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書籍詳細

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書籍名 統合失調症をライトに生きる 精神科医からのメッセージ
出版社 永井書店
発行日 2007-12-01
著者
  • 渡部和成(著)
ISBN 9784815917968
ページ数 193
版刷巻号 初版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

統合失調症は,思考や行動,感情をある目的に沿ってまとめて行く能力が長期間にわたって低下する回復可能な症状群で,100人に1人が罹患するまれではない慢性疾患です.患者と家族が主体的,積極的に治療に参加していくためには疾患を正しく理解することが重要です.入院後はなるべく早期から患者と家族が<患者・家族心理社会教育>に参加することで,退院後の予後を良くし,再入院率が抑えられることを実際例をあげて平易に説明しています.

目次

  • 表紙
  • はしがき
  • 目次
  • 第1章 病名告知について-統合失調症は精神分裂病か?
    • 1. 病名告知をする理由
    • 2. 統合失調症は精神分裂病か?
    • 3. 病名告知と患者・家族の反応と心理教育
      • 3.1. 著しい幻覚妄想状態になり家族が困り医療保護入院した40歳代の女性統合失調症患者
      • 3.2. 家族への病名告知に関して印象的であった20歳代の初発男性統合失調症患者の母親(第1例)
      • 3.3. 家族の病名告知に関して印象的であった20歳代の初発男性統合失調症患者の母親(第2例)
    • 4. 病名告知と治療法
  • 第2章 怒りと涙を笑いに変える治療とは
    P.21閲覧
    • 1. 偏見がある患者と家族の反応で見られる怒りと涙
    • 2. 『統合』『失調』症の理解と笑い
      • 2.1. "怒り"から"笑い"へ変わった患者
      • 2.2. "涙"から"笑い"へ変わった母親
    • 3. "怒り"を"笑い"に変える薬物療法
    • 4. "怒り"と"涙"を"笑い"に変える統合失調症治療
      • 4.1. 入院中に患者本人が患者心理教育に, 母親が家族心理教育に参加し, 退院後も継続して患者・母親がともに心理教育に軽やかに(ライトに)参加し続けている30歳代男性統合失調症患者
      • 4.2. 家族の理解と短期入院とで病状のコントロールができている, 発症後6年が経過した20歳代の女性統合失調症患者
  • 第3章 オランザピンロ腔内崩壊錠をうまく使う
    P.41閲覧
    • 1. オランザピン(olanzapine)の特徴
    • 2. 興奮し拒薬する患者に対してオランザピン口腔内崩壊錠は有用である
      • 2.1. 「Olanzapine口腔内崩壊錠が奏効した慢性統合失調の治療拒否例」と題する論文から
      • 2.2. 「Olanzapine口腔内崩壊錠が奏効した慢性統合失調に末期大腸がんを合併した拒食・拒薬する一症例」と題する論文から
    • 3. 入院時の統合失調症患者急性期における非侵襲的対応でのオランザピンロ腔内崩壊錠の使い方
      • 3.1. 通院中のクリニックで担当医師と他患に暴力を振るったため救急車で来院し入院となった40歳代女性症例
      • 3.2. 母親に連れられ受診したものの独語し続けた60歳代の女性症例
      • 3.3. 会社の上司に連れられ来院し服薬が危ぶまれたため, 入院が望ましいと判断したが入院することなく経過した40歳代の男性症例
    • 4. 入院時の急性期統合失調症でのオランザピンロ腔内崩壊錠(OlzODT)とリスペリドン内用液(RisOS)の治療効果の比較
      • 4.1. 対象患者とその属性について
      • 4.2. OlzODTとRisOSの選択と投与法について
      • 4.3. 補助治療薬の投与法について
      • 4.4. クライエント・パスと症状評価について
      • 4.5. 統計処理について
      • 4.6. 結果について
      • 4.7. 考察について
  • 第4章 私の患者・家族心理教育とクライエント・パス
    P.89閲覧
    • 1. 患者心理教育について
      • 1.1. 幻聴君と妄想さんを語る会
      • 1.2. フォーラムS
      • 1.3. 幻聴教室
      • 1.4. 新しい集団精神療法
      • 1.5. 栄養健康教室
      • 1.6. 患者が効果を認める患者心理教育プログラム
    • 2. 家族心理教育について
      • 2.1. 家族教室
      • 2.2. みすみ会
      • 2.3. 家族の集い
    • 3. クライエント・パス
      • 3.1. クライエント・パスについて
      • 3.2. クライエント・パスの効用
  • 第5章 3年非再入院率から見た患者・家族心理教育の長期効果について
    P.125閲覧
    • 1. その結果について
    • 2. 本研究の結果が示すもの
      • 2.1. 属性の差が本研究の結果に及ぼした影響について
      • 2.2. 患者・家族のニーズに合った治療
    • 3. 結論
  • 第6章 2年非再入院率から見た効果的な家族心理教育とは
    P.137閲覧
    • 1. その結果について
      • 1.1. 家族教室参加群と家族教室不参加群の患者の属性について
      • 1.2. 家族心理教育参加態度と2年非再入院率の関係について
    • 2. 研究の結果が示すもの
    • 3. 注意すべき点
    • 4. 結論
  • 第7章 統合失調症は人間的な病気だからこそライトに生きることができる
    P.151閲覧
  • 文献
    P.161閲覧
  • あとがき
    P.170閲覧
  • 索引
    P.171閲覧
  • 著者プロフィール
    P.184閲覧
  • 奥付

