検索条件をクリア

書籍詳細

未契約
書籍名 子どもの摂食・嚥下障害 ―その理解と援助の実際―
出版社 永井書店
発行日 2007-09-15
著者
  • 北住映二(編著)
  • 尾本和彦(編著)
  • 藤島一郎(編著)
ISBN 9784815917937
ページ数 401
版刷巻号 第1版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

最近の高齢化社会では,救命技術が飛躍的に進歩する一方で,「口から食べられない」すなわち摂食・嚥下障害が問題となり,多くの参考書・実践書が出版されている.しかし,子どもの摂食・嚥下障害の場合,成人に比べて成書が少なく指針となる参考書が求められてきた.本書は,好評の藤島一郎編著「よくわかる嚥下障害」(改訂第2版,2005年,永井書店)の小児科編として,この分野で臨床経験豊富な方々によってまとめられた待望の参考書である.  本書では,摂食・嚥下障害をもつ子どもの多様な状態を解説し,リハビリテーションを含む援助法での多くの困難な点に対応するため,とくに合併症について詳述し,また第II章「指導・援助・治療の実際例」に多くの頁をさいて,詳しい事例報告(小児期からの障害の成人例も含め)を収載している.摂食・嚥下障害について子ども特有の問題の基本的な理解のため,さらに援助の実際について具体的な手がかりを得るために,ぜひご購読をお勧めする.

