書籍名 |
獣医薬理学 |
出版社 |
近代出版
|
発行日 |
2013-03-25 |
著者 |
- 日本比較薬理学・毒性学会(編)
池田正浩(編集委員)
伊藤茂男(編集委員)
尾崎博(編集委員)
下田実(編集委員)
竹内正吉(編集委員)
|
ISBN |
9784874021903 |
ページ数 |
297 |
版刷巻号 |
初版 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
『新 獣医薬理学<第三版>』の改訂版。基礎知識を簡潔にまとめ、わかりやすく示すという方針を受け継ぎ、重要な新薬も掲載して内容を整理。獣医学教育学モデル・コア・カリキュラムに対応し、各章に一般目標・到達目標・キーワード・演習問題を配置した。
目次
- 表紙
- 編集・執筆者一覧
- はじめに
- 目次
- 掲載図表一覧
- 総論
- 序章 薬と薬理学
- 1. 薬とは
- 図 ホメオスタシス機構と原因療法薬, 対症療法薬
- コラム 一つの薬が医療を変える
- 2. 薬に関係する学問
- 第1章 薬理作用
- 1. 作用の基本型式
- 1) 興奮と抑制
- 2) 直接作用と間接作用
- 3) 主作用と副作用
- 2. 作用の発現機構
- 1) 薬の作用点と受容体
- 2) 細胞内情報伝達系
- 表1-1 GTP結合タンパク質連結型の受容体
- 図1-2 受容体とイオンチャネルが一緒になったニコチン受容体
- 3) 用量反応関係
- 図1-3 細胞内情報伝達を介する細胞機能の変化
- 図1-4 薬の作用の強さを決める因子
- 図1-5 対数用量反応曲線
- 図1-6 薬の投与量と作用の関係
- 4) 薬の量と作用の関係
- 5) 相互作用
- コラム GTP結合タンパク質とノーベル賞
- 3. 薬の作用の強さと持続時間を変化させる要因
- 1) 薬の性質
- 2) 薬の投与量
- 3) 投与法
- 4) 反復投与の影響
- 5) 薬の相互作用
- 6) 種差と個体差
- コラム 公害物質とノーベル賞
- 演習問題
- 第2章 薬の体内動態
- 1. 薬の体内動態と薬理作用
- 1) 薬の効果と血漿中濃度
- 2) 投与経路と効果の発現
- 3) 効果の持続と薬の体内からの消失
- 2. 生体内変化
- 3. 薬の生体内での運命
- コラム ドラッグデリバリー
- 4. 特殊なバリアー
- 5. 代謝の動物種差
- 6. 排泄
- 1) 尿中排泄
- 2) 胆汁中排泄と腸肝循環
- 3) その他の排泄経路
- 7. 乳汁移行
- 図2-5 エリスロマイシン ( 弱塩基 ) とスルファジメトキシン ( 弱酸 ) の間質液から乳汁への移行
- 8. 血中動態と主要なパラメーター
- 1) コンパートメントモデル解析
- 図2-6 1コンパートメントモデルに従う薬の血漿中濃度の推移
- 図2-7 グラフからのコンパートメント解析 ( 2コンパートメントモデルで, 静脈内投与の場合 )
- 2) 分布容積
- 3) 半減期
- 4) 全身クリアランス
- 5) 経口投与後の体内動態
- 図2-8 1コンパートメントモデルに従う薬を経口投与した後の血漿中濃度推移
- 9. 治療的薬物モニタリング
- 図2-9 ジゴキシンをイヌに1日2回0. 005および0. 01mg / kgを繰り返し経口投与した時の血漿中濃度推移の予測
- 演習問題
- 第3章 薬の有害作用
- 1. 有害作用の分類
- 1) 有害作用の発現に関与する要因
- 表3-1 主作用と副作用の逆転の例
- 表3-2 併用投与による有害作用の例
- 2) 毒性発現と薬物アレルギー
