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書籍詳細

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書籍名 生殖の生命倫理学
出版社 永井書店
発行日 2005-03-25
著者
  • 森崇英(著)
ISBN 4815917140
ページ数 151
版刷巻号 第1版
分野
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生殖補助医療技術と一般の医療技術との本質的な違いは,「生きること」を扱う臨床医学では科学技術の進歩は善であるが,「生まれる」ことを扱う生殖の科学技術では必ずしもそうではない点にあり,医の倫理学が系統づけられつつあるのに反して,生殖の生命倫理学がいまだに存在しがたいゆえんである.  

目次

  • 表紙
  • 序文
  • CONTENTS
  • 第1章 生殖医科学の歴史の流れ
    • A. 生殖生物学の揺籃期―古代から受精現象の発見まで
      • 1. ギリシャ時代の二人の医聖
      • 2. 卵胞の発見と卵子学説
      • 3. 精子の発見と精子学派
      • 4. 排卵現象と卵子の発見
      • 5. 受精の発見
    • B. 体外受精学の勃興と展開―体外受精学の成立
      • 1. 精子受精能獲得の発見
      • 2. 先体反応の発見
      • 3. 卵成熟分裂促進因子の発見
      • 4. 卵細胞質の成熟
      • 5. 培養系の確立
      • 6. 2-cell block
      • 7. 卵細胞質内精子注入法 intracytoplasmic sperm injection(ICSI)の基礎研究
    • C. ヒト体外受精への道のり
      • 1. ヒト体外受精の幕開け
      • 2. ケンブリッジ学派の貢献
      • 3. 海外における体外受精
      • 4. 本邦における体外受精
    • D. 生殖補助医療技術(ART)体系の樹立
      • 1. 不妊治療体系としてのART
      • 2. ARTの内容
        • 1) 調節卵巣刺激
        • 2) 卵管内移植
        • 3) 凍結保存
        • 4) 顕微授精
        • 5) アンドロロジー領域のART
        • 6) 着床前遺伝子診断と胚スクリーニング
    • まとめ
  • 第2章 配偶者間の生殖補助医療
    P.21閲覧
    • A. 体外受精の導入との係わり
      • 1. ことの始まり
      • 2. 徳島大学医学部倫理委員会
      • 3. ことの顛末
      • 4. 国会での議論
      • 5. わたしの言い分―朝日新聞編集委員の取材に応じて―
    • B. 日本産科婦人科学会の対応
      • 1. 「体外受精・胚移植」に関する見解
      • 2. 生殖補助医療の年次集計
      • 3. 診療・研究に関する倫理委員会の組織強化
    • C. 妊娠率の低迷と費用
      • 1. 生産率(生児獲得率)の低迷
      • 2. 人口動態
      • 3. 費用の公的援助
    • D. 多胎妊娠
      • 1. 多胎の発生頻度
      • 2. 日本産科婦人科学会の対応
    • E. 減胎(数)手術
      • 1. 発端
      • 2. 日本受精着床学会のシンポジウム「減数手術」
      • 3. 日本母性保護産婦人科医会の提案
      • 4. 厚生労働省・生殖補助医療専門委員会 / 部会の見解
    • F. 流産
      • 1. 頻度と母体年齢依存性
      • 2. 生殖ロス
      • 3. 分子遺伝学的分析技術
      • 4. ヒト胚の細胞遺伝(染色体異常)のあらまし
      • 5. ヒト卵子の細胞遺伝(染色体異常)のあらまし
      • 6. ヒト精子の細胞遺伝(染色体異常)のあらまし
    • G. 顕微授精 Intracytoplasmic Sperm Injection(ICSI)
      • 1. 生殖医療上の意味
      • 2. 精子形成の細胞遺伝(Y染色体異常)と分子遺伝(関連遺伝子群)
      • 3. ICSIの適応
      • 4. ICSI患者へのカウンセリング
    • H. 着床前診断
      • 1. 着床前胚診断とは
      • 2. 着床前胚スクリーニング
      • 3. 着床前診断に対する各国の対応
      • 4. 日本産科婦人科学会の対応
      • 5. 投げかけられた倫理問題
    • まとめ
  • 第3章 非配偶者間の生殖補助医療
    P.55閲覧
    • A. 背景
      • 1. 卵提供や代理出産を海外に求める不妊夫婦
      • 2. 国内情勢
      • 3. 諸外国における対応
    • B. 非配偶者間ART実施体制の検討
      • 1. 厚生労働省と法務省の対応
      • 2. 日本産科婦人科学会と日本受精着床学会の対応
    • C. 非配偶者間ARTに対する倫理認識
      • 1. ヒト生殖の尊厳
      • 2. 現場主義
      • 3. 社会医学的意義
    • D. 代理懐胎
      • 1. 代理出産
      • 2. 代理母
    • E. 卵子と胚の提供
      • 1. 卵子提供
      • 2. 胚提供
    • F. 非配偶者間ARTに共通した倫理問題
      • 1. 出自を知る権利
      • 2. 匿名性
      • 3. 対価
    • まとめ
  • 第4章 生殖エンジニアリング
    P.79閲覧
    • A. 生殖エンジニアリングの概念
      • 1. 背景
      • 2. 生殖エンジニアリングの定義
      • 3. 生殖エンジニアリングの目的別種類
      • 4. 人工子宮
    • B. 卵細胞質移入
      • 1. 遺伝子刷り込み
      • 2. ミトコンドリアDNA(mtDNA)
      • 3. 卵細胞質移入の原理―卵の部分的若返り法
      • 4. 卵細胞質移入の科学的評価
    • C. 核移植
      • 1. 自己卵核移植
      • 2. 夫婦間受精胚の割球核移植―受精胚クローニング
      • 3. 自己体細胞移植による配偶子作成法
    • まとめ
  • 第5章 生殖の生命倫理学
    P.91閲覧
    • A. 生殖医学・医療の倫理的特性
      • 1. ARTの生殖医学的意義
      • 2. 倫理の原点と生殖医療の倫理特性
      • 3. 生殖医療・医学における生命観―相対観の導入
      • 4. 生殖医学の倫理規範
    • B. 生命倫理学の成立と発展
      • 1. ギリシャ哲学にみる医の倫理
      • 2. ヨーロッパ倫理思想の系譜
      • 3. アメリカ生命倫理学
      • 4. 現代の生命倫理学
    • C. ヒト胚研究の生命倫理
      • 1. ヒト受精胚の倫理認識
      • 2. 研究対象としての前胚
      • 3. ヒト受精胚の法規定
      • 4. ヒト受精胚研究の生命倫理
    • D. 人クローン胚と特定胚の研究
      • 1.クローン羊誕生の意味するもの
      • 2.クローン技術規制法と特定胚指針
      • 3.人クローン胚
    • E. 胚性幹(ES)細胞と胚性生殖(EG)細胞の研究
      • 1. 生殖医学研究に関する規制
      • 2. 胚性幹(ES)と胚性生殖(EG)細胞研究の枠組みと意義
      • 3. ES / EG細胞の倫理認識
    • F. 生殖エンジニアリングの生命倫理
      • 1. 生殖エンジニアリングとは
      • 2. 配偶子に対する倫理認識
      • 3. ヒトゲノムの意義
      • 4. 胚と配偶子の帰属
    • G. 生殖生命倫理学
    • まとめ
  • 第6章 生殖医療の実施体制
    P.117閲覧
    • A. 生殖医療のチーム診療体制
      • 1. チーム医療の必要性
      • 2. チームの構成員と役割分担
        • 1) 生殖医療専門医
        • 2) 生殖専門看護師
        • 3) 生殖医療コーディネーター
        • 4) 胚培養技術者(胚培養士 / 臨床エンブリオロジスト)
        • 5) 生殖医療心理力ウンセラー(臨床心理士)
        • 6) 生殖遺伝カウンセラー
    • B. 実施体制に関する考察
      • 1. 直面する倫理課題
      • 2. 生殖医療は少子化対策の国策医療たるべし
      • 3. カウンセリング体制の整備
      • 4. ART施設の標準化
      • 5. 平成14年分のART治療成績
    • C. 生殖医学機構(仮称)設置の提唱
      • まとめ
  • 付録 日本不妊学会沿革史・年表
    P.129閲覧
  • 索引
    P.135閲覧
  • おわりに
  • 奥付