参考文献

第1章 病名告知について-統合失調症は精神分裂病か?

P.1 掲載の参考文献

  • 1) 金吉晴, 佐藤光源, 高木俊介: 統合失調症について. 日本精神神経学会ホームページ, 2005.
  • 2) The American Psychiatric Association: Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, Fourth Edition. (DSM-IV精神疾患の診断・統計マニュアル; 訳 高橋三郎, 大野裕, 染矢俊幸), 医学書院, 1996.
  • 3) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 4) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1355-1365, 2004.

第2章 怒りと涙を笑いに変える治療とは

P.21 掲載の参考文献

  • 1) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 2) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1355-1365, 2004.
  • 3) 渡部和成: 新しい統合失調症治療-患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 2006.
  • 4) 渡部和成: 医療現場において統合失調症の薬物療法を考えるとき.メディカル,コメディカルの協力関係のありかた. 臨床精神薬理 8: 1921-1928, 2005.
  • 5) 渡部和成: 初発および再発統合失調症の急性期入院症例におけるクライエント・パス (患者による治療経過評価) を利用した治療経過の特徴. 精神医学 49: 161-169, 2007.
  • 6) 渡部和成: 急性期統合失調症におけるolanzapine口腔内崩壊錠またはrisperidone内用液単剤による入院治療経過の特徴. 臨床精神薬理 10: 995-1002, 2007.

第3章 オランザピンロ腔内崩壊錠をうまく使う

P.41 掲載の参考文献

  • 2) 明智龍男, 森田達也, 内富庸介: 進行・終末期がん患者に対する精神療法. 精神神経学雑誌 106: 123-137, 2004.
  • 5) 稲垣中;新規抗精神病薬間の併用の可能性と問題点. 臨床精神薬理 8: 171-180, 2005.
  • 6) 稲垣中, 稲田俊也, 藤井康男他: 向精神薬の等価換算, 星和書店, 東京, 1999.
  • 10) 三澤史斉, 市江亮一, 澤田法英他: Olanzapine 高用量治療の有効性と安全性の検討. 臨床精神薬理 7: 1319-1328, 2004.
  • 11) 村崎光邦, 佐々木幸哉, 吉尾隆他: Olanzapine 口腔内崩壊錠への期待. 臨床精神薬理 8: 1139-1151, 2005.
  • 13) 武田俊彦, 佐藤創一郎, 羽原俊明: Risperidone 内用液のD2受容体阻害特性-血漿prolactinを指標にした錠剤との比較-. 臨床精神薬理 8: 1265-1271, 2005.
  • 15) Tran, PV., Bymaster, FP., Tye, N. et al: Olanzapine: A novel antipsychotic. Lippincott Williams & Wilkins Healthcare, 2001.
  • 17) 渡部和成: Risperidone 液剤治療が功を奏した統合失調症の急性期拒 薬例. 臨床精神薬理. 7: 75-79, 2004.
  • 18) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 19) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1355-1365, 2004.
  • 20) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る III. Risperidoneは患者心理教育の効果を増強する. 臨床精神薬理 7: 1367-1377, 2004.
  • 21) 渡部和成: 薬物療法と患者・家族心理教育からなる統合的治療が功を奏した統合失調症の一例. 精神科治療学 20: 175-182, 2005.
  • 22) 渡部和成: Risperidone内用液の短期高用量増強療法が功を奏した著しい興奮を呈し処方変更を拒否する統合失調症の難治入院症例. 臨床精神薬理 8: 441-448, 2005.
  • 23) 渡部和成: 患者と家族に対する心理教育への継続参加が再入院防止に役立っている外来慢性期統合失調症の一症例. 精神科治療学 20:613-618, 2005.
  • 24) 渡部和成: Risperidone内用液と患者心理教育による急性期治療が奏効した統合失調症の重症入院症例. 臨床精神薬理 8: 1569-1573,2005.
  • 25) 渡部和成: 医療現場において統合失調症の薬物療法を考えるとき. メディカル,コメディカルの協力関係のありかた. 臨床精神薬理 8:1921-1928, 2005.
  • 26) 渡部和成: Risperidoneまたはhaloperidolで治療した統合失調症患者 における退院後15ヶ月間の外来薬物療法の変化. 臨床精神薬理 8: 1425-1434, 2005.
  • 27) 渡部和成: Olanzapine口腔内崩壊錠が奏効した慢性統合失調症の治療拒否例. 臨床精神薬理 8: 1617-1621, 2005.
  • 28) 渡部和成: Olanzapine口腔内崩壊錠が奏効した慢性統合失調症に末期大腸がんを合併し拒食・拒薬する1症例. 臨床精神薬理 9: 683-687, 2006.
  • 29) 渡部和成: 新しい統合失調症治療-患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 東京, 2006.
  • 30) 渡部和成, 田村明子: 統合失調症治療におけるクライエント・パスの試み. 精神神経学雑誌2006特別号: S-109, 2006.
  • 31) 渡部和成: 初発および再発統合失調症の急性期入院症例におけるクライエント・パス(患者による治療経過評価)を利用した治療経過の特徴. 精神医学 49: 161-169, 2007.
  • 32) 渡部和成: 急性期統合失調症におけるolanzapine口腔内崩壊錠またはrisperidone内用液単剤による入院治療経過の特徴. 臨床精神薬理 10: 995-1002, 2007.

