書籍名 |
見えてきたグリニド The Second 10 Yearsに向けて |
出版社 |
フジメディカル出版
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発行日 |
2011-02-01 |
著者 |
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ISBN |
9784862700308 |
ページ数 |
108 |
版刷巻号 |
初版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
“弱いSU薬”と揶揄されてきた速効型インスリン分泌促進薬グリニドは,発売から10年を経た今日,インクレチン関連薬と持続血糖モニタリングCGM の登場を機に,SU薬とは明確に異なるインスリン分泌パターン改善薬としての優れた作用機構の一端が明らかに なりました。
本書は,新たなポジショニングが見出されつつあるグリニドの作用機序から多彩な作 用・使い方まで,順天堂大学代謝内分泌学教室の先生方に解説いただきました。
目次
- 表紙
- 序
- 執筆者一覧
- 目次
- 1. 日本人の2型糖尿病とグリニドの役割
- 1) 日本人2型糖尿病のインスリン分泌動態
- 2) グリニドの作用機序―膵β細胞への作用
- 3) グリニドの血糖変動に対する効果―SU薬とどう違うのか!?
- 2. グリニドの膵外作用とその評価
- 1) 食後高脂血症に対する効果
- 2) 動脈硬化に対する効果―血管内皮機能改善作用, IMT退縮作用
- 3) 肝臓への作用
- 4) 抗酸化作用
- 3. 大規模臨床試験 NAVIGATOR
- 4. グリニドの使い方
- ・単独療法
- ・併用療法
- 1) αグルコシダーゼ阻害薬
- 2) インスリン抵抗性改善薬 (ビグアナイド薬, チアゾリジン薬) との併用
- 3) インクレチン薬との併用
- 4) インスリン製剤との併用
- 5) 高血圧症例 : ARBとの併用
- 5. 低血糖・体重増加
- 6. 禁忌・慎重投与
- 索引
- 奥付
参考文献
1. 日本人の2型糖尿病とグリニドの役割
P.16 掲載の参考文献
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2) 小坂樹徳:糖尿病におけるインスリン初期分泌反応. Diabetes Frontier 6:7-22, 1995
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13) 清野裕:日本人糖尿病特徴とインスリン分泌異常. Medical Science Digest 30:248-250, 2004
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14) 河盛隆造:薬物療法-αGIをどう使うか-. 治療 92:643-651, 2010
P.25 掲載の参考文献
-
2) 長嶋一昭, 清野 裕:糖尿病治療の進歩と新展開 新しい薬物療法. 糖尿病学の進歩2004, pp71-75
P.31 掲載の参考文献
2. グリニドの膵外作用とその評価
P.35 掲載の参考文献
-
6) 三根智幸ほか:高脂肪食摂取による肝中性脂肪蓄積に対するナテグリニドの効果の検討. Prog Med 25:1125-1132, 2005
P.40 掲載の参考文献
-
1) Glucose tolerance and mortality:comparison of WHO and American Diabetes Association diagnostic criteria. The DECODE study group. European Diabetes Epidemiology Group. Diabetes Epidemiology:Collaborative analysis Of Diagnostic criteria in Europe. Lancet 354:617-621, 1999
P.45 掲載の参考文献
-
7) Morita Y et al:Nateglinide is useful for nonalcoholic steatohepatitis(NASH)patients with type 2 diabetes. Hepatogastroenterology 52:1338-1343, 2005
P.50 掲載の参考文献
3. 大規模臨床試験 NAVIGATOR
P.57 掲載の参考文献
4. グリニドの使い方
P.62 掲載の参考文献
-
2) 寺田央:2型糖尿病に対するナテグリニドの長期投与における二次無効および安全性についての検討. 臨床と研究 82:383-388, 2005
-
3) 田中俊一ほか:2型糖尿病患者に対する速効性・短時間作用型インスリン分泌促進剤ミチグリニドの長期投与試験. 薬理と治療 35:S-23-S-37, 2007
P.73 掲載の参考文献
-
5) 菊池方利ほか:塩酸メトホルミン単独療法で血糖管理不十分な2型糖尿病患者に対するナテグリニドと塩酸メトホルミン併用の臨床効果-二重盲検群間比較法を用いた用量反応試験-. 臨床医薬 24(8):717-739, 2008
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8) 菊池方利ほか:塩酸メトホルミン単独療法で血糖管理不十分な2型糖尿病患者に対するナテグリニドと塩酸メトホルミン併用の臨床効果-第II/III相二重盲検群間比較試験-. 臨床医薬 25(1):35-56, 2009
P.79 掲載の参考文献
P.85 掲載の参考文献
P.89 掲載の参考文献
5. 低血糖・体重増加
P.95 掲載の参考文献
-
5) 小野吹美ほか:健康成人におけるミチグリニド服用時間の検討-服用時間の遅れが血糖・インスリン分泌パターンに与える影響-. プラクティス 24(1):79-84, 2007
6. 禁忌・慎重投与
P.102 掲載の参考文献
-
1) 池上孝雄, 近藤信雄:速効短時間型血糖降下薬ナテグリニド (ファスティック(R), スターシス(R)) の薬効薬理. 日薬理誌 116:171-181, 2000
-
2) 生島一真ほか:新規速効型インスリン分泌促進薬ミチグリニドカルシウム水和物 (グルファスト(R)錠) の薬理学的特徴および臨床試験成績. 日薬理誌 124:245-255, 2004
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3) 能登谷洋子, 菊池方利:非スルホニル尿素系インスリン分泌促進薬の適応と使用法の実際. 診断と治療 91:144-148, 2003
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5) 伊藤直人ほか:腎不全期糖尿病患者の血糖コントロールにおけるナテグリニドの使用経験. Diabetes Frontier 13:803-807, 2002
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9) 瀧 宏登ほか:高齢者糖尿病に対する速効型食後血糖降下剤ナテグリニド (ファスティック(R), スターシス(R)) の有効性および安全性について. Geriat Med 44(3):405-408, 2006