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書籍詳細

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書籍名 実践 皮膚レーザー療法 上手な使い方と治療法のコツ
出版社 永井書店
発行日 2001-02-10
著者
  • 久保田潤一郎(編著)
ISBN 4815915954
ページ数 189
版刷巻号 第1版第3刷
分野
閲覧制限 未契約

レーザーの原理から安全操作,皮膚の構造,各疾患に適応する機種別の治療法,治療前後のスキンケアについて臨床の最前線の執筆陣により分かりやすく解説.全編フルカラーによる術前・術後の比較によってその効果が示されており,段階的に色分けされたフローチャート・シェーマ・表とともに「目で見て」理解できる実践書となっている.

目次

  • 表紙
  • CONTENTS
  • 1 レーザー機器の原理と医療への応用
    • 1 光の照射
    • 2 反転分布
    • 3 レーザー光
    • 4 レーザー光のへ偏光
    • 5 レーザー光の種類
      • 1. 固体レーザー
      • 2. 気体レーザー
      • 3. 半導体レーザー
    • 6 レーザー光の集光
  • 2 レーザー機器の安全操作
    P.15閲覧
    • 1 レーザーの生体作用
    • 2 レーザー機器の安全基準
    • 3 レーザーの生体におよぼす障害
      • 1. 目に対する障害
      • 2. 皮膚に対する障害
      • 3. その他の障害
      • 4. ウイルス感染の可能性
    • 4 レーザ機器の取扱いと注意点
      • 1. レーザー照射質の表示と使用中の密閉
      • 2. 各レーザー用の防護眼鏡の用意
  • 3 皮膚の構造・機能
    P.23閲覧
    • 1 皮膚の構造
      • 1. 皮表の性状と色調
      • 2. 皮膚の構造
      • 3. 表皮
      • 4. 真皮
      • 5. 皮下組織
      • 6. 皮膚付属器
      • 7. 脈管系
      • 8. 神経系
      • 9. 筋肉系
    • 2 発生学
    • 3 皮膚の機能
  • 4 表皮色素異常症の治療
    P.35閲覧
    • 1 表皮色素異常症の種類
      • 1. 雀卵斑
      • 2. 肝斑
      • 3. 老人性色素斑-光線性花弁状色素斑 / 摩擦黒皮症(タオル黒皮症)
      • 4. 炎症後色素沈着症
    • 2 各レーザー治療器による治療の実際
      • 1. 蒸散を主としたレーザー一炭酸ガスレーザー / Er-YAGレーザー
      • 2. メラニン吸収を主としたレーザー
    • 3 レーザー照射後の処置
  • 5 母斑・良性皮膚腫瘍の治療
    P.49閲覧
    • 1 皮膚の構造
      • 1. 黒子-鑑別診断 / 治療法 / 治療後処置
      • 2. 表皮母斑(疣状母斑)-治療法
      • 3. 老人性疣贅(脂肪漏性角化症)-鑑別診断 / 治療法
      • 4. 汗管腫-治療法
      • 5. アクロコルドン-治療法 / 治療後処置
      • 6. 尋常性疣贅−治療 / 治療後処置 / 問題点
      • 7. 青年性扁平疣贅-付-Er-YAGレーザー
    • 2 治療後の処置-治療が不適切なケース
  • 6 真皮メラノサイト増殖症(大田母斑, 異所性蒙古斑)
    P.60閲覧
    • 1 母斑の臨床像
    • 2 レーザー治療の適応
    • 3 照射治療
    • 4 副作用・合併症
      • 1. 色素沈着
      • 2. 瘢痕形成・色素脱失
    • 5 太田母斑色素褐色の理論-実験動物 / 組織所見
  • 7 異物沈着症(外傷性刺青, 装飾刺青)
    P.73閲覧
    • 1 臨床像
      • 1. 外傷性刺青
      • 2. 装飾刺青・医療刺青
    • 2 レーザー治療の適応
    • 3 照射治療
      • 1. 装置
