書籍名 |
よくわかる 卵巣癌のすべて |
出版社 |
永井書店
|
発行日 |
2007-03-28 |
著者 |
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ISBN |
9784815917821 |
ページ数 |
535 |
版刷巻号 |
初版 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
近年、目覚ましく発展している産婦人科医療。ことに1970年代における分子生物学の技術的進歩、抗癌剤の開発は臨床応用され専門領域を超えた学習の必要性がますます高まり重要となってきています。本書は第一線の比較的若い専門家に執筆を依頼してクオリティーの高い内容を呈示していただき完成したものです。卵巣腫瘍に携わっている方々や実地医家の方々、さらに次世代を担う婦人科医の方々に、机上のバイブルとしていただきたい1冊です。
目次
- 表紙
- 執筆者一覧
- 序文
- 目次
- 1. 卵巣癌の歴史に学ぶ ―樋口一成・加藤俊両先生に捧ぐ―
- はじめに
- (1) 樋口の卵巣充実性腫瘍の分類
- (2) 慈恵医大における卵巣充実性腫瘍の研究 ―樋口・加藤両先生の思い出など―
- (3) 日本産婦人科学会卵巣腫瘍登録委員会分類ならびに症例検討会
- i) 卵巣腫瘍登録委員会分類ならびに発現頻度
- ii) 日産婦学会卵巣腫瘍登録委員会症例検討会
- (4) 卵巣腫瘍の臨床病理学的分類 (日本産科婦人科学会・日本病理学会編)
- むすびにかえて ―発想の転換を―
- 2. 疫学
- 1) 罹患率と死亡率の推移 ―国際比較, リスクファクターも含めて―
- (1) 統計用語の解説
- (2) 卵巣癌罹患率の推移
- (3) 卵巣癌死亡率の推移
- (4) 国際比較
- (5) リスクファクター
- おわりに
- 2) 家族性卵巣癌 診断・治療・予防
- はじめに
- (1) 高発癌家系における原因遺伝子
- (2) 卵巣癌における高発癌家系
- i) BRCA1症候群
- ii)BRCA2症候群
- iii) 遺伝性非腺腫症性大腸癌
- (3) 遺伝子カウンセリング
- まとめ
- 3. 診断
- 1) 卵巣の解剖と生理 (臨床医が知っておくべきこと)
- (1) 卵巣の解剖
- i) 卵巣の固定
- ii) 卵巣の脈管, 神経系
- iii) 卵巣の組織
- (2) 卵巣の生理
- 2) 超音波検査
- はじめに
- (1) 超音波検査法の特徴
- (2) 超音波で何をみるか
- (3) 悪性を示唆する所見
- i) 大きさ
- ii) 被膜, 壁, 隔壁
- iii) 腫瘍の内部構造
- iv) その他
- (4) 超音波画像所見
- i) 境界悪性病変
- ii) 上皮性悪性腫瘍
- iii) 胚細胞腫瘍, 性索間質性腫瘍
- iv) その他
- 3) MRI
- はじめに
- (1) 卵巣腫瘍診断におけるMRIの意義
- (2) 悪性上皮性卵巣腫瘍のMRI像
- i) 奨液性腺癌
- ii) 粘液性腺癌
- iii) 類内膜腺癌
- iv) 明細胞腺癌
- (3) 悪性胚細胞腫瘍のMRI像
- i) 未分化胚細胞腫
- ii) 卵黄嚢腫瘍
- iii) 絨毛癌管
- iv) 奇形腫
- おわりに
- 4) CT
- (1) 卵巣腫瘍におけるCT画像の特徴
- (2) CTによる診断の進め方
- (3) 組織分野からみたCT画像の特徴
- i) 類腫瘍性病変
- ii) 上皮性卵巣腫瘍
- iii) 性索間質性腫瘍
- iv) 胚細胞性腫瘍
- 5) 核医学的検査 (骨シンチグラフィ, FDG PET検査)
- (1) 核医学検査
- (2) 骨シンチグラフィ
- i) 検査の原理および特徴
- ii) 検査の方法
- iii) 検査の適応
- iv) 検査画像の読影
- (3) FDG PET検査
- i) 検査の原理および特長
- ii) 検査の方法
- iii) 検査の適応
- iv) 検査画像の読影
- まとめ
- 6) 細胞診
- はじめに
- (1) 腹腔内細胞診の意義
- i) 組織型の推定
- ii) staging cytology
- (2) 代表的な細胞所見
- おわりに
- 7) 腫瘍マーカーの意義と今後の展望
- はじめに
- (1) 種類と分類
- (2) 糖鎖関連腫瘍マーカー
- i) コア蛋白関連抗原CA125, CA130, CA602
- ii) 母核糖鎖関連抗原CA546, CA72-4, STN
- iii) 基幹糖鎖関連抗原 (CA199, SLX)
- iv) 糖転移酵素 (GAT)
- (3) 汎用マーカー
- i) 癌胎児性抗原 (CEA)
- ii) 細胞骨格関連蛋白 (TPA)
- (4) 胚細胞腫瘍
