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書籍詳細

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書籍名 ひきこもり支援論 人とつながり、社会につなぐ道筋をつくる
出版社 明石書店
発行日 2010-07-29
著者
  • 竹中哲夫(著)
ISBN 9784750332390
ページ数 281
版刷巻号 初版第2刷
分野
閲覧制限 未契約

なかなか支援の手が届かず、長期・年長化するひきこもり。本書では、ひきこもり支援の枠組みを示し、支援の実践方法、ライフステージに対応した支援、ひきこもり支援の社会的手立て・法制度等を解説する。「ひきこもり支援論(学)」の構築に向けた意欲的な論考。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 目次
  • 第1章 ひきこもりの理解と支援 - 人とつながり・社会とつながる支援方法論
    P.15閲覧
    • 1 はじめに - ひきこもり支援の基本姿勢
    • 2 ひきこもり支援の方法論
      • [1] 不登校の統計と不登校の原因について
        • 1) 「雪だるま式の原因」とは
        • 2) 不登校とひきこもりの関係
      • [2] ひきこもりとはどんな問題か・ひきこもる人とはどんな人か
        • 1) 「社会的ひきこもり」の基準 (「ガイドライン」より)
        • 2) 「ひきこもる人」の多様な姿
        • 3) ひきこもる人の背景 (診断等) と健康度・困難度の関係
        • 4) ひきこもる人は何につまずくのか
        • 5) ひきこもる人は自己をどう認識しているか
        • 6) ひきこもる人と他の人たちの位置関係はどうなっているか
      • [3] ひきこもる人の支援 - 個別の諸事情を考慮した長期・総合支援方式
        • 1) 長期・総合支援方式の考え方
        • 2) ひきこもる人の諸条件を考慮した支援 - アセスメントと支援方法
        • 3) ひきこもる人の諸条件を考慮した支援 - 個別事情 (事例) と支援方法の組み合わせ
        • 4) ひきこもりからの回復支援の基本的道筋はどのように考えたらよいか
      • [4] ひきこもる人の支援目標 - 「ゆるやかな支援目標」について
      • [5] ひきこもりへの道と回復への道
        • 1) ひきこもりへの道・回復への道
        • 2) ひきこもりが徐々に進行している時期の支援はどうしたらよいか
        • 3) わが子に「あなたはひきこもりだ」と言うべきか
      • [6] 健康心理学の考え方と支援への活用
        • 1) 健康心理学的アプローチの基本的考え方
        • 2) 健康心理学的アプローチの具体的方法 - 健康心理学的相談・援助はどう進めるか
      • [7] ひきこもる人への具体的支援方法 - 「暮らしの世界」を基本にした支援
      • [8] ひきこもる人との「適正距離」 (ほどよい距離) を保つことについて
      • [9] 関わる入り口のない人とはどう接したらよいか (1) - 触れられたくない領域を大切に
      • [10] 関わる入り口のない人とはどう接したらよいか (2) - 支援者との間接的対話関係の形成
      • [11] 関わる入り口のない人とはどう接したらよいか (3) - 安全な人間関係を「人工的」につくる
      • [12] 関わる入り口のない人とはどう接したらよいか (4) - いつか関係は形成される、その機会はいつ来るのか
      • [13] 本人が相談室などに来所したときの対話について
      • [14] 家庭内暴力へどう対処したらよいか
      • [15] 就労に向かう支援はどう考えどう取り組んだらよいか
        • 1) ひきこもる人の就労に向かう支援の進め方について
        • 2) ひきこもっていた人が働き続けられる職場の条件とは
      • [16] 回復過程 (自立過程) の不安 - ひきこもっているとき以上に慎重な支援を
      • [17] 「ひきこもる人の個別支援計画」と「親と語り合うこと」について
      • [18] ミニサポートチームとは何か・どう活用できるか
      • [19] 家庭訪問型サポートについて
        • 1) 家庭訪問型サポートの概要
        • 2) メンタルフレンドについて
        • 3) 訪問サポート・訪問カウンセリング
        • 4) 訪問サポート・訪問カウンセリングの進め方
        • 5) 家庭訪問型サポートの限界と工夫
      • [20] 居場所の意義、居場所づくり、居場所につなぐ働きかけ、関連した支援手段
      • [21] まとめ (1) : 家族・支援者の「共同支援」の諸段階
      • [22] まとめ (2) : 「共同支援」を「世代間と世代内支援関係」から見る
      • [23] まとめ (3) : ひきこもり支援に必要な社会資源の活用の諸段階
    • 3 おわりに : ひきこもる人への支援の段取り-親・家族へのメッセージ
      • [資料1] ひきこもる人の個別支援計画の例示
      • [資料2] ひきこもる人への支援のために親と語り合うこと
  • 第2章 年齢段階から見たひきこもり支援の実践・事例 - 多様な支援方法の柔軟な活用
    P.97閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 ひきこもり支援の具体的局面 - 実践・事例
      • 1) 10代のひきこもり支援 - 不登校からひきこもり・家庭内暴力へ進む場合
      • 2) 20代、30代前半のひきこもリ支援-対人不安、家族関係、就労問題、恋愛・結婚問題