- 3) 薬物依存
- 2. 動物種差
- 演習問題
- 第4章 医薬品の基準と開発
- 1. 医薬品の基準と分類
- 1) 医薬品の基準
- 表4-1 わが国において法律により規制されている代表的な薬物
- 2) 医薬品の分類
- 3) 処方と調剤
- 4) 医薬品の保管
- 2. 医薬品情報
- 1) 医薬品の適正使用と医薬品情報
- 2) 医薬品の情報源
- 3. 医薬品の開発
- 図4-1 新薬開発の手順 ( 人体用医薬品の場合 )
- 1) 探索研究
- 2) 非臨床試験
- 3) 臨床試験 ( 治験 )
- 4. 医薬品開発における動物実験
- 演習問題
- 各論
- 第5章 末梢神経系に作用する薬
- 1. 末梢神経系の分類と機能
- 1) 末梢神経系の分類
- 図5-1 運動神経, 交感神経および副交感神経
- 図5-2 コリン作動性シナプスの仕組み
- 2) 神経伝達物質とその受容体
- 図5-3 カテコールアミンの生合成
- 図5-4 アドレナリン作動性シナプスの仕組み
- 3) 自律神経系の臓器支配と機能
- 図5-5 自律神経による臓器支配 ( イヌ )
- 表5-1 自律神経の興奮作用
- コラム アドレナリンとエピネフリン
- コラム 偽伝達物質とノルアドレナリン
- 2. 局所麻酔薬
- 図5-6 活動電位の伝導と局所麻酔薬の作用機序
- 表5-2 局所麻酔の作用に影響を与える因子
- 図5-7 局所麻酔薬の適用方法
- 表5-3 局所麻酔薬の種類と麻酔の方法
- 図5-8 プロカインとリドカインの構造
- コラム 最も古い局所麻酔薬 - コカイン
- 3. コリン作動薬および拮抗薬
- 1) コリン作動薬
- 表5-4 コリン誘導体の化学構造と薬理学的特徴
- 図5-9 頚部迷走神経刺激とAChの静脈内投与による心拍数と血圧の変化 ( イヌ )
- 2) ムスカリン受容体拮抗薬
- 3) コリンエステラーゼ阻害薬
- 4) コリンエステラーゼ再賦活薬
- コラム 猛毒サリン
- 図5-10 有機リン化合物で阻害されたChEのプラリドキシムによる再活性化
- 4. アドレナリン作動薬およびその遮断薬
- 1) アドレナリン作動薬
- 表5-5 アドレナリン作動薬の, 末梢神経系における受容体とその適応症
- 図5-11 心臓・血管系に対するカテコールアミン静脈内注射の影響
- 図5-12 カテコールアミンの血圧反応とそれに対するαおよびβ受容体拮抗薬の作用
- 2) アドレナリン作動性効果遮断薬
- 5. 自律神経節に作用する薬
- 1) 神経節におけるシナプス伝達
- 2) 神経節興奮薬
- 3) 神経節遮断薬
- 表5-7 効果器における自律神経支配と神経節遮断薬の効果
- コラム 電位の発生機序
- 6. 神経筋接合部遮断薬 ( 筋弛緩薬 )
- 1) ニコチン受容体拮抗薬
- 図5-14 運動神経 - 骨格筋接合部
- 表5-8 競合性遮断薬と脱分極性遮断薬の比較
- 図5-15 神経刺激時の単収縮に及ぼす競合性遮断薬 ( d - ツボクラリン : dTc ) と脱分極性遮断薬 ( スキサメトニウム : SXM ) の作用
- 図5-16 d - ツボクラリンの構造
- 図5-17 スキサメトニウム, デカメトニウムの構造
- 2) その他の神経筋接合部遮断薬
- 演習問題
- 第6章 中枢神経系に作用する薬
- 1. 中枢神経系と神経伝達物質
- 図6-1 脳の各部位
- 表6-1 中枢における主な神経伝達物質とその受容体
- 2. 全身麻酔薬
- 1) 麻酔薬の作用
- 表6-2 吸入麻酔薬を投与した時の麻酔の深度と症状
- 表6-3 麻酔前投与薬と使用目的
