検索条件をクリア

書籍詳細

未契約
書籍名 救急疾患CTアトラス
出版社 永井書店
発行日 2006-11-10
著者
  • 吉岡敏治(編集)
  • 田中礼一郎(編集協力)
  • 中森靖(編集協力)
ISBN 4815917728
ページ数 305
版刷巻号 第1版
分野
閲覧制限 未契約

急医療におけるCT scanを,第一線の若手救急医が解説.蓄積された多種多様なCT画像についての実践的な知識,読影技術を余すことなく披露する.救急領域で頻度の高い外傷・疾患の中からCT scanが有用となる<病態>を網羅し,救急CT画像と傷病の分類を系統的にまとめている.

目次

  • 表紙
  • 執筆者一覧
  • 序文
  • CONTENTS
  • 総論
    • 1. 救急領域の胸腹部骨盤CTscanの撮影方法
      • I. CTの進化の歴史
      • II. CTの進歩により可能になったこと
      • III. 効果的な造影プログラムの作成
      • IV. 造影剤の使用により検出が期待できるもの
      • V. 造影効果を規定するもの
      • VI. 造影プログラムの具体例
      • VII. 症例
        • 1. 肝損傷;【造影CTプログラム1. (1)】
        • 2. 梗塞型の脾腎損傷;【造影CTプログラム1. (1)】
        • 3. 虫垂炎から発症した後腹膜膿瘍;【造影CTプログラム3.】
        • 4. 回腸破裂;【造影CTプログラム1. (1)】
        • 5. 空腸破裂;【造影CTプログラム1. (3)】
        • 6. 虚血性腸炎;【造影CTプログラム3】
        • 7. 腸間膜動脈損傷;【造影CTプログラム1. (1)】
        • 8. 骨盤骨折;【造影CTプログラム1. (3)】
        • 9. 腎排泄相で腹腔外への尿漏を認めた膀胱破裂;【造影CTプログラム1. (1)+2】
        • 10. 右外腸骨静脈損傷;【造影CTプログラム1. (3)】
        • 11. 左肺動脈損傷;【造影CTプログラム1. (2)】
    • 2. 最新のCT画像 multidetector-row CT
      • I. CTの撮影条件
      • II. CT再構成画像
        • 1. multi-planar reconstruction法
        • 2. volume rendering法
        • 3. maximum intensity projection法
        • 4. minimum intensity projection法
        • 5. virtual endoscopy法
        • 6. raysum法
      • III. 頭部
        • 1. クモ膜下出血
        • 2. 頭部外傷
        • 3. 顔面骨骨折
      • IV. 頸部
        • 頸椎クリアランス
      • V. 胸部
        • 1. 大血管損傷
        • 2. 循環器疾患
        • 3. 気管, 気管支損傷
      • VI. 腹部
        • 1. 腹部実質臓器損傷
        • 2. 虚血性消化管疾患
        • 3. 消化管穿孔
      • VII. 四肢, 骨盤
        • 1. 骨盤骨折
        • 2. 四肢骨折
      • MEMO(1) 読影の基本【window width&levelの概念】
      • MEMO(2) 読影の基本【window widthとwindow levelを変えて見ることの重要性】
      • MEMO(3) 読影の基本【partial volume effect】
  • 外傷編
    P.33閲覧
    • 1. 頭部外傷
      • I. 急性び漫性脳腫脹
      • II. 急性硬膜下血腫
        • 1. 一側半球型
        • 2. 両側前頭葉型
        • 3. 大脳縦裂型
      • III. 急性硬膜外血腫
      • IV. 脳挫傷, 挫傷性脳内血腫
      • V. 外傷性クモ膜下出血
      • VI. び漫性軸索損傷
    • 2. 顔面, 頭・頸部損傷
      • I. 顔面, 頭・頸部損傷に対するCT画像
      • II. 顔面骨骨折
        • 1. 鼻骨骨折
        • 2. 頬骨・頬骨弓骨折
        • 3. 上顎骨骨折
        • 4. 下顎骨折
        • 5. 吹き抜け骨折(ブローアウト骨折)
        • 6. 視神経管骨折
      • III. 頸椎の骨折および脱臼
        • 1. 上位頸椎の損傷
        • 2. 中・下位頸椎の損傷
      • IV. 頭蓋骨および頭蓋底部の骨折
    • 3. 胸部損傷
      • I. 胸部CTの撮影に至るまで
        • 1. 致命的病態の予測・対処
        • 2. 胸部X線単純撮影
      • II. 胸部損傷のCT所見
        • 1. 胸郭損傷
        • 2. 気管・気管支損傷
        • 3. 肺損傷
        • 4. 横隔膜損傷・心損傷
        • 5. 大血管損傷
      • III. 呼吸機能を反映させる量的診断
      • IV. 症例
    • 4. 肝損傷
      • I. 肝損傷に対するCT撮影
        • 腹腔内出血
      • II. 肝の損傷形態とCT画像
        • 1. 被膜下出血
        • 2. 中心性破裂
        • 3. 表在性損傷
        • 4. 深在性損傷
        • 5. 活動性出血
        • 6. 肝三管損傷
        • 7. 肝後面下大静脈損傷
        • 8. 胆汁腫
        • 9. 肝梗塞と肝膿瘍
        • 10. Dual phase CE-CTによる動脈性, 非動脈性出血の鑑別
        • 11. 右下横隔動脈からの出血を伴った肝損傷
        • 12. 肝仮性動脈瘤
    • 5. 膵・胆道損傷
      • I. 膵・胆道損傷における画像診断
      • II. 膵損傷急性期のCT診断
      • III. 膵損傷慢性期のCT診断
      • IV. 胆道損傷急性期のCT診断
        • 1. 胆嚢損傷
        • 2. 肝内胆管損傷
      • V. 胆道損傷亜急性期〜慢性期のCT診断
        • 胆汁腫
      • MEMO(4) 単純, 動脈相, 実質(門脈)相, 腎排泄相, 平衡相の正確な定義とそれらを区別することの重要性
    • 6. 脾損傷
      • I. 脾損傷に対するCT撮影
      • II. 脾の損傷形態とCT画像
        • 1. 被膜下損傷
        • 2. 実質損傷
        • 3. 脾門部血管損傷
        • 4. 遅発性破裂
    • 7. 腎外傷
      • I. 腎外傷の単純, 造影CT