- (5) 卵巣癌における腫瘍マーカー測定の目的
- i) スクリーニング, 検診
- ii) 良悪性の鑑別診断
- iii) 治療効果, 経過のモニタリング (再発再燃の診断)
- (6) 腫瘍マーカーの測定にあたって
- (7) 今後の展望
- 8) 腹腔鏡検査・手術
- (1) 腹腔鏡検査・手術に必要な機器
- i) 腹腔鏡システム
- ii) 気腹装置
- iii) エネルギー機器
- iv) 洗浄吸引装置
- v) トロカール
- vi) 手術用処置具
- (2) 腹腔鏡検査・手術の基本手技
- i) 患者の体位
- ii) 機器類や人員の配置
- iii) 気腹法
- iv) トロカールの刺入
- v) 視野の確保
- vi) 電気メスの使用
- vii) 洗浄・吸引
- viii) 結紮・縫合
- (3) 卵巣癌に対する腹腔鏡検査
- 9) 遺伝子診断
- はじめに
- (1) 卵巣癌の発生・進展に関与する遺伝子
- (2) 遺伝子による抗癌剤感受性試験
- i) 抗癌剤耐性機序
- ii) 抗癌剤と耐性遺伝子
- iii) 抗癌剤感受性試験
- (3) 体系的遺伝子解析
- 10) 臨床症状
- (1) 腹音膨満, 腹部腫瘤
- (2) 腹痛, 骨盤痛, 腰痛
- (3) 不正出血, 月経異常
- (4) 頻尿, 尿失禁
- (5) 消化器症状
- 4. 病理
- 1) 病理標本取り扱い
- はじめに
- (1) 腫瘍の肉眼観察とその記載
- (2) 肉眼観察の手順
- i) 摘出物の位置関係を確認する
- ii) 腫瘍の存在部位と広がり方の観察
- iii) 腫瘍の計測
- iv) 腫瘍の表面および割面の性状
- (3) 腫瘍の固定
- (4) 病理検査依頼書の記載方法
- (5) 切り出しの要点
- i) 健常部卵巣が認められる場合
- ii) 卵巣被膜に露出する腫瘍
- iii) 嚢胞性疾患の場合
- iv) 成熟奇形腫 (皮様嚢腫) の場合
- v) ブロックの個数
- 2) 癌と鑑別を要する良性疾患 (境界病変を含む)
- はじめに
- (1) 卵巣の腫瘍様病変
- i) 妊娠性および産褥性大型弧在性黄体化嚢胞
- ii) 黄体化過剰反応
- iii) 卵巣子宮内膜症
- (2) 卵巣の炎症性腫瘤
- (3) 卵巣の良性腫瘍
- i) 奨液性腺腫と粘液性腺腫
- ii) 成熟嚢胞性奇形腫
- iii) 線維腫と莢膜細胞腫
- (4) 卵巣の境界悪性腫瘍
- i) 境界悪性表層上皮性・間質性腫瘍
- ii) 顆粒膜細胞腫
- iii) 中分化セリトリ・ライディク細胞腫
- 3) 卵巣腫瘍の発生と進展
- はじめに
- (1) 癌の発生と進展
- (2) 卵巣腫瘍の発生と悪性への進展
- i) 卵巣癌の発生
- ii) 卵巣癌の進展
- iii) 腹膜播種病変の病理診断
- iv) 腹膜腫瘍としての卵巣腫瘍
- おわりに
- 4) 病理組織分類
- a. 表層上皮性・間質性腫瘍
- (1) 漿液性腺癌
- (2) 粘液性腺癌
- (3) 類内膜腺癌
- (4) 明細胞腺癌
- (5) 悪性ブレンナー腫瘍および移行上皮癌
- b. 性索間質性腫瘍・胚細胞腫瘍
- (1) 性索間質性腫瘍
- i) 顆粒膜細胞腫
- ii) セルトリ・間質細胞腫瘍 (アンドロブラストーマ)
- iii) ステロイド細胞腫瘍
- iv) ギナンドロブラストーマ
- v) 線維肉腫
- (2) 胚細胞腫瘍
- i) 未熟奇形腫
- ii) カルチノイド, 甲状腺腫性カルチノイド
- iii) 未分化胚細胞腫瘍
- iv) 卵黄嚢腫瘍 (内胚葉洞腫瘍)
- v) 胎芽性癌 (胎児性癌)
- vi) 多胎芽腫
- vii) 絨毛癌
- viii) 悪性転化を伴う成熟嚢胞性奇形種
- 5) 病理学的悪性度 (分化度) 分類
- はじめに
- (1) The International Federation of Gynecology and Obstetrics (FIGO) およびthe World Health Organization (WHO) のgrading system
- (2) Shimizu and Silverbergらのgrading system
- (3) Shimizu and Silverbergのgrading systemの予後因子としての意義
- 6) 術中迅速細胞診の適応と限界
- はじめに
- (1) 迅速細胞診の利点と適応
- (2) 術中迅速細胞診の限界
- (3) 術中迅速細胞診の標本作製手技
- (4) 主な卵巣腫瘍について
- i) 奨液性境界悪性腫瘍と奨液性腺癌
- ii) 粘液性限界悪性腫瘍と粘液性腺癌
- iii) その他の癌
- iv) 性索間質腫瘍, 胚細胞腫瘍
- v) 転移性癌
- (5) 迅速細胞診の精度について
