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書籍詳細

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書籍名 認知症ケアの基礎知識
出版社 ワールドプランニング
発行日 2008-10-01
著者
  • 日本認知症ケア学会(監修)
  • 長田久雄(編著)
ISBN 9784863510067
ページ数 189
版刷巻号 第1版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

認知症は基本的には脳と身体の病変を背景とした疾患と考えられますし,記憶や知的機能が低下するという心理的な症状も理解しなければなりません.さらに,本人もそうですが,介護をする者も仕事が続けられるかどうか,また,日常生活動作が1人で行えるかという社会的な問題等が幾重にも折り重なってきます.本書は,認知症の人とその家族,関係者を支援するために記されています.

目次

  • 表紙
  • はじめに
  • 日本認知症ケア学会教科書編纂委員会
  • 執筆者一覧
  • 目次
  • 第1章 認知症ケアの理念
    • I. 認知症ケアの理念はなぜ大切か
    • II. 理にかなったケア
    • III. パーソンセンタードケア(person-centred care)について
    • IV. 物語を大切にするケア
    • V. 認知症の人の内的体験
    • VI. 認知症の人の総合的な理解
  • 第2章 認知症の人の現状
    P.11閲覧
    • I. 認知症は病気であるという認識がまず必要
    • II. 要介護認定者と認知症
  • 第3章 認知症の医学的特徴
    P.19閲覧
    • I. 認知症とはどういう状態か
      • 1. はじめに
      • 2. 脳の老化だけでは認知症にはならない
      • 3. 認知症とはこのような症状
        • 1) 中核症状
        • 2) 行動・心理症状(BPSD)
      • 4. 認知症の診断
      • 5. 認知症の重症度を判断する方法
      • 6. 介護困難やBPSDは重症度判定ではどのように考えるか
    • II. 認知症を起こす主な病気
      • 1. アルツハイマー型認知症
        • 1) 病気の由来
        • 2) アルツハイマー型認知症のよく発症する年代
        • 3) アルツハイマー型認知症の原因
        • 4) 基本的な症状経過
        • 5) 病期を分類する
        • 6) アルツハイマー型認知症の治療
        • 7) BPSD の治療
      • 2. 血管性認知症
        • 1) 病気の概要
        • 2) よく発症する年代
        • 3) 血管性認知症の症状
        • 4) 血管性認知症の原因
        • 5) 治療と経過
        • 6) 血管性認知症の予防
      • 3. レビー小体病
      • 4. 前頭側頭型認知症
      • 5. クロイツフェルト―ヤコブ病
      • 6. 慢性硬膜下血腫
      • 7. 若年性認知症
    • III. 認知症と類似する状態
      • 1. 仮性認知症
      • 2. 認知症と紛らわしい「せん妄」
      • 3. 認知症と類似の状態を起こしやすい体の病気
  • 第4章 認知症の人の心理的特徴
    P.43閲覧
    • I. 認知症の人の心理学的理解
    • II. 生理的変化と認知症の相違
    • III. 認知症の中核症状
    • IV. 認知症の人が抱える心理的な問題
      • 1. 不快
      • 2. 不安
      • 3. 混乱
      • 4. 被害感
      • 5. 自発性の低下や抑うつ
      • 6. 揺れ動く感情
      • 7. 行動を取り繕う行為
    • V. 認知症の人にみられるさまざまな行動
      • 1. 問題行動と行動障害, 行動・心理症状(BPSD)
      • 2. BPSD の出現原因
      • 3. 介護者との関係性によって出現する BPSD
      • 4. 認知症の状態像の変化
    • VI. 認知症の人の内的世界の理解