      • II. 腎損傷の分類, 診断, および治療
        • 1. I型 腎被膜下損傷
        • 2. II型 腎表在性損傷
        • 3. III型 腎深在性損傷
        • 4. IV型 腎茎部血管損傷
      • III. 特殊な腎損傷
      • IV. 尿管損傷
      • MEMO(5) 単純CTを撮影した方がよい救急領域の症例とは?
    • 8. 消化管損傷
      • I. CTを撮影するまでの診断の流れ
      • II. CTの撮影方法
      • III. 消化管の損傷形態とCT画像
        • 1. 全層性損傷
        • 2. 非全層性損傷
        • 3. 血管損傷
    • 9. 骨盤骨折
      • I. 骨盤骨折におけるCT撮影
        • 1. 目的・意義
        • 2. 撮影方法
        • 3. 撮影上の注意点
      • II. 骨盤骨折の損傷形態とCT画像
        • 1. 骨盤骨折の損傷形態分類
        • 2. 損傷形態別にみた骨盤骨折CT画像
      • III. 後腹膜出血の評価とCT画像
      • IV. 骨盤内臓器合併損傷とCT画像
    • 10. 血管損傷
      • I. スライス厚が分解能に与える影響
      • II. CT-angioと血管造影の比較
      • III. CTを用いた血管損傷の評価
      • IV. 頭頸部血管損傷
        • 1. 解離性損傷
        • 2. 動脈瘤
        • 3. 内頸動脈海綿静脈洞瘻
        • 4. 血管攣縮
        • 5. 椎骨動脈損傷
      • V. 大動脈損傷
        • 1. 仮性動脈瘤
        • 2. 解離型
        • 3. 内膜損傷
      • VI. 四肢血管損傷
      • MEMO(6) Morison's pouchのpartial volume effect
  • 疾病編
    P.153閲覧
    • 1. 脳血管障害
      • I. 脳血管障害に対するCT撮影
      • II. 脳梗塞
      • III. 脳出血
    • 2. 中枢神経系疾患(1)-CO中毒, 脂肪塞栓症, 中枢神経系感染症-
      • I. 中枢神経系疾患に対するCT撮影
      • II. CO中毒
      • III. 脂肪塞栓症
      • IV. 中枢神経系感染症
    • 3. 中枢神経系疾患(2)-蘇生後脳症, 低血糖昏睡, けいれん性疾患-
      • I. 蘇生後脳症に対する画像検査
        • 1. CT
        • 2. MRI
      • II. 低血糖昏睡に対するCT検査
      • MEMO(7) IVCに血栓だ, IVC filter留置の適応だ…IVC血栓の有無は後期実質相以降で判断を!
    • 4. 大動脈疾患
      • I. 大動脈疾患のCT検査
        • 1. 撮影方法
        • 2. CT検査の目的・意義
        • 3. 大動脈のCT読影にて見誤りやすい所見
      • II. 各種大動脈疾患とCT所見
        • 1. 外傷性大動脈瘤
        • 2. 真性大動脈瘤破裂
        • 3. 大動脈解離
      • MEMO(8) 肺塞栓症
    • 5. 肺炎
      • I. 肺炎
        • 1. 撮影法
        • 2. 分類
      • II. 細菌性肺炎
        • 1. 肺炎球菌肺炎
        • 2. ブドウ球菌肺炎
        • 3. 肺炎桿菌肺炎
        • 4. 緑膿菌肺炎
      • III. 非定型肺炎
        • 1. マイコプラズマ肺炎
        • 2. クラミジア肺炎
        • 3. レジオネラ肺炎
        • 4. 非定型抗酸菌肺炎
      • IV. ウイルス性肺炎
        • 1. インフルエンザウイルス肺炎
        • 2. サイトメガロウイルス肺炎
      • V. 真菌性肺炎
        • 1. 肺アスペルギルス症
        • 2. 肺カンジダ症
      • VI. カリニ肺炎
      • MEMO(9) 脾損傷だ…脾実質の病変は動脈相で判断するな!
      • MEMO(10) 門脈血栓症のミステリー:門脈血流が低下している区域の方が強く造影される!
    • 6. 急性腹症
      • I. 急性腹症に対するCT撮影
      • II. 急性虫垂炎
      • III. クローン病
      • IV. イレウス
      • V. 腸重積
      • VI. 上腸間膜動脈閉塞症
      • VII. 卵巣出血
      • VIII. チョコレート嚢胞破裂
      • IX. 卵巣茎捻転
      • X. 骨盤腹膜炎
    • 7. 消化管穿孔
      • I. 撮影方法
      • II. 着眼ポイント
      • III. 食道穿孔
      • IV. 胃・十二指腸穿孔
      • V. 胆嚢穿孔
      • VI. 小腸穿孔
      • VII. 虫垂穿孔
      • VIII. 大腸穿孔
      • MEMO(11) 画像診断の心得
    • 8. 急性膵炎, 胆嚢炎
      • I. 急性膵炎に対するCT撮影
      • II. CTによる重症度分類
        • 1. 浮腫による膵実質の腫大
        • 2. 壊死や出血による膵実質の変化
        • 3. 膵周辺への炎症の波及
        • 4. 急性膵炎の合併症
      • III. 胆嚢炎に対するCT撮影
        • 気腫性胆嚢炎
    • 9. 後腹膜腔疾患-後腹膜腔の新しい概念-
      • I. 後腹膜腔の構造
        • 1. Traditional tricompartmental theory
        • 2. Interfascial pathway-病変はfasciaの中を進展する-
        • 3. Perinephric bridging septa
        • 4. 腎周囲腔をめぐる諸問題
      • II. 後腹膜腔病変のCT所見と診断
        • 1. 急性膵炎の後腹膜への進展
        • 2. 後腹膜膿瘍
        • 3. 後腹膜気腫
        • 4. 縦隔との関係
    • 10. 壊死性軟部組織感染症
      • I. 壊死性軟部組織感染症とは
      • II. 画像診断と分類
      • III. 四肢の軟部組織感染症
      • IV. 体幹の軟部組織感染症
      • V. 頸部の軟部組織感染症
    • 11. 横紋筋融解症・クラッシュ症候群
      • I. 画像検査
        • 1. CT検査
        • 2. MRI検査
        • 3. 骨シンチグラフィ
      • II. 診断
  • 索引
    P.285閲覧
  • 奥付