- 図6-2 吸入麻酔薬の構造
- 表6-4 吸入麻酔薬の比較
- 2) 吸入麻酔薬
- 3) 注射用麻酔薬
- 表6-5 注射用麻酔薬の長所と短所
- 表6-6 バルビツール酸誘導体の作用持続時間による分類
- 図6-3 ケタミンの構造
- 4) 蘇生薬
- 3. 鎮静薬
- 図6-4 GABAA受容体の模式図
- 表6-7 抗精神病薬と抗不安薬の分類と作用機序
- 1) バルビツール酸誘導体
- 図6-5 ジアゼパム, キシラジン, メデトミジンの構造
- 2) ベンゾジアゼピン誘導体
- 3) キシラジン, メデトミジン
- 4) 抗精神病薬
- 5) 抗不安薬
- 4. 問題行動治療薬
- 5. 抗痙攣薬
- 1) 抗てんかん薬
- 2) 中枢性筋弛緩薬
- コラム 破傷風と痙攣
- 6. 鎮痛薬
- 表6-9 鎮痛薬の作用部位とその性質
- 1) 痛覚の伝達経路とそれに関連する伝達物質
- 図6-6 痛覚伝導と鎮痛薬の作用点
- 表6-10 オピオイド受容体とそれに作用する物質
- 2) アヘンアルカロイド
- 3) 合成麻薬性鎮痛薬
- 4) 非麻薬性鎮痛薬
- 5) モルヒネ拮抗薬
- 6) 解熱性鎮痛薬
- BOX 中枢神経興奮薬
- 演習問題
- 第7章 オータコイドとその拮抗薬
- 1. ヒスタミンとその拮抗薬
- 1) ヒスタミン
- 図7-1 肥満細胞からのヒスタミンの遊離
- 図7-2 ヒスタミンの生成・分解
- 表7-1 ヒスタミンの作用と受容体
- 表7-2 H1受容体拮抗薬と作用
- 2) ヒスタミン受容体拮抗薬
- 2. セロトニンとその拮抗薬
- 1) セロトニン
- 2) 5 - HT受容体作動薬
- 3) 5 - HT受容体拮抗薬
- コラム 高次精神機能とセロトニン
- 3. レニン - アンジオテンシン系とその拮抗薬
- 1) レニン - アンジオテンシン系
- 2) アンジオテンシン変換酵素 ( ACE ) 阻害薬
- 図7-4 アンジオテンシンの生成・分解
- 図7-5 レニン - アンジオテンシン系による血圧調節
- 3) アンジオテンシン受容体拮抗薬
- 4. ブラジキニン
- 図7-6 ブラジキニンの生成・分解
- 図7-7 ブラジキニンの作用
- 5. アラキドン酸代謝産物および関連薬
- 1) アラキドン酸カスケード
- 2) プロスタグランジン類
- 図7-8 アラキドン酸カスケード
- 表7-3 PGの作用とそれに関連する受容体
- 図7-9 血管系に対するTXA2とPGI2の拮抗作用
- 3) ロイコトリエン類
- コラム 食生活とプロスタグランジン ( PG )
- 6. 一酸化窒素およびその関連薬
- 1) 一酸化窒素
- 図7-10 血管内皮細胞で産生される一酸化窒素 ( NO ) による血管平滑筋の制御
- 2) 一酸化窒素関連薬
- 7. その他のオータコイドおよびサイトカイン類
- 1) エンドセリン
- 2) サイトカイン類
- 表7-4 主なサイトカインとその産生細胞および作用
- 演習問題
- 第8章 抗炎症薬
- 1. 非ステロイド系抗炎症薬
- 1) 炎症の発現機構
- 図8-1 炎症過程と炎症メディエーター
- 表8-1 主な炎症メディエーターとその由来, 作用および出現時期
- 表8-2 抗炎症薬の臨床応用と副作用
- 2) 非ステロイド系抗炎症薬
- 図8-2 アラキドン酸カスケ-ドにおける抗炎症薬の作用点
- 2. ステロイド系抗炎症薬
- 3. その他の抗炎症薬
- 1) 消炎酵素剤
- 2) 痛風治療薬
- 3) 抗リウマチ薬
- コラム ステロイド系抗炎症薬の劇的効果