目次

  • 表紙
  • 執筆者一覧
  • はじめに
  • 目次
  • I. 概説
    • 1. 嚥下障害におけるリハビリテーション ―主に運動学習、記憶についての小児と成人の相違―
      • 1. リハビリテーションにおける障害の捉え方とアプローチ
      • 2. リハビリテーションにおける訓練と運動学習
      • 3. 運動学習とskill
        • 1) 閉鎖skillと開放skill
        • 2) 分離skill、系列skill、連続skill
        • 3) 運動skill、認知skill
      • 4. 運動学習のポイント
      • 5. 意識化と自動化について
      • 6. readinessと学習
      • 7. 記憶 (手続き記憶) と運動学習
    • 2. 摂食・嚥下のメカニズム (構造・機能) と成長に伴う構造の変化
      • 1. 摂食・嚥下にかかわる構造の成長
        • 1) 顔面の成長
        • 2) 口腔の成長
        • 3) 咽頭の成長
        • 4) 喉頭の成長
      • 2. 摂食・嚥下の神経機構
        • 1) 神経細胞の発達
        • 2) 摂食・嚥下機能に関する神経の構成
        • 3) 口腔顔面領域の感覚
        • 4) 咽頭・喉頭の感覚
        • 5) 運動の制御
        • 6) 摂食に関する神経機構の発達
        • 7) 摂食・嚥下に関する運動
    • 3. 摂食・嚥下機能の発達と障害
      • 1. 健常児の摂食・嚥下機能発達
        • 1) 吸畷機能から摂食機能への発達
        • 2) 吸畷と原始反射
        • 3) 摂食機能の獲得
        • 4) 食物形態と摂食機能発達
      • 2. 障害児の摂食・嚥下機能発達の特徴
        • 1) 非進行性疾患
        • 2) 進行性疾患
    • 4. 口腔機能の臨床評価
      • 1. 全身状態の評価
      • 2. 心理・行動評価
        • 1) 拒食の要因の調べ方と対処法
        • 2) 過敏と心理的拒否
      • 3. 食物形態・摂取量の評価
      • 4. 口腔形態・反射などの評価
        • 1) 原始反射など
      • 5. 感覚機能評価
        • 1) 触覚
        • 2) 温度覚
        • 3) 味覚
      • 6. 摂食機能評価
        • 1) 固形食の評価
        • 2) 液体の評価
    • 5. 摂食・嚥下機能の評価診断検査法
      • [1] 超音波検査
        • 1. 検査の目的と適応
        • 2. 検査器具、食物
        • 3. 検査方法
          • 1) 矢状断面
          • 2) 前額断面
        • 4. 検査結果の評価
          • 1) 成人の正常嚥下
          • 2) 小児の嚥下障害
      • [2] 嚥下造影検査
        • 1. 嚥下造影検査とは
        • 2. 小児の嚥下造影検査の方法
          • 1) 検査の進め方の基本
          • 2) 検査のときの姿勢
          • 3) 造影剤 (造影剤加模擬食品)
          • 4) その他の手順や観察
        • 3. 嚥下造影検査の結果の記録、解釈と臨床方針への適用
    • 6. 誤嚥や関連する問題の病態と対応の基本
      • 1. 誤嚥とその影響
        • 1) 誤嚥とは
        • 2) 誤嚥の影響、誤嚥による病的状態
      • 2. 咽頭への滞留、喉頭侵入
        • 1) 喉頭蓋谷、梨状窩への食物水分の停滞と残留
        • 2) 喉頭への侵入
      • 3. 誤嚥のタイプ
        • 1) 嚥下前誤嚥
        • 2) 嚥下中誤嚥
        • 3) 嚥下後誤嚥
      • 4. 誤嚥があるときの症状
        • 1) むせ・咳込みなど : 「むせのない誤嚥」
        • 2) 喘鳴 (ゼロゼロ、ゼコゼコ、ゼーゼー)など
        • 3) 発熱、下気道感染、CRP上昇、CTでの肺の変化
      • 5. 誤嚥が、その子どもの許容限度を超えているかどうかの判断
      • 6. 誤嚥の有無や程度に影響する条件と、それに合わせた対応
        • 1) 姿勢
        • 2) 食物・水分の性状や嗜好・味など
        • 3) その他
      • 7. 成長、加齢による誤嚥の発生や悪化
      • 8. 経管栄養の子どもで、これから経口摂取を開始する場合の対応
      • 9. 経口摂取している子どもでの、誤嚥を考慮した再検討と対応
      • 10. 誤嚥による肺疾患の防止のための管理
      • 11. 薬の影響による嚥下障害の悪化
      • 12. 食事中の窒息、呼吸困難への対応
    • 7. 嚥下や呼吸と関連する障害や問題
      • [1] 呼吸障害
        • 1. 重度の障害のある子どもでの合併障害とその相互関連・悪環境
        • 2. 呼吸障害の諸要因と対応
        • 3. 気道の通過障害 (狭窄、閉塞) と症状
          • 1) 上咽頭 (鼻咽頭) 狭窄
          • 2) 中咽頭〜下咽頭の狭窄
          • 3) 喉頭部障害
          • 4) 気管狭窄・気管軟化症、気管支狭窄
        • 4. 上気道閉塞 (狭窄) 性呼吸障害への直接的対応
          • 1) アデロイド・扁桃摘出手術
          • 2) 手での介助や器具による下顎、頸部の保持・姿勢管理
          • 3) 経鼻咽頭エアウェイ法
        • 5. 適切な姿勢管理 (ポジショニング)
        • 6. 呼吸理学療法・呼吸リハビリテーション、陽圧換気、非侵襲的呼吸器治療
      • [2] 胃食道逆流症
        • 1. 症状
        • 2. 胃食道逆流の機序
        • 3. 胃食道逆流症の診断
        • 4. 重症心身障害児・者の胃食道逆流症に対する治療・対応
          • 1) 逆流性食道炎に対する内科的対応・治療
          • 2) 肺炎などの呼吸器症状に対する対応・治療
          • 3) 栄養障害に対する摂取方法の工夫
          • 4) 胃食道逆流症の誘因除去
          • 5) 外科的治療
        • 5. 重症心身障害児・者で誤嚥と胃食道逆流症とを合併している場合の対応
        • 6. その他の重症心身障害児・者の嘔吐の原因
      • [3] 気管切開、誤嚥防止手術
        • 1. 気管切開術について
          • 1) 適応と施術時期
          • 2) 術式のポイント
          • 3) 気管カニューレについて
          • 4) 合併症とその予防
          • 5) 気管内吸引の注意事項
          • 6) 気管切開患者に注意すべき事項
        • 2. 誤嚥防止手術について
          • 1) 適応と施術時期
          • 2) 術式のポイント
          • 3) 注意事項
    • 8. 摂食指導・訓練の基本
      • [1] 摂食機能の正常発達に基礎を置く立場から
        • 1. 心理・行動面への指導
          • 1) 過敏の除去 (脱感作)
          • 2) 拒食への対応
        • 2. 食形態、器具指導
          • 1) 食物形態
          • 2) 摂食器具の選択
        • 3. 摂食姿勢
        • 4. 直接訓練
          • 1) 固形食摂取訓練
          • 2) 液体摂取訓練
      • [2] 脳性麻痺児への神経発達学的アプローチの立場から
        • 1. 歴史
        • 2. 神経発達学的治療
        • 3. 脳性麻痺児の摂食・嚥下障害
          • 1) 神経学上の問題
          • 2) 発達上の問題
        • 4. 援助・治療的介入の原則
        • 5. 摂食・嚥下障害の治療的介入の枠組み
