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書籍詳細

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書籍名 共生の障害学 排除と隔離を超えて
出版社 明石書店
発行日 2012-01-31
著者
  • 堀正嗣(編著)
ISBN 9784750335315
ページ数 291
版刷巻号 初版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

生産的労働を前提とする現代社会の人間観に、障害当事者はいかに立ち向かうか。排除と隔離の論理に対する批判と抵抗の原理を、これまでの日本やイギリスでの運動・研究をふまえ、「共生」というキーワードのもとに捉え直した、新しい障害学を呈示する。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 目次
    P.11閲覧
  • 共生へのことば(1) 難病からの障害を持ち地域で共に生きる
    P.17閲覧
  • 第1章 自立生活の多様性を求めて―沖縄県宮古島市を事例にして
    P.22閲覧
  • 第2章 日本における障害学の源流としての青い芝の会の思想―「われら」の地平と障害学
    P.48閲覧
  • 第3章 障害者介助にみる「社会モデル」の可能性―障害者が介助を利用するときの呼びかけと応答の関係
    P.78閲覧
    • 共生へのことば(2) 自立生活とは迷惑をかけること
  • 第4章 「社会モデル」を採用するソーシャルワークの可能性―ICFの「統合モデル」を越えて
    P.112閲覧
  • 第5章 精神医療・保健・福祉サービスへの精神医療ユーザー参加の可能性―イングランドでの実践から
    P.137閲覧
  • 第6章 「共に生きる教育」の運動における条件整備論の陥穽―熊本の運動の分析から
    P.164閲覧
    • 共生へのことば(3) 「なんで、こんなに報道特番ばっかしなの」―東日本大震災当日の友人の言葉から
  • 第7章 脱能力主義、脱近代、脱主体の思想を―重度知的障害者の施設職員として障害学に期待する
    P.198閲覧
  • 第8章 黒川温泉宿泊拒否事件の差別文書の背景にあるもの―ねたみ差別、ストレス解消としての差別
    P.210閲覧
  • 第9章 水俣病の差別と共生
    P.226閲覧
  • 第10章 共生の障害学の地平
    P.253閲覧
  • 執筆者紹介
    P.289閲覧
  • 奥付

参考文献

第1章 自立生活の多様性を求めて―沖縄県宮古島市を事例にして

P.46 掲載の参考文献

  • 安里英子[2002] 『沖縄・共同体の夢』 榕樹書林
  • 阿波根昌鴻[1973] 『米軍と農民-沖縄県伊江島』 岩波書店
  • 阿波根昌鴻[1992] 『命こそ宝-沖縄ハンセンの心』 岩波書店
  • 石垣義夫[1979] 『障害児の周辺-問われているのは何か』 自費出版
  • 沖縄県観光商工部[2010]「平成二一年度観光統計実態調査」 (http://www3.pref.okinawa.jp/site/contents/attach/ 22619/H21chousahoukoku.pdf#search)
  • 沖縄県ハンセン病証言集編集総務局編[2007] 『沖縄県ハンセン病証言集 宮古南静園編」 宮古南静園自治会
  • 障害のある人もない人もいのち輝く条例づくりの会編[2011] 「沖縄県障害者権利条例条文」 (http://inochikagayaku.ti-da.net/c145693.html)
  • さいが族編著[2002] 『あららがまパラダイス読本-読めば宮古!』 ボーダーインク
  • 佐藤学[2011]「沖縄-自治の挑戦」寄本勝美・小原隆治編 『新しい公共と自治の現場』 コモンズ
  • 新崎盛暉[1992] 『沖縄就学旅行』 高文研
  • 内閣府[2002]「沖縄振興計画」(http://www8.cao.go.jp/okinawa/3/32.html#4-4)
  • 宮古島市企画政策部企画調整課[2010]「宮古島市過疎地域自立促進計画」(http://www.city.miyakojima.lg.jp/site/ view/contview.jsp?cateid=15&id=1400&page=1)
  • 森壮也編[2008] 『障害と開発-途上国の障害者と社会』 アジア経済研究所
  • NPO法人コミュニティおきなわ編[2010] 『新時代のシマづくり-地域の声を生かすには:一村一島編』 NPO法人コミュニティおきなわ他