      • 3) 30代後半以後のひきこもり支援 - 親亡き後の問題も浮上
    • 3 ひきこもりと支援に関する再確認 (まとめにかえて)
    • 4 ひきこもりについてさらに考えたいこと : 論点の例示
  • 第3章 ミニサポートチームによるひきこもり支援 - 当事者にも支援者にもたよりになるチーム支援の方式
    P.127閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 ミニサポートチームの手法
    • 3 ミニサポートチームの作業開始から終了まで : ケアマネージャーの役割
    • 4 「長期・年長ひきこもり」の家族・当事者にそれぞれのミニサポートチームを
    • 5 ミニサポートチームの費用負担という問題
  • 第4章 ライフステージに対応したひきこもリ支援 - 「ひきこもり状況」と支援課題
    P.135閲覧
    • 1 はじめに
      • 1) ひきこもり問題の現状とひきこもる人の状態像
      • 2) ひきこもりの支援者像について
    • 2 「ひきこもり状況」の類型と必要とされる支援
      • 1) 「ひきこもり状況」の類型と支援課題の概観
      • 2) 各群・期に必要と想定される支援の概要
    • 3 考察-各群・期に必要とされる重点的支援課題 (論点) をめぐって
      • 1) 〔第1群・期〕 思春期・青年前期群 (15、6歳前後から20歳前後)
      • 2) 〔第2群・期〕 青年期群 (20歳前後から35歳前後)
      • 3) 〔第3群・期〕 青年後期・壮年期群 (35歳前後から40歳前後まで)
      • 4) 〔第4群・期〕 壮年期・高年齢期群 (40歳以後から50歳以上)
    • 4 結語-ライフステージに対応した支援を構築するために
  • 第5章 ひきこもる人のニーズの多様性と社会的支援 - 包括的支援の法制化を展望して
    P.181閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 ひきこもる人の「長期総合的支援方式」をめぐって
      • 1) ひきこもる人の状態と長期総合的支援方式
      • 2) ひきこもる人のニーズの多様性 (独自性) について
      • 3) ひきこもり支援と社会資源
    • 3 ひきこもる人およびその家族の個別的支援と社会的支援 (ネットワーク)
      • 1) ひきこもる人の個別的支援
      • 2) ひきこもる人の社会的支援の手立てとネットワーク
    • 4 行政に期待されるひきこもり支援-社会資源整備とネットワーク形成
      • 1) ひきこもり問題の実態
      • 2) ひきこもり包括的支援の主要部分
      • 3) 行政に期待されるひきこもり支援
      • 4) ひきこもり支援機関の既存のモデル
      • 5) 自治体レベルの可能な取り組みから法制度の展望へ
    • 5 従来および現行のひきこもり支援関連制度・施策例
      • 1) 「地域生活支援センター」について
      • 2) 障害者自立支援法による「地域活動支援センター」について
      • 3) 介護保険法による「地域包括支援センター」について
      • 4) 「京都府ひきこもり相談支援センター」について
    • 6 ひきこもり支援の法整備をめぐって
    • 7 「ひきこもり支援推進法案 (仮称)」のイメージ案-ひきこもる人の包括的支援の制度化のために
    • 8 おわりに
  • 第6章 「青少年総合対策推進法案」および「子ども・若者育成支援推進法」をめぐって-「ひきこもり支援新時代」を展望して
    P.205閲覧
    • 1 はじめに - これまでの経過にふれて
    • 2 青少年総合対策推進法案の主な内容
    • 3 青少年総合対策推進法案の評価・課題など
    • 4 修正法「子ども・若者育成支援推進法」の成立をめぐって
      • 1) 青少年総合対策推進法案の審議・修正案・附帯決議
      • 2) 修正法「子ども・若者育成支援推進法」の特徴について
      • 3) 子ども・若者育成支援推進法の仕組みのイメージ図
    • 5 「ひきこもり問題の独自の難しさ」と支援の手立て
      • 1) 「ひきこもり問題、ひきこもり支援の独自の難しさ」とは何か
      • 2) 「ひきこもり問題の独自の難しさ」を克服するための支援の手立とは何か
    • 6 まとめとして - 新しい法・施策への期待
  • 第7章 ひきこもリ支援をめぐるいくつかの論点 - 「ひきこもり支援論」の提唱をふまえて
    P.231閲覧
    • はじめに
    • 1 「ひきこもり支援論 (学)」のイメージ
      • 1) はじめに
      • 2) 形式面からの検討
      • 3) 内容面からの検討
      • 4) 講義科目やゼミナールに「ひきこもり支援論 (学)」はどの程度存在するか
      • 5) 「ひきこもり支援論」 「ひきこもり学」の必要性
      • 6) 「ひきこもり支援論」講義概要のイメージ
      • 7) 既成出版物は「ひきこもり (支援)学」 「ひきこもリ支援論」のテキストに使用できるか
      • 8) 関連する論点
    • 2 ひきこもり支援者論 - ひきこもり支援者のタイプについて
      • 1) はじめに
      • 2) 支援者のタイプについてのコメント
      • 3) 支援者のタイプ論の課題
    • 3 ひきこもり支援は必要なのか・お節介なのか
  • あとがき
    P.249閲覧
  • 巻末資料
    P.253閲覧
    • 1) 青少年総合対策推進法 (案)
    • 2) 子ども・若者育成支援推進法
    • 3) 子ども・若者育成支援推進法・概要
  • 索引
    P.274閲覧
  • 初出に関するメモ
    P.278閲覧
  • 奥付