          • 1) 姿勢のコントロール
          • 2) 口腔機能への治療的介入
          • 3) 食物形態の調整
        • 6. 摂食・嚥下のための姿勢コントロールの改善
          • 1) 口腔運動のための安定した基盤
          • 2) 位置関係 (alignment)
          • 3) タイプ別の姿勢の特徴とアプローチ方法
        • 7. 口腔機能への援助
          • 1) 食事時以外のアプローチ
          • 2) 食事時のアプローチ1 (正常な摂食パターンを促す)
          • 3) 食事時のアプローチ2 (異常性への対応)
        • 8. 練習に使用する食物の選択
          • 1) 現在の児の口腔運動・嚥下機能に適合した食材を選択する
          • 2) 児のもつ特殊性に配慮した食材の選択
          • 3) 発達をより促進できるような食材を選択する
    • 9. 摂食と姿勢
      • 1. 誤嚥との関係を中心にした摂食時の姿勢の基本
        • 1) 頸部の角度 (頭と体幹の相対的な角度)
        • 2) 上体の姿勢 (起こし方、角度)
        • 3) 嚥下障害・誤嚥の観点からの姿勢の取り方
      • 2. 機能面への配慮と援助のポイント
        • 1) 座位での一連の食事動作に必要な頸部、体幹の機能
        • 2) 摂食姿勢のポイント
        • 3) それぞれの摂食姿勢の特徴と介助の工夫
        • 4) 適切な頭部と下顎の位置と工夫
        • 5) 食事動作に難しさをもつ子どもたちへの姿勢の援助のコツ
        • 6) 摂食機能に重要な日常生活援助
    • 10. 摂食動作への援助
      • 1. 摂食動作の正常発達
      • 2. 摂食動作への援助
      • 3. 障害別の指導法
        • 1) 脳性麻痺
        • 2) ダウン症など知的発達障害の子ども
      • 4. 食具の工夫
    • 11. 経営栄養法、間欠的経管栄養法
      • 1. 経営栄養法
        • 1) 経営栄養の基本と方法
        • 2) 経営栄養法の要点・注意点
        • 3) 胃瘻の注意点
        • 4) 空腸への経営栄養
      • 2. 間欠的経営栄養法
        • 1) 手技
        • 2) 注意点と指導法
    • 12. 障害児の栄養・水分・電解質
      • 1. 障害児の栄養評価と栄養所要量
        • 1) 重症心身障害児・者の脂肪の蓄積状態の評価と栄養学的な意味
        • 2) 重症心身障害のタイプによる栄養の課題
        • 3) 重症心身障害におけるカロリー決定
        • 4) 栄養評価
        • 5) 栄養障害への対応
        • 6) 多様な食品の投与
        • 7) 病態別栄養
      • 2. 水分と電解質
    • 13. 障害児の口腔ケア
      • 1. 口腔機能と口腔ケア
      • 2. 口腔ケアの役割
        • 1) 口腔の保清
        • 2) 口腔の保湿
        • 3) 機能の発達介入
      • 3. 口腔ケアの方法
        • 1) 口腔の保清
        • 2) 口腔の保湿
    • 14. 誤嚥による肺の状態の悪化予防と改善に役立つポジショニング・運動療法・呼吸理学療法
      • 1. ポジショニングと運動療法
        • 1) 上気道狭窄性呼吸障害
        • 2) 胸郭運動性呼吸障害
      • 2. 呼吸理学療法と排痰
  • II. 指導・援助・治療の実際例
    P.213閲覧
    • 1. 脳性麻痺、頭部外傷後遺症など中枢神経障害
      • [1] 脳性麻痺の事例
        • 1. 病歴
        • 2. 全体像
        • 3. 摂食・嚥下評価
          • 1) 食事姿勢
          • 2) 摂食・嚥下パターン
          • 3) 摂取量および時間
        • 4. 問題点の分析
          • 1) 全身的な姿勢緊張・運動パターンからの影響
          • 2) 口腔運動の問題
        • 5. 治療的介入のストラテジー
          • 1) 姿勢への援助
          • 2) 食物形態の選択
          • 3) 口腔器官への援助
        • 6. 考察
      • [2] 頭部外傷後遺症の事例
        • 1. 病歴
        • 2. 臨床像
        • 3. 摂食・嚥下評価
          • 1) 食事姿勢
          • 2) 口腔運動機能
          • 3) 捕食
          • 4) 口腔内処理
          • 5) 送り込み〜嚥下
          • 6) 摂取量および時間
        • 4. 問題点の分析
          • 1) 食事姿勢から摂食機能への影響
          • 2) 口腔器官の問題
          • 3) 食事行動全体の問題
        • 5. 治療的介入のストラテジー
          • 1) 方針、時間配分
          • 2) 姿勢への援助
          • 3) 口腔運動への援助・食物形態の選択
          • 4) コミュニケーション
        • 6. 経過
        • 7. 考察
      • [3] アセトーゼタイプ重度脳性麻痺 (乳幼児期) の事例
        • 1. 乳児期前期 : 9ヵ月〜1歳8ヵ月 (外来指導)
          • 1) 主訴
          • 2) 問題点と課題
          • 3) 指導方針
          • 4) 具体的指導内容と経過
        • 2. 乳児期後期 : 1歳8ヵ月〜2歳8ヵ月 (通園療育)
          • 1) 問題点と課題
          • 2) 指導方針
          • 3) 具体的指導内容と経過
        • 3. 幼児期前期 : 2歳8ヵ月〜4歳8ヵ月 (外来指導)
          • 1) 問題点と課題
          • 2) 指導方針
          • 3) 具体的指導内容と経過
        • 4. 幼児期後期 : 4歳8ヵ月〜6歳 (外来指導)
          • 1) 問題点と課題
          • 2) 指導方針
          • 3) 具体的指導内容と経過
        • 5. まとめ
      • [4] 経管栄養から経口摂取への移行した脳性麻痺の事例
        • 1. 概要
        • 2. 食事指導
          • 1) I期における食事指導 (修正3ヵ月〜6ヵ月) : 機能検査と評価
          • 2) II期の食事指導 (修正6ヵ月〜1歳7ヵ月) : 経口摂取を楽しむ
          • 3) III期における食事指導 (修正1歳8ヵ月〜3歳11ヵ月) : 経管栄養からの離脱
        • 3. まとめ
      • [5] 重症心身障害児・者の事例
        • 1. 事例A「幼児期〜青年期の長期にわたり援助している事例」
          • 1) 摂食援助への主訴
          • 2) コミュニケーションの様子
          • 3) 摂食機能評価 : 開始時14歳11ヵ月
          • 4) 嚥下機能に関するVFなど医学的所見
          • 5) 援助の方針
          • 6) 援助内容
          • 7) かかわりの経過、配慮した点、特徴
          • 8) 摂食機能評価 : 現時点17歳11ヵ月
          • 9) まとめ
        • 2. 事例B「成人期に施設入所後、援助を開始し、チームアプローチを実践した事例」
          • 1) 摂食援助への主訴
          • 2) 摂食援助に対する家族の意見
          • 3) コミュニケーションの様子
          • 4) 姿勢、運動の様子
          • 5) 摂食機能評価開始時 : 27歳2ヵ月
          • 6) 主要な問題
          • 7) 援助方針
          • 8) 援助経過
