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書籍詳細

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書籍名 よくわかる 新しい東洋医学入門講座
出版社 永井書店
発行日 2002-11-01
著者
  • 丁宗鐵(監修)
  • 趙重文(著)
ISBN 4815916470
ページ数 227
版刷巻号 第1版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

この一冊で東洋医学の概念が変わる。本書は,漢方医学と中医学,針灸学などを厳密に区別せず互いの概念の良いところを取りあげて,広く混合した形で平易に述べ,実際的・臨床的な内容を,講義形式で分かりやすく解説.楽しみながら学べ,臨床現場で即用できる良書である.

目次

  • 表紙
  • 推薦の言葉
  • 目次
  • はじめに
    • 東洋医学の現状
    • 東洋医学の発展阻害要因
    • 漢方薬の安全性
    • 漢方薬の品質
    • 東洋医学について
    • 本書の特色
  • [I] 人体観の基礎についての講義
    • ■ 気・血・津液・精について
    • ■ 臓腑について
    • ■ 経絡と経穴について
      • 1. 手の太陰肺経
      • 2. 手の陽明大腸経
      • 3. 足の陽明胃経
      • 4. 足の太陰脾経
      • 5. 手の少陰心経
      • 6. 手の太陽小腸経
      • 7. 足の太陽膀胱経
      • 8. 足の少陰腎経
      • 9. 手の厥陰心包経
      • 10. 手の少陽三焦経
      • 11. 足の少陽胆経
      • 12. 足の厥陰肝経
    • ■ 内因・外因について
    • ■ 陰証・陽証について
    • ■ 陰病・陽病について
    • ■ 五行について
  • [II] 四診についての講義
    P.30閲覧
    • ■ 望診
    • ■ 聞診
    • ■ 問診
      • 1) 熱について
      • 2) 汗について
      • 3) 痛みについて
      • 4) 出血について
      • 5) 食欲について
      • 6) 排便について
      • 7) 排尿について
    • ■ 切診
      • 1. 脈診
      • 2. 腹診
        • 1) 漢方医学的腹診法
        • 2) 針灸療法学的腹診法
        • 3) 西洋医学的腹診法
        • 4) 脈診と腹診の関係
      • 3. 四肢診
      • 4. 皮膚診
      • 5. その他
  • [III] 弁証についての講義
    P.50閲覧
    • ■ 八綱弁証
      • 1) 虚実
      • 2) 寒熱
      • 3) 表裏
      • 4) 陰陽
    • ■ 気血弁証
    • ■ 臓腑弁証
  • [IV] 生薬の講義
    P.55閲覧
    • 生薬の使い方
    • 個々の生薬について
  • [V] 漢方方剤の講義
    P.71閲覧
    • ■ 中医学と日本の伝統医学との違い
    • ■ 漢方薬と西洋薬の違い
    • ■ 漢方薬
    • ■ 漢方薬の服用について
    • ■ 漢方薬の副作用について
    • ■ 西洋薬との併用について
    • ■ 漢方の古典と流派について
    • ■ 漢方薬の説明
    • ■ 古方
    • ■ 後世方
  • [VI] 漢方治療の講義
    P.112閲覧
    • ■ かぜ症候群およびインフルエンザ
      • 1. 漢方治療の実際
      • 2. 西洋薬との併用療法
      • 3. 相乗効果と副作用
    • ■ 気管支喘息
    • ■ 花粉症・鼻アレルギー
    • ■ 循環器疾患
      • 1. 高血圧症
      • 2. 動脈硬化症
      • 3. 脳血管障害
      • 4. リンパ管の疾患
    • ■ 消化器疾患と腹痛
      • 1. 上部消化管の疾患による腹痛
      • 2. 便秘による腹痛
      • 3. 下痢による腹痛
      • 4. 便秘と下痢の繰り返しによる腹痛
      • 5. その他の大腸疾患による腹痛
      • 6. 肝・胆・膵・脾・腎の疾患による腹痛
    • ■ 糖尿病
      • 1. 糖尿病の診断
      • 2. 糖尿病の治療
      • 3. 糖尿病合併症の治療
        • 1) 腎症について
        • 2) 網膜症について
        • 3) 神経障害について
    • ■ 肥満
    • ■ 冷え
    • ■ 不眠
    • ■ 関節痛
    • ■ 漢方薬の免疫機能に及ぼす効果
      • 1. 免疫とは
      • 2. 自己免疫疾患と漢方薬
      • 3. 癌免疫と漢方
      • 4. 免疫不全症候群と漢方
  • [VII] 東洋医学的診断法による西洋薬処方と治療の試みについての講義
    P.141閲覧
    • ■ 西洋薬の使い方
      • 1. 抗不安薬
      • 2. 下剤: 大腸刺激性
      • 3. 降圧薬
      • 4. 胃薬-1
      • 5. 胃薬-2
      • 6. 針灸的経絡・経穴を利用した痛みに対する治療法