参考文献

第1章 ひきこもりの理解と支援 - 人とつながり・社会とつながる支援方法論

P.81 掲載の参考文献

  • 愛知県ひきこもり対策検討会議(2008)『愛知県のひきこもり対策の推進について』愛知県健康福祉部障害福祉課こころの健康推進室.
  • 相澤欽一(2007)『現場で使える精神障害者雇用支援ハンドブック』金剛出版.
  • 青木省三(2001)『思春期の心の臨床-面接の基本とすすめ方』金剛出版.
  • 青木省三(2005)『僕のこころを病名で呼ばないで-思春期外来から見えるもの』岩波書店.
  • 蟻塚亮二(2010)「学説と現実の隙間 第2回 治ればそれでいいのか」『精神科臨床サービス』10(2).
  • 安西信雄編著(2006)『地域ケア時代の精神科デイケア実践ガイド』金剛出版.
  • 伊藤順一郎監修(2004)『地域保健におけるひきこもりへの対応ガイドライン』じほう.
  • 伊藤順一郎(主任研究者)・こころの健康科学研究事業・地域精神保健活動における介入のあり方に関する研究班(2003)『地域精神保健活動における介入のあり方に関する研究-一○代・二〇代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン(最終版)』.
  • 井上孝代(2005)『あの人と和解する-仲直りの心理学』集英社.
  • 内田麟太郎・降矢なな(1998)『ともだちや』偕成社.
  • ウルズラ・ヌーバー(丘沢静也訳:1997)『<傷つきやすい子ども>という神話-トラウマ論を超えて』岩波書店.
  • 浦河べてるの家(2005)『べてるの家の「当事者研究」』医学書院.
  • 加藤敏・八木剛平編(2009)『レジリアンス-現代精神医学の新しいパラダイム』金原出版.
  • 桐原宏行編集(2008)『就労支援サービス』弘文堂.
  • 窪田彰(2004)『精神科デイケアの始め方・進め方』金剛出版.
  • 近藤直司編著(2001)『ひきこもりケースの家族援助-相談・治療・予防』金剛出版.
  • 近藤直司(2008)「青年期ひきこもり問題の現状-最近の精神医学的知見と主な論点について」『精神科』12(6), 科学評論社.
  • 近藤直司(2009)「ひきこもり」『精神科臨床サービス』9(4), 星和書店.
  • 斎藤環(1998)『社会的ひきこもり-終わらない思春期』PHP研究所.
  • 斎藤環(2002)「社会的引きこもりの現状と展望」『思春期青年期精神医学』12(1), 日本思春期青年期精神医学会.
  • 齋藤万比古(2010)「『ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン』について」『月刊地域保健』41(6).
  • 芝伸太郎(2009)「心身相関の問題と精神療法-心身のトポロジーに変化をもたらす精神療法の可能性」新宮一成担当編集『病の自然経過と精神療法』中山書店.
  • 島井哲志編(2006)『ポジティブ心理学 -21世紀の心理学の可能性』ナカニシヤ出版.
  • 島井哲志(2009)『ポジティブ心理学入門-幸せを呼ぶ生き方』星和書店.
  • 高橋憲男(2004)「ポジティブ共同社会と健康支援」『現代のエスプリ』440.
  • 竹中哲夫(2006)『ひきこもり・ニート・不登校の支援-健康心理学と社会的支援の視点から』三和書房.
  • 竹中哲夫(2007)「ひきこもり支援の方法を探る-『長期・年長ひきこもり』を中心に」『福祉研究』97, 日本福祉大学社会福祉学会.
  • 田島治(2008)『社会不安障害-社交恐怖の病理を解く』筑摩書房.
  • 中村好孝・堀口佐知子(2008)「第7章 訪問・居場所・就労支援-『ひきこもり』 経験者への支援方法」荻野達史, 川北稔, 工藤宏司, 高山龍太郎(編著)『「ひきこ もり」への社会学的アプローチ-メディア・当事者・支援活動』ミネルヴァ書房.
  • 中垣内正和(2008)『はじめてのひきこもり外来-専門医が示す回復への10ステップ』ハート出版.
  • 野口京子(2002)「健康心理カウンセリングの基本」日本健康心理学会編『健康心理学概論』実務教育出版.
  • 野口京子(2006)『新版 健康心理学』金子書房.
  • 長谷川俊雄(2009)「不登校・ひきこもりの現状と理解」永冨奈津恵他編(2009)『不登校・ひきこもりをとらえなおす』特定非営利活動法人フリースペースたまりば.
  • 米国精神医学会(2002)(高橋三郎他訳:2003)「DSM-IV-TR精神疾患の分類と診断の手引(新訂版)」医学書院.
  • 堀毛一也編集(2010)「ポジティブ心理学の展開」『現代のエスプリ』512.
  • 向谷地生良・浦河べてるの家(2006)『安心して絶望できる人生』日本放送出版協会.
  • 向谷地生良(2009)『統合失調症を持つ人への援助論-人とのつながりを取り戻すために』金剛出版.
  • 武藤清栄・渡辺健編(2004)『現代のエスプリ445 訪問カウンセリング』至文堂.
  • 文部科学省(2009)「平成20年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(文部科学省ホームページ).
  • 八木剛平(2004)「臨床医は発病論的治療観から脱却せよ」『精神医学』46(9).
  • やおき福祉会編(2009)『精神障害とともに働く-自立への挑戦』ミネルヴァ書房.
  • ラップ・C.A., ゴスチャ・R.J.(2006=田中英樹監訳:2008)『ストレングスモデル -精神障害者のためのケースマネジメント』金剛出版.
  • 労働政策研究・研修機構(2005)「別冊資料・就業構造基本調査特別集計」.

第2章 年齢段階から見たひきこもり支援の実践・事例 - 多様な支援方法の柔軟な活用

P.124 掲載の参考文献

  • 伊藤順一郎監修(2004)『地域保健におけるひきこもりへの対応ガイドライン』じほう.
  • 谷本奈穂(2008)『美容整形と化粧の社会学-プラスティックな身体』新曜社.
  • 中垣内正和(2008)『はじめてのひきこもり外来-専門医が示す回復への10ステップ』 ハート出版.
  • 成田善弘(2003)『精神療法家の仕事-面接と面接者』金剛出版.