第2章 日本における障害学の源流としての青い芝の会の思想―「われら」の地平と障害学

P.76 掲載の参考文献

  • 石田瑞麿[1985] 『親鸞全集(全五冊)』 春秋社
  • 岡村青[1988] 『脳性麻痺者と生きる-大仏空の生涯』 三一書房
  • 河口栄二[1982] 『我が子, 葦舟に乗せて』 新潮社
  • 真宗聖典編纂委員会[1978] 『真宗聖典』 東本願寺出版
  • 親鸞聖人全集刊行会[1979] 『定本教行信証』 法藏館
  • 親鸞聖人全集刊行会[1969] 『定本親鸞聖人全集(全九冊)』 法藏館
  • 杉本章[2001] 『障害者はどう生きてきたか-戦後障害者運動史』 ノーマライゼーションプランニング
  • 細川行信[1993] 『現代の聖典 蓮如五帖御文』 法藏館
  • 横田弘[1975] 『ころび草-脳性麻痺者のある共同体の生成と崩壊』 仮面社
  • 横田弘[1979] 『障害者殺しの思想』 JCA出版
  • 横塚晃一[1975] 『母よ!殺すな』 すずさわ書店
  • 横塚りゑ[1979] 『解放理論研究会テキスト(三版)』 解放理論研究会

第3章 障害者介助にみる「社会モデル」の可能性―障害者が介助を利用するときの呼びかけと応答の関係

P.104 掲載の参考文献

  • 安積遊歩[2008]「ピア・カウンセリングの思想-当事者による当事者介護」上野千鶴子ほか編 『ケアその思想と実践3 ケアされること』 岩波書店
  • オリバー, M/横須賀俊司他訳[2006] 『障害の政治-イギリス障害学の原点』 明石書店[Oliver, M.[1990] The Politics of Disablement, Macmillan Publishers]
  • 金満里[2008]「ケアされる身体」上野千鶴子ほか編 『ケアその思想と実践3 ケアされること』 岩波書店
  • 久木田純[1998]「エンパワーメントのダイナミックと社会変革」 『現代のエスプリ』 376号
  • 杉本章[2001] 『障害者はどう生きてきたか-戦前戦後障害者運動史』 ノーマライゼーションプランニング
  • 中西正司・上野千鶴子[2003] 『当事者主権』 岩波書店
  • 成富正信[1998]「エンパワーメントの実践理論に向けて」 『ソシオサイエンス』 4号早稲田大学大学院社会科学研究科編
  • 橋本眞奈美[2007]「自立生活障害者の地域生活を支えるヘルパーに求められる障害者観」 『社会関係研究』 13巻1号熊本学園大学社会関係学会
  • 狭間香代子[2001] 『社会福祉の援助観-ストレングス視点・社会構成主義・エンパワメント』 筒井書房
  • バーンズ, C他/杉野昭博・松波めぐみ・山下幸子訳[2004] 『ディスアビリテイ・スタディーズ-イギリス障害学概論』 明石書店(Barnes, C. Mercer, G.and Shakespeare, T. [1999] Exploring Disability:A Sociological Introduction, Cambridge:Polity Press)
  • 深田耕一郎[2006]「自己決定と配慮の交わるところ-全身性障害者の自立生活における介助する/されることをめぐって」 『社会学研究科年報』 13巻立教大学大学院
  • フィンケルシュタイン, V/長瀬修訳[2000]「障害(ディスアビリティ)の共通性」倉本智明・長瀬修編著 『障害学を語る』 エンパワメント研究所, 59〜74[Finkelstein, V. [1993] "The commonality of disability,"Swain, J., Finkelstein, V., S.and Oliver, M. eds., Disabling Barriers-Enabling Environments,Sage, London/The open University,Milton Keynes]
  • 星加良司[2007] 『障害とは何か-ディスアビリティの社会理論に向けて』 生活書院
  • 森田ゆり[1998] 『エンパワメントと人権』 解放出版社
  • 横田弘[2004] 『否定されるいのちからの問い-脳性マヒ者として生きて』 現代書館
  • 好井裕明[2007] 『差別原論<わたし>のなかの権力とつきあう』 平凡社新書
  • 渡邉琢[2011]「介助者たちはどう生きていくのか』 生活書院