第4章 私の患者・家族心理教育とクライエント・パス

P.89 掲載の参考文献

  • 1) クリストファー S. エイメンソン: 精神分裂病の家族心理教育カリキュラム. 星和書店, 東京, 1999.
  • 2) Amenson CS (松島義博, 荒井良直 訳): 家族のための精神分裂病入門. 星和書店, 東京, 2001.
  • 3) 安西信雄: 患者本人への心理教育-認知行動療法の応用可能性. 臨床精神医学30: 517-521, 2001.
  • 5) Hogarty, GE., Anderson, C. M., Reiss, DJ. et al: Family psychoeducation, social skills training, and maintenance chemotherapy in the aftercare treatment of schizophrenia; I. Two year effects of a controlled study on relapse and adjustment. Arch. Gen. Psychiatry, 48: 340-347, 1991.
  • 6) 井口 喬, 波木井恵子: 烏山病院におけるクリニカルパス. Psychiatrist 6: 22-37, 2005.
  • 7) 稲垣 中, 稲田俊也, 藤井康男他: 向精神薬の等価換算. 星和書店, 東京, 1999.
  • 9) 石野徳子: 精神科病院でのクリニカルパス作成・導入における多職種チーム構成, そして医師の参画の重要性. Psychiatrist 6: 75-84, 2005.
  • 10) 伊藤弘人: 精神医学とクリニカルパス. 精神医学47: 6-18, 2005.
  • 11) ヤンセンファーマ: ヴァーチャル・ハルシネーション, 東京, 2002.
  • 12) Liberman, R. P.: 自立生活技能プログラム-行動療法的家族指導.丸善, 東京, 1994.
  • 13) Overall JE Gorham DR: The brief Psychiatric Rating Scale (BPRS); Recent developments in ascertainment and scaling. Psychopharmacol Bull 24: 97-99, 1988.
  • 14) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 15) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1355-1365, 2004.
  • 16) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にす る III. Risperidoneは患者心理教育の効果を増強する. 臨床精神薬理 7: 1367-1377, 2004.
  • 17) 渡部和成: 薬物療法と患者・家族心理教育からなる統合的治療が功を奏した統合失調症の一例. 精神科治療学 20: 175-182, 2005.
  • 18) 渡部和成: 医療現場において統合失調症の薬物療法を考えるとき.メディカル,コメディカルの協力関係のありかた. 臨床精神薬理 8: 1921-1928, 2005.
  • 19) 渡部和成: 新しい統合失調症治療-患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 東京, 2006.
  • 20) 渡部和成, 田村明子: 統合失調症治療におけるクライエント・パスの試み. 精神神経学雑誌2006特別号: S-109, 2006.
  • 21) 渡部和成: 初発および再発統合失調症の急性期入院症例におけるクライエント・パス (患者による治療経過評価) を利用した治療経過の 特徴. 精神医学 49: 161-169, 2007.
  • 22) 渡部和成: 急性期統合失調症におけるolanzapine口腔内崩壊錠またはrisperidone内用液単剤による入院治療経過の特徴. 臨床精神薬理 10: 995-1002, 2007.
  • 23) 山崎 勉: クリニカルパスと記録の展開例 急性期対応病棟の事例から. 精神科看護 28: 14-22, 2001.