  • [VIII] 灸療法についての講義
    P.145閲覧
    • 灸療法とは
    • 灸の種類と方法について
      • 1. も条灸
      • 2. も粒灸
      • 3. 温針灸・温磁鉄灸
    • ■ 灸療法の適応および注意事項
      • 1. 灸療法が適さない患者
      • 2. 灸療法の注意事項
    • ■ 私の灸療法の効果判定
      • 1. 自覚症状よりの効果判定
      • 2. 温熱による効果判定
    • ■ 灸療法の補瀉について
    • ■ その他
    • ■ 各種疾患と灸療法の施術部位について
      • 1. 実熱証・虚寒証と中間証
      • 2. 補瀉の手技
        • 1) 補法
        • 2) 瀉法
      • 3. 証の取り方
        • 1) 身体全体の実虚証について
        • 2) 罹患部の実虚証について
        • 3) 罹患部の熱寒証について
      • 4. 灸療法に必要な経穴
        • 1) 原穴
        • 2) 兪穴
        • 3) 募穴
        • 4) げき穴
        • 5) 補瀉穴の一例
        • 6) 阿是穴
      • 5. 灸療法の実際
        • 1) 腰痛
        • 2) 膝関節部痛
        • 3) 頸肩部痛
        • 4) 肩関節周囲炎
  • [IX] 針療法についての講義
    P.165閲覧
    • ■ 針療法とは
    • ■ 針の種類と方法について
    • ■ 円皮針療法の適応および注意事項
      • 1. 円皮針療法が適さない患者
      • 2. 円皮針療法の注意事項
    • ■ 円皮針療法の利点と欠点について
      • 1. 円皮針療法の利点
      • 2. 円皮針療法の欠点
    • ■ 円皮針療法の適応疾患について
      • 1. 実熱証・虚寒証と中間証
      • 2. 証の取り方
      • 3. 補瀉の手技
        • 1) 補法
        • 2) 瀉法
        • 3) 中間証の方法
      • 4. 円皮針療法に必要な経穴
      • 5. 疾患各論
        • 1) めまい・耳鳴り
        • 2) 耳鳴り・難聴
        • 3) 手関節痛
  • [X] 吸玉療法についての講義
    P.172閲覧
    • ■ 吸玉療法とは
    • ■ 吸玉の種類と方法について
    • ■ 吸玉の利点と欠点について
      • 1. その利点として
      • 2. 欠点として
    • ■ 各種疾患と吸玉の施術部位について
      • 1. 実熱証・虚寒証と中間証
      • 2. 証の取り方
      • 3. 補瀉の手技
        • 1) 補法
        • 2) 瀉法
        • 3) 中間証の方法
      • 4. 疾患各論
        • 1) 腰痛
        • 2) 坐骨神経痛・下肢痛
        • 3) 肩こり
  • [XI] 臨床から基礎への研究についての講義
    P.178閲覧
    • ■ 症例呈示
    • ■ 細胞レベルにおける補中益気湯の直接効果についての検討
    • ■ 細胞表面抗原に対する補中益気湯の直接効果についての検討
    • ■ NK細胞に対する補中益気湯の直接効果についての検討
    • ■ 癌細胞注入後補中益気湯投与による抗癌効果についての検討
    • ■ 癌細胞注入前補中益気湯投与による抗癌効果についての検討
  • [XII] リハビリテーションと漢方についての講義
    P.187閲覧
    • ■ リハビリテーション医学について
      • 1. リハビリテーションとは
      • 2. 障害とは
        • 1) 予防医学としてのリハビリテーション医学について
        • 2) リハビリテーション医学の診断学について
        • 3) リハビリテーション医学の治療学について
      • 3. 東洋医学について
        • 1) 脳卒中後失語
        • 2) 脳卒中後片麻痺
        • 3) 脳卒中後脳神経障害
        • 4) 脳卒中後失行・失認
        • 5) 脳卒中後痴呆・精神症状
        • 6) 脳卒中後排泄障害
  • [XIII] 総合診療と東洋医学についての講義
    P.194閲覧
    • ■ 東西両医学としての総合診療
    • ■ 総合診療の現状と今後について
  • [XIV] へき地医療と東洋医学についての講義
    P.196閲覧
    • ■ へき地医療とは
    • ■ へき地医療における東洋医学的療法の意義について
  • [XV] 産業医と東洋医学の講義
    P.198閲覧
    • ■ 各種のストレス関連症候群
    • ■ 過労や疲労、筋肉痛
    • ■ 騒音による聴力障害
    • ■ 振動による振動障害
  • [XVI] 漢方の卒後教育について
    P.201閲覧
    • ■ 研修医のカリキュラムの確立について
    • ■ 教師の育成について
    • ■ 東洋医学センターの設立について
  • 参考文献
    P.207閲覧
  • 謝辞
    P.209閲覧
  • 索引
    P.211閲覧
  • 奥付