第4章 「社会モデル」を採用するソーシャルワークの可能性―ICFの「統合モデル」を越えて

P.134 掲載の参考文献

  • 上田敏[2005] 『ICF(国際生活機能分類)の理解と活用-人が「生きること」「生きることの困難(障害)」 をどうとらえるか』 萌文社
  • 岡本民夫[2010]「ソーシャルワークの新しい展開」岡本民夫・平塚良子編著 『新しいソーシャルワークの展開』 ミネルヴァ書房
  • オリバー, M・サーペイ, B/野中猛監訳・河口直子訳[2010] 『障害学にもとづくソーシャルワーク-障害の社会モデル』 金剛出版[Oliver, Michael;Sapey, Bob [2006] Social Work with Disabled People, Third Edition, Palgrave Macmillan]
  • ギャレスピー=セルズ, C・キャンベル, J/久野研二訳[2005] 『障害者自身が指導する権利・平等と差別を学ぶ研修ガイド-障害平等研修とは何か』 明石書店[Kath Gillespie-Sells and Jane Campbell [1991]Disability Equality Training, Central Council for Education & Training in Social Work]
  • 京極高宣[2000] 『社会福祉学小辞典[第二版]』 ミネルヴァ書房
  • 厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課[2002]「 『国際生活機能分類-国際障害分類改訂版』 (日本語版)の厚生労働省ホームページ掲載について」(http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/08/h0805-1.html)
  • 後藤広史[2009]「生活保護領域でのジレンマ-路上生活者(ホームレス)支援におけるジレンマの構図とその意義」本多勇他著 『ソーシャルワーカーのジレンマ』 筒井書房
  • 齊藤博之[2005]「ICFの地域支援への活用」独立行政法人国立特殊教育総合研究所・世界保健機関編著 『ICF(国際生活機能分類)活用の試み-障害のある子どもの支援を中心に』 ジアース教育新社
  • 佐藤久夫・小澤温[2010] 『障害者福祉の世界[第四版]』 有斐閣アルマ
  • 杉野昭博[2007] 『障害学-理論形成と射程』 東京大学出版会
  • 徳永亜希雄[2005]「多職種間連携のツールとしてのICF実用化のこころみ」独立行政法人国立特殊教育総合 研究所・世界保健機関編著 『ICF(国際生活機能分類)活用の試み-障害のある子どもの支援を中心に』 ジアース教育新社
  • 中村沙織[2002]「ソーシャルワーク・アセスメント-コンピュータ教育支援ツールの研究」相川書房
  • 西内章[2009]「ソーシャルワークの支援特性と方法」太田義弘編著 『ソーシャルワーク実践と支援科学-理論・方法・支援ツール・生活支援過程』 相川書房
  • 野村聡[2009]「障害者領域でのジレンマ-障害者の生活を支えることと, 施設という環境との間で」本多勇 他著 『ソーシャルワーカーのジレンマ』 筒井書房
  • バーンズ, C他/堀正嗣・川口尚子訳[2011]「特集III 障害学と障害者政策-イギリスと日本の対話 討論」 『障害学研究』 7, 明石書店[Barnes, C. [2011] Questions]
  • 広田和子[2003]「精神医療サバイバーとしてのアドボケイト」ソーシャルワーク研究所編 『ソーシャルワーク 研究』 28(4), 相川書房
  • 松岡克尚[2011]「特集I 障害学とソーシャルワーク 私の立ち位置-ソーシャルワークの固有性と 『ゆら ぎ』 」障害学研究編集委員会編集 『障害学研究』 7, 明石書店
  • 三島亜紀子[2011]「特集I 障害学とソーシャルワーク 障害学と社会福祉領域をつなぐ」障害学研究編集委員 会編集 『障害学研究』 7, 明石書店
  • 村川浩一編集代表[2006] 『介護保険・保健福祉辞典[最新版]』 ジャパンインターナショナル総合研究所
  • 和気康太・平岡公一・平野隆之[2002]「運営」平岡公一・平野隆之・副田あけみ編 『社会福祉キーワード[補 訂版]』 有斐閣

