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書籍詳細

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書籍名 スペインかぜ大流行 ―歴史に学ぶ
出版社 大道学館出版部
発行日 2005-12-01
著者
  • 加地正郎(著)
ISBN 4924391417
ページ数 112
版刷巻号 第1版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

ごく最近、世界各地でトリインフルエンザの発生が相次ぎ、しかもトリからヒトへの感染例が報告されるに及んで、このトリインフルエンザがいつヒトの世界への大流行に発展するか予断を許さない状況です。こうした状況が続く中で常にスペインかぜの悪夢がよみがえってきます。流行後80年を閲した現在、最近の進歩めざましいウイルス学によって得られた知見の下で、再度当時の流行の様相を把握しておくことは、今後来るべき大流行に備えるために資するところが大きいと考えられます。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • はじめに
  • I. インフルエンザの歴史
    • 1. インフルエンザパンデミックとは
    • 2. インフルエンザ流行史
      • 1) アテネの大疫病
      • 2) 1700年以降
      • 3) 1889〜1890年の大流行以後
  • II. スペインかぜ
    • 1. スペインかぜはどこから起こったか
    • 2. スペインかぜの流行状況
      • 1) 1918年春〜夏
      • 2) 1918年秋〜冬
      • 3) 罹患者数
  • III. わが国におけるスペインかぜ
    P.13閲覧
    • 1. 流行状況
    • 2. 致命率について
    • 3. 年齢別にみた罹患率および致命率
    • コラム 力士風邪
  • IV. 臨床症状・所見
    P.22閲覧
    • 1. 潜伏期
    • 2. 発病
    • 3. 症状
    • 4. 検査所見
    • 5. 臨床病型
    • 6. インフルエンザ肺炎
      • 1) 症状
      • 2) 胸部X線所見
      • 3) 循環器症状
      • 4) 血液所見
      • 5) 肺炎合併率および致命率
    • 7. 神経合併症
    • 8. スペインかぜと嗜眠性脳炎の後日談
    • 9. 神経炎
    • 10. その他の合併症
    • 11. 妊婦とスペインかぜ
    • 12. 結核とスペインかぜ
    • コラム 流行の惨禍と影響 ( 1 )
  • V. 治療
    P.39閲覧
    • 1. 対症療法
    • 2. 免疫学的療法
    • 3. 一般療法
    • 4. 治療法についてのアンケート
  • VI. 病理
    P.45閲覧
    • 1. 急性期における病理学的所見
    • 2. 急性期以後の病変
    • 3. 病理学的所見補遺
    • コラム 流行の惨禍と影響 ( 2 )
  • VII. 病原
    P.56閲覧
    • 1. 細菌学的研究
    • 2. インフルエンザ菌
    • 3. インフルエンザ菌以外の細菌
    • 4. わが国における病原研究
    • コラム 病原論争
    • 5. ウイルス病原論
    • 6. 病原問題のまとめ
    • 7. インフルエンザウイルス発見後のスペインかぜ病原の研究
    • 8. スペインかぜ病原ウイルスの研究 - 最新の知見
  • VIII. インフルエンザAウイルスの亜型とその流行の不思議な歴史
    P.70閲覧
  • IX. 予防
    P.76閲覧
    • 1. 感染経路
    • 2. 感染源対策
    • 3. 感染経路対策
    • コラム マスク
    • 4. 感受性対策
    • 5. 広報活動
  • X. スペインかぜの呼称について
    P.92閲覧
  • 主な参考文献
    P.96閲覧
  • キーワード
    P.98閲覧
  • あとがき
    P.100閲覧
  • 著者プロフィール
    P.102閲覧
  • 奥付

参考文献

主な参考文献

P.96 掲載の参考文献

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