  • 第5章 認知症ケアの原理・原則
    P.59閲覧
    • I. ケアの原理・原則
    • II. ケアの原則
      • 1) 主体性の尊重,自己決定の尊重
      • 2) 継続性の保持
      • 3) 自由と安全の保障
      • 4) 権利侵害の排除
      • 5) 社会的交流とプライバシーの尊重
      • 6) 個別的対応
      • 7) 環境の急激な変化の忌避と心地よい変化のある生活環境
      • 8) その人のもっている能力を大切にし, 生きる意欲・希望の再発見への支援
      • 9) 人としての尊厳の保持
      • 10) 身体的に良好な状態の維持と合併症の防止
    • III. 認知症の症状への対応と評価
      • 1. 認知症の中核症状と行動・心理症状(BPSD)
      • 2. 状態像の評価とニーズの把握
    • IV. 介護者への支援
  • 第6章 コミュニケーションスキル
    P.67閲覧
    • I. 認知症の人とのコミュニケーション : その基本的視点
    • II. コミュニケーション過程と諸要素
      • 1. コミュニケーションの基本
      • 2. コミュニケーション過程の諸要素
        • 1) 2者間のコミュニケーション
        • 2) 伝達経路(チャンネル)
      • 3. 送り手と受け手
      • 4. 送信と受信
      • 5. メッセージとフィードバック
      • 6. 環境
      • 7. 雑音
    • III. 認知症の人とのコミュニケーションスキル
      • 1. 認知症の人のコミュニケーション上の困難と強さ
        • 1) 軽度の認知症の人の場合
        • 2) 中等度の認知症の人の場合
        • 3) 高度の認知症の人の場合
      • 2. 基本的コミュニケーションスキル
        • 1) コミュニケーションの初めには, 必ず必要な準備がある
        • 2) なにかを書いて伝えようとする場合には, 書いたものを理解することができるぐらいの視力をもっているかを確かめる
        • 3) 注意が集中できるように触れたりする必要がある
        • 4) 軽度の認知症の人が一所懸命言葉を探していたり, 似たような言葉を使用している際には, こちらでお手伝いできるかどうかを, そっとたずねる必要もある
        • 5) 記銘力や想起力の低下を補うものとして, 次の工夫が考えられる
        • 6) 判断力や理解力の低下を補うものとして, 次の工夫が考えられる
        • 7) 情緒面を最大限に受け止め, 言葉を越えて伝わる思いや気持ちを深い共感をもって直接的に把握するものとして, 次の工夫が考えられる
      • 3. レベル別にみたコミュニケーションスキル
        • 1) 軽度の認知症の人とのコミュニケーション
        • 2) 中等度の認知症の人とのコミュニケーション
        • 3) 高度の認知症の人とのコミュニケーション
      • 4. 応用的コミュニケーションスキル
  • 第7章 ケアの実践的プロセス
    P.85閲覧
    • I. アセスメント
      • 1. アセスメントのための情報
        • 1) 認知症の人の心身・社会的状態
        • 2) 介護者の状態
        • 3) 環境に関する情報
        • 4) 介護サービス活用状況
      • 2. 観察のポイント
        • 1) 認知症の人の行動・心理症状(BPSD)
        • 2) 認知症の人のありのままを観察する
        • 3) 認知症の人の状態を, 心身・社会, 環境など相互の関連をみて観察する
        • 4) 自らを表現しない認知症の人の観察
        • 5) 認知症の人と行動を共にしながらの観察
        • 6) 認知症の人の心情を受け止める感性で観察
        • 7) ささいな変化を見逃さない観察力
        • 8) 症状や行動を一連の流れとしてとらえる観察力
        • 9) 環境との関連を見逃さない観察力
      • 3. 心身の観察の実際
        • 1) コミュニケーションについての観察