- (6) 結論
- 5. 分子生物学的特徴
- 1) 細胞周期
- はじめに
- (1) 細胞周期の成立
- (2) 細胞周期進行の分子機序
- (3) 細胞周期進行促進の分子機序 : サイクリンとcdk
- (4) 細胞周期進行抑制の分子機序
- (5) G2/M期の抑制
- (6) 卵巣組織における細胞周期調節因子の発現と意義
- おわりに
- 2) テロメア, テロメレース
- はじめに
- (1) テロメアとは
- (2) 細胞分裂に伴うテロメアの短縮
- (3) テロメアの短縮と細胞の老化
- (4) 癌細胞におけるテロメラーゼの活性化
- (5) テロメラーゼ活性と癌の病態
- (6) テロメレースを構成するサブユニット
- (7) テロメレース導入による卵巣表層上皮の不死化
- (8) テロメレースを標的とした卵巣癌分子標的治療のstrategy
- おわりに
- 3) 細胞遺伝学 (卵巣癌におけるDNAアレイ解析と遺伝子診断への応用)
- はじめに
- (1) DNAアレイ
- i) DDNAアレイの原理
- ii) DNAアレイの種類
- iii) DNAアレイデータの解析法
- iv) DNAアレイデータから何がわかるのか
- v) DNAアレイ後の方針
- (2) 発現解析型アレイ
- i) 概論
- ii) 卵巣癌における発現解析型アレイの臨床応用
- (3) CGH (comparative genomic hybridization)
- i) CGH法の原理
- ii) CGH法の利点と欠点
- iii) CGH法による卵巣癌ゲノム異常の解析と遺伝子診断への応用
- iv) CGH法による卵巣癌の遺伝学的悪性度診断
- v) CGH法による卵巣癌の抗癌剤耐性遺伝子マーカーの検索
- vi) CGH法の将来
- 4) アポトーシス
- (1) アポトーシス
- (2) 卵巣癌とアポトーシス関連遺伝子
- (3) アポトーシスと抗癌剤感受性
- (4) アポトーシスと卵巣癌治療
- 5) 発癌遺伝子と腫瘍抑制遺伝子
- はじめに
- (1) 癌の発生
- (2) 癌遺伝子
- (3) 癌抑制遺伝子
- i) 癌抑制遺伝子の不活性化
- ii) Rb遺伝子
- iii) p53遺伝子
- iv) CDKN2a遺伝子
- (4) 卵巣癌における癌関連遺伝子の異常
- 6) 血管新生関連遺伝子
- はじめに
- (1) 癌の発育・進展と血管新生
- (2) 卵巣癌における血管新生因子の発現
- (3) 卵巣癌に対する分子標的治療
- おわりに
- 6. 手術療法
- 1) 手術療法 治療概論
- はじめに
- (1) 手術の目的
- (2) 手術術式
- i) 基本術式
- ii) staging laparotomyに関連する手術
- iii) 腫瘍減量手術・cytoreductive surgeryに関連する手術
- iv) Second look operation
- v) 内視鏡を用いた手術
- vi) 妊孕性温存手術または保存手術
- むすびに
- 2) 進行期と治療方針
- はじめに
- (1) 手術の適応
- (2) 手術の目的
- (3) 手術手技
- (4) 進行期別治療方針
- i) 進行期I〜IIIa期
- ii) 進行期IIIb〜IV期
- まとめ
- 3) Staging laparotomy
- はじめに
- (1) Staging laparotomyの意義
- (2) 進行期分類
- (3) Staging laparotomyの手術手技
- i) 腹壁切開
- ii) 腹腔細胞診
- iii) 骨盤内・腹腔内の観察
- iv) 基本術式 (両側付属器摘出術, 子宮摘出術)
- v) 後腹膜リンパ節 (骨盤・傍大動脈) 郭清術 (まはた生検)
- vi) 大網切除術
- vii) 腹腔内各所の生検
- viii) 播種病巣の切除
- ix) 虫垂切除術
- x) その他
- xi) 残存腫瘍の評価
- (4) 妊孕性温存術式におけるstaging laparotomy
- (5) 境界悪性腫瘍におけるstaging laparotomy
- (6) 胚細胞腫瘍におけるstaging laprrotomy
- (7) Staging laparotomyにおける内視鏡手術の位置づけ
- おわりに
- 4) 卵巣癌根治手術
- はじめに
- (1) 術前処置
- (2) 根治手術とは
- (3) 手術術式
- i) 直腸合併切除を必要としない術式
- ii) 直腸合併切除を伴う根治手術
- iii) 大網切除術
- iv) 後腹膜リンパ節郭清術
- v) 合併切除術
- (4) 術後処置
- 5) 卵巣癌の妊孕能温存手術
- はじめに
- (1) 上皮性卵巣癌
- (2) surgical stagingと実際の手術について
