書籍名 |
福祉用具の危機 認知症高齢者の生活の安全のために |
出版社 |
ワールドプランニング
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発行日 |
2010-12-01 |
著者 |
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ISBN |
9784863510333 |
ページ数 |
146 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
その福祉用具は安全ですか?福祉用具だから安全だとは限らない。本書はわが国ではじめて認知症の人が使う福祉用具の安全対策を考えた書籍です。
目次
- 表紙
- はじめに
- 目次
- 第一章 福祉用具の事故ってなに
- 1 ベッド柵の事故が起きている
- 2 重大事故に多いベッド柵と電動車いす
- 3 車いすや移動時の転倒
- 4 電動車いすは交通事故が多い
- 5 事故で多いのは自室での転倒
- 6 要因は、うっかりミスなどのヒューマンエラー
- 7 福祉用具によって利用者像は異なる
- 8 介護保険制度での利用の仕組み
- 第二章 認知症の人の事故ということ
- 1 認知症にこだわる理由
- 2 認知症の福祉用具事故に多いベッド・付属品
- 3 ベッド柵を乗り越えて転落
- 4 異なる対応
- 5 福祉用具利用での問題
- 第三章 危うい介護現場
- 1 困惑する介護現場
- 2 家族の介護負担と身体拘束の依頼
- (1) 家族からの依頼(ベッド柵)
- (2) 家族からの依頼(車いすベルト)
- (3) 家族からの依頼(その他)
- 3 福祉用具による拘束依頼に
- 4 介護の負担
- 5 悪循環
- 第四章 事故を起こす構造
- 1 福祉用具事業所内の取り組みの遅れ
- 2 操作に不慣れな利用者の問題
- 3 利用者情報(アセスメント)不足のままの選定
- 4 介助、介護するスタッフが福祉用具の取り扱いを知らない
- 5 製品開発側の問題
- (1) 情報提供と取扱説明書
- (2) 認知症への対応
- 6 PDCAサイクルが回りにくい制度の問題
- 7 事故情報が一元管理できない国の問題
- 8 認知症高齢者の利用に対して
- 第五章 事故防止に向けて
- 1 アセスメント
- (1) ハンドル型電動車いす利用時のアセスメント
- (2) 転倒のアセスメント
- 2 福祉用具個別援助計画書の作成
- (1) 個別援助計画
- (2) 安全ツールとしての個別援助計画書の項目
- 3 モニタリングとメンテナンス
- 4 製品開発の役割
- (1) JIS規格
- (2) 利用者にわかりやすい用語
- 5 安全確認トレーニング
- (1) 安全確認トレーニングとは
- (2) 安全確認トレーニングの方法
- 6 事故情報の収集と公表の一元化
- 7 利用者・家族を孤立させない
- 8 もっと福祉用具に目を向けて
- わが国の認知症対策について-『福祉用具の危機』の刊行に寄せて
- 1 はじめに
- 2 わが国における認知症対策の歩み
- 3 「2015年の高齢者介護」について
- 4 認知症ケアの課題
- 5 福祉用具について
- 6 おわりに-あるスウェーデンセミナーに出席して
- あとがき
- 参考資料
- インターネットの紹介
- 参考図書(五十音順)
- 福祉用具専門相談員による認知症高齢者の事故・ひやりはっとの状況設定
- ● ベッド
- ● 柵
- ● 介助バー
- ● 車いす
- ● 歩行器
- 奥付
参考文献
あとがき
P.134 掲載の参考文献
-
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