第5章 精神医療・保健・福祉サービスへの精神医療ユーザー参加の可能性―イングランドでの実践から

P.160 掲載の参考文献

  • 相川章子[2010]「2000人以上が働くアメリカのピアスペシャリスト」 『こころの元気+』 一一月号
  • 竹内和久・竹之下泰志[2009] 『公平・無料・国営を貫く英国の医療改革』 集英社
  • 特定非営利活動法人ぴあ・さぽ千葉[2011] 『ピアサポートの人材育成と雇用管理等の体制整備のあり方に関する調査とガイドラインの作成』 厚生労働省平成22年度障害者総合福祉推進事業報告書
  • RAC研究会[2007] 『システムから変えたニュージーランド-当事者参加のあり方』 RAC研究会
  • Arnstein, S.R. [1969] "A Ladder of Citizen Participation, " JAIP, 35 (4).
  • Barnes, C., G. Mercer, and T. Shakespeare, eds., [1991] Exploring Disability: A sociological introduction.[バーンズ, C他/杉野昭博他訳[2004]「ディスアビリティ・スタディーズ-イギリス障害学概論』 明石書店]
  • Beresford, P.[2000] "Service Users, Knowledges and Social Work Theory," British Journal Of Social Work, 30.
  • Beresford, P. [2002] "User Involvement in Reasearch and Evaluation: Liberation or Regularization?," Social Policy and Society,1(2).
  • Beresford, P.[2003] "Fully engaged," Community Care, 13-19 November.
  • Beresford, P.[2004] "Madness, Distress, Research and a Social Model," Barnes, C. and Mercer, G. eds., Implementing the Social Model of Disability: Theory and research, The Disability Press.
  • Beresford, P. and S. Croft [2000] "UserParticipation," Davies, M. The Blackwell Encyclopedia of Social Work, Blackwell.
  • Beresford, P. and J. Wallcraft [1997] "Psychiatric System Survivors and Emancipatory Research: Issues, overlaps and differences," Barnes, C. and M. Mercer eds., Doing Disability Research, The Disability Press.
  • Croft, S. and P. Beresford [2008] "Service Users' Perspectives," Davies, M. The Blackwell Companion to Social Work, third ed., Blackwell.
  • Campbell,J. and M. Oliver [1996] Disability Politics: Undestanding Our Past, Changing Our Future, Routledge.
  • Carmichael, A. [2004] "The Social Model, the Emancipatory Paradigm and User Involvement," Barnes, C and Mercer, G., Implementing the Social Model of Disability: Theory and Reseach, The Disability press.
  • Department of Health [1998] Modernising Mental Health Services: Safe Sound and Supportive.
  • Department of Health [1999] National Service Framework for Mental Health.
  • Department of Health [2000] The NHS Plan: A plan for investment A plan for reform. Health and Social Care Act 2001
  • General Social Care Council [2002] Accreditation of universities to grant degrees in social work, General Social Care Council.
  • Goffman, E. [1961] Asylums,Penguin.
  • Great Britain[1989] Caring fir People: Community Care in the Next Decade and beyond, HMSO.
  • Linnet, P.[1999], "Which way to Utopia?," Openminded, July/Aug.MIND.
  • Maza, G. G.[1996] "Structuring effective user involvement," Heller, T. ed, Mental Health Matters:A Reader, Palgrave Macmillan.
  • McLaughlin, H. [2009] "What's in a Name: 'Client', 'Customer', 'Consumer', 'Expert by Experience', 'Service User'-What's Next?", British Journal of Social Work, 39(6).
  • Ministry of Health (New Zealand) [1995] A Guide to effective Consumer Participation in Mental Health Services.
  • National Institute for Mental Health in England [2003] Cases for Change: Userinvolvement, National Institute for Mental Health in England.
  • NHS and Community Care Act [1990]
  • Repper, J. and Perkins [2003] Social Inclusion and Recovery: A Model for Mental health Practise, Bailliere Tindall.
  • Tew, J., S. Hendry and M. Townend [2003] "Beyond us and them," Mental Health Today, September.
  • Trivedi, P.[2001] "Never again," Openmind 110 July/Aug.
  • Unstated [2003] "Suppling with the Devil: Service users say they are sick of being used by NHS," Mental Health Today, February.
  • Wilding, P.[1982] Professional Power and Social Welfare, London,Routledge and Kegan Paul.
  • Willaims, J. and P. Lindley [1996] "Working with Mental Health Service User to change Mental Health Services," Journal of Community and Applied Social Psychology, Vol.6.