- (3) 上皮性境界悪性腫瘍
- (4) 胚細胞性腫瘍
- (5) 化学療法の妊孕能へ与える影響について
- (6) 当科における妊孕能温存治療の成績について
- おわりに
- 6) 腫瘍減量手術
- (1) 腫瘍減量手術の概念
- (2) 手術手技
- i) 術前評価とインフォームドコンセント
- ii) 腫瘍摘出術, 子宮全摘術
- iii) リンパ節郭清術
- iv) 大網切除術
- v) 虫垂切除術
- vi) 拡大手術
- 7) SLO
- はじめに
- (1) Second look operationの定義
- (2) SLOの治療的評価
- (3) Negative SLO例における再発率
- (4) Chemo-refractory例に対する化学療法の効果
- (5) 臨床試験からみたSLOの治療的評価
- (6) SLOの今後の方向性
- おわりに
- 8) IDS
- (1) IDSとは
- (2) IDSの意義
- (3) IDSのエビデンス
- i) EORTC
- ii) GOG 152
- iii) 2つのRCTの比較
- (4) IDSの実際
- (5) IDSの問題点
- 9) 再発例の手術 (SDS)
- 緒言
- (1) 二次的手術の概要
- i) Interval debulking surgery (IDS)
- ii) Cytoreductive surgery at second-look laparotmy (SLL)
- iii) Cytoreductive surgery for recurrence after primary treatment strategy
- iv) Cytoreductive surgery for progressive disease
- v) Maximal debulking after completing primary chemotherapy
- vi) Re-surgical staging after incomplete surgery
- (2) 再発卵巣癌に対する二次的手術に関する最近の報告
- おわりに
- 10) 最近のトピックス (バイポーラーシザース, ベッセルシーリングシステムの応用など)
- はじめに
- (1) バイポーラーシザース
- (2) ベッセルシーリングシステム
- (3) レーザー
- (4) CUSA
- (5) 腹腔用リザーバー
- おわりに
- 11) 腹腔鏡の応用と適応限界
- はじめに
- (1) 卵巣癌を想定せずに腹腔鏡下手術を行い, 初期卵巣癌に遭遇した場合
- (2) 初期卵巣癌に対する腹腔鏡下手術応用の可能性
- i) 皮膜破綻の影響
- ii) 正しいStagingができるかどうか
- iii) TSR (trocar site recurrence)
- iv) 炭酸ガス気腹の与える影響
- (3) 進行卵巣癌に対する腹腔鏡下手術応用の可能性
- おわりに
- 12) 術後管理, 合併症
- はじめに
- (1) 術後の一般経過
- i) 体位
- ii) 呼吸管理
- iii) 循環障害
- iv) 消化器障害
- v) 術後疼痛
- vi) 早期離床
- (2) 術後合併症
- i) 術後感染症
- ii) イレウス
- iii) 深部静脈血栓症と肺血栓症
- 7. 薬物療法
- 1) 薬物療法概論
- はじめに
- (1) 化学療法の変遷
- i) ナイトロジェンマスタード
- ii) シスプラチン
- iii) 多剤併用療法
- iv) パクリタキセル
- (2) 化学療法剤の用い方
- i) 寛解導入療法・補助化学療法
- ii) 術前化学療法
- iii) 維持化学療法
- iv) salvage chemotherapy
- (3) 胚細胞腫瘍における化学療法
- (4) 化学療法を行うにあたって
- 2) 術後標準補助化学療法
- a. 上皮性腫瘍
- 要旨
- はじめに
- (1) 標準的治療 : 2006
- (2) 初回化学療法の変遷と現在の標準化
- i) GOG111/European-Canadian OV-10
- ii) GOG158, AGO-GINECO
- iii) SCOTROC
- iv) GOG132, ICON-3
- (3) 標準的管理法
- i) 早期癌 (I期癌)
- ii) 進行癌 (II〜IV期)
- iii) 個別化への試み
- b. 非上皮性腫瘍
- (1) 胚細胞腫瘍
- i) 卵巣胚細胞性腫瘍の化学療法の変遷
- ii) BEP療法とほかの化学療法の比較
- iii) 卵巣胚細胞腫瘍組織型による化学療法
- (2) 性索間質性卵巣腫瘍
- i) 性索間質性卵巣腫瘍の化学療法の変遷
- ii) 卵巣性索間質性卵巣腫瘍組織型による化学療法