          • 9) まとめ
        • 3. 事例C「摂食援助を通し人との交流や味覚の楽しみを再度もつことで、QOLの向上が得られた事例
          • 1) 摂食援助への主訴
          • 2) コミュニケーションの様子
          • 3) 姿勢・運動
          • 4) 摂食機能評価 : 開始時40歳9ヵ月
          • 5) 主要な問題
          • 6) 嚥下機能に関するVFなど医学的所見
          • 7) 援助の方針
          • 8) 援助内容 (月に2回1時間程度)
          • 9) かかわりの経過、配慮した点、特徴
          • 10) まとめ
      • [6] 乳幼児期に継続して指導できた事例 (作業療法士より)
        • 1. 事例1
          • 1) 哺乳瓶から離乳食移行の時期
          • 2) 抱っこから椅子での食事摂取への移行
          • 3) 初期食から中期食への移行期
        • 2. 事例2
          • 1) 初回の全身状態
          • 2) 初回時の食事の問題
          • 3) 目標と方針
          • 4) 経過
        • 3. 事例3
          • 1) 初回時の全身状態
          • 2) 食事の問題
          • 3) 目標と方針
          • 4) 経過
      • [7] 呼吸機能障害児・者の事例 (理学療法士より)
        • 1. 重度な呼吸障害と運動発達遅滞を示すダウン症児に対するアプローチ
          • 1) 症状
          • 2) 理学療法アプローチ
        • 2. 重症心身障害児に対する誤嚥・流入予防目的での姿勢管理
        • 3. 当センターにおけるVFの概要
        • 4. 経口摂取可能な脳性麻痺児に対するアプローチ
        • 5. 嘔吐を頻発し、呼吸不全、不穏状態を呈する硬膜下血腫後遺症児に対するアプローチ
        • 6. 重度な嚥下障害による呼吸器感染症を繰り返す脳性麻痺児に対するアプローチ
      • [8] 腹臥位姿勢での摂食指導の事例
        • 1. 身体機能評価
        • 2. 座位姿勢での口腔機能評価 (〜2002.12)
        • 3. 頻繁な熱発から絶食、そして食事姿勢の検討へ
        • 4. 経過
        • 5. 考察〜本事例が成功した理由を考える〜
          • 1) 背臥位と腹臥位姿勢の違いについて
          • 2) 前頸筋の作用、姿勢による影響
          • 3) 視覚障害を有することについて
          • 4) 食事介助の方法によっては、誤嚥を引き起こすことも
          • 5) 食形態の選択について
          • 6) 口唇の閉鎖が可能となった
          • 7) 食物の取り込みが、自ら可能となった
          • 8) スプーンの咬み込みがなくなる
          • 9) 姿勢が口腔機能に与える影響は少ない
          • 10) 腹臥位で食事がとれた理由
    • 2. 心理的拒否と知覚過敏
      • 1. 心理的拒否
        • 1) 心理的拒否による摂食障害 (経管栄養併用群)
        • 2) 心理的拒否による摂食障害 (哺乳瓶でのミルク摂取併用群)
      • 2. 知覚過敏
    • 3. 幼児経管栄養依存症
    • 4. 障害児・者歯科での摂食指導の事例
      • 1. 頬を咬み込む (咬傷) 事例の対策
      • 2. 舌下面の潰瘍 (あるいは下口唇の咬み込み) の事例
      • 3. Castillo-morales口蓋床
      • 4. 小顎症、開口障害で紹介され受診、経過観察中に食道裂孔ヘルニア・胃食道逆流症、睡眠時無呼吸症候群が発見された事例
      • 5. 耳鼻科との連携 : 喉頭気管分離術後の嚥下造影検査例
      • 6. 経口による離乳食開始が可能かどうかの嚥下検査がきっかけとなり経管栄養から離脱できた事例
    • 5. ダウン症
      • 1. ダウン症児の発達の特徴
      • 2. 離乳開始時期および離乳初期の段階
        • 1) 姿勢
        • 2) 食形態
        • 3) スプーンの工夫
        • 4) 食事の際の注意点・ポイント
      • 3. 離乳中期の段階
        • 1) 食形態
        • 2) 食事の際の注意点・ポイント
      • 4. 離乳後期の段階
        • 1) 食形態
        • 2) 前歯でのかじり摂り
        • 3) かじり摂りに適した食材
      • 5. 離乳完了の段階
        • 1) 自食に向けての食器の工夫
      • 6. 水分摂取の仕方
        • 1) 介助方法
        • 2) 注意点
        • 3) コップへの移行時期
        • 4) ストローの使用
      • 7. 献立作成の食材選定の工夫
        • 1) 食材の選定
        • 2) 献立の工夫
      • 8. 保育所・幼稚園での工夫
        • 1) 椅子の工夫
      • 9. まとめ
    • 6. 福山型先天性筋ジストロフィー
      • 1. 福山型先天性筋ジストロフィーとは
      • 2. 福山型先天性筋ジストロフィーの摂食・嚥下機能障害と対応
        • 1) 病歴と現状
      • 3. 4症例のVF所見
        • 1) 6歳、男性
        • 2) 16歳、男性
        • 3) 20歳、男性
        • 4) 21歳、女性
      • 4. 摂食・嚥下機能障害指導のポイント
    • 7. 筋ジストロフィー
      • 1. 筋ジストロフィーの特徴
        • 1) 筋力低下の進行による多様な症状
        • 2) 小児期発症の患者の特徴
        • 3) 筋ジス医療の特殊性
      • 2. DMDの摂食・嚥下障害の実際とその対処
      • 3. DMDの摂食・嚥下障害で特に注意すること
        • 1) 食欲への配慮は極めて大切
        • 2) 栄養障害による症状を見過ごす危険
        • 3) 食事と呼吸の関係
        • 4) NIVをしながら食事をする
    • 8. その他の状態や疾患、治療
      • [1] 丸飲み込みの事例
        • 1. 概要
        • 2. 丸飲み込みの要因
        • 3. 指導法の具体例
        • 4. 自閉症などへの取り組み
        • 5. 事例
          • 1) 指導方針
          • 2) 経過
      • [2] 4p-症候群
        • 1. 4p-症候群とは
        • 2. 栄養摂取法について
        • 3. 拒食ないし経口摂取への意欲について
        • 4. 嚥下障害について
          • 1) 事例1
          • 2) 事例2
      • [3] 脊髄性筋萎縮症の嚥下障害へのボツリヌス毒素治療
        • 1. 事例
          • 1) 食事に関する情報
          • 2) 現症・神経学的所見
          • 3) 検査結果
          • 4) 嚥下造影検査
          • 5) 治療経過
      • [4] 先天性食道閉鎖症
        • 1. 先天性食道閉鎖症とは
        • 2. 家族指導の実際
          • 1) ストーマ装具を用いたケア方法
          • 2) ミルク注入と胃瘻ケア
          • 3) 食道瘻の狭窄の観察について
          • 4) 摂食機能獲得の見通しと必要な時々のケア (過敏予防と味覚刺激中心に)
          • 5) 家族へのかかわり方
      • [5] 自閉症圏障害児への摂食指導
        • 1. 自閉症圏障害とは
        • 2. 事例呈示
          • 1) 事例1 通園療育で成長したケース
          • 2) 事例2 生活環境の変化が大きく影響したケース
        • 3. まとめ
  • 索引
  • 奥付