        • 2) 日常生活のすごし方の観察
        • 3) 日常生活動作能力の観察
      • 4. アセスメントの視点
    • II. 認知症の人のケアプラン
    • III. 認知症の人のケアの実践
      • 1. 認知症の人のBPSDへの対応方法
      • 2. 認知症の人の日常生活自立に向けたケア
        • 1) 日常生活動作の自立
        • 2) 移動能力の維持
      • 3. 認知症の人の心身活性化への対応
      • 4. 認知症の人の事故予防への対応
      • 5. 認知症の人の失禁への対応
      • 6. 認知症の人の無為無欲への対応
      • 7. 認知症の人の安心への対応
      • 8. 認知症の人の倫理的配慮
      • 9. 認知症の人のQOL
      • 10. 認知症の人の身体的安定
      • 11. 認知症の人の環境への適応
    • IV. カンファレンス・評価
      • 1. ケアカンファレンスの目的
      • 2. ケアの評価
  • 第8章 家族への支援
    P.107閲覧
    • I. 在宅介護支援の基本理念
      • 1. エンパワメントとアドボカシー
      • 2. 専門家の認知症ケア
      • 3. 認知症ケアの実践
    • II. 介護支援にあたって
      • 1. 家族の介護負担
      • 2. 家族介護者の意識と態度
      • 3. 家族側の介護負担要因
        • 1) 健康状態
        • 2) 補助介護者の有無
        • 3) 認知症の人との関係
      • 4. 家族の介護とは
        • 1)「ケア」は生活の援助行為で, 「世話」は生活の一部
        • 2)「ケア」は専門技術の提供で, 「世話」は生活のなかの営み
        • 3)「ケア」は全人的な対応が要求され, 「世話」は家族との人間関係が基盤
        • 4)「ケア」は計画性・継続性を有し, 「世話」は家族の工夫
        • 5)「ケア」は客観的評価が求められ, 「世話」は家族の満足感
    • III. 家族介護の支援
      • 1. アドボケイトの宣言
      • 2. 十分な説明と同意を得る
      • 3. 家族介護者との接し方
        • 1) 話を十分に聞く
        • 2) 回答を急がない
        • 3) 介護者自身で結論を出すようにする
        • 4) エンパワメント
      • 4. 介護環境の調整
    • IV. おわりに
  • 第9章 認知症の人と身体拘束・虐待
    P.129閲覧
    • I. 認知症の人と身体拘束・高齢者虐待との関連
    • II. 身体拘束と認知症の人のケア
      • 1. 身体拘束禁止の動向と課題
      • 2. 身体拘束と転倒・骨折予防
      • 3. 身体拘束ゼロ実現のための行動目標
    • III. 高齢者虐待の予防とケース援助
      • 1. 高齢者虐待の定義
      • 2. 高齢者介護と高齢者虐待の実態とわが国の高齢者虐待の特徴
      • 3. 高齢者虐待のケース援助の基本
        • 1) 高齢者虐待の家族類型
        • 2) 高齢者虐待の要因からみたタイプと援助
        • 3) 養護者による高齢者虐待とその対応
      • 4. 養介護施設従事者等による高齢者虐待への対応と役割
      • 5. 高齢者虐待の予防と支援における今後の課題
  • 第10章 認知症予防
    P.151閲覧
    • I. 認知症予防の意義
      • 1. はじめに
    • II. 軽度認知障害
      • 1. 軽度認知障害とは
      • 2. 認知症に移行する前に低下する認知機能
      • 3. 軽度認知障害のスクリーニング
        • 1) 集団式認知機能検査
        • 2) 手段的日常生活動作能力(IADL)
    • III. 認知症発症の危険因子
      • 1. 運動
      • 2. 食事
      • 3. 知的活動
      • 4. 社会的ネットワーク
    • IV. 認知症予防のメカニズム
  • 索引
    P.165閲覧
  • 奥付

