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書籍詳細

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書籍名 医薬研究者の視点からみた 道具としての統計学 改訂2版
出版社 金芳堂
発行日 2011-11-01
著者
  • 奥田千恵子(著)
ISBN 9784765315012
ページ数 266
版刷巻号 第2版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

知識としてではなく,実際に,自由に統計手法が使えるようになりたいあなたへ。医学論文を「読む」だけでなく,「書ける」ようになるための初級から中級レベルのテキスト。統計ソフトの普及に伴う解析手法の高度化を踏まえ,構成を全面見直し。中級レベルの読者を想定し,基本的な解析手法から高度な手法に至る橋渡しの役目を担い,「医薬研究者が自らの統計手法を駆使して情報発信者となれる」ことを目標とした。

目次

  • 表紙
  • 改訂にあたって
  • 本書の構成
  • 目次
  • 1 統計学の基本概念
    • 1.1 医薬研究における統計学の役割
    • 1.2 研究デザイン
    • 1.3 データの属性
    • 1.4 誤差
      • 1.4.1 測定誤差と標本誤差
      • 1.4.2 偶然誤差と系統誤差
    • 1.5 記述統計と推測統計
    • 1.6 統計学的仮説検定
      • 1.6.1 帰無仮説と対立仮説
      • 1.6.2 P値
      • 1.6.3 検出力
    • 1.7 区間推定
  • 2 データの要約 - 記述統計 -
    P.23閲覧
    • 2.1 連続量データの要約
      • 2.1.1 ヒストグラム
      • 2.1.2 正規性の検定
      • 2.1.3 中心性とばらつきの指標
      • 2.1.4 信頼性の指標
      • 2.1.5 グラフ
    • 2.2 離散量の要約
  • 3 データの解析 - 推測統計 -
    P.45閲覧
    • 3.1 群間比較
      • 3.1.1 連続量データのための手法
        • 1-A 対応のないt検定 ( unpaired t test )
        • 1-B ウェルチのt検定 ( Welch' s t test )
        • 1-C 対応のあるt検定 ( paired t test )
        • 1-D 多重比較法 ( multiple comparisons )
        • 1-E 1元配置分散分析 ( one way analysis of variance ; one way ANOVA )
        • 1-F 2元配置分散分析 ( two way analysis of variance ; two way ANOVA )
        • 1-G 反復測定分散分析 ( repeated - measures analysis of variance ; repeated - measures ANOVA )
        • 1-H 共分散分析 ( analysis of covariance ; ANCOVA )
      • 3.1.2 順序カテゴリデータのための手法
        • 1-I マン・ホイットニー検定 ( Mann - Whitney test )
        • 1-J ウィルコクソン符号付き順位検定 ( Wilcoxon' s signed rank test )
        • 1-K クラスカル・ウォリス検定 ( Kruskal - Wallis test )
        • 1-L フリードマン検定 ( Friedman test )
      • 3.1.3 2値データ, および, 順序のないカテゴリデータのための手法
        • 1-M 独立性のχ2検定 ( χ2 test for independence )
        • 1-N フィッシャー直接確率法 ( Fisher' s exact test )
        • 1-O マクニマ検定 ( McNemar test )
        • 1-P 傾向性のχ2検定 (χ2 test for trend )
        • 1-Q 比率の区間推定
        • 1-R マンテル・ヘンツェル検定 ( Mantel - Haenszel test )
    • 3.2 相関分析
      • 2-A ピアソンの相関 ( Pearson' s correlation )
      • 2-B スピアマンの相関 ( Speaman' s correlation )
      • 2-C 偏相関 ( partial correlation )
    • 3.3 回帰分析
      • 3-A 線形回帰分析 ( linear regression analysis )
      • 3-B 非線形回帰分析 ( non - linear regression analysis )
      • 3-C ロジスティック回帰分析 ( logistic regression analysis )
    • 3.4 生存分析
      • 4-A カプラン・マイヤー生存曲線 ( Kaplan - Meier' s survival curve )
      • 4-B ログランク検定 ( log rank test )
      • 4-C コックス比例ハザード回帰分析 ( Cox proportional hazard regression analysis )
    • 3.5 診断法の有用性
      • 5-A 有用性の指標
      • 5-B コーエンのκ係数 ( Cohen' s Kappa coefficient ; κ )
      • 5-C ROC曲線 ( receiver operating characteristic curve )
  • 4 標本数の算出
    P.183閲覧
    • 4.1 標本数の求め方
    • 4.2 同等性の検定
  • 5 統計用語をマスターする
    P.191閲覧
  • 各種統計ソフトに含まれる主な解析手法
    P.235閲覧
  • 本書で用いたEXCELの統計関数
    P.237閲覧
  • 参考文献
    P.241閲覧
  • 索引
    P.243閲覧
  • 奥付

参考文献

参考文献

P.241 掲載の参考文献

  • 1. 柏木力:医学統計解析,朝倉書店,東京,1979
  • 2. 芝祐順,渡部洋,石塚智一:統計用語辞典,新曜社東京,1984
  • 3. 浜島信之:多変量解析による臨床研究,名古屋大学出版会,名古屋,1990
  • 4. 古川俊之監修,丹後俊郎著:新版医学への統計学,朝倉書店,東京,1993
  • 5. 丹後俊郎,山岡和枝,高木晴良:ロジスティック回帰分析,朝倉書店,東京,1996
  • 6. 永田靖,吉田道弘:統計的多重比較法の基礎,サイエンティスト社,東京,1997
  • 7. 奥田千恵子:医薬研究者のためのケース別統計手法の学び方,金芳堂,京都,1999
  • 8. Gardner MJ,Altman DG著,舟喜光一,折笠秀樹訳:信頼性の統計学,サイエンティスト社,東京,2001
  • 9. Motulsky HJ:Prism 4 Statistics Guide-Statistical analyses for laboratory and clinical researchers.GraphPad Software Inc.San Diego,CA,2003
  • 10. Stephen B H,et al著,木原雅子,木原正博訳:医学的研究のデザイン第2版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,東京,2004
  • 11. 広津千尋:医学・薬学データの統計解析,東京大学出版会,東京,2004
  • 12. 奥田千恵子:医薬研究者のための統計ソフトの選び方 第2版,金芳堂,京都,2005
  • 13. Fletcher RH,Fletcher SW 著,福井次矢監訳:臨床疫学 第2版,メディカル・サイエンス・インターナショナル,東京,2006
  • 14. 奥田千恵子:医薬研究者のための評価スケールによるデータ収集と統計処理,金芳堂,京都,2007
  • 15. Grafen A,Hails R 著,野間口謙太郎,野間口真太郎訳:一般線形モデルによる生物科学のための現代統計学,共立出版,東京,2007
  • 16. Mitchell HK 著,木原雅子,木原正博監訳:医学研究のための多変量解析,一般回帰モデルからマルチレベル解析まで,メディカル・サイエンス・インターナショナル,東京,2008
  • 17. 奥田千恵子:医薬研究者のための研究デザインに合わせた統計手法の選び方,金芳堂,京都,2009
  • 18. 奥田千恵子:医薬研究者のための統計記述の英文表現 第3版,金芳堂,京都,2010
  • 19. Upton G.,Cook I著,白旗慎吾監訳:統計学辞典,共立出版,東京,2010
  • 20. 山口拓洋:サンプルサイズの設計,健康医療評価研究機構,東京,2010