第4章 ライフステージに対応したひきこもリ支援 - 「ひきこもり状況」と支援課題

P.177 掲載の参考文献

  • 愛知県ひきこもり対策検討会議(2008)『愛知県のひきこもり対策の推進について (2008年3月)』愛知県健康福祉部障害福祉課こころの健康推進室.
  • 秋田敦子(2007)「ひきこもり克服支援への取り組み」『精神神経学雑誌』109(2), 140-145.
  • 『朝日新聞』(2009年6月18日)「職不安定でも住める家 若者・非正規社員向けの試み」.
  • 安達俊子・安達尚男(2008)『ひきこもりの若者と生きる-自立をめざすビバハウス7年の歩み』高文研.
  • 穴井己理子(2008)「発達課題とライフサイクル-自我心理学の視点から」『精神科臨床サービス』8(2), 150-156.
  • 池田佳世(2007)『新「困った子」ほどすばらしい-ベテラン・ママさんカウンセラーとっておきの+50の知恵』ハート出版.
  • 池淵恵美(2006)「統合失調症の人の恋愛・結婚・子育ての支援」『精神科治療学』21 (1), 95-104.
  • 井上孝代(2005)『あの人と和解する-仲直りの心理学』集英社.
  • 浦河べてるの家, 編集協力向谷地生良(2010)『べてるの家の恋愛大研究』大月書店.
  • 『MSN産経ニュース』(2008年5月5日)「"高齢化"するひきこもり-40代以上も都の相談で判明」.
  • 尾形和男編著(2006)『家族の関わりから考える生涯発達心理学』北大路書房.
  • 柏木惠子(2008)『子どもが育つ条件-家族心理学から考える』岩波書店.
  • 金子恵美子(2007)「NPOなど」相馬誠一編『不登校-学校に背を向ける子どもたち』ゆまに書房, 151-171.
  • 川上憲人(主任研究者)(2007)「こころの健康についての疫学調査に関する研究」『平成16〜18年度厚生労働科学研究費補助金(こころの健康科学研究事業)総合研究報告書)』.
  • 京都府府民労働部(2005)「青少年の社会的自立支援プラン-青少年のひきこもりからの自立支援」.
  • 工藤定次・川又直・河野久忠(2006)『共同生活施設のルール』NPO法人青少年自立援助センター, NPO法人Peaceful Houseはぐれ雲, NPO法人北斗寮.
  • 後藤雅博(2001)「ひきこもりケースへの危機介入-緊急時対応の実際と原則」近藤直司編著『ひきこもりケースの家族援助-相談・治療・予防』金剛出版, 203- 212.
  • 斎藤環(1998)『社会的ひきこもり-終わらない思春期』PHP研究所.
  • 斎藤環(2002)『「ひきこもり」救出マニュアル』PHP研究所.
  • 斎藤環(2007)「高年齢化するひきこもりの諸問題」『2007年度青少年健康センター・シンポジウム(2007年11月10日)・高齢化するひきこもりとライフプラン・資料」.
  • 齋藤万比古(2007)「不登校の長期経過」齋藤万比占編『不登校対応ガイドブック』中山書店, 366-373.
  • 斎藤耕二・本田時雄編著(2001)『ライフコースの心理学』金子書房.
  • 境泉洋, 川原一紗, NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(2008)『「引きこもり」の実態に関する調査報告書(5) -NPO法人全国引きこもりKHJ親の会における実態』.
  • 佐藤洋作(2005)「<不安>を超えて<働ける自分>へ-ひきこもりの居場所から」佐藤洋作・平塚眞樹<編著>『ニート・フリーターと学力』明石書店, 206-229.
