書籍名 |
PT・OT・ST・学生のためのやさしい嚥下障害の診療 |
出版社 |
永井書店
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発行日 |
2006-09-05 |
著者 |
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ISBN |
4815917655 |
ページ数 |
205 |
版刷巻号 |
第1版 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
リハビリテーション医療を志す理学療法士,作業療法士,言語聴覚士,看護師,介護福祉士などのコメディカルの方々や,これから専門職を目指す学生,嚥下障害になじみの少ない医師や医学生を対象に,難しい事項を極力省略し嚥下障害のエッセンスを平易な文章で分かりやすく解説した入門書です. そのためにイラスト,写真や表を多く用い,基礎からリハビリテーションの戦略まで十分な知識を得ることができます.また,まんがや解説MEMO,Cofee Break欄などのちょっとした知識情報コーナーが本書のアクセントとして,またより深い理解のために役立ちます.
今後ますます増えてくる嚥下障害の患者さんに,よりよい医療を提供するために本書のご購読をお勧めします.
目次
- 表紙
- 執筆者一覧
- 序
- 目次
- CHAPTER 1 嚥下障害の基礎的知識
- [1] あなたも嚥下障害?
- [2] 嚥下障害は完治しない!
- [3] でも、摂食可能となるアプローチ
- [4] 嚥下障害患者様にも安全に食べさせてあげたい!
- [5] 嚥下障害の医療チームに参加しませんか?
- [6] これだけは覚えておきたい解剖学
- [7] これだけは知っておきたい生理学
- [8] 摂食・嚥下の新しいステージ分類
- [9] 摂食・嚥下の障害ではどのようなことが起こるの?
- [10] 誤嚥だけが嚥下障害ではない!
- [11] むせ返り症状のない誤嚥ほど危ない!
- [12] 食べさせることと自分で食べること
- [13] どんな病気が嚥下障害を起こすの?
- [14] 高齢者は誰でも危ない!
- CHAPTER 2 嚥下障害の診断と評価
- [15] 誰にでもできる診察のコツ
- [16] 嚥下造影検査で何がわかる?
- [17] 嚥下造影検査に同席してみよう!
- [18] 嚥下内視鏡では喉頭がよく見える
- CHAPTER 3 嚥下障害の治療法
- [19] 口腔衛生を軽視する医療者に嚥下障害治療の資格なし!
- [20] 鼻からの長期カテーテル留置は最悪の医療!
- [21] 嚥下障害治療の基本は全身耐久性の向上にあり!
- [22] 栄養状態の悪い患者様に食べさせては駄目!
- [23] 食物摂取をせずに行う間接的嚥下訓練
- [24] 発声と嚥下には深い関係がある
- [25] 直接的嚥下訓練は食物形態の選択から
- [26] 嚥下食のレシピ教えましょうか?
- [27] 間違えやすいキザミ食とミキサー食
- [28] とろみ調整食品とゼリーって、どう違うの?
- [29] 市販食品を上手に使いたい
- [30] なぜ、リクライニング姿勢がよいと思う?
- [31] 頸部の前屈と回旋の意義を知りたい!
- [32] 摂食時のテクニック
- [33] 咳をすることは大事!
- [34] 入れ歯は装着した方がよいの?
- [35] 咀嚼に障害がある場合のアプローチ
- [36] 歯科医に依頼したい機能補助装置とは?
- [37] 嚥下反射に問題がある場合にはどうするの?
- [38] 輪状咽頭筋弛緩不全って知ってる?
- [39] 胃瘻って、誰にでも設置するのが適切か?
- [40] 胃腸の機能についても勉強したい
- [41] 間接的経管栄養法って有効な手段?
- CHAPTER 4 嚥下障害の疾患別アプローチ
- [42] 脳血管障害急性期の嚥下アプローチ
- [43] 脳血管障害回復期のリハビリテーション
- [44] 球麻痺と偽性球麻痺
- [45] 外傷性脳損傷は摂食可能になる!
- [46] 改善が難しい神経難病
- [47] ミルクを飲めない新生児・乳児を助けたい
- [48] 脳性麻痺児にも食べさせてあげたい!
- [49] 重度の認知症患者様に食べさせて大丈夫?
- [50] 誤嚥性肺炎の原因は、食事の誤嚥だけではない!
- CHAPTER 5 嚥下障害のリハビリテーション戦略
- [51] 急性期からアプローチする嚥下チーム
- [52] 嚥下治療における各療法士の役割を知りたい
- [53] 看護師さん、あなたは主役!
- [54] 障害の完治が嚥下障害治療の目的ではない!
- [55] 退院後も重要な摂食指導の継続
- [56] 嚥下障害の重症度分類
- [57] リハビリテーションは、どの程度有効か?
- [58] 最後の手段! 外科的治療
- [59] 救急事態への対応と安全管理
- [60] 命を大切にしよう!
- おわりに
- 索引
- 奥付