- 演習問題
- 第9章 循環・呼吸系に作用する薬
- 1. 心不全治療薬
- 1) 心不全の病態とその薬物治療の基礎
- 図9-1 心不全時の心機能曲線 ( Frank - Starling曲線 ) の変化と強心薬の作用
- 2) 強心薬
- 図9-2 心不全の病態と心不全治療薬の作用機序
- 図9-3 心筋の収縮と強心薬の作用
- 3) 心臓負荷軽減薬
- 2. 抗不整脈薬
- 1) 不整脈
- 2) 不整脈の電気生理学的基礎
- 図9-4 活動電位の発生と不応期
- 図9-5 心房筋, 房室結節, 心室筋で発生する活動電位の形
- 図9-6 頻脈性不整脈の原因
- 3) 抗不整脈薬の作用機序と応用
- 表9-1 抗不整脈薬の分類 ( Vaughan - Williamsによる分類 )
- 表9-2 代表的抗不整脈薬の用途と副作用
- 3. 血管拡張薬
- 4. 呼吸系に作用する薬
- 1) 呼吸興奮薬
- 2) 鎮咳薬
- 3) 気管支拡張薬 ( 抗喘息薬 )
- 演習問題
- 第10章 血液に作用する薬
- 1. 血液凝固促進薬
- 1) ビタミンK
- 図10-1 血液凝固系と線維素溶解 ( 線溶 ) 系
- 表10-1 血液凝固因子
- 2) 抗プラスミン薬
- 3) その他の血液凝固促進薬
- 2. 血液凝固抑制薬
- 1) クマリン誘導体
- 2) ヘパリン
- 図10-2 アンチトロンビンIII ( ATIII ) とヘパリンによるトロンビンの活性阻害
- 3) 血小板凝集抑制薬
- 4) 試験管内凝固防止薬
- 3. 抗貧血薬
- 1) 鉄欠乏症貧血治療薬
- 2) 悪性貧血治療薬
- 3) その他の抗貧血薬
- 4. 血栓溶解薬
- 演習問題
- 第11章 塩類代謝と腎機能に影響する薬
- 1. 塩類代謝作用薬
- 1) 体液と酸塩基平衡の異常
- 2) 酸性化薬
- 表11-1 アシドーシスとアルカローシスの分類と原因
- 3) 塩基性化薬
- 4) 輸液製剤
- 2. 利尿薬
- 1) 浮腫
- 2) 利尿薬
- 図11-1 毛細血管における水の移動
- 表11-3 主な利尿薬とその作用パターン
- 図11-2 近位尿細管における水およびNa + の再吸収メカニズム
- 図11-3 尿細管分節の膜特性と利尿薬の作用部位 ( ウサギ )
- 図11-4 ヘンレループの太い上行脚のイオン輸送担体
- 図11-5 接合尿細管のイオン輸送担体
- 図11-6 NaHCO3の再吸収と炭酸脱水酵素
- 3) 尿崩症治療薬
- 演習問題
- 第12章 消化器機能に影響する薬
- 1. 消化管運動や吸収に影響する薬
- 1) 消化管運動とその調節
- 2) 消化管運動や吸収に影響する薬
- 2. 抗潰瘍薬
- 1) 胃酸分泌のメカニズム
- 2) 消化性潰瘍のメカニズム
- 図12-1 胃の壁細胞における胃酸分泌と薬の作用
- 図12-2 胃潰瘍形成における防御因子と攻撃因子
- 3) 胃酸抑制薬
- 4) 粘膜保護薬
- 3. 制吐薬と催吐薬
- コラム ヘリコバクター・ピロリ菌と胃潰瘍
- 演習問題
- 第13章 ホルモン・抗ホルモン薬, ビタミン
- 1. ホルモンの分泌異常に用いられる治療薬
- 1) ホルモン
- 図13-1 細胞間の情報伝達機構
- 図13-2 ステロイドホルモンと甲状腺ホルモンの作用機構
- 表13-1 ホルモン関連薬の臨床応用
- 2) 甲状腺ホルモンと甲状腺ホルモン拮抗薬
- 3) インスリンと糖尿病治療薬
- 表13-3 膵臓からのインスリン分泌を変化させる因子
- 図13-3 各種インスリン製剤投与後の血中インスリン濃度変化