- 3) 術前化学療法
- (1) 卵巣癌におけるNAC療法
- i) 標準治療の問題点
- ii) 卵巣癌に対する化学療法の進歩
- iii) NAC療法の利点
- (2) NAC療法と標準治療の比較成績
- i) 腫瘍縮小手術におけるoptimal surgery達成率の向上
- ii) 腫瘍縮小手術における手術侵襲の軽減
- iii) 予後の改善
- iv) NAC療法の問題点
- v) 進行中の臨床試験
- まとめ
- 4) 卵巣癌に対する腹腔内化学療法
- (1) 腹腔内化学療法の理論
- i) IP療法の基本的なコンセプト
- ii) IP療法に適した薬剤
- (2) 腹腔内化学療法の臨床試験
- i) 第I相試験
- ii) 第II相試験
- iii) 第III相試験
- (3) IP療法の問題点と今後
- おわりに
- 5) 再発治療 (治療方針) 2nd line
- a. 上皮性腫瘍
- はじめに
- (1) Platinum-sensitiveとPlatinum-resistant
- i) プラチナ製剤抵抗性再発癌
- ii) プラチナ製剤感受性再発癌
- (2) 再発卵巣癌に対する比較試験
- i) プラチナ製剤感受性再発癌
- ii) プラチナ製剤抵抗性再発癌
- (3) 再発卵巣癌治療の現状
- i) プラチナ製剤感受性再発癌
- ii) プラチナ製剤抵抗性再発癌
- (4) 再発卵巣癌に使用されている抗癌剤
- i) Paclitaxel
- ii) Docetaxel
- iii) Irinotecan (CPT-11)
- iv) Etoposide
- v) Gemcitabine
- vi) peglygated liposomal doxorubicin (Doxil)
- おわりに
- b. 非上皮性腫瘍
- (1) 卵巣胚細胞腫瘍の予後
- (2) 卵巣胚細胞腫瘍再発例に対する治療
- (3) 通常投与量による化学療法
- (4) 超大量化学療法
- (5) 新たな薬剤 (パクリタキセル, ゲムシタビン, オキザリプラチン) によるCDCT
- (6) 再発例に対する手術療法
- おわりに
- 6) 本邦の臨床治験
- はじめに
- (1) 婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構 (JGOG) の歴史
- (2) 目的と事業
- (3) 構成
- (4) 臨床研究事業
- (5) 国際連携事業
- (6) 教育・広報・出版事業
- (7) 卵巣がん委員会
- i) 現在解析中のプロトコル
- ii) 準備中のプロトコル
- おわりに
- 7) 欧米の臨床試験
- はじめに
- 代表的な多国間あるいは国際的研究組織
- i) Gynecologic Oncology Group (GOG)
- ii) EORTC
- iii) Medical reseach Council (MRC)
- iv) AGO
- まとめ
- 8) 卵巣癌分子標的療法の開発
- はじめに
- (1) 分子標的治療薬の分類
- (2) 増殖因子と受容体を標的とする薬剤
- i) 上皮成長因子受容体阻害剤ゲフィチニブ
- ii) Erlotinib (Tarceva, OSI-774)
- iii) Trastu-zumab (Herceptin)
- iv) Pertuzumab (2C4)
- v) Imatinib mesylate (Gleevec)
- (3) 血管新生阻害剤
- i) Bevacizumab (rhuMAb-VEGF)
- ii) Matrix metalloproteinase inhibitor
- (4) 細胞周期阻害剤
- おわりに
- 9) 卵巣癌における新薬の開発と今後の展望
- (1) 卵巣癌に対する化学療法
- (2) DNA, 微小管をターゲットにする薬剤
- i) Trabectedin (Yondelis, ET-743)
- ii) Patupilone (anti-microtubule, EP0906)
- iii) Bortezomib
- iv) Paclitaxel poliglumex (CT-2103)
- (3) DNA, 微小管とは異なる夕一ゲットをもつ細胞障害性薬剤
- i) Pegylated loposomal doxorubicin
- ii) TLK-286
- iii) Cepecitabine
- (4) 分子標的薬剤
- (5) 今後の展望
- 10) 化学療法と耐性
- はじめに
- (1) 薬剤耐性の予後
- (2) 薬剤耐性に関連する分子標的治療の臨床試験
- i) 増殖因子と受容体
- ii) 細胞内シグナル伝達系
- iii) シグナル伝達系の下流にある各種標的分子