参考文献

I. 概説

P.10 掲載の参考文献

  • 1) 上田 敏:リハビリテーションの思想. 医学書院, 東京, 1987.
  • 2) 上田 敏:WHO国際障害分類改定の経過と今後の課題;ICIDHからICFへ. PTジャーナル 36 (1):5-11, 2002.
  • 3) リチャード・A・シュミット (著):運動学習とパフォーマンス. 調枝孝治 (監訳), pp1-12, 大修館書店, 東京, 1994.
  • 4) Larsen GL:Conservative managemnt for incomplete dysphagia paralytica. Arch Phys Med Rehabil 54:180-185, 1973.
  • 5) 尾本和彦:健常児の摂食機能発達および関連基礎知識. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリ テーション, 金子芳洋 (監修), 尾本和彦 (編), pp 5-38, 医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 6) 山鳥 重:記憶の神経心理学. pp172-176, 医学書院, 東京, 2002.
  • 7) 配島弘之, 向井美惠:摂食・嚥下に関わる形態的特徴. 摂食・嚥下リハビリテーション, 金子 芳洋, 千野直一(監修), pp 7-12, 医歯薬出版, 東京, 1998.
  • 8) Kindell J (著), 金子芳洋 (訳):認知症と食べる障害. pp 1-6, 医歯薬出版, 東京, 2005.

P.26 掲載の参考文献

  • 8) 入来篤史, 野崎修一, 中村嘉男:吸啜から咀嚼への転換に関与する中枢神経系の再構成.咀嚼システムの形成と適応, 文部省特定研究「咀嚼システム基礎的研究」総括班 (編), pp 53-65, 風人社, 東京, 1988.
  • 9) 中村嘉男:咀嚼運動の生理学, 第1版, p193, 医歯薬出版, 東京, 1988.
  • 10) 山田好秋:よくわかる摂食・嚥下のメカニズム. 第1版, p23, 医歯薬出版, 東京, 2004.

P.35 掲載の参考文献

  • 1) 尾本和彦:摂食 嚥下機能の発達. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp 5-42, 医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 3) Morris SE:The Normal Acquisition of Oral Feeding Skills; Implications for Assessment and Treatment. Therapeutic Media Inc, New York, 1982.
  • 4) 池澤真紀, 竹野谷綾子, 田沼 明, ほか:デュシャンヌ型筋ジストロフィー患者の摂食に関する実態調査. 第II回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会抄録集, p193, 2005.
  • 5) 馬木良文, 野崎園子, 多田羅勝義, ほか:Duchenne型筋ジストロフィー患者における嚥下機能の変化;嚥下造影による検討.第II回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会抄録集, p171, 2005.
  • 6) 村山恵子:福山型筋ジストロフィー. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子 芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp117-121, 医歯薬出版, 東京, 2005.

P.46 掲載の参考文献

  • 1) 尾本和彦:摂食機能の評価と診断. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp131-151, 医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 2) 神田豊子, 村山恵子:生命維持機能評価法. 障害児の包括的評価法マニュアル, 全国肢体不自由児施設運営協議会 (編), pp 2-26, メジカルビュー社, 東京, 2006.

P.50 掲載の参考文献

  • 1) 尾本和彦:摂食機能の評価と診断. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp 183-185, 医歯薬出版, 東京, 2005.

P.58 掲載の参考文献

  • 1) 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会医療検討委員会:嚥下造影検査の標準的検査法 (詳細版) . 日摂食嚥下リハ会誌8 (1):71-86, 2004.
  • 2) 藤岡睦久:小児の画像診断. p16, 医学書院, 東京, 1986.
  • 3) Arvedson JC, Lefton-Greif MA:Pediatric videofluoroscopic swallow studies. A Professional Manual with Caregiver Guideline, p 106, Communication Skill Builders, Texas, 1998.
  • 4) 尾本和彦:VF検査. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp 153-177, 医歯薬出版, 東京, 2005.

P.74 掲載の参考文献

  • 1) 北住映二 (制作担当):ビデオ「重症児とともに応用編;誤嚥・胃食道逆流症などへの対策」. 全国重症心身障害児 (者) を守る会, 東京, 2001.
  • 5) 北住映二:年長児・成人の脳性麻痺症例. Medical Rehabilitation 57 (増刊号, 摂食・嚥下障害リハビリテーション実践マニュアル):100-106, 2005.

P.85 掲載の参考文献

  • 1) 舟橋満寿子:重症心身障害児の日常生活での健康管理. 重症心身障害療育マニュアル, 第2版, 江草安彦 (監), pp 207-212.医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 2) 北住映二:重度重症障害児の医療;QOL改善のためのケア. 小児神経学の進歩28集, 小児神経学会教育委員会 (編), pp 82-92.診断と治療社, 東京, 1999.
  • 3) 三浦清邦:呼吸管理・呼吸障害医療的ケア研修テキスト, 松石豊次郎, 北住映二, 杉本健郎 (編著), pp 29-53, クリエイツかもがわ, 京都, 2006.
  • 4) 北住映二:重症児の呼吸および姿勢管理. Medical Rehabilitation 35 (特集, 脳性麻痺のリハビリテーション):60-68, 2003.
  • 5) Van Daele DJ, et al:耳鼻咽喉科的にみた胃食道逆流症. 嚥下障害の内視鏡検査と治療, Langmore SE (編著), 藤島一郎 (監訳), pp 179-185, 医歯薬出版, 東京, 2002.
  • 6) 北住映二:アデノイド増殖症と口蓋扁桃肥大が嚥下に与える影響について. 嚥下障害Q&A, 吉田哲二ほか (編), pp122-123, 医薬ジャーナル社, 大阪, 2001.
  • 7) 北住映二, 鈴木康之 (制作担当):ビデオ「重症児とともに応用編;呼吸障害への取り組み」. 全国重症心身障害児 (者) を守る会, 東京, 2001.
  • 8) 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編):障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション. 医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 9) 北住映二:重症心身障害児 (者) の合併障害の病態と姿勢. 日本重症心身障害学会誌 29:61-66, 2004.
  • 10) 板橋 繁:高齢者の誤嚥性肺炎とその対策. 日摂食嚥下リハ会誌 10:193-206, 2006.
  • 11) 金子断行, 直井富美子, 村山恵子, ほか:重症心身障害児(者)の呼吸障害に対する肺内パーカッションベンチレーターとインエクスフレーターの使用経験. 日本重症心身障害学会誌 31:35-43, 2006.