参考文献

総論

P.14 掲載の参考文献

  • 1) 荒舘 浩:CT診断法の変遷. ヘリカルスキャンの基礎と臨床 (木村和衛, 古賀佑彦監修), pp6-13, 医療科学社, 東京, 1996.
  • 2) 新木 操:ヘリカルスキャンの原理. 腹部ヘリカルCT (初版), 平松慶博編, pp15-24, 中外医学社, 東京, 1995.
  • 3) 片田和廣:マルチスライスCTの基礎と臨床. 臨床画像17:248-257, 2001.
  • 4) 山下康行, 中山喜晴, 門田正貴ほか:マルチスライスCTの臨床的有用性と問題点. 臨床放射線45:477-488, 2000.
  • 8) 宮川国久, 加地辰美, 蘆田 浩ほか:腹部鈍的外傷における単純CTの有用性. 日本医放会誌 52:300-307, 1992.
  • 9) 田中礼一郎, 木村眞一, 田畑 孝ほか:腹部外傷における造影CTの撮影方法についての検討-emergency incremental dynamic CTの撮影方法とその意義. 日本外傷学会雑誌 11:256-266, 1997.
  • 10) 田中礼一郎, 松IIJ重成, 木村眞一ほか:腹部救急領域におけるincremelltal dynamic CTの有用性について. 日本救急医学会関東地方会雑誌 17:146-147, 1996.
  • 11) 田中礼一郎, 木村眞一, 坂野 勉ほか:腎外傷における造影CTの撮影方法の検討. 日本救急医学会関東地方会雑誌 1:610-612, 1997.