      • 2. 照射-設定 / 手技 / 照射後の創管理 / 治療後補助療法(スキンケア) / 治療間隔 / 治療成績
  • 8 血管腫の治療
    P.80閲覧
    • 1 単純性血管腫の治療法
      • 1. 治療法の概要
      • 2. 治療の基本方針
      • 3. 治療法の実際
    • 2 苺状血管腫の治療法
      • 1. 治療法の概要
      • 2. 治療法の基本方針
      • 3. 治療法の実際
      • 4. 副作用の予防
    • 3 血管腫治療の展望
  • 9 毛細血管拡張症の治療
    P.95閲覧
    • 1 病態生理・成因
    • 2 分類
    • 3 組織
    • 4 治療法の種類-照射パルス幅 / 発振波長 / エネルギー密度
    • 5 臨床
  • 10 Skinresurfacing-1ウルトラパルス炭酸ガスレーザーの適応と実際
    P.109閲覧
    • 1 skinresurfacingに使用されているレーザー装置
    • 2 ウルトラパルス炭酸ガスレーザー装置の特徴
    • 3 適応と患者の選択
    • 4 レーザー前療法
    • 5 レーザー照射法
    • 6 麻酔
    • 7 レーザー後治療
    • 8 治療効果
    • 9 症例
    • 10 合併症
  • 11 Skinresurfacing-2Er-YAGレーザーの適応と実際
    P.129閲覧
    • 1 skinresurfacingの概念
    • 2 Er-YAGレーザーの特徴
    • 3 適応と禁忌
    • 4 患者の選択
    • 5 手術の選択
    • 6 主な合併症とその対策
    • 7 インフォームドコンセントに必要な事項
    • 8 Skinresurfacingの限界
    • 9 他の治療法との併用療法
  • 12 レーザー脱毛の原理と可能性
    P.148閲覧
    • 1 レーザー脱毛の原理
      • 1. レーザー脱毛は毛包のどの部位に作用するのか?
      • 2. レーザー脱毛は毛周期のどの時期に有効に作用するのか?
      • 3. レーザー脱毛は永久脱毛なのか?
    • 2 レーザー脱毛の特徴
      • 1. 高い安全性 / 2. 短時間で治療が可能 / 3. 治療回数が少ない / 4. 高い治療効果 / 5. 美容的効果
    • 3 主なレーザー脱毛治療機器
    • 4 レーザー脱毛の実際
      • 1. 患者の選択 / 2. 前処理 / 3. 治療の実際 / 4. 治療の合併症 / 5. インフォームドコンセントについて
    • 5 今後の展望
  • 13 レーザー治療前後のスキンケア
    P.161閲覧
    • 1 レーザー前のスキンケアについて
      • 1. 日焼けをしている患者の老人性色素斑, 雀卵斑の場合
      • 2. 炎症を起こしている皮膚腫瘍の場合
      • 3. アトピー性皮膚炎や湿疹のできている患者の場合
      • 4. 血管系のあざや太田母斑のスキンケアの場合
    • 2 レーザー治療後の皮膚の状態について
      • 1. サンスクリーン剤の種類と使用方法
      • 2. メラニン生成と美白剤について
        • 1. チロシナーゼ活性阻害剤 / 2. メラニン合成阻害剤 / 3. 角質剥離促進剤
      • 3. スキンタイプ別の日常のケアについて
        • 1. 乾燥肌およびアトピー性皮膚炎のドライスキン
        • 2. 脂性肌およびニキビ肌
      • 4. レーザー脱毛後のスキンケアおよび多汗症のスキンケア
  • INDEX
    P.175閲覧
  • 奥付

参考文献

3 皮膚の構造・機能

P.34 掲載の参考文献

  • 1) 山村雄一ほか編: 皮膚の構造と機能I. 現代皮膚科学大系, 第3A. 中山書店, 東京, 1982
  • 2) 佐藤良夫ほか編. 標準皮膚科学 医学書院, 東京, 1987
  • 3) 上野賢一: 皮膚科学. 金芳堂, 京都, 1997.
  • 4) 朝田康夫ほか編皮膚科専門医テキスト. 南江堂, 東京, 1992.