P.102 掲載の参考文献

  • 1) 日本小児消化管機能研究会ワーキンググループ:小児胃食道逆流症診断治療指針. 小児外科 37:483-490, 2005 (日本小児科学会雑誌110:87-94, 2006 および日小外会誌 42:299-306, 2006にも再掲載) .
  • 2) 中谷勝利:誤嚥・呼吸障害など全身状態と摂食機能との関連;胃食道逆流症. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション;その基礎と実践, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp 107-116, 医歯薬出版, 東京, 2005,
  • 3) 北住映二:重度重症障害児の医療;QOL改善のためのケア. 小児神経学の進歩, 第28集 (日本小児神経学会小児神経学セミナー記録), 日本小児神経学会教育委員会 (編), pp 82-92, 診断と 治療社, 東京, 1999.
  • 4) 中谷勝利:心身障害児における消化管障害の病態;胃食道逆流症を中心に. 小児外科 36:183-190, 2004.
  • 5) 中谷勝利:重症心身障害児の外科的疾患. THE BEST NURSING 小児外科看護の知識と実際, 青山興司 (編), pp 244-258, メディカ出版, 大阪, 2004.
  • 6) 岩切勝彦, 林 良紀, ほか:GERDの発症機序:胃食道逆流, 食道内酸曝露時間延長のメカニズム. 日本臨床 62:1427-1432, 2004.
  • 11) 加藤哲夫, 吉野裕顕, ほか:GER症例における食道裂孔脚筋束の病理組織学的検討. 小児の胃食道逆流症, 松山四郎 (編), pp18-22, 金原出版, 東京, 1994.
  • 12) 名越淳人, 原澤 茂:生活習慣の指導. 日本臨床 62:1529-1532, 2004.
  • 14) 中谷勝利:GER (胃食道逆流現象) 検査.はげみ 274:66-69, 2000.
  • 15) 中谷勝利:重症心身障害児者における空腸栄養 (経鼻, 経胃瘻または腸瘻による) 47例の検討. 日本小児科学会雑誌 108:191, 2004.

P.129 掲載の参考文献

  • 1) 尾本和彦:摂食指導・訓練の実際. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), pp 258-286, 医歯薬出版, 東京, 2005.
  • 2) 松崎暁子, 村上知恵, 馬場のぶ子, ほか:新しい食形態への取り組み. 第50回全国肢体不自由児療育研究大会抄録集 p91, 東京, 2005.

P.150 掲載の参考文献

  • 1) Mueller HA:Facilitating Feeding and Prespeech Physical Therapy Services in the Developmental Disabilities. Pearson PH, Williams, CE (eds), Charles C Thomas, Illinois, 1972.
  • 2) Crickmay M:Speech Therapy and the Bobath Approach to Cerebral Palsy. Charles C Thomas, Illinois, 1966.
  • 3) Morris SE, Klein MD:Pre-Feeding Skills. 2nd ed, Therapy Skill Builders, Tucson, AZ, 2000.
  • 5) 今川忠男:プレ・スピーチの評価と治療;脳性麻痺児の口腔顔面運動機能障害に対する神経発達学的治療アプローチ. 理学療法学15 (2):217-222, 1988.
  • 6) 山川眞千子:ボバース概念治療.神経発達学的アプローチ, 脳性麻痺 日本聴能言語士協会講習会実行委員会 (編), pp 107-150, 協同医書出版社, 東京, 2002.
  • 7) 椎名英貴:NDTによる口腔;顔面問題に対する治療. ポバース概念の実践ハンドブック, 紀伊克昌 (監), pp 20-26, パシフィックサプライ, 大阪, 1997.
  • 8) 和泉真由美, 中澤優子:脳性麻痺児のプレスピーチセラピー. ボバース概念の実践ハンドブック, 紀伊克昌 (監), pp 80-91, パシフィックサプライ, 大阪, 1997.
  • 9) Morris SE:The Norma Acquisition of Oral Feeding Skill. Therapeutic Media Inc, California, 1982.
  • 10) Muelier HA:Feeding Handling the Young Child with Cerebral Palsy at Home. 3rd ed, Finnie NR (ed), Butterworth-Heinemann, Oxford, 1997 (梶浦一郎, 鈴木恒彦 (訳) ;脳性まひ児の家庭療育. pp 220-233, 医歯薬出版, 東京, 1999)
  • 11) 梶浦一郎, 椎名英貴:摂食障害のリハビリテーション. 総合リハビリテーション 23 (9):763-769, 1995.

P.168 掲載の参考文献

  • 1) 北住映二 (制作担当):ビデオ「重症児とともに応用編;誤嚥・胃食道逆流症などへの対策」全国重症心身障害児 (者) を守る会, 東京, 2001.
  • 3) 石塚千恵:口腔相の機能発達障害を伴う重症心身障害児・者の嚥下動態の観察. 脳と発達 32:383-94, 2000 (重症心身障害児・者におけるビデオX線嚥下透視の解析とその臨床応用, 第1編, 呼吸器感染を繰り返す重症心身障害児・者の嚥下機能の解析, 第2編)
  • 4) 尾本和彦, 米山 明, 北住映二, ほか:重度障害児の摂食姿勢の検討:特に体幹角度について (1). 摂食・嚥下リハ学会雑誌 2:66, 1998.
  • 5) 北住映二:重症心身障害児 (者) の合併障害の病態と姿勢. 日本重症心身障害学会誌 29:61-66, 2004.

P.175 掲載の参考文献

  • 1) 紀伊克昌:ボバース概念の実践ハンドブック. パシフィックサプライ, 大阪, 1998.
  • 2) 向井美惠 (編):食べる機能をうながす食事. 医歯薬出版, 東京, 1994.
  • 3) はげみ 特集「作業療法」. 日本肢体不自由児協会, 東京, 2005.