P.31 掲載の参考文献

外傷編

P.43 掲載の参考文献

  • 4) Peter D. Le Roux, Haroon Choudhri, Brian T Andrews:Cerebral concussion and diffuse brain injury. In; Cooper PR and Golfinos JG eds, Head Injury. 4th edition, Mcgraw-Hill, New York, pp175-199, 2000.
  • 5) 重症頭部外傷治療・管理のガイドライン. 編集:日本神経外傷学会, 2001.

P.57 掲載の参考文献

  • 1) 上野 正ほか:現代外科手術学大系5. 顔面の手術. 中山書店, 1982.
  • 2) 山口 徹, 北原光男 (編):今日の治療指針2003年版. p1022, 医学書院, 2003.
  • 3) 戸邊公子ほか:眼窩病変. 画像診断 21(8):862-867, 2001.
  • 4) 中尾雄三ほか:眼窩の周囲骨折. 救急医学 22:1729-1732, 1998.
  • 5) 伊藤達雄ほか (編):臨床脊椎背髄医学. 三輪書店, 1996.

P.66 掲載の参考文献

  • 1) 日本外傷学会・日本救急医学会監修:胸部外傷. 外傷初期診療ガイドライン, JATEC, p69-93, へるす出版, 東京, 2005.
  • 3) S Matsumoto, M Kishikawa:A new method to detect occult pneumothorax. AAST 2005 abstract.
  • 5) Stark P, Jacobson F:Radiology of thoracic trauma. Curr Opin Radiol 4:87, 1992.
  • 6) 岸川政信:フレイルチェスト. 今日の治療指針2000, 多賀須幸男, 尾形悦郎総編集, p29-30, 医学書院, 2000.
  • 7) 水島靖明, 田中 裕:胸部外傷からみた治療戦略. 救急医学 30:564-570, 2006.
  • 8) 溝端康光, 矢島祐一, 横田順一朗:鈍的大動脈損傷の診断と治療-EAST practice guidelineをもとにした臨床例の検証-. 日本外傷学会雑誌 17:333-341, 2003.

P.80 掲載の参考文献

  • 1) 溝端康光, 横田順一朗, 矢嶋祐一ほか:出血性ショックを呈する肝損傷における止血法選択基準の検討; TAEか開腹か. 日外傷会誌14:222-229, 2000.
  • 7) 横田順一朗, 溝端康光, 三谷和弘ほか:損傷形態・合併症からみた肝損傷の手術術式の検討. 日外科会誌94:604-610, 1993.

P.88 掲載の参考文献

  • 1) 大森浩明, 旭 博史, 井上義博ほか:外傷性膵損傷に対する診断と治療. 日腹部救急医会誌 21:1317-1323, 2001.
  • 2) 坂本照夫, 廣橋伸之, 志田憲彦ほか:鈍的膵損傷の診断と治療法の検討. 日腹部救急医会誌 21:1333-1339, 2001.
  • 3) 新谷 裕, 上殿泰成, 高田達良ほか:膵外傷におけるCT診断の有用性と限界の検討. 日臨外医会誌 58:1612-1615, 1997.
  • 5) Jurkovich GJ:Injury to the duodenum and pancreas. In; Feliciano DV, Moore EE, Mattox KL (eds), Trauma. 573-594, Appleton & Lange Publification, Stanford Coneticut, 1996.
  • 6) 杉野達也, 小西昭久, 小林 久ほか:DIC-CTにより診断しえた外傷性肝内胆管損傷の1例. 日外傷研会誌 7:327-330, 1993.
  • 7) 黒木 裕, 黒汰 豊, 本郷 碩ほか:膵損傷27手術症例の検討. 日臨外医会誌 61:862-866, 2000.
  • 8) 上原哲夫:腹部外傷における膵損傷の診断と治療. 肝と膵 18:339-345, 1997.
  • 9) Gay SB, Sistrom CL:Computed tomographic evaluation of blunt trauma. Radiol Clin North Am 30:367-389, 1992.
  • 15) 木村眞一, 渋谷正徳, 山村治史:CTにて胆嚢内血腫を認めた胆嚢単独破裂の一例. 日外傷会誌 10:268-271, 1996.
  • 16) Prada A:Liver and biliary tract trauma. In; Parkland trauma handbook (2nd edn), 211-225, Mosby International, London, 1999.
  • 17) Merendino KA, Dillard DH, Cammoch EE:The concept of surgical biliary decompression in the management of liver trauma. Surg Gynecol Obstet 117:285-293, 1963.
  • 19) 渋谷正徳, 山上 威, 杉本 侃:肝のtraumatic cyst. 救急医学 8:585-591, 1984.
  • 22) 木村眞一, 石井 敦, 五十嵐琢司ほか:外傷後の肝内嚢胞性病変に関する検討. 日救急医会関東誌 15:700-701, 1994.