参考文献

第1章 生殖医科学の歴史の流れ

P.19 掲載の参考文献

  • (1) 飯塚理八, 郭宗正:受精・着床. '83, 学会誌刊行センター, 1984.
  • (2) 川端真一:京の医学. 人文書院, 2003.
  • (5) Harold Speert 著/石原 力訳:図説 産婦人科学の歴史. エンタープライズ, 1982.
  • (6) 毛利秀雄 著:精子学. 東京大学出版会, 1991.
  • (7) 毛利秀雄 著:精子の話し. 岩波新書, 2004.
  • (8) 森 崇英:日本受精着床学会20年の歩み (学会20周年記念記事). 日受着誌, 2003, 20:1-24.
  • (9) 森 崇英:生殖補助医療の歴史. 産婦人科の世界 増刊号 (吉村泰典編), 2003.
  • (10) 古田重雄, 西川義正:精子研究の歴史. 毛利秀雄 監修/星元紀, 森沢正昭 編, 精子学, 1-23 頁, 東京大学出版会, 1992.
  • (11) 森 崇英:体外受精学小史. 医学のあゆみ 2005, 213:印刷中.
  • (12) 森 崇英:日本不妊学会過去20年の歩み (学会50周年記念記事). 日不妊誌 2005, 50:印刷中.