4 表皮色素異常症の治療

P.48 掲載の参考文献

  • 1) Mitchel P Goldman, Rchad E Fitzpatrick: Cutaneus Laser Srugery, Second edition. Mosby, 2000.
  • 2) Tina S, Alster David B Apfelberg: Cosmetic Laser Surgery, Second edition. WILEY-LISS, 2000
  • 3) 波利井清紀 (監修): レーザー治療最近の進歩. 形成外科ADVANCEシリーズ II-2. 克誠堂出版株式会社, 2000
  • 4) 久保田潤一郎, 小林美貴子, ほか:多機能レーザーによる皮膚病変の治療. 日本美容外科学会報21:38-49, 1999.

5 母斑・良性皮膚腫瘍の治療

P.59 掲載の参考文献

  • 1) Mitchel P Goldman, Rchad E Fitzpatrick: Cutaneus Laser Srugery, Second edition. Mosby, 2000
  • 2) Tina S, Alster David B Apfelberg: Cosmetic Laser Surgery, Second edition WILEY-LISS, 2000
  • 3) 波利井清紀 (監修):レーザー治療最近の進歩. 形成外科ADVANCEシリーズII-2. 克誠堂出版株式会社, 2000
  • 4) 久保田潤一郎, 小林美貴子, ほか:多機能レーザーによる皮膚病変の治療. 日本美容外科学会報 21: 38-49, 1999.

6 真皮メラノサイト増殖症(大田母斑, 異所性蒙古斑)

P.72 掲載の参考文献

7 異物沈着症(外傷性刺青, 装飾刺青)

P.79 掲載の参考文献

8 血管腫の治療

P.94 掲載の参考文献

  • 1) 松本敏明: 単純性血管腫に対する色素レーザーならびにアルゴンレーザー治療効果の検討.第1報:血管腫の組織型分類および治療効果の相違について. 日形会誌13: 130-142, 1993.
  • 2) 松本敏明: 単純性血管腫に対する色素レーザーならびにアルゴンレーザー治療効果の検討. 第2報: 臨床効果の統計学的検討. 日形会誌 16: 246-259, 1996.
  • 3) 松本敏明: 大浦武彦:複合的レーザー療法を用いた苺状血管腫の早期治療, 第14回日本レーザー医学会大会, 論文集, 241-244, 1993.
  • 4) 松本敏明: 血管性病変に対するレーザー治療. 美容外科手術プラクティス1, 文光堂, 174-177, 2000

9 毛細血管拡張症の治療

P.108 掲載の参考文献

  • 3) 坂東行洋:色素レーザーの皮膚血管に対する至適照射パルス幅に関する研究. 日形会誌17. 855-868, 1997.

10 Skinresurfacing-1ウルトラパルス炭酸ガスレーザーの適応と実際

P.128 掲載の参考文献

  • 9) 山下理絵: レーザー治療後の炎症性色素沈着に対するスキンケア, 日本美容外科学会誌20: 1-7, 1998,
  • 10) 山下理絵: ウルトラパルス炭酸ガスレーザーを用いたresrufacing-Laser resurfacing: CO2レーザー 形成外科4: 833-844, 1999,

11 Skinresurfacing-2Er-YAGレーザーの適応と実際

P.147 掲載の参考文献

  • 1) Alster, TS: Cosmetic lasersurgery 57-84, Welley-Liss, NewYork, 1999
  • 2) 新橋武: Er-YAG laserを用いたlaser resurfacing. 形成外科42: 845-855, 1999
  • 4) Goldman, MP Cutaneous lasersurgery. 408-412, Mosby, St Louls, 1999

12 レーザー脱毛の原理と可能性

P.160 掲載の参考文献

  • 2) Fuchs M: Thermokinetic selectivity-A new highly effectlve method for permanent hair removal Derm Prakt Dermatologle. 5: 1-7, 1997