  • 社団法人青少年健康センター編(2008)『(青健シリーズ4)高齢化するひきこもりとライフプラン』社団法人青少年健康センター.
  • 鈴木淳子・柏木恵子(2006)『ジェンダーの心理学-心と行動への新しい視座』培風館.
  • 芹沢俊介編(2007)『引きこもり狩り-アイ・メンタルスクール寮生死亡事件/長田塾裁判』雲母書房.
  • 曽我和博(2006)「ひきこもり支援の仕組み作り-精神保健福祉センター・保健所の立場から」忠井俊明・本間友巳編著『不登校・ひきこもりと居場所』ミネルヴァ書房, 191-205.
  • 高橋惠子・波多野誼余夫(1990)『生涯発達の心理学』岩波書店.
  • 竹島正(2005)「こころの健康についての疫学調査に関する研究」『平成16年度厚生労働科学研究費補助金(こころの健康科学研究事業)総括研究報告書』.
  • 竹中哲夫(2006)『ひきこもり・ニート・不登校の支援-健康心理学と社会的支援の視点から』三和書房.
  • 竹中哲夫(2007a)「ひきこもる人のニーズの多様性と社会的支援-包括的支援の法制化を展望して」『日本福祉大学社会福祉論集』117, 1-20.
  • 竹中哲夫(2007b)「ひきこもり支援の方法を探る-『長期・年長ひきこもり』を中心に」日本福祉大学社会福祉学会『福祉研究』97, 1-15.
  • 竹中哲夫(2008)「ひきこもり支援の手法としてのミニサポートチーム-当事者にも支援者にもよりどころとなる支援方式を目指して」日本福祉大学心理臨床研究セン ター『地域と臨床』17, 52-60.
  • 鶴見隆彦(編集代表)(2010)「『共に生きる』ための作業療法-恋愛・結婚・出産・性の支援」『作業療法ジャーナル』増刊号, 44(7).
  • 東京都青少年・治安対策本部(2008)『実態調査からみるひきこもる若者のこころ 平成19年度若年者自立支援調査研究報告書(2008年5月)』.
  • 中垣内正和(2008)『はじめてのひきこもり外来-専門医が示す回復への10ステップ』 ハート出版.
  • 野口京子(2006)『新版 健康心理学』金子書房.
  • 野中猛監修(2008)『看護に必要な精神保健制度ガイド』中山書店.
  • 長谷川京子・佐藤功行・可児康則共著(2008)『弁護士が説くDV解決マニュアル(第2版)』朱鷺書房.
  • 畠中雅子(2007)「ひきこもり・ニートとライフプラン-ひきこもりのお子さんのライフプランを立てる」「2007年度青少年健康センター・シンポジウム(2007年11月10日)・高齢化するひきこもりとライフプラン・資料」.
  • ひきこもり家族調査委員会(委員長:平野祐次)(2006)「ひきこもり家族の実態に関する調査報告書」.
  • 樋口明彦(2007)「日本における若者問題と社会的排除-『適正な仕事』『活性化』『多元的活動』をめぐって」福原宏幸編著『社会的排除/包摂と社会政策』法律文化社, 220-242.
  • 平井孝男(2004)「家庭内暴力の治療ポイント」『精神科臨床サービス』4(4), 460-464.
  • 前原武子編(2008)『発達支援のための生涯発達心理学』ナカニシヤ出版.
  • 村田孝次(1989)『生涯発達心理学の課題』培風館.
  • 森田洋司編著(2003)『不登校-その後-不登校経験者が語る心理と行動の軌跡』教育開発研究所.
  • 山本耕平・金城清弘編(2003)『助走, ひきこもりから。-共同作業所「エルシティオ」のいま』クリエイツかもがわ.
  • 湯浅誠(2008)『反貧困-「すべり台社会」からの脱出』岩波書店.
  • ラーナー・R.M., ブッシュ=ロスナーガル・N.A.編, 上田礼子訳(1990)『生涯発達学-人生のプロディーサーとしての個人』岩崎学術出版社.