P.188 掲載の参考文献

  • 1) 木佐俊郎, 富永積生, 深田倍行, ほか:脳卒中に伴う嚥下障害に対する"口腔ネラトン法"を応用した治療と管理. 総合リハ 20:235-239, 1992.
  • 1) 石井光子:摂食嚥下障害・経管栄養・栄養管理. 医療的ケア研修テキスト, 松石豊次郎, 北住 映二, 杉本健郎 (編著), pp 70-93, クリエイツかもがわ, 京都, 2006.
  • 2) 藤森まり子, 稲生 綾, 藤島一郎:経鼻胃経管栄養法における胃チューブ挿入技術の検討. 摂食・嚥下リハ学会雑誌 7:223-224, 2003.
  • 2) 舟橋満寿子, 中島末美, 石原 昂, ほか:嚥下困難児に対する口腔ネラトン法の試み. 脳と発達 17:3-9, 1985.
  • 3) 北住映二:重症心身障害児の食事・栄養小児科臨床 57:2615-2627, 2004.

P.198 掲載の参考文献

  • 1) 口分田政夫:重症心身障害児 (者) へのQOL向上への栄養管理.JJPEN 25 (2):49-56, 2003.
  • 2) 健康・栄養情報研究会 (編):第六次改定日本人の栄養所要量食事摂取基準. pp 36-37, 第一出版, 東京, 2000.
  • 3) 口分田政夫:発達障害児の嚥下と栄養の課題;障害児の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション. 金子芳洋 (監), 尾本和彦 (編), 医歯薬出版, 東京, 2004.
  • 4) 北住映二:II病態栄養-疾患と食事-重症心身障害児の食事・栄養. 小児科臨床 57:235-247, 2004.

P.206 掲載の参考文献

  • 1) 鈴木俊夫:口腔ケア;実践マニュアル. 日総研出版, 東京, 1994.
  • 2) 高橋 滋, 馬場一雄:おしゃぶり刺激および触覚刺激と低出生体重児の発達 周産期医学 13 (増):181-184, 1983.
  • 3) 芳賀 定:第6章口腔ケア. 障害児の療育ハンドブック, 日本肢体不自由児協会, 東京, 2004.
  • 4) 芳賀 定:周産期の栄養と食事/合併症をもつ児の口腔ケア. 周産期医学 35 (増):2005.

II. 指導・援助・治療の実際例

P.250 掲載の参考文献

  • 1) 森永京子, 鈴木真知子, 田中倶子, ほか (編):言語臨床事例集12「脳性麻痺」. 学苑社, 東京, 2005.
  • 2) 椎名秀貴 (編):第4部脳性麻痺. 言語聴覚療法臨床マニュアル, 改定第2版, 協同医書出版社, 東京, 2004.
  • 3) 日本聴能言語士協会講習会実行委員会 (編):3.脳性麻痺. アドバンスシリーズ・コミュニケーション障害の臨床, 協同医書出版社, 東京, 2002.

P.267 掲載の参考文献

  • 1) 有馬正高:重症心身障害に関する用語と概念. 重症心障害医学最近の進歩, 黒川 徹 (編), pp 16-22, 社団法人日本知的障害福祉連盟, 東京, 1999.
  • 2) 渥美聡:重症心身障害児・者施設における摂食・嚥下ワーキンググループの活動報告. 日本重症心身障害学会誌 31 (2):212, 2006.
  • 3) 寺田美智子:重症心身障害児者施設における摂食・嚥下機能評価;100例についての考察. 日本重症心身障害学会誌 31 (2):213, 2006.
  • 4) 篠崎昌子:地域における共生 介護ヘルパー自主研修活動第2報;摂食介助研修について. 日本重症心身障害学会誌 31 (2):211, 2006.
  • 5) 寺田美智子:重症心身障害児者施設における超重症児者の事例報告;食事を媒介とした援助の経験から. 発達障害研究 28 (4):279-286, 2006.
  • 6) 門馬京子:慢性的に誤嚥を認める重症心身障害者への摂食アプローチ. 日本摂食 嚥下リハビ リテーション学会誌 6:177, 2002.
  • 7) 立川 博:教育としての静的弛緩誘導法. 御茶の水書房, 東京, 2003.
  • 8) 渥美 聡:年長児〜成人の重度脳性麻痺児者の摂食嚥下障害への援助の取り組み. はげみ 4・5月号 (313):15-23, 2007.

P.290 掲載の参考文献

  • 1) 平井孝明:重症心身障害児 (者) の姿勢管理の実際.日本重症心身障害学会誌 29 (1):67-76, 2004.
  • 2) 平井孝明:理学療法士による摂食機能へのアプローチ. 第31回日本脳性麻痺研究会記録集, pp 29-32, 2004.
  • 3) 平井孝明:重症心身障害児における姿勢の違いによる嚥下動態の変化について.理学療法;技術と研究 33:10, 2005.

P.297 掲載の参考文献

  • 1) 藤島一郎:口から食べる-嚥下障害Q&A. p91, 中央法規出版, 東京, 1998.
  • 2) 井出吉信, ほか:口と歯の病気マップ. 斉藤 力, ほか (編), p80, 医歯薬出版, 東京, 2003.

P.303 掲載の参考文献

  • 1) 田角 勝:摂食嚥下障害における指導上の問題点と指導のポイント. 日本重症心身障害学会誌 30 (1):27-32, 2005.
  • 2) 尾本和彦:摂食機能訓練. 食べる機能の障害, 第1版, 金子芳洋 (編), pp 87-133, 医歯薬出版, 東京, 1987.

