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書籍詳細

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書籍名 看護統計学への招待 改訂4版
出版社 金芳堂
発行日 2013-04-10
著者
  • 緒方昭(著)
ISBN 9784765315579
ページ数 258
版刷巻号 改訂第4版第1刷
分野
閲覧制限 未契約

看護のための統計学を身につけたい貴方へ。統計に関する知識と考え方は、調査研究や統計的研究はもちろん、事例研究や文献研究にも必要になる。本書はこの統計学について、基礎的手法から、思考法、さらに応用力まで会得できるよう色刷りシェーマを用いて簡潔に記した。統計学は集団的現象の特性を数量的に解明しようとするものである。何を、どのように数字で示し、解析していくのかを、基本的順序に従って展開し、このような疑問に具体的な解答を与えてくれる。

目次

  • 表紙
  • 改訂4版にあたって
  • まえがき
  • 目次
  • 統計的研究, 調査研究に必要な基礎知識
    • 1. 統計学の定義
    • 2. 統計的研究により自然界の法則性を明らかにする理由
  • 1章 統計的研究の定義と進め方
    • 1. 統計的研究の定義
    • 2. 統計的研究の進め方
    • 3. 例による統計的研究の進め方の説明
  • 2章 統計資料について
    P.23閲覧
    • 1. 母集団と標本集団
    • 2. 正確性と精密性
    • 3. 既存資料を有効に利用すること
    • 4. 静態統計と動態統計
    • 5. 質的標識と量的標識
    • 6. 質問紙調査法
      • A. 質問紙調査法実施にあたっての注意事項
      • B. 質問紙調査票作成上の要点
        • 1) 質問項目と所要時間
        • 2) ことば, 文章表現
        • 3) 項目の順序
        • 4) 質問の形式
        • 5) 事前調査の実施
        • 6) 調査の事前処理と事後処理
  • 3章 資料の整理と解析の方法について
    P.43閲覧
    • 集計用カードの準備と扱い方
    • I 単純集計
      • 1. 度数分布表の作成
        • A. 質的標識を持つ資料の度数分布表の作成
        • B. 量的標識を持つ資料の度数分布表の作成
      • 2. 累積度数分布について
      • 3. 度数分布図の作成上の注意
        • A. 質的標識の場合
        • B. 量的標識の場合
        • C. 累積度数の度数分布図
      • 4. 量的標識における度数分布の形
        • A. 正規分布
        • B. 歪分布
        • C. L字型, J字型分布
        • D. U字型分布
        • E. 二峰性分布
        • F. 一様性分布
      • 5. 度数分布図を利用した統計的考え方
        • A. 抵抗力の分布と疾病罹患について
        • B. 診断について
        • C. 才能について
        • D. 結婚について
        • E. 入学生の質を高める方法
      • 6. 度数分布の状況を示す代表値
        • A. 平均値と標準偏差について
        • B. 度数分布表から, x, SDを計算する方法
      • 7. 度数分布の位置を示す平均値以外の代表値
        • A. 中央値
        • B. 最頻値
      • 8. 度数分布のヒロガリを示す範囲について
        • 欠点
      • 9. 正規分布の性質
        • [性質 1]
        • [性質 2]
        • [性質 3]
        • [性質 4]
      • 10. 平均値と標準偏差の利用方法
        • [利用法 1]
          • 〔例〕
        • [利用法 2]
        • [利用法 3]
          • 〔例〕
        • [利用法 4]
          • 〔例〕
        • [利用法 5]
          • 〔例〕
    • II クロス集計
      • 1. 相関の状況をみる方法
        • A. 質的標識の場合
          • 1) 相関表 ( 連関表 ) を作り, % を利用して読む
            • 補足 : 相関表の読み方 ( % の求め方 ) の注意
              • [演習問題]
          • 2) φ係数を求める
        • B. 量的標識の場合
          • 1) 相関図を描き眺める
          • 2) 相関係数記号rを求める
          • 3) 時間的変化の観察
            • [演習問題]
      • 2. 相関ありの場合の解釈について
      • 3. 回帰について
      • 4. その他の相関
        • A. 多項関連表
        • B. 重相関
          • 重相関係数
        • C. 偏相関
  • 4章 標本抽出誤差について
    P.149閲覧
    • 標本集団値から母集団値の推定, 統計的検定の考え方
    • 1. 母集団から無作為抽出した標本集団値の出現状況
      • A. 平均値の場合
      • B. 標準偏差の場合
      • C. 百分率の場合
      • D. 相関係数の場合
        • 1) ρ = 0の場合
        • 2) ρ≠0の場合
    • 2. 標本集団値より母集団値を推定する理論と方法
      • 〔例題 1〕
      • 〔例題 2〕
      • 〔例題 3〕
      • 〔例題 4〕
    • 3. 検定について
      • A. 検定の理論と方法
        • 平均値の検定理論
      • B. 検定の具体的方法
        • 1) 二標本集団値の比較
        • 2) 標本集団値と母集団値の比較
        • 3) 相関係数における検定
        • 4) χ2検定
  • 5章 衛生統計学の基礎知識
    P.191閲覧
    • 1. 衛生統計学の定義
    • 2. 衛生統計指標
      • A. 衛生統計指標として望ましい条件
      • B. 静態統計と動態統計
      • C. 衛生統計指標の基本形
    • 3. 人口統計
      • A. 人口静態統計
      • B. 人口動態統計
    • 4. 生命表
  • あとがき
    P.233閲覧
  • 索引
    P.235閲覧
  • 奥付