第5章 3年非再入院率から見た患者・家族心理教育の長期効果について

P.125 掲載の参考文献

  • 1) 安西信雄: 患者本人への心理教育-認知行動療法の応用可能性. 臨床精神医学 30: 517-521, 2001.
  • 2) 安西信雄, 池淵恵美: サイコエデュケーションの概念と展開. 臨床精神医学 26: 425-430, 1997.
  • 4) 稲垣 中, 稲田俊也, 藤井康男他: 向精神薬の等価換算. 星和書店, 東京, 1999.
  • 5) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 6) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬 理 7: 1355-1365, 2004.
  • 7) 渡部和成: 新しい統合失調症治療-患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 東京, 2006.
  • 8) 渡部和成: 統合失調症における退院後3年通院率に見る患者・家族 心理教育の効果. 臨床精神医学, 37: 69-74, 2008.

第6章 2年非再入院率から見た効果的な家族心理教育とは

P.137 掲載の参考文献

  • 1) Amenson, C.S.:精神分裂病の家族心理教育カリキュラム. 星和書店, 1999.
  • 2) 安西信雄, 池淵恵美: サイコエデュケーションの概念と展開. 臨床精神医学 26: 425-430, 1997.
  • 4) Hogarty GE, Anderson CM, Reiss DJ et al: Family psychoeducation, social skills training, and maintenance chemotherapy in the aftercare treatment of schizophrenia; I. Two year effects of a controlled study on relapse and adjustment. Arch Gen Psychiatry 48: 340-347, 1991.
  • 5) 稲垣 中, 稲田俊也, 藤井康男他: 向精神薬の等価換算. 星和書店, 東京, 1999.
  • 6) 伊藤順一郎, 大島厳他: EE (expressed emotion) と再発. 脳と精神 の医学 3: 136-173, 1992.
  • 7) 岩田和彦: 統合失調症の心理社会的治療研究. 臨床精神医学 36: 59-64, 2007.
  • 8) ヤンセンファーマ: ヴァーチャル・ハルシネーション, 2002.
  • 11) Liberman, R. P.: 自立生活技能プログラム 行動療法的家族指導. 丸善, 1994.
  • 12) 塚田和美, 伊藤順一郎, 大島厳他: 心理教育が精神分裂病の予後と家族の感情表出に及ぼす影響. 厚生労働省精神・神経疾患研究12年度総括研究報告書 精神分裂病の病態, 治療・リハビリテーション に関する研究 pp165-171, 2001.
  • 13) 上原 徹, 横山知行, 後藤雅博他: Five Minute Speech Sample (FMSS) によって評価された家族の感情表出(EE)の特徴および再発との関連性-精神分裂病についての研究-. 精神医学 39: 31-37, 1997.
  • 14) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする I. ビデオを利用した認知集団精神療法の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1341-1353, 2004.
  • 15) 渡部和成: 患者・家族心理教育は統合失調症の長期予後を良好にする II. 家族心理教育の統合失調症治療における効果. 臨床精神薬理 7: 1355-1365, 2004.
  • 16) 渡部和成: 薬物療法と患者・家族心理教育からなる統合的治療が功を奏した統合失調症の一例. 精神科治療学20: 175-182, 2005.
  • 17) 渡部和成: 患者と家族に対する心理教育への継続参加が再入院防止に役立っている外来慢性期統合失調症の一症例. 精神科治療学 20: 613-618, 2005.
  • 18) 渡部和成: 家族教室後のExpressed Emotion値に影響する因子と教室参加家族における患者の予後について. 精神科治療学 20: 1151-1156, 2005.
  • 19) 渡部和成: 新しい統合失調症治療一患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 2006.
  • 20) 渡部和成: 統合失調症入院患者の家族の心理教育への参加態度と退院後2年非再入院率との関係. 精神医学 49: 959-965, 2007.

第7章 統合失調症は人間的な病気だからこそライトに生きることができる

P.151 掲載の参考文献

  • 1) ヘーゲル, GWF. (船山信一訳): 精神哲学. 岩波書店, 1996.
  • 2) ヤスパース, K. (藤田赤二訳): ストリンドベリとヴァン・ゴッホ.理想社, 1959.
  • 3) 加藤敏: 統合失調症の語りと傾聴. 金剛出版, 2005.
  • 4) 渡部和成: 新しい統合失調症治療-患者と家族が主体のこころの医療. アルタ出版, 2006.