第6章 「共に生きる教育」の運動における条件整備論の陥穽―熊本の運動の分析から

P.191 掲載の参考文献

  • 一甲宣男[1978]「子も親も育ちあう, 重度障害児と共に」熊本県「同和」教育研究協議会 『第七回熊本県「同和」教育研究集会報告集』
  • 岩田正美[2008] 『社会的排除』 有斐閣
  • 池田寛[1992]「箕面における実態調査から」 『解放教育』 No.291
  • ウィリス, ポール[1996] 『ハマータウンの野郎ども』 筑摩書房
  • 上原仁朗[2002]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第三一回熊本県「同和」教育研究大会総括集」
  • 上原仁朗[2003]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第三二回熊本県人権教育研究大会総括集』
  • 上原仁朗[2004]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第三三回熊本県人権教育研究大会総括集』
  • 大谷恭子[2011]「障害者基本法に 『共に学ぶこと』 の原則を明記することの必要性について-市町村のとりくみから」(http//www8.cao.go.jp/syougai/suishin/kaikaku/s-kaigi/k-31/pdf/o-s1-1.pdf)
  • 金子伊知郎[2001]「解放教育から人権教育への変化と障害児教育」 『大阪大学大学院人間科学研究科紀要』 27巻, 89〜106
  • 北村小夜[2004] 『能力主義と教育基本法改正』 現代書館
  • 北村小夜[1996]「障害があっても点数がとれなくてもふえる高校をめざす子どもたち」 『教育評論』 1996 1月号, 24〜26
  • 熊本県教職員組合障害児教育部[1999] 『障害児教育白書一九九八, 一九九九』 熊本県教職員組合
  • 志澤佐夜編[2010] 『共に学ぶ教育のいくさ場』 現代書館
  • 篠原睦治[2010] 『関係の原像を描く』 現代書館
  • 鈴木祥蔵[1985] 『「解放教育」からの提言』 明石書店
  • 田中昌人[2003] 『障害のある人と創る人間教育』 大月書店
  • 長瀬修[2008]「第6章 教育」長瀬修・東俊裕・川島聡編 『障害者の権利条約と日本』 生活書院, 137〜166
  • 内閣府[2009]「障害者施策」http'//WWW8.cao.go.jp/shougai/suisin/kaikaki/html
  • 長尾彰夫[1994]新しい学力観を解剖する」 『解放教育』 No.319 明治図書出版
  • 鍋島祥郎[1991]戦後 『学力調査』 に見る被差別部落野子どもたち」 『部落解放研究』 部落解放研究所.
  • 日本障害フォーラム[2008]障害者権利条約日本政府仮訳文に対するコメントニ○〇八年五月三〇日付川島聡=長瀬修仮訳との対照表」 『障害者権利条約で社会を変えたい』 44〜78
  • 東俊裕[2008]「第2章 障害に基づく差別の禁止」長瀬修・東俊裕・川島聡編 『障害者の権利条約と日本』 生活書院, 35〜72
  • 堀正嗣[1997] 『障害児教育のパラダイム転換』 明石書店
  • 堀正嗣[2011]「ソーシャルインクルージョンと障害児教育」 『公教育計画学会第三回大会発表要旨収録』 35〜38
  • 松山洋[1997]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二六回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 松山洋[1998]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二七回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 松山洋[1999]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二八回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 松山洋[2000]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二九回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 右山剛[1995]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二四回熊本県「同和」教育研究大会総 括集』
  • 右山剛[1996]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二五回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1984]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第一三回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1986]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第一五回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1990]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第一九回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1991]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二〇回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1992]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二一回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮崎新二郎[1993]「第三分科会記録」熊本県「同和」教育研究協議会編 『第二二回熊本県「同和」教育研究大会総括集』
  • 宮本繁[1978] 「教育条件整備の闘いと文部省交渉」 『部落解放』 11月号195〜217
  • 横塚晃一[1975] 『母よ! 殺すな』 すずさわ書店
  • 横塚晃一/解説立岩真也[2007] 『母よ! 殺すな』 生活書院
  • 山下栄一[1986] 「障害児の普通学級就学運動 その経過と意義をめぐって」 関西大学経済政治研究所 『研究双書』 第60冊67
  • 渡部淳編著[1973] 『知能公害』 現代書館