P.99 掲載の参考文献

  • 2) 吉井 宏, 茂木正寿, 北野光秀ほか:脾損傷の治療法選択に関する臨床的検討. 日外傷研会誌 3:146-153, 1989.
  • 3) 長島 敦:脾損傷. 山本修三監修, 腹部外傷の臨床, p224-239, へるす出版, 東京, 1997.
  • 4) 宮川国久, 加地辰美, 蘆田 浩ほか:腹部鈍的外傷における単純CTの評価. 日本医放会誌 52:300-307, 1992.
  • 5) 岸川政信:脾外傷. 救急医学 21:1238-1246, 1997.
  • 7) 日本外傷学会脾損傷分類委員会:日本外傷学会脾損傷分類. 日外傷会誌 8:299, 1994.
  • 8) 西口弘恭, 大村 誠, 行松信孝ほか:鈍的脾外傷のCT診断. 画像診断 8:1095-1000, 1988.
  • 9) 中川隆雄, 中川原儀三, 鈴木 忠ほか:CT所見からみた肝 脾鈍的損傷の手術適応. 腹部救急診療の進歩 12:533-536, 1992.
  • 10) 堀池重治, 前川和彦, 浅利 靖ほか:脾損傷の保存的治療におけるTranscatheter Arterial Embolizationの役割. 日外傷研会誌 3:276-281, 1989.
  • 11) 村尾佳則, 田伏久之, 小泉雅紀ほか:腹部鈍的外傷における手術適応について-CTによる画像診断を中心に-. 腹部救急診療の進歩 12:49-32, 1992.
  • 12) 伊佐 勉, 古川正人, 中田俊則:外傷性脾損傷の診断及び治療法の検討. 日本腹部救急医学会雑誌 15:939-44, 1995,
  • 13) 滝沢謙治, 鈴木 真, 東 澄典ほか:腹部救急疾患のCT診断・外傷・脾外傷. Clinical Imagiology 6:24-34, 1990.
  • 16) 堀池重治:救急領域における腹部CT診断マニュアル-脾損傷-. 救急医学 20:331-333, 1996.
  • 23) 古谷卓三, 赤尾信二, 有吉秀生ほか:遅発性脾破裂の保存的治療の1例. 日臨外医会誌54:2892-2896, 1993.
  • 24) Sajja SB, Basu A, Schein M, et al:Delayed presentation of splenic injury; still a common syndrome. Int Surg 87:120-124, 2002.
  • 25) Boioli F, Gattoni F, Tagliaferri B:Blunt trauma of the spleen; the delayed rupture in computed tomography. Bildgebung 61; 210-215, 1994.
  • 26) Black JJ, Sinow RM, Wilson S:Subcapsular hematoma as a predictor of delayed splenic rupture. Am Surg 58:732-735, 1992.

P.113 掲載の参考文献

  • 1) Mattox KL, Feliciano DV, Moore EE:Trauma. 4th edition, Mcgraw-Hill, New York.
  • 2) Seidman C:Renal trauma available in http://www.trauma.org/abdo/renal.html
  • 3) 田中礼一郎, 吉岡敏治:救急領域の胸腹部骨盤CT scan の撮影方法. 外科治療 88:103-116, 2003.
  • 4) 日本外傷学会腎損傷分類委員会:日本外傷学会腎損傷分類. 日外傷会誌 11:32-33, 1997.
  • 6) 中森 靖, 佐藤和彦, 杉本 壽:最新のCT画像multi-detector-row CT. 外科治療 88:210-227, 2003.