参考文献

第1章 認知症ケアの理念

P.10 掲載の参考文献

  • 1) 長谷川和夫:痴呆ケアの新しい道. 日本痴呆ケア学会誌, 1(1):37-44 (2002).
  • 2) 室伏君士編:痴呆老人の理解とケア. 金剛出版, 東京 (1985).
  • 3) Kitwood T:Dementia reconsidered. The person comes first. Open University Press, Maidenhead (1997).
  • 4) マックゴーウイン DF (中村洋子訳) : 私が壊れる瞬間. DHC出版, 東京 (1993).
  • 5) ローズ R (梅田達夫訳) : わたしの家はどこですか. DHC出版, 東京 (1998).
  • 6) ボーデン C (檜垣陽子訳) : 私は誰になっていくの?. クリエイツかもがわ (2003).
  • 7) 小澤 勲:痴呆と生きるということ. 岩波新書, 東京 (2003).
  • 8) 小宮英美:痴呆性高齢者ケア. 中央公論新書社, 東京 (2002).

第2章 認知症の人の現状

P.18 掲載の参考文献

  • 1) 粟田主一, 赤羽隆樹, 印部亮助, 鵜飼克行, ほか:精神科救急医療, 特に身体疾患や認知症疾患合併症例の対応に関する研究. 平成19年度厚生労働省科学研究費補助金こころの健康科学研究事業総括・分担研究報告書, 135-156 (2008).
  • 2) 本間 昭:地域住民を対象とした老年期痴呆に関する意識調査. 老年社会科学, 23:340-351 (2001).
  • 4) 高齢者介護研究会:2015年の高齢者介護;高齢者の尊厳を支えるケアの確立に向けて. 高齢者介護研究会報告書, 法研, 東京 (2003).

第3章 認知症の医学的特徴

P.41 掲載の参考文献

  • 1) 平井俊策:神経系の老化;形態的面から. Clin Neurosci, 14:492-496 (1996).
  • 2) Finkel SI, Costa e Silvia, et al.:Behavioral and psychological signs and symptoms of dementia;A consensus statement on current knowledge and implicationsfor research and treatment. Int Psychogeriatr 〔suppl. 3〕:497-500 (1996).
  • 3) 国際老年精神医学会 (日本老年精神医学会監訳) : BPSD痴呆の行動と心理症状. 29, アルタ出版, 東京 (2005).
  • 4) 国際老年精神医学会 (日本老年精神医学会監訳) : BPSD痴呆の行動と心理症状. 64, アルタ出版, 東京 (2005).
  • 7) 高橋三郎ほか訳:DSM IV精神疾患の診断・統計マニュアル. 医学書院, 東京 (1996).
  • 8) 融 道男訳:ICD-10精神および行動の障害. 新訂版, 医学書院, 東京 (2005).
  • 9) 大塚俊男, 本間 昭監修:高齢者のための知的機能検査の手引き. ワールドプランニング, 東京 (1991).
  • 10) 長谷川和夫:老年精神医学の過去・現在, そして未来. 老年精神医学雑誌, 18 増刊 1:3-13 (2007).

第5章 認知症ケアの原理・原則

P.66 掲載の参考文献

  • 1) 小林敏子, 橋本篤孝:痴呆介護の手引き. ワールドプランニング, 東京 (2003).
  • 2) Santo Pietro MJ, Ostuni E:Successful Communication with Persons with Alzheimer's Disease An In-Service Manual. Elsevier Science, St. Louis (2003).
  • 3) 小林敏子監訳, 山下真理子訳:痴呆を生きる人とのコミュニケーション・マニュアル. じほう, 東京 (2004).

第6章 コミュニケーションスキル

P.84 掲載の参考文献

  • 1) Bridges, Barbara J:Therapeutic Caregiving;A Practical Guide for Caregivers of Persons with Alzheimers and Other Dementia Causing Diseases, BJB Publishing (1995).
  • 2) 野村豊子:認知症の人の語りとアイデンティティ. 文化とこころ-多文化間精神医学研究, 5:22-31 (2001).
  • 3) 野村豊子:コミュニケーションの技法. 介護福祉士養成講座 介護技術I, 中央法規出版, 東京 (2003).
  • 4) Tappen, Ruth M:Interventions for Alzheimers Disease-A Caregivers Complete Reference. Health Professions Press, Baltimore (1997).
  • 5) Toseland Ronald W, Philip McCallion:Maintaining Communication with Persons with Dementia-Leaders Manual-, Springer Publishing Company, New York (1998).
  • 6) Yale Robyn:Developing Support Groups for Individuals with Early-Stage Alzheimers Disease-Planning. Implementation, and Evaluation, Health Professions Press, Baltimore(1995).