第5章 ひきこもる人のニーズの多様性と社会的支援 - 包括的支援の法制化を展望して

P.203 掲載の参考文献

  • 相澤與一(2007)『障害者とその家族が自立するとき-「障害者自立支援法」批判』 創風社.
  • 愛知県ひきこもり対策検討会議(2008)『愛知県のひきこもり対策の推進について (2008年3月)』愛知県健康福祉部障害福祉課こころの健康推進室.
  • 秋田敦子(2007)「ひきこもり克服支援への取り組み」『精神神経学雑誌』109(2), 140- 145.
  • 「アンケート・包括支援センター職員80名(69市町村)に聞きました」『ケアマネジャー』8(11), 2006, 17-20.
  • 伊藤順一郎(主任研究者:2003)地域精神保健活動における介人のあり方に関する研究 『10代・20代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン-精神保健福祉センター・保健所・市町村でどのように対応するか・援助するか』厚生労働科学研究事業.
  • 伊藤順一郎(2007)「『ひきこもり』に必要な支援は何か」『精神神経学雑誌』109(2), 130-135.
  • 厚生労働省(2005)「障害保健福祉主管課長会議資料」(「地域活動支援センター事業の概要について」).
  • 厚生労働省(2006)「地域包括支援センターの運営状況等について」.
  • 佐藤久夫・北野誠一・三田優子(2002)『障害者と地域生活』中央法規出版.
  • 曽我和博(2006)「ひきこもり支援の仕組み作り-精神保健福祉センター・保健所の立場から」忠井俊明・本間知巳編著『不登校・ひきこもりと居場所』ミネルヴァ書房, 191-205.
  • 高室成幸(2006)『よくわかる地域包括支援センター必携ハンドブック』法研.
  • 竹中哲夫(2006)『ひきこもり・ニート・不登校の支援-健康心理学と社会的支援の視点から』三和書房.
  • 多田敏子(2007)「地域生活支援センター及び訪問援助」谷岡哲也他編著『精神科リハビリテーション』中外医学社, 184-188.
  • ひきこもり家族調査委員会(2006)『ひきこもり家族の実態に関する調査報告書』.
  • 古屋龍太(2007)「わが国における精神障害者処遇の歴史」坂野憲司・堀田和一責任編集『臨床に必要な精神保健福祉』弘文堂, 35-60.
  • 山崎正雄(2007)「精神科保健福祉施策と精神科リハビリテーション」谷岡哲也他編著(2007)『精神科リハビリテーション』中外医学社, 206-224.
  • 山本耕平・金城清弘編(2003)『助走, ひきこもりから。-共同作業所「エルシティオ」のいま』クリエイツかもがわ.