参考文献

参考文献

P.207 掲載の参考文献

  • 1) 神戸中医学研究会 (編著): 中医学入門. 改訂第2版, 医歯薬出版, 東京, 1999.
  • 2) 神戸中医学研究会 (編著): 中医臨床のための中薬学. 医歯薬出版, 東京, 2000.
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  • 14) 森秀太郎: 臨床にすぐ役立つはり入門. 医道の日本社, 東京, 1983.
  • 15) 大塚恭男: 東洋医学. 岩波新書, 東京, 1996.
  • 16) 大塚恭男, ほか (編): 東洋医学大事典. 講談社, 東京, 1987.
  • 17) 藤平 健: 漢方処方類方鑑別便覧. リンネ, 1984.
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  • 25) 菊谷豊彦, ほか: 漢方治療マニュアル保険適応症と漢方製剤. 六法出版社, 1996.
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  • 31) 大久保善雄, ほか: 日本東洋医誌44 (4): 501-507, 1994.
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  • 33) 西沢芳男: 小青竜湯の抗アレルギー作用の検討. アレルギー39: 248, 1990.
  • 34) 松本達治, ほか: 小青竜湯エキスのラット肥満細胞からのヒスタミン遊離及び脱顆粒抑制作用. 耳展 34補 (4): 289-293, 1991.
  • 35) 池田勝久: アレルギー性鼻炎と漢方;小青竜湯の鼻汁の分泌応答への影響. 漢方と最新治療 7 (4): 311-313, 1999.
  • 36) 竹内良夫, ほか: 和漢薬「小青竜湯」の抗アレルギー作用, 特に既製抗アレルギー剤との比較. アレルギー34: 387-393, 1985.
  • 37) 武田弘志, ほか: アレルギー性鼻炎と漢方; 小青竜湯の薬理学的特徴-中枢神経系に対する影響. 漢方と最新治療7 (4): 315-320, 1999.
  • 38) 松野栄雄, ほか: 鼻アレルギー誘発時の末梢血CD陽性細胞レベルでみた小青竜湯の作用機作. 漢方と最新治療7 (4): 345-351, 1999.
  • 39) 丁 宗鐵: 気管支喘息に対する漢方治療;証と合方について. 現代医療学6 (1): 95-99, 1990.
  • 40) 飯倉洋治, ほか: 小児気管支喘息の漢方治療. 現代東洋医学10: 37-43, 1989.
  • 41) 長野 準, ほか: 気管支喘息に対する柴朴湯の長期投与効果の検討. 呼吸7: 76-87, 1988.
  • 41) 丁 宗鐵: 柴朴湯 (1) (2). 漢方医学19: 363-367, 393-401, 1995.
  • 42) 丁 宗鐵: 免疫複合体と補体. 代謝29 (臨時増刊号): 364-369, 1992.
  • 44) 阿部博子: 柴胡の薬効・薬理. 現代東洋医学12 (3): 87-93, 1991.
  • 45) 伊藤 均, ほか: 漢方方剤の抗腫瘍性に関する研究 (第1報). 癌と化学療法12: 2145-2148, 1985.
  • 46) 沖田 極, ほか: 小柴胡湯による肝発癌予防の可能性. 消化器12: 152-156, 1990.
  • 47) 原中勝征, ほか: 和漢薬の抗腫瘍効果とTNF産生能, 漢方医学11: 27-31, 1987.
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  • 53) 趙重文, ほか: 特集 腰背肩痛と漢方; 内科的疾患と腰背肩痛. 漢方と最新治療 9 (3): 213-217, 2000.
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