- 2. 副腎皮質ホルモン
- 1) コルチコステロイド
- 2) 糖質コルチコイド
- 図13-4 天然コルチコイドおよび合成糖質コルチコイドの化学構造
- 表13-4 糖質コルチコイドの生理・薬理作用と副作用
- 3) 鉱質コルチコイド ( アルドステロン )
- 3. 性ホルモンと子宮収縮に影響を与える薬
- 4. ビタミン
- 1) 脂溶性ビタミン
- 表13-5 脂溶性ビタミンの作用, 欠乏症および過剰症
- 2) 水溶性ビタミン
- コラム 女性ホルモンと内分泌撹乱化学物質
- 演習問題
- 第14章 免疫機能に影響する薬
- 1. Tリンパ球に作用する薬
- 1) 免疫反応
- 2) 免疫抑制薬
- 図14-1 免疫反応と免疫抑制薬の作用部位
- 表14-1 アレルギーの分類と病態
- 3) 免疫増強薬
- コラム アナフィラキシー - 命名の由来 -
- 2. 副腎皮質ホルモン
- 演習問題
- 第15章 消毒薬
- 1) 第四級アンモニウム塩
- 表15-1 消毒薬の効果に影響する諸要因
- 表15-2 消毒薬の特性
- 2) アルコール類
- 3) ハロゲン系消毒薬
- 4) フェノール誘導体
- 5) 酸化薬
- 6) アルキル化薬
- 7) その他の消毒薬
- コラム 金属イオンの殺菌作用
- 演習問題
- 第16章 抗菌薬, 抗ウイルス薬, 生物学的製剤
- 1. 抗菌薬
- 1) 抗菌活性
- 図16-1 MIC, subMICおよびMBCの関係
- 図16-2 細菌の膜構造
- 表16-1 合成抗菌薬の副作用と耐性メカニズム
- 図16-3 主なサルファ薬と葉酸代謝拮抗薬トリメトプリムの構造式
- 2) 合成抗菌薬
- 図16-4 サルファ薬, 葉酸代謝拮抗薬および抗生物質の作用点
- 3) 抗生物質
- 表16-2 抗生物質の主な副作用・毒性と耐性メカニズム
- 図16-5 ペニシリン系およびセフェム系の構造式
- 図16-6 主なアミノグリコシド系の構造
- 図16-7 リボソームのタンパク質合成と抗菌薬の作用点
- 図16-8 エリスロマイシンの構造
- 図16-9 オキシテトラサイクリンの構造
- 図16-10 クロラムフェニコールの構造
- 4) 抗菌薬に対する耐性
- 2. 抗真菌薬
- 1) ポリエン系抗生物質
- 2) アゾール系
- 3) その他の抗真菌薬
- 3. 抗ウイルス薬
- 4. 生物学的製剤
- 1) ワクチン
- 2) 抗毒素
- 3) トキソイド
- 4) 体外診断用生物学的製剤
- BOX ワクチン製剤
- コラム 抗生物質の世代交代
- 演習問題
- 第17章 抗腫瘍薬
- 1. 悪性腫瘍の発生メカニズム, がん関連遺伝子
- 1) 悪性腫瘍の発生メカニズム
- 2) がん関連遺伝子
- 3) 獣医領域でみられる悪性腫瘍
- コラム モノクローナル抗体
- 2. 抗腫瘍薬
- 1) アルキル化薬
- 表17-1 抗腫瘍薬の主な適応症と副作用・毒性
- 図17-1 抗腫瘍薬の作用点
- 2) 代謝拮抗薬
- 3) 抗腫瘍抗生物質
- 4) 植物アルカロイド
- 5) ホルモン関連薬
- 6) 白金錯体
- 7) 分子標的薬
- 8) その他の抗腫瘍薬
- 演習問題
- 第18章 駆虫薬
- 1. 駆虫薬について
- 2. 抗蠕虫薬
- 1) 線虫類駆虫薬
- 2) 条虫類駆虫薬
- 3) イヌ糸状虫駆虫薬
- 図18-2 フィラリアの生活環とフィラリア予防薬の作用
- 4) 肝てつ駆虫薬
- 3. 抗原虫薬
- 1) 抗コクシジウム薬
- 2) 抗トキソプラズマ薬
- 3) 抗ピロプラズマ薬
- 4) 抗鞭