始時の注意
- 2) 維持期の管理
- 3) 終了時の注意
- 6. 栄養による治療
- 文献
- V. 輸液剤
- 1. 総論
- 1) 輸液剤の種類・目的・適応と注意事項
- 2) 配合禁忌
- 2. 透析液
- 1) 腹膜透析液
- 2) 人工腎臓用透析液
- 3) HFの補充液
- 3. 利尿薬
- 文献
- VI. 輸液計算法
- 1. 輸液計算の戦略
- 2. 原因からのアプローチ
- 1) 飲水も食物も摂れない状態
- 2) 飲水だけが摂れない状態
- 3) 高温環境での異常発汗
- 4) 慢性の栄養摂取障害
- 5) 下痢
- 6) 嘔吐
- 7) 糖尿病性アシドーシス
- 8) ショック
- 9) 熱傷
- 3. 所見からのアプローチ
- 1) 水およびNa欠乏に関する推論
- 2) K異常に関する推論
- 3) 酸塩基平衡に関する推論
- 4) Ca, Mgおよび燐酸に関する推論
- 5) 所見と脱水症分類の関係表現
- 4. 臨床検査からのアプローチ
- 1) Na欠乏量の計算
- 2) K欠乏量の計算
- 3) HCO3-欠乏量の計算
- 4) Cl欠乏量の計算
- 5. 予測排泄量の推定
- 6. パーソナルコンピュータによる輸液コンサルテーションシステム
- 1) 輸液診断コンサルテーションシステムの構造
- 2) 輸液のための数値計算
- 3) 輸液診断の誤差と安全限界
- 4) いくつかの問題提起
- 文献
- 索引
- 奥付
参考文献
III. 輸液診断と輸液管理
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7) 古川俊之:輸液量計算法, 新輸液療法ハンドブック (編:吉利 和, 阿部 裕) pp. 61-82, 永井書店, 1976
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