第8章 家族への支援

P.126 掲載の参考文献

  • 1) 李 敬充:痴呆性高齢者アドボケイト. 週刊医学界新聞, 2331号 (1999.3.22)
  • 2) 今井幸充, 北村世都:老年期精神医学における医療の目指すもの;エンパワメントとアドボカシーの実践. 精神神経学雑誌, 104:3-8 (2002)
  • 3) 室伏君士:痴呆老人の理解とケア. 今剛出版, 東京(1985).
  • 4) 長谷川和夫:認知症ケアの理念. (日本認知症ケア学会編) 認知症ケア標準テキスト第1巻;認知症ケアの基礎, 23, ワールドプランニング, 東京 (2004).
  • 5) 中島紀恵子, 京極高宣, 蟻塚昌克監修:介護福祉の基礎知識(上). 中央法規出版, 東京(2001).
  • 6) 一番ヶ瀬康子, 井上千津子, 鎌田ケイ子, ほか編:介護概論. ミネルヴァ書房, 京都(1991).
  • 7) 岡本民夫, 井上千津子編:介護概論;理論と実践のためのミニマム・エッセンシャルズ. 川島書店, 東京 (1989).
  • 8) 日本介護福祉学会編:新・介護福祉学とは何か. ミネルヴァ書房, 東京(2001).
  • 9) 神奈川県:神奈川県老人健康実態調査 (専門調査) (1983).
  • 10) 神奈川県:神奈川県老人健康実態調査 (専門調査) (1988).
  • 11) 神奈川県:神奈川県老人健康実態調査 (専門調査) (1993).
  • 14) Zarit SH, Birkel RC, Malonebeach E:Spouses as caregivers:Stresses and interventions. Ed. Goldstein MZ. Family involvement in treatment of the frail elderly. 23-62, American Psychiatric Press. Washington, D. C. (1989).
  • 15) 新名理恵, 矢冨真美, 本間 昭:痴呆性老人の在宅介護の負担感に対するソーシャル・サポートの緩衝効果. 老年精神医学雑誌, 2(5):655-663 (1991).
  • 16) 横浜市衛生局・民生局:横浜市 (在宅) 高齢者健康実態調査報告書;基礎・専門調査集計結果表 (1991).
  • 17) 栃木県:栃木県老人・生活実態調査報告書 (1990).
  • 18) 横山美江, 清水忠彦, 早川和生, ほか:要介護老人における在宅福祉サービス利用の実態および介護者の疲労状態との関連. 老年社会科学, 15(2):136-148 (1994).
  • 19) 今井幸充:日本における痴呆性老人家族介護者の意識と態度. 老年精神医学雑誌, 9(2):151-157 (1998).
  • 20) 江戸川区:江戸川区介護保険事業計画・熟年しあわせ計画改定基準調査報告書 (2002).
  • 21) 新名理恵, 本間 昭:町田市における介護保険制度施行前後での在宅介護者のストレス反応の変化. 老年精神医学, 13(5):517-523 (2002).
  • 22) 今井幸充:家庭看護者の精神保健. 老年精神医学雑誌, 3 (10):1117-1124 (1992).

P.127 掲載の参考文献

  • 23) 大浦麻絵, 鷲尾昌一, 和泉比佐子, ほか:介護保険制度導入4年目における福岡県遠賀地区の要介護高齢者を介護する家族の介護負担感. 日本老年医学雑誌, 42:411-416 (2005).
  • 25) 朝田 隆:痴呆性老人の在宅介護破綻に関する検討;問題行動と介護者の負担を中心に. 精神神経誌, 93:403-433 (1991).
  • 26) 小野寺敦志, 植田宏樹, 下垣 光, ほか:痴呆性老人のデイケア終了後の追跡調査. 老年社会科学, 14 〔Suppl.〕:100-110 (1992).
  • 27) 新名理恵:痴呆性高齢者の介護者に対する在宅支援のあり方に関する研究. 厚生労働科学研究費補助金効果的医療技術の確立推進臨床研究事業:痴呆性高齢者を対象とした新規在宅支援サービスの開発に関する研究. 平成14年度総括・分担報告書. 93-103 (2003).
  • 28) 深山智代, 鈴木重任, 大井 玄, ほか:知力の低下した老人における異常精神症状発現の要因. 日本公衛誌, 32:325-331 (1985).
  • 29) 本間 昭:痴呆性老人の看護者にはどのような負担があるか. 老年精神医学誌, 10(7):787-793 (1999).