P.307 掲載の参考文献

  • 1) 田角 勝,加古結子, ほか:幼児経管栄養依存症について. 第2回日本摂食・嚥下リハビリテーション研究会抄録集, p56, 1996.
  • 2) 田角 勝:摂食・嚥下障害児における指導上の問題点と指導のポイント;主として医師の立場から. 日本重症心身障害児学会誌 30:27-32, 2005.
  • 3) 田角 勝:Cornelia de Lange症候群などの拒食を主症状とした障害. 小児の摂食・嚥下リハビリテーション, 田角 勝, 向井美穂 (編著), pp 246-249, 医歯薬出版, 東京, 2006.
  • 4) 田角 勝:機能障害のない摂食・嚥下障害. 小児の摂食・嚥下リハビリテーション, 田角 勝 向井美穂 (編著), pp 247-277, 医歯薬出版, 東京, 2006.

P.324 掲載の参考文献

  • 1) 藤島一郎:さまざまな症状と対処法Q42頬の内側を噛んでしまい、痛くて食べられません. 口から食べる嚥下障害Q&A, 初版, pp128-129, 中央法規出版, 東京, 1995.
  • 2) 広西真弓, ほか:障害者歯科におけるCastillo-Morales口蓋床の応用と臨床評価. 障歯誌 19:227-235, 1998.

P.336 掲載の参考文献

  • 1) 金子芳洋, 向井美恵, 尾本和彦:食べる機能の障害;その考え方とリハビリテーション. 金子 芳洋 (編), 医歯薬出版, 東京, 1987.
  • 2) 向井美惠, 綾野理加, ほか:乳幼児の摂食指導;お母さんの疑問にこたえる. 向井美惠 (編), 医歯薬出版, 東京, 2000.
  • 3) 向井美惠, 杉村ふぶき, ほか:食べる機能をうながす食事;摂食障害児のための献立, 調理, 介助. 向井美惠 (編), 医歯薬出版, 東京, 1994.
  • 4) 秋村純江:ダウン症;小児の摂食・嚥下とその障害. JJNスペシャル52摂食嚥下リハビリテーションマニュアル, 才藤栄一, ほか (編), pp172-174, 医学書院, 東京, 1996.
  • 5) 池田由紀江:障害を知る本2 ダウン症の子どもたち. 大月書店, 東京, 1998.
  • 6) 鈴木保弘, 斎藤みどり:地域における摂食・嚥下指導の試み;地域療育施設を起点として. 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌4 (2):137, 2000.
  • 7) 斎藤みどり, 鈴木保弘:杉並区立こども発達センターにおける摂食・嚥下指導の取り組み;過去5年間の実績調査. 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 6 (2):290, 2002.
  • 8) 鈴木保弘, 斎藤みどり:早期から保育園へ通う発達障害児への摂食・嚥下指導の実際. 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 7 (2):195, 2003.
  • 9) 斎藤みどり, 鈴木保弘:ダウン症児に対する摂食指導の早期開始の効果. 日本摂食・嚥下リハビリテーション学会雑誌 9 (3):406, 2005.

P.353 掲載の参考文献

  • 1) 河原仁志 (編):筋ジストロフィーってなあに? 診断と治療社, 東京, 2001.
  • 1) 石川 玲:デュシェンヌ型筋ジストロフィーの障害像. 筋ジストロフィーのリハビリテーショ ン, 大竹 進 (監), pp19-30, 医歯薬出版, 東京, 2002.
  • 2) 金澤一郎 (監), 河原仁志 (編):誰にでもわかる神経筋疾患119番.日本プランニングセンター, 千葉, 2007.
  • 2) 佐々木俊明:筋ジストロフィーの歯科的問題. 筋ジストロフィーと摂食・嚥下障害, 筋ジストロフィー患者のケアシステムに関する総合的研究班 (河原仁志) (編), pp 33-40, 2001.
  • 3) 福永秀敏 (監), 河原仁志 (編):筋ジストロフィー患者さんのための楽しい食事. 診断と治療社, 東京, 2002.
  • 4) 石川悠加 (監):MACを用いた排痰介助・咳介助 (DVD) エアウォーター.
  • 5) 川島里美, 山下信子, 田中栄一:24 時間のケアメニュー. 非侵襲的人工呼吸療法ケアマニュアル, 石川悠加 (編), pp91-97, 日本プランニングセンター, 千葉, 2004.

P.357 掲載の参考文献

  • 1) 尾本和彦:丸飲み込みの原因と対策. 実践障害児教育 287 (5):1997.
  • 2) 尾本和彦:症例検討. 障害児者の摂食・嚥下・呼吸リハビリテーション, 金子芳洋(監)m尾本和彦(編), p308, 医歯薬出版, 東京, 2005.

P.362 掲載の参考文献

  • 1) 楢原幸二:4p-症候群.広範囲症候群;新訂版, 日本臨床 45 (臨時増刊号), 日本臨床社, 東京, 1987.
  • 3) Battaglia A, Carey JC, Wright TJ:Wolf-Hirschhorn syndrome. Gene Reviews, http://www.genereviews.org, Last update:6 April 2004.
  • 4) 尾本和彦, 中谷勝利, 児玉真理子, ほか:染色体異常 (4 p-症候群) の摂食機能の特徴について. 第12回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会学術大会抄録集, p225, 岡山, 2006.

P.367 掲載の参考文献

  • 2) 横山智一, 浅井昌大, 熊田政信, ほか:ボツリヌストキシンの輪状咽頭筋内注入により嚥下障害の軽快が見られた2症例. 日耳鼻 106:754-757, 2003.

P.378 掲載の参考文献

  • 1) 杉山登志郎, 原 仁:特別支援教育のための精神・神経医学. p25, 学研, 東京, 2003.
  • 2) 篠崎昌子, ほか:自閉症スペクトラム児の幼児期における摂食・嚥下の問題;第2報 食材(品)の偏りについて. 日摂食嚥下リハ会誌 II:52-59, 2007.
  • 3) 篠崎昌子, ほか:自閉症スペクトラム児の幼児期における摂食・嚥下の問題;第1報 食べ方に関する問題について. 日摂食嚥下リハ会誌 II:42-51, 2007.
  • 4) 飯田雅子 (編):発達に遅れがある子どもの日常生活指導(1)食事指導編. 学研, 東京, 1997.