P.124 掲載の参考文献

  • 1) 大友康裕, 益子邦洋, 森村尚登ほか:鈍的腹部外傷に対するPeritoneal tap and lavage法の有用性と問題点-特に腸管損傷の診断に関して-. 日外会誌90:2008-2014, 1989.
  • 2) 北野光秀, 吉井 宏, 山本修三:腹部外傷における診断的腹腔鏡検査. 救急医学 22:824-826, 1998.
  • 4) 藤井千穂:胃・十二指腸, 小腸, 腸問膜損傷. 消化器病セミナー 67:167-177, 1997.
  • 7) 掛札敏裕, 吉井 宏, 奥沢星二郎ほか:腹部外傷 (膵損傷). 外科診療 35:165-170, 1993.
  • 8) 加来信雄:十二指腸損傷. 救急医学 14:1620-1623, 1990.
  • 9) 日本外傷学会外傷研修コース開発委員会:外傷初期診療ガイドラインJATEC. 2002.
  • 11) 林 賢, 宗像康博:下部消化管穿孔に対する腹腔鏡下穿孔部閉鎖術. 消化器内視鏡 14:175-180, 2002.
  • 12) 浦 英樹, 浅井康文, 江副英理ほか:外傷性膵・十二指腸損傷23例の臨床的検討. 日腹救医会誌 21:1341-1346, 2001.
  • 14) 文野誠久, 市川大輔, 栗岡英明ほか:外傷性十二指腸壁内血腫に対して内視鏡ドレナージを施行した1例. 日臨救医誌 3:114, 2000.

P.138 掲載の参考文献

  • 1) Scalea TM, Burgess AR:Pelvic Fractures. In; Mattox KL, Feliciano DV, Moore EE (eds), Trauma, p807-837, MxGraw-Hill, New York, 2000.
  • 2) Burgess AR, Jones AL:Fractures of the Pelvic Ring. In; Rockwood CA, Green DP, Bucholz RW, et al (eds), Fractures in Adults. p1575-1613, Lippincott-Raven, Philadelphia, 1996.
  • 3) 日本外傷学会外傷研修コース開発委員会編著:骨盤外傷. 日本外傷学会・日本救急医学会監修, 改訂外傷初期診療ガイドライン, JATE, p115-126, へるす出版, 東京, 2004.
  • 5) 田畑 孝, 吉岡敏治:骨盤損傷分類の変遷; 日本外傷学会骨盤損傷分類の過程. 日外傷誌 14:204-215, 2000.
  • 9) Tile M:Describing the injury; Classification of pelvic ring injuries. In; Tile M, Helfet DL, Kellam JF (eds), Fractures of the pelvis and acetablum, 3rd eds, p130-167, Lippincott Wiliams & Wilkins, Philadelphia, 2003.
  • 10) Tile M, Hearo T, Vrahas M:Biomechanics of the pelvic ring. In; Tile M, Helfet DL, Kellam JF (eds), Fractures of the pelvis and acetablum, 3rd eds, p32-45, Lippincott Wiliams & Wilkins, Philadelphia, 2003.
  • 11) 糸満盛憲 (日本語版総編集):骨盤輪損傷; 評価と外科的治療の概念. AO法骨折治療, p305-323, 医学書院, 東京, 2003.
  • 12) 新藤正輝:骨盤輪損傷と寛骨臼骨折. 整・災外 47:1317-1325, 2004.
  • 13) 日本外傷学会骨盤損傷分類委員会:日本外傷学会骨盤損傷分類. 日外傷会誌 13:264-265, 1999.
  • 14) Tile M:Management of the pelvic ring injuries. In; Tile M, Helfet DL, Kellam JF (eds), Fractures of the pelvis and acetablum, 3rd eds, p168-202, Lippincott Wiliams & Wilkins, Philadelphia, 2003.
  • 15) 当麻美樹, 田伏久之, 塩野 茂ほか:骨盤骨折における造影 CTと血管造影所見の比較検討 (第1報) . 日外傷会誌 17:182, 2003.

P.152 掲載の参考文献

  • 4) American College of Radiology Appropriateness Criteria.

疾病編

P.168 掲載の参考文献

  • 1) 中森 靖, 佐藤和彦, 杉本 壽:最新のCT画像 multidetector-row CT. 外科治療 88:210-227, 2003.
  • 2) 高橋 明:脳梗塞の治療-急性期治療の血進歩 栓溶解療法. 日本医師会雑誌 133:637642, 2005.
  • 3) 「脳血管障害画像診断のガイドライン」作成に関わるワーキンググループ脳血管障害画像診断のガイドライン (暫定第1版) 「急性期脳梗塞」ホームページアドレス http://mrad.iwate-med.ac.jp/guideline/

P.185 掲載の参考文献

  • 1) 杉本 壽, 嶋津岳士, 岸川政信ほか:一酸化炭素. 救急医学 12:1242-1249, 1988.
  • 3) Miura T, Mitomo M, Kawai R, et al:CT of the brain in acute carbon monoxide intoxication; characteristic features and prognosis. AJNR 6:739-742, 1985.
  • 6) 中田康城, 田中 裕:脂肪塞栓症候群. 救急医学 22:1379-1386, 1998.
  • 7) 相澤茂幸, 当麻美樹, 樫村重樹ほか:発症早期よりMRIにて経過観察し得た脳脂肪塞栓症候群の1例. 日救医会誌 12:245-250, 2001.
  • 8) Whiteman MLH, Bowen BC, Post MJD, et al:Intracranial Infection. In:Scott W Atlas (ed), Magnetic Resonance Imaging of the Brain and Spine. pp1099-1168, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 2002.