第7章 脱能力主義、脱近代、脱主体の思想を―重度知的障害者の施設職員として障害学に期待する

P.209 掲載の参考文献

  • 石川准・長瀬修編[1999] 『障害学への招待』 明石書店
  • カッシーラー/宮城音弥訳[1944=1997] 『人間-シンボルを操るもの』 岩波書店(岩波文庫版)
  • 社会福祉法人創思苑編[2010] 『地域で暮らすため-強度行動障がいを示す人の可能性をさぐる』 DVD
  • 星加良司[2007] 「障害とは何か』 生活書院
  • 見田宗介[2003] 『気流の鳴る音』 筑摩書房(ちくま文庫版)
  • 山下恒男[1977] 『反発達論』 現代書館
  • 吉田おさみ[1983] 『「精神障害者」の解放と連帯』 新泉社

第8章 黒川温泉宿泊拒否事件の差別文書の背景にあるもの―ねたみ差別、ストレス解消としての差別

P.225 掲載の参考文献

  • 伊波敏男[2007] 『ハンセン病を生きて-きみたちに伝えたいこと』 岩波書店
  • 熊本日日新聞社編[2007] 『ハンセン病とともに心の壁を超える』 岩波書店
  • 志村康・浦本誉至史[2004] 「連続大量差別ハガキ事件とハンセン病元患者宿泊拒否事件」 『部落解放』 533号
  • 田中欣和[1990] 「人権啓発のあらたな展開をめざして-関西人権啓発研究会で論議しつつあること」 『部落解放研究』 76号
  • 長尾榮治[1997] 「第9章 臨床症状と診断」大谷藤郎監修 『ハンセン病医学-基礎と臨床』 東海大学出版会
  • 『ハンセン病をどう教えるか』 編集委員会編[2003] 『ハンセン病をどう教えるか』 解放出版社
  • 八木晃介[2004] 『<癒し>としての差別-ヒト社会の身体と関係の社会学』 批評社