第2章 配偶者間の生殖補助医療

P.54 掲載の参考文献

  • (1) 保阪正康:大学医学部の危機. 講談社文庫, 2002.
  • (2) 徳島大学広報委員会:徳大広報 No47, 1983. 7. 1
  • (3) 日本産科婦人科学会・生殖内分泌委員会報告 (水口弘司, 青野敏博):本邦におけるゴナドトロピン療法により成立した多胎妊娠に関する全国調査報告書. 日本産科婦人科学会雑誌, 47巻, 1278-1303頁, 1995.
  • (4) 特集:多胎をめぐって. 産婦人科の世界, 47 巻 11 号, 1995.
  • (5) 森 崇英:体外受精. 現代の生と死. 高木健太郎編, からだの科学 (臨時増刊), 昭和59年6月.
  • (6) 国会会議録:http://ndl.go.jp. 昭和59年3月26日, 衆議院決算委員会.
  • (7) 文部省科学研究 (研究者代表者:東海林邦彦):生殖医学における人格権をめぐる法的諸問題. 1994.
  • (8) 中谷瑾子:多胎妊娠に対する減数(減胎)術をめぐって-法律家の立場から-. 産婦人科の世界, 47巻, 1995.
  • (9) 根津八紘:不妊治療の副産物 減胎手術の実際-その問いかけるもの. 近代文芸社, 1998.
  • (10) 日本産科婦人科学会:倫理的に注意すべき事項に関する見解. 2004.
  • (11) 鈴森 薫:生殖遺伝学の動向. 森 崇英編 必携今日の生殖医療, 産婦人科治療 (増刊), 2004.
  • (12) 米本昇平:優性学史からみた体外受精問題. 助産婦雑誌 1983, 1:26.
  • (13) 堤 治:授かる. 朝日出版社, 2004.
  • (14) 斉藤隆雄:試験管ベビーを考える. 岩波書店, 1985.
  • (15) 菅沼信彦:生殖医療. 名古屋大学出版会, 2001.

第3章 非配偶者間の生殖補助医療

P.76 掲載の参考文献

  • (1) 厚生科学審議会・先端医療技術評価部会・生殖補助医療技術に関する専門委員会:精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療のあり方についての報告書.平成12(2000)年12月.
  • (2) 厚生労働省・生殖補助医療部会:精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書 (案). 平成15(2003)年4月.
  • (3) 日本産科婦人科学会・会告:代理懐胎に関する見解.平成15(2003)年4月.
  • (4) 日本産科婦人科学会・倫理委員会提案:胚提供による生殖補助医療に関する倫理委員会見解(案). 平成14(2002)年12月.
  • (5) 日本受精着床学会・見解:非配偶者間の生殖補助医療の在り方に関する基本理念. 平成15(2003)年2月.
  • (6) 日本受精着床学会・倫理委員会報告:非配偶者間生殖補助医療の実施に関する見解と提言. 平成15(2003)年6月〔本受精着床学会HP (http://www.jsfi.jp/)〕
  • (7) 法務省・法制審議会・母子法制部会:精子・卵子・胚等による生殖補助医療により出生した子の親子関係に関する民法の特例に関する要綱中間試案. 平成15年7月.
  • (8) 森崇英:ARTの倫理と体制 図説ARTマニュアル. 森崇英, 久保春海, 岡村均編集, 9-16頁, 永井書店, 2002.
  • (9) 日本産婦人科学会:平成12年度倫理委員会・登録調査小委員会報告 (平成11年度の体外受精・胚移植等の臨床実施成績及び平成12年3月における登録施設名). 日本産婦人科学会誌 2001;53:1462-1493.
  • (10) 国立社会保障・人口問題研究所:日本の将来推計人口(平成14年1月推計). 1-31頁, 平成14(2002)年1月.
  • (11) 生殖医療における人格数をめぐる法的諸問題 (総合研究成果報告書 研究代表者 東海林邦彦). 1-14頁,平成6(1994)年3月.
  • (12) 厚生科学研究 (主任研究者 矢内原 巧):非配偶者間の生殖補助医療に関する一般国民の意識調査. 平成11(1999)年5月.
  • (13) 厚生労働科学特別研究(主任研究者 山縣然太朗):生殖補助医療技術についての意識調査 2003集計結果. 平成15(2003)年4月.
  • (14) 内閣総理大臣:ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律. 平成12(2000)年12月.
  • (15) ぬで島次郎, 市野川容孝, 武藤香織, 米本昌平:先進諸国における生殖技術への対応-ヨーロッパとアメリカ, 日本の比較研究-. 1994年10月, 生命・人間・社会, 二菱化学生命科学研究所.
  • (16) 詠田由美ほか:非配偶者間の生殖補助医療に関する不妊患者の意識調査. 日本受精着床学会雑誌21巻, 6-14頁, 2004.
  • (17) 吉村泰典:生殖医療のあり方を問う. 診断と治療社. 2002.
  • (18) 石原理:生殖革命. ちくま新書, 1998.
  • (19) 金城清子:牛殖革命と人権. 中公新書, 1996.
  • (20) 遠藤直哉:危機にある生殖医療への提言. 近代文芸社, 2004.