P.191 掲載の参考文献

  • 1) 細川真一 , 関典子, 宮澤廣文ほか:救急外来におけるけいれん重積の画像的診断とその意義. 小児科臨床 55:1525-1530, 2002.
  • 9) 米田直人, 高橋洋一, 半川俊和ほか:低血糖昏睡患者における頭部画像所見の推移. CI研究 16:81-85, 1994.

P.198 掲載の参考文献

  • 1) 日本循環器学会1998-1999年度合同研究班報告:大動脈解離診療ガイドラインJpn Cir J 2001; 65, Suppl. IV, 2001.
  • 2) Kato M, et al:New graft-implanting method for thoracic aortic aneurysm or dissection with a stent graft. Circulation 94 (Suppl II):II-188, 1996,
  • 3) 林 宏光, 川俣博志:血栓閉塞型から偽腔開存型へと移行した大動脈解離の臨床的検討. 日本医放会誌 54:1217-1224, 1994.
  • 5) Coselli JS, Crawford ES:Thoracic Aortic Aneurysms in Haimovici H (ed):Vascular Surgery. Appleton & Lange, p591, 1989.

P.215 掲載の参考文献

  • 1) 伊藤峰幸, 田中裕士ほか:市中肺炎診断における胸部X線, CT写真の意義. 治療学 36 (2):131-135, 2002.
  • 2) 松島敏春, 吉田耕一郎:呼吸器感染症の画像診断. 化学療法の領域 17 (9):1577-1585, 2001.
  • 3) 中森祥隆:肺炎. medicina 39 (12):1896-1900, 2002.
  • 4) 日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会:成人市中肺炎診療の基本的考え方. 日本呼吸器学会, 2002.
  • 5) 岸本寿男:マイコプラズマ・レジオネラ・クラミジア肺炎の診断のしかた. 治療学 36 (2):137-140, 2002.
  • 6) 渡部秀裕:マイコプラズマ肺炎. 別冊・医学のあゆみ 呼吸器疾患 2003-2005:356-359, 2003.
  • 8) 吉田耕一郎, 二木芳人ほか:深在性真菌症による呼吸器疾患. 治療学 37-3:254-257, 2003.
  • 9) 野間恵之, 川崎竜太ほか:カリニ肺炎とサイトメガロウイルス感染症. 臨床画像 17 (11):1232-1241, 2001.

P.226 掲載の参考文献

  • 4) 野坂俊介:小児急性腹症の画像診断. 日本医放会誌 60:5-13, 2000.
  • 5) 野坂俊介:急性腹症における緊急画像検査法の選択と展開. 小児外科 36:351-362, 2004.
  • 9) 坂本 力, 小山敬己, 井本勝治ほか:絞拒性腸閉塞の画像診断. 日本腹部救急医学会雑誌 18:533-539, 1998.
  • 12) 河上聡:腹痛で発症する婦人科疾患の画像診断. 日本医放会誌 61:75-83, 2001.
  • 13) 吉武忠正, 西江昭弘, 松浦隆志ほか:Fitz-Hugh-Curtis syndrome; CT所見の検討, 日本医放会誌 63:303-307, 2003.
  • 15) 福島 徹, 星川嘉一, 谷 一朗ほか:急性腹症・腹部炎症性疾患における画像診断の進め方. 画像診断 17:18-27, 2001.

P.241 掲載の参考文献

  • 2) 堀川義文ほか:急性腹症のCT. へるす出版, pp61-77, 1998.
  • 3) Meyers MA:Dynamic radiology of the abdomen, 5th Edition, pp57-130 & 309-331, Springer, 2000.
  • 4) 伊藤久雄:急性腹症のCTにおけるextraluminal air bubbleの検出. 臨床画像 7:84-87, 1991.
  • 5) 大川元臣:消化管穿孔におけるCT検査. 臨床画像 12:596-599, 1996.
  • 7) 大谷吉秀:胃・十二指腸潰瘍穿孔. 救急医学 22:649-653, 1998.
  • 8) 星川嘉一:特発性大腸破裂のCT像. 日本腹部救急医学会雑誌16:585-590, 1996.
  • 9) 大森浩明:消化管穿孔の治療が変わっている-上部消化管穿孔の治療と診断-. 消化器内視鏡 14:201-210, 2002.