第9章 水俣病の差別と共生

P.250 掲載の参考文献

  • 淡路剛久・寺西俊一編[1997] 『公害・環境法理論の新たな展開』 日本評論社
  • 飯島伸子[1979] 『公害・労災・職業年表』 公害対策技術同友会刊
  • 飯島伸子・舩橋晴俊編[1999] 『新潟水俣病問題-加害と被害の社会学』 東信堂
  • 川名英之[1987] 『ドキュメント日本の公害, 第1巻, 公害の激化』 緑風出版
  • 川名英之[1979] 『ドキュメント日本の公害, 第4巻, 足尾・水俣・ビキニ』 緑風出版
  • 熊本大学医学部水俣病研究班[1961] 『水俣病-有機水銀中毒に関する研究』 熊本大学医学部
  • 斎藤恒[1996] 『新潟水俣病』 毎日新聞社
  • 高峰武編[2008] 『水俣病小史』 熊本日日新聞社
  • 原田正純[1964] 『水俣地区に集団発生した先天性・外因性精神薄弱-母体内で起こった有機水銀による精神神経障害"先天性水俣病"』 『日本精神神経学雑誌』 66巻, 429〜468
  • 原田正純[1972] 『水俣病』 岩波書店
  • 原田正純[1985] 『水俣病にまなぶ旅, 水俣病の前に水俣病はなかった』 日本評論社
  • 原田正純[1995] 『裁かれるのは誰か』 世織書房
  • 原田正純[1996a] 『胎児からのメッセージ』 実教出版
  • 原田正純[1996n] 「公害, 労災の中の差別の構造」栗原彬編 『日本社会の差別の構造, 2』 弘文堂
  • 原田正純[2001] 「水俣病関西高裁判決」 『環境と公害』 31巻2号
  • 原田正純[2002] 『環境と人体』 世界書院
  • 原田正純[2004a] 「四大公害問題と環境福祉」 炭谷茂編 『環境福祉学入門』 環境新聞社
  • 原田正純[2004b] 「人類史に及ぼした水俣病の教訓, 水俣学序説」 高橋隆雄編 『生命と環境の共鳴』 九州大学出版会
  • 原田正純[2005b] 「現場からの学問の捉え直し, なぜ, いま水俣学か」 新崎盛暉・比嘉政夫・家中茂編 『地域の自立シマの力』 コモンズ
  • 原田正純[2007b] 「水俣病における差別」 『THE LUNG』 15巻2号
  • 原田正純[2007c] 『豊かさと棄民たち-水俣学事始』 岩波書店
  • 原田正純[2007e] 「水俣学序説-水俣病の教訓をどう活かすか」 朴恵淑編 『四日市学講義』 風媒社
  • 原田正純[2007d] 「カナダ水俣病」原田正純編 『水俣学講義 第3集』 日本評論社
  • 原田正純[2008b] 「胎児性水俣病の教訓」 『化学史研究』 35巻2号
  • 原田正純[2009] 『宝子たち, 胎児性水俣病から学んだ50年』 弦書房
  • 原田正純[2010] 「水俣学と谷中学」小松裕・金泰昌編 『公共する人間4 田中正造, 生涯を公共に献げた行動する思想人』 東京大学出版会
  • 原田正純[2011] 「食品公害-水俣病が問いかけるもの」 『人権と部落問題』 63巻1号
  • 原田正純・花田昌宣・宮北隆志・藤野糺・鶴田和仁ほか[2005] 「長期経過後のカナダ先住民地区における水銀汚染の影響調査(1975-2004)」 『環境と公害』 34巻4号
  • 原田正純・田尻雅美[2009] 「小児性・胎児性水俣病に関する臨床疫学的研究, メチル水銀汚染が胎児および幼児に及ぼす影響に関する考察」 『社会関係研究』 14巻1号
  • 坂東克彦[2000] 『新潟水俣病の三十年 ある弁護士の回想』 NHK出版
  • 富樫貞夫[1995] 『水俣病事件と法』 石風社
  • 水俣病被害者・弁護団全国連絡会議編[1997] 『水俣病裁判-人間の尊厳をかけて』 かもがわ出版
  • 水俣病研究会[1970] 『水俣病にたいする企業の責任-チッソの不法行為』 水俣病を告発する会発行
  • Hunter D., Bornbord R.R. & Russell D.S. [1940] "Poisoning by methymercury compounds," Quart, J. Med., vol.9, 193-213.

P.252 掲載の参考文献

  • 木野茂[2001] 「水俣病は終わっていない」木野茂編 『新版 環境と人間-公害に学ぶ』 東京教学社, 1〜26
  • 原田正純編[2004] 『水俣学講義』 日本評論社
  • 原田正純編[2005a] 『水俣学講義 第2集』 日本評論社
  • 原田正純編[2007a] 『水俣学講義 第3集』 日本評論社
  • 原田正純編[2008a] 『水俣学講義 第4集』 日本評論社