第9章 認知症の人と身体拘束・虐待

P.149 掲載の参考文献

  • 1) 厚生労働省:平成15年度家庭内における高齢者虐待に関する調査, 1-133 (2004).
  • 2) 高崎絹子, ほか:老人虐待と予防に関する研究. 保健婦雑誌, 51(12) (1995).
  • 3) 高崎絹子, ほか:老人保健施設における不適切処遇に関する全国調査報告書 (2001).
  • 4) 高崎絹子, ほか:老人保健施設における看護職の不快な経験;高齢者の痴呆との関連を中心に. 日本老年看護学会, 抄録集 (2001).
  • 5) 田中荘司:特別養護老人ホームにおける不適切処遇に関する調査報告(1997).
  • 6) 津村智恵子, 大國美智子, ほか:高齢者虐待の全国実態調査;主として保健・福祉機関調査. 財団法人長寿社会開発センター(1997).
  • 7) 高崎絹子編著:「身体拘束ゼロ」を創る;患者・利用者のアドボカシー確立のための知識と技術. 中央法規, 12(2004).
  • 8) 厚生労働省身体拘束ゼロ推進会議:身体拘束ゼロへの手引き. 福祉自治ユニット, 7-22(2002).
  • 9) 坂井志麻, 大島敏子, 高崎絹子:事例から考える転倒防止対策1;患者や利用者の転倒要因を考える. おはよう21, 14 (3):68-71 (2003).
  • 10) 村井淳志:循環系の異常. 別冊総合ケア, 老人の転倒と骨折, 医歯薬出版, 東京 (1991).
  • 11) NHK土曜ジャーナル:高齢者の虐待をどう防ぐか;自覚なき高齢者虐待. NHKラジオ第一(2003).
  • 12) 高崎絹子, 谷口好美, 佐々木明子, ほか:「老人虐待」の予防と支援. 日本看護協会出版会, 東京 (1998).
  • 13) 高崎絹子, ほか:老人虐待の予防と支援に関する研究報告書 (1〜5) 1998.3〜2002.3
  • 14) 吉岡幸子, 高崎絹子, ほか:介護に関する死亡事件報道の分析;介護保険制度施行前後の5年間の記事から. 日本在宅ケア学会誌, 6(2):34-35 (2003).
  • 15) 高崎絹子:ライフサイクルと介護をめぐる家族関係;高齢者虐待への家族介入と支援ネットワーク. 女性心身医学, 8(3):246-260(2003).
  • 16) 厚生労働省老人保健局:高齢者虐待への対応と養護者支援について (2006). http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/boushi/060424/dl/01.pdf
  • 17) 高崎絹子, 岸恵美子, ほか:在宅高齢者に対する虐待事例の「深刻度」とその関連要因;全国の実態調査を基にして. 高齢者虐待防止研究, 1 (1):79-89 (2005).
  • 18) 認知症介護研究・研修仙台センター, ほか:施設・事業所における高齢者虐待防止に関する調査研究事業報告書 (2007.3).
  • 19) 厚生労働省 (医療経済研究機構):高齢者虐待の防止, 高齢者の養護者に対する支援などに関する法律に基づく状況などに関する調査結果 (2007.9). (確定版は平成19年12月)

第10章 認知症予防

P.161 掲載の参考文献

  • 6) 矢冨直美:ファイブ・コグ検査マニュアル. 東京都老人総合研究所認知症介入研究グループ, (2006).
  • 7) 矢冨直美:地域型認知症予防マニュアル. (鈴木隆雄・大渕修一監修) 指導者のための介護予防完全マニュアル, 90-114, 財団法人東京都高齢者研究・福祉振興財団, 東京 (2004).
  • 8) 矢冨直美:痴呆予備軍・軽度痴呆の早期発見のための調査結果. 平成15年度痴呆予防対策事業報告書, 9-30, 福島県保健福祉部, 福島 (2004).
  • 17) Orgogozo JM, Dartigues JF, Lafont S, et al.:Wine consumption and dementia in the elderly:a prospective community study in the Bordeaux area. Revue neurologique, 153:185-192(1997).
  • 18) Lindsay J, Laurin D, Verreault R, et al.:Risk factors for Alzheimer's disease:A prospective analysis from the Canadian study of health and aging. American journal of epidemiology, 156:445-453 (2002)