P.249 掲載の参考文献

  • 1) West OC, Tamm EP, et al:Abdomen:Nontraumatic Emergencies. In:Harris JH, Harris WH, The Radiology of Emergency Medicine. 4th edition, pp583-658, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia, 1999.
  • 3) 松野正紀:重症急性膵炎の治療指針. 厚生省特定疾患難治性膵痴患調査研究班 平成7年度研究報告書 27-35, 1996.
  • 4) 急性膵炎の診療ガイドライン作成委員会 編著:急性膵炎の診療ガイドライン, 金原出版, 東京, 2003.

P.264 掲載の参考文献

  • 1) Meyers MA:Dynamic Radiology of the Abdomen; Normal and pathologic Anatomy, fifth edition. New York, Springer-Verlag, 2000.
  • 2) マイヤース「腹部放射線診断学」正常. 病理解剖をベースとした疾患進展のダイナミクス (原著第3版), 佐久間貞行 監訳, 南江堂, 東京, 1991.
  • 14) 水島靖明, 横田順一朗:最新のCT画像-13 急性膵炎, 急性胆嚢炎. 外科治療 90 (2):203-212, 2004.
  • 15) 急性膵炎の診療ガイドライン作成委員会編:エビデンスに基づいた急性膵炎の診療ガイドライン. 金原出版, 東京, 2003.
  • 20) 石川和男, 鍬方安行, 岸 正司ほか:救急画像診断と初期治療 縦隔炎 (1), (2). 外科治療 78:1084-1097, 1998 & 79:93-102, 1998.
  • 21) 石川和男, 入澤太郎, 田中 裕ほか:縦隔気腫から進展した腹腔内free airおよび腹腔外airを合併した症例の画像的検討 (抄録). 日救急医会誌 9:469, 1998.
  • 22) 藤沢 修, 小倉裕司, 鍬方安行ほか:気管損傷の一例 (抄録). 日救急医会誌 9:481, 1998.
  • 24) Macklin CC:Pneumothorax with massive collapse from experimental local over-inflation of the lun substance. Can Med Assoc J 36:414-420, 1937.
  • 27) 多田信平, 石井千佳子:CT解剖学ノート. p87. ベクトル・コア, 東京, 1989.

P.276 掲載の参考文献

  • 4) 杉本 壽, 澤田祐介, 吉岡敏治ほか:嫌気性菌感染症 (ガス壊疽) に対する高気圧酸素療法. 整形・災害外科 23:143-153, 1980.
  • 8) Hirose Y, Yagi K, Honda H, et al:Toxic shock-like syndrome caused by non-grouup A β-hemolytic streptococci. Arch Intern Med 157:1891-1894, 1997.
  • 9) 中村 功, 井上和義, 糸賀 敬ほか:ガス壊疽菌敗血症-溶血性発作と遷延性ショックを呈した2例-, 最新医学 23:1473-1482, 1968.
  • 11) Mendelowitz DS, Ramstedt R, Yao JS, et al:Abdominal aortic salmonellosis. Surgery 85:514-519, 1979.
  • 12) 石川和男, 鍬方安行, 岸正 司ほか:縦隔炎 (2)-特発性食道破裂, 下降性壊死性縦隔壊死. 外科治療 79:93-102, 1998.

P.283 掲載の参考文献

  • 2) 菊本陽子, 長宅芳男, 内藤洋子ほか:特徴的なCT所見を認めた横紋筋融解症の2例. 岡山済生会病誌 34:53-58, 2002.
  • 3) 河田正仁, 松本奥良, 足立和正ほか:99m Tc-hydroxymethylene Dihosphonate (HMDP) 骨シンチグラフィ, X線CTおよびMRIの横紋筋融解症の筋融解部位同定に対する有用性. 愛仁会医学研究誌 27 (1):6-10, 1995.
  • 6) K Kishi:Radiographic Imaging and Histological Findings of Crush Syndrome. APCDM (Program & Abstracts) 27:2002.
  • 8) 中 圭介ほか:興味ある横紋筋融解症の1例と当院症例の検註. 岡山済生会病誌 30:50-56, 1998.
  • 9) 相沢信行, 鈴木 豊, 明石恒浩ほか:横紋筋融解症における99mm Tc-燐酸塩によるシンチグラフィの臨床的意義. 核医学 27:801-806, 1990.