第6章 「青少年総合対策推進法案」および「子ども・若者育成支援推進法」をめぐって-「ひきこもり支援新時代」を展望して

P.228 掲載の参考文献

  • 荒岡作之(2009)「包括的若者支援策と地域・自治体の課題-若者への『支援』を考える」『住民と自治』560.
  • 乾彰夫(2009)「青少年総合対策推進法案の問題点-貧困・失業・不安定な就労から目をそらす」『しんぶん赤旗』(2009年4月15日).
  • 厚生労働省(2008)「ひきこもり関連施策」全国引きこもりKHJ親の会(2008)『第4回 全国ひきこもり家族会・支援者代表交流研究会・参加者用資料冊子(2008年11月29〜30日)』.
  • 厚生労働省社会・援護局(2009)「社会・援護局関係主管課長会議資料(平成21年3月2日)」.
  • 斎藤環(2009)「『子供・家庭・青少年省』を」『毎日新聞』2009年8月2日.
  • 齋藤万比古(主任研究者:2009)「思春期のひきこもりをもたらす精神科疾患の実態把握と精神医学的治療・援助システムの構築に関する研究:平成20年度総括・分担研究報告書(厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業)」.
  • 齋藤万比古(研究代表者:2010)『ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン』厚生労働科学研究費補助金こころの健康科学研究事業.
  • 境泉洋他制作(2009)『「引きこもり」の実態に関する調査報告書(6) NPO法人全国引きこもりKHJ親の会における実態』(2009年3月).
  • 佐藤洋作(2010)「『子ども・若者育成支援推進法』と若者支援の現状」『議会と自治体』 147.
  • 関口昌幸(2010)「自治体にとっての『子ども・若者育成支援推進法』を考える」『季刊 人間と教育』68.
  • NPO法人全国引きこもりKHJ親の会(2009)「引きこもり『仙台大会』のご案内」
  • 内閣府・大塚幸寛(2009)『(呼びかけ人 湯浅誠, 佐藤洋作)シンポジウム どうする? 日本の若者支援』(2009年7月18日, 立教大学)における講演.
  • 青少年育成推進本部(2008)「青少年育成施策大綱(平成20年12月12日)」.
  • 内閣府・子ども若者総合支援勉強会(2008)「(最終まとめ)早急に確立されるべき子ども若者総合支援策」.
  • 西沢立志(2010)「子ども・若者育成支援推進法をめぐるつぶやき」『心と社会』41(2).
  • 日本弁護士連合会(2009)「新たな『青少年育成施策大綱』に対する意見書(2009年2月19日)」
  • 福島豊(2009)「『子ども・若者育成支援推進法』がめざすもの」『そだちの科学』13.
  • 松井祐次郎(2009)「ユースワークと若者自立支援-青少年総合対策推進法案と今後の課題」『調査と情報』642.
  • 水野希美子(2009)「子ども・若者育成支援推進法」『議会と自治体』140.
  • 宮本みち子(2010)「子ども・若者育成支援推進法とは何か」『季刊人間と教育』68.

第7章 ひきこもリ支援をめぐるいくつかの論点 - 「ひきこもり支援論」の提唱をふまえて

P.248 掲載の参考文献

  • 五十嵐隆(総編集)(2010)『不登校・いじめ-その背景とアドバイス』中山書店.
  • 田嶌誠一編(2010)『不登校-ネットワークを生かした多面的援助の実際』金剛出版.
  • 「特集1 ひきこもり・不登校の今を考える」(2010)『教育と医学』689.
  • 「特集 ひきこもり支援論」『臨床心理学』11(3).