第10章 共生の障害学の地平

P.283 掲載の参考文献

  • 荒井一博[2009] 『自由だけではなぜいけないのか経済学を考え直す』 講談社
  • 石川准・長瀬修編[1999] 『障害学への招待-社会, 文化, ディスアビリティ』 明石書店
  • 岩田正美[2008] 『社会的排除-参加の欠如・不確かな帰属』 有斐閣
  • オリバー, M/三島亜紀子・山岸倫子・山森亮・横須賀俊司訳[2006] 『障害の政治-イギリス障害学の原点』 明石書店[Oliver, M.[1990] The Politics of Disablement, Macmillan]
  • 加藤博史[2011] 『共生原論-死の質, 罪の赦し, 可傷性からの問い』 晃洋書房
  • 楠俊雄[1982] 『障害者解放とは何か』 柘植書房
  • グッドレー, D[2010]「イギリス障害学-社会モデルとの発展」 [Goodley, D. [2010] British disability studies: Moving on and with the social model (http://www2.e.u-tokyo/ac.jp/-read/jp/act/sympo/sympo10.html)]
  • 計良光範[1997]「アイヌにおける差別と共生」栗原彬編 『講座差別の社会学 第四巻共生の方へ』 弘文堂
  • 教学伝導研究センター[2004] 『浄土真宗聖典-注釈版』 本願寺出版社
  • 共生社会形成のための政策研究会[2005] 『「共に生きる新たな結び合い」の提唱(詳細版)』 (http://www8.cao.go.jp/soukli/live/syosai-pdf/honbun.html)
  • 国際連合/川島聡・長瀬修訳[2008] 「障害のある人の権利に関する条約仮訳」 (http://www.normanet.ne.jp/-jdf.shiryo/convention/30May2008CRPDtranslation_into_Japanese.html)
  • 参議院共生社会に関する調査会[年不明] 「共生社会に関する調査会」 (http://www.singiin.go.jp/japanese/gianjoho/ old_gaiyo/151/151)
  • ジャット, T/森本醇訳[2010] 『荒廃する世界のなかで-これからの「社会民主主義」を語ろう』 みすず書房[Judt,T.[2011]Ill fares the land, Penguin Press]
  • 障がい者制度改革推進会議[2010] 「障がい者制度改革推進会議(第12回)議事録 」(http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/s_kaigi/k_12/gijiroku.html)
  • 杉野昭博[2007] 「障害学-理論形成と射程』 東京大学出版会
  • 鈴木謙介[2008] 『サブカル・ニッポンの新自由主義-既得権批判が若者を追い込む』 筑摩書房
  • 第三二軍司令部[1944] 「報道宜伝防諜等二関スル県民指導要綱」 『秘密戦二関スル書類』 (国立公文書館所蔵).
  • 内閣府[年不明] 「政策統括官(共生社会担当)-内閣府」 (http://www8.cao.go.jp/souki/index.html,2011/9/1).
  • 長瀬修[1999] 「障害学に向けて」石川准・長瀬修編 『障害学への招待-社会, 文化, ディスアビリティ』 明石書店
  • 日本女性学会[1979] 「日本女性学会設立趣意書 」(http://www.joseigakkai-jp.org/index.php?p=1).
  • 花崎皋平[1993] 『アイデンティティと共生の哲学』 筑摩書房
  • バーンズ, C他/堀正嗣・川口尚子訳[2011] 「特集III 障害学と障害者政策-イギリスと日本の対話討論」 [Barnes.C. [2011] Questions] 『障害学研究』 7
  • ハーヴェイ, D/吉原直樹訳[1999] 『ポストモダニティの条件』 青木書店 [Harvey, D. The Condition of Postmodernity: An Enquiry into the Origins of Cultural Change, Blackwell Publishers]
  • 東俊裕[2011] 「障害学と障害者政策-日本の課題」 『障害学研究』 7
  • ピープルズ・プラン21世紀[1979] 「水俣宣言」 (http://pp21.rederio.org.ja/inded.php/%E6%B0%B4%E4%BF%A3%E5%AE%A3%A8%80)
  • 松岡克尚[2011] 「障害者ソーシャルワークにおける新たな交互作用モデル- 『開き直り』 戦略を通して」松岡克尚・横須賀俊司編著 『障害者ソーシャルワークへのアプローチ-その構築と実践におけるジレンマ』 明石書店
  • マルクス/城塚登・田中吉六訳[1964] 『経済学・哲学草稿』 岩波書店 [Marx, K H.[1884], Okonomisch-philosophische Manuskripte]
  • 山下恒男[1977] 『反発達論』 現代書館
  • 横田弘[1979] 『障害者殺しの思想』 JCA出版
  • 横塚晃一[1981] 『母よ! 殺すな』 すずさわ書店
  • 吉田おさみ[1983] 『「精神障害者」の解放と連帯』 新泉社
  • Alliance for Inclusive Education.(2009)Leaflet (http://www.allfie.org.uk/docs/Allfie%20leaflet%202009.pdf)
  • Brown. S E. (2003) Movie Stars and Sensuous Scars: Essays on the Journey from Disability Shame to Disability
  • Pride, iUniverse.
  • Council for Disabled Children. (2008)Council for Disabled Children Inclusion Policy (http://www.ncb.org.uk.cdc/publications/inclusion_policy.aspx)