第4章 生殖エンジニアリング

P.89 掲載の参考文献

  • (1) 佐々木裕之編:エピジェネティクス. シュプリンガー・フェアラーク, 東京, 2004.
  • (2) 厚生科学審議会・生殖補助医療部会:精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書. 平成15年4月.
  • (3) 詠田由美ほか:日本受精着床学会・倫理委員会報告「非配偶者間の生殖補助医療に関する不妊患者の意識調査」. 日受着誌 21:6-14, 2004.
  • (4) 竹内 巧:クローン技術とARTへの応用. 森崇英, 久保春海, 岡村均編著, 図説ARTマニュアル. 永井書店, 2002.
  • (5) 佐藤英明:哺乳類の卵細胞. 朝倉書店, 2004.
  • (6) 岡田益吉, 長濱嘉孝編著:生殖細胞-形態から分子へ-. 共立出版, 1996.

第5章 生殖の生命倫理学

P.114 掲載の参考文献

  • (1) 総合科学技術会議・生命倫理専門調査会:ヒト胚の取り扱いに関する基本的考え方 (中間報告書).平成15年12月.
  • (2) 厚生科学審議会・先端医療技術評価部会・生殖補助医療技術に関する専門委員会:精子・卵子・胚の提供による生殖補助医療のあり方についての報告書. 厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課, 2000.
  • (3) 中谷瑾子:21世紀につなぐ生命と法と倫理-生命の始期をめぐる諸問題. 有斐閣, 1999.
  • (4) 厚生労働省・生殖補助医療部会:精子・卵子・胚の提供等による生殖補助医療制度の整備に関する報告書. 平成15年4月.
  • (5) クローン技術規制法:平成12年12月6日, 法律第146号.
  • (6) 文部科学省:子成13年度文部科学省, 告示第155号.
  • (7) ヒトES細胞の樹立及び使用に関する指針.平成13年9月.
  • (8) 文部科学省:特定胚の取り扱いに関する指針.平成13年11月.
  • (9) 森 崇英:ARTの倫理と体制. 図説ARTマニュアル, 永井書店, 2002.
  • (10) 青木矩彦:生命と倫理-歴史性と文化性. 丸善プラネット, 2004.
  • (11) 総合科学技術会議・生命倫理委員会・ヒト胚小委員会:ヒト胚性幹細胞を中心としたヒト胚研究に関する
  • (12) 井村裕夫:医のフィリア. 中山書店, 1995.
  • (13) 高久文麿:医の現在. 岩波新書, 1999.
  • (14) 岡田節人:生命科学の現場から. 新潮社, 1983.
  • (15) 石井誠士:人間の現在-ポストモダニスト試論-. 東方出版, 1990.
  • (16) 河合隼雄:宗教と科学の接点. 岩波書店, 1986.
  • (17) 日野原重明, 仁木久恵訳:平静の心-オスラー博士講演集-. 医学書院, 1984.
  • (18) 星野一正編著:生命倫理と医療-すこやかな生とやすらかな死-. 丸善, 1994.
  • (19) 日本生命倫理学会編:生命倫理を問う. 成文堂, 1991.
  • (20) 日本学術会議公開講演会記録:生殖医療と生命倫理. 日本学術協力財団, 1999.
  • (21) 溝口元:生命倫理-科学と福祉の交点-. 弘学出版, 1999.
  • (22) 中川米造:医の倫理. 玉川大学出版部, 1984.
  • (23) マーク・ローランズ著, 石塚あおい訳, 筒井康隆監修:哲学の冒険. 集英社インターナショナル, 2005.
  • (24) 檜垣立哉:西田幾太郎の生命哲学. 講談社. 2005.

第6章 生殖医療の実施体制

P.128 掲載の参考文献

  • (1) 久保春海:生殖医療の実施体制-チーム医療としての役割り分担. 必携今日の生殖医療 (森崇英編), 産婦人科の治療・増刊号, 永井書店, 2004.
  • (2) 対本宗訓:禅僧が医師をめざす理由. 春秋社, 2001.
  • (3) 厚生労働省・母子保健課:特定不妊治療費助成事業実施要綱.平成15年.