- (3) 従来薬剤の投与法組み合わせ改変による耐性克服の試み
- 11) 抗がん剤感受性試験
- 要旨
- はじめに
- (1) 抗癌剤感受性試験法のあゆみ
- i) SDI法
- ii) HDRA法
- iii) CD-DST法
- (2) 新世代の抗癌剤感受性試験法の開発
- i) 計測の原理
- ii) 電極の原理
- iii) 測定方法
- iv) 抗癌剤感受性試験の測定 (判定) 例
- おわりに
- 12) 遺伝子治療
- (1) 卵巣癌の遺伝子治療の概念と歴史的考察
- (2) 主な卵巣癌遺伝子治療プロトコールの実際
- i) retrovirus-HSV-TK systemを用いた遺伝子治療
- ii) MDR-1遺伝子導入によるtaxol大量療法
- iii) adenovirus-single chain HER-2/neuantibodyによる遺伝子治療
- iv) adenovirus-HSV-TKを用いた遺伝子治療
- v) adenovirus-HSV-TKおよびtopotecan併用による遺伝子治療
- vi) adenovirus type 5 E1AIIによるliposomeを用いた遺伝子治療
- vii) adenovirus-p53による遺伝子治療
- viii) retrovirus-BRCA-1を用いた遺伝子治療
- ix) E1B-deleted oncolytic adenovirus vectorのよる遺伝子治療
- (3) 将来的展望
- 13) 免疫療法
- サマリー
- (1) 癌治療は進歩する
- (2) 癌ワクチンとは? 癌ワクチンの実用化とは?
- (3) 癌抗原にはどのようなものがあるか?
- (4) リンパ球はどのようにして癌細胞を識別するのか?
- (5) 癌ワクチンはどのように作用するのか?
- (6) われわれの行っている癌ワクチン―開発の経緯―
- (7) われわれの行っている癌ワクチン―HER2ペプチド―
- (8) HER2ペプチドを用いた癌ワクチンの新展開
- (9) われわれの行っている癌ワクチン―癌抗原蛋白分子と新規抗原デリバリーシステム疎水化多糖類による多価性癌ワクチン―
- (10) 癌ワクチンの新展開
- 8. 放射線療法
- 1) 卵巣癌に対する放射線療法 (欧米との比較)
- はじめに
- (1) 卵巣癌放射線治療の変遷
- i) 卵巣癌の外照射法の変遷
- ii) 化学療法と放射線療法の併用
- iii) 腔内P-32治療 (腹腔内放射線同位元素注入)
- (2) 最近の卵巣癌放射線療法に関する報告
- おわりに
- 2) 再発卵巣癌の放射線治療
- はじめに
- (1) どのような再発に効果があるか
- (2) 放射線治療の実際
- i) 骨盤再発
- ii) リンパ節転移
- iii) 骨転移
- iv) 脳転移
- 9. 卵巣癌検診
- 卵巣癌検診の現状と展望
- (1) 日本における癌集団検診の実情
- (2) 卵巣癌検診
- i) 国内における卵巣癌検診の現状
- ii) 卵巣癌検診の有用性
- (3) 限定した患者に対する卵巣癌検診の実施
- i) 発病前から追跡できた卵巣癌患者の特徴
- ii) 子宮内膜症性嚢胞から発生した卵巣癌
- まとめ (現状と展望)
- 10. 卵巣癌治療におけるインフォームド・コンセント
- 1) 患者への説明
- はじめに
- (1) 癌告知における留意点
- i) Setting and listening skills (場の設定と聞くスキル)
- ii) Perception (患者の認識度を尋ねる)
- iii) Invitation (患者の準備を確認する)
- iv) Knowledge (情報を共有する)
- v) Empathy and exploration (共感と探索)
- vi) Summary and strategy (まとめと方針)
- (2) 告知後のケア
- (3) 手術説明の実際
- i) 術前診断
- ii) 予定している手術の名称と方法
- iii) 予想される合併症と危険性
- (4) 化学療法の説明の実際
- i) 化学療法の意義
- ii) 化学療法の内容
- iii) 予想される副作用
- (5) 終末期患者に対する説明の実際
- おわりに
- 2) セカンドオピニオン
- (1) セカンドオピニオンとは
- (2) セカンドオピニオンの求め方
- (3) セカンドオピニオンを求められたら
- (4) どこでセカンドオピニオンを受けるのか?
- (5) セカンドオピニオン外来での対応
- (6) セカンドオピニオン外来の現状と留意点
- i) ほとんどの患者は主治医不信である
- ii) 経過報告書と患者の主張
- iii) 告知の不完全な例もある
- iv) 大きな施設に行けば何とかなる?
- v) 半数は転院希望である
- (7) セカンドオピニオン外来の経験
- (8) これからのセカンドオピニオン
- 3) 臨床試験 (治験)
- はじめに
- (1) 臨床試験とは
- (2) 臨床試験の意義
- (3) 臨床試験の種類
- i) 第I相試験
- ii) 第II相試験
- iii) 第III相試験
- iv) 第IV相試験
- (4) 臨床試験におけるデータマネージメント
- i) 計画・デザイン
- ii) 実施
- iii) 分析と解析
- iv) 報告と発表
- (5) 臨床試験とEvidence-based Medicine (EBM)
- i) EBMの3要素
- ii) EBMの5「A」
- iii) EBMと臨床試験
- (6) 臨床試験におけるインフォームド・コンセント
- (7) インフォームド・コンセントの要件
- (8) 臨床試験の倫理規範
- おわりに
- 4) 妊娠合併卵巣癌の取り扱い
- はじめに
- (1) 妊娠合併卵巣腫瘍の疫学
- (2) 卵巣腫瘍の鑑別診断法
- i) 超音波断層検査
- ii) MRI
- iii) 腫瘍マーカー
- (3) 手術療法施行の決断
- i) 良性腫瘍を推定した場合
- ii) 境界悪性卵巣腫瘍を想定した場合
- iii) 胚細胞性腫瘍を推定した場合
- iv) 上皮性卵巣癌を推定した場合
- (4) 妊娠合併卵巣悪性腫瘍手術に際してのインフォームド・コンセントの要点
- i) 妊孕性温存の決定をいつ行うか
- ii) 手術進行期決定のために
- (5) 術後化学療法に対する考え方
- (6) インフォームド・コンセントの実際
- まとめ
- 5) 不妊と卵巣癌
- はじめに
- (1) 診断上
- (2) ホルモン産生卵巣腫瘍と不妊
- (3) 癌化学療法と関連して
- i) 癌化学療法と生殖機能
- ii) 卵巣機能障害予防
- iii) 未熟卵胞や卵巣組織の冷凍保存
- (4) 遺伝との関連
- (5) 子宮内膜症との関係
- (6) ARTによる卵巣刺激と卵巣癌
- まとめ
- 6) 子宮内膜症と卵巣癌
- はじめに
- (1) 子宮内膜症の癌化
- (2) 子宮内膜症癌化の原因・過程
- (3) 子宮内膜症から発生する卵巣癌の特徴
- (4) 悪性化を念頭においた卵巣子宮内膜症患者の管理
- おわりに
- 11. チーム医療と緩和ケア
- 1) チーム医療
- (1) チーム医療とは?
- (2) なぜチーム医療が必要か
- (3) 卵巣癌診療の各局面におけるチーム医療
- (4) 組織横断的な管理チームの形成
- (5) チーム医療=患者中心医療実践の課題
- i) 患者と家族の必要とするものを明らかにする
- ii) 各専門職で役割と責任を明確にする
- iii) 相互を信頼し尊敬する
- iv) 情報の共有と方針検討のためのコミュニケーションを良好にする
- v) 患者の声を聞いて、随時方針を検討し更新する
- (6) オンコロジーナース (癌専門看護師) 養成の現状
- まとめ
- 2) 緩和ケア
- はじめに
- (1) 卵巣癌終末の実情
- (2) 症状緩和の実際
- i) 腹水対策
- ii) 腸閉塞
- iii) 疼痛 (下腹部痛, 骨盤痛, 臀部痛など)
- iv) 癌性疼痛治療の基本 (WHO方式)
- v) 身体症状以外への配慮
- 3) サイコオンコロジー
- (1) 卵巣癌の特徴と心理的理解
- (2) うつ病, うつ状態
- (3) 自己イメージ・ボディイメージの変化
- (4) セクシュアリティ
- (5) 不妊
- (6) 注意すべき患者群
- (7) サポートグループとセルフヘルプグループ
- おわりに
- 4) 緩和医療における薬物療法
- はじめに
- (1) 癌性疼痛に対する薬物療法
- i) 非ステロイド性消炎鎮痛薬とアセトアミノフェン
- ii) オピオイド
- iii) 神経因性疼痛
- (2) 発熱
- (3) 腹水, 腸閉塞
- (4) 胸水貯留と呼吸困難
- おわりに
- 5) リスクマネージメント
- (1) リスクマネージメント
- (2) 医療リスクマネージメントと癌化学療法
- (3) 癌化学療法における医療過誤
- (4) 電子カルテ, オーダリングシステムとリスクマネージメント
- i) オーダ入力
- ii) 注射剤調剤・払い出し
- iii) 照合・実施入力
- 12. 病期分類および治療判定
- 1) 病期分類 (ステージングマニュアル)
- (1) 序論
- (2) 国際進行期分類 (FIGO1988)
- i) I期
- ii) II期
- iii) III期
- iv) IV期
- (3) TNM分類 (UICC)
- i) 原発腫瘍の進展度 (T)
- ii) 所属リンパ節転移の有無 (N)
- iii) 遠隔転移の有無 (M)
- (4) 進行期の決定
- i) 開腹
- ii) 基本手術とサージカルステージング
- iii) 進行期決定の問題点
- 2) 卵巣癌に対する抗癌剤の治療効果判定
- 要旨
- はじめに
- (1) 婦人科癌化学療法の直接治療効果判定基準
- i) 対象病変の分類
- ii) 効果判定方法
- iii) 奏効度の表現
- iv) 奏効率
- v) 奏効期間
- vi) 生存期間について
- (2) RECIST
- i) 対象病変の分類
- ii) 測定方法
- iii) 標的病変と非標的病変
- iv) 標的病変の評価
- v) 非標的病変の評価
- vi) 最良総合効果の評価
- vii) 奏効期間と安定期間
- (3) その他の治療効果判定方法
- i) 組織診断による治療効果判定
- ii) CA125による治療効果判定
- おわりに
- 13. 特別企画
- 1) クリニカル・パス
- はじめに
- (1) クリニカル・パスの作成と導入
- (2) 卵巣癌手術療法症例におけるクリニカル・パスの使用
- (3) 化学療法症例のおけるパスの使用
- (4) Crew Resource Management (CRM) の医療への応用
- おわりに
- 2) 治療ガイドライン
- はじめに
- (1) 目的
- (2) 対象とする疾患
- (3) 科学的根拠と推奨のレベル
- (4) 卵巣癌の治療
- (5) 境界悪性腫瘍 (上皮性) の治療
- (6) 再発卵巣癌の治療
- (7) 胚細胞腫瘍
- おわりに
- 3) 婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構
- (1) 本機構の事業内容
- (2) 卵巣癌化学療法に関する本機構の取り組み
- (3) 教育活動
- (4) 広報活動
- (5) 今後の展望と期待
- 4) 卵巣癌と医療経済
- はじめに
- (1) 社会が豊かになり, 医療技術が進歩すれば医療費は増大する
- (2) 医療によって得られる利益・疾病によって失う利益
- (3) 費用対効果分析
- (4) 卵巣癌のスクリーニングと費用対効果
- (5) 化学療法と費用対効果
- (6) 費用対効果の評価機構
- (7) 卵巣癌と医療経済―まとめ―
- 5) 卵巣癌の遺伝カウンセリング
- (1) 卵巣癌と遺伝子異常
- i) 卵巣癌と遺伝子異常
- ii) 家族性卵巣癌の遺伝子異常
- (2) 家族性腫瘍と卵巣癌
- i) 家族性腫瘍と遺伝性腫瘍
- ii) 遺伝性卵巣癌
- (3) BRCA1, BRCA2
- (4) 家族性卵巣癌の遺伝カウンセリング
- i) 家族性腫瘍の遺伝形式
- ii) 遺伝子検査の実施基準
- iii) 遺伝カウンセリングの手順
- iv) 検査前遺伝カウンセリング
- v) 遺伝カウンセリングに求められる基本姿勢
- (5) 予防的診療の選択
- (6) 遺伝学的検査の倫理規定
- さいごに
- 6) 血清プロテオミクス解析のおける早期卵巣癌の診断
- はじめに
- (1) ロテオミクスの理論
- (2) プロテオミクスの効果
- (3) プロテオミクスの課題
- おわりに
- 7) 卵巣癌患者に対する看護
- はじめに
- (1) 卵巣癌の症状と看護
- (2) 卵巣癌の治療と看護
- i) I期卵巣癌の治療と看護
- ii) II期卵巣癌の治療と看護
- iii) III・IV期卵巣癌の治療と看護
- (3) 卵巣癌のリンパ節郭清と看護
- 8) ホルモン産生腫瘍
- はじめに
- (1) 組織分類
- (2) 臨床症状
- i) エストロゲン産生腫瘍の症状
- ii) アンドロゲン産生腫瘍の症状
- iii) その他のホルモン産生腫瘍の症状
- (3) 診断
- i) 腟細胞診
- ii) 末梢血および卵巣静脈のホルモン測定
- iii) 性染色体の分析
- iv) 免疫組織学的診断法
- (4) 治療法
- 9) 腫瘍マーカーによる再発再燃の診断
- はじめに
- (1) 卵巣癌と腫瘍マーカー
- (2) 再発卵巣癌と腫瘍マーカー
- (3) CA125による再発診断
- (4) CA19-9とCEAと卵巣癌再発
- (5) 再発腫瘍早期発見のジレンマ
- 再発を予測するコツ
- 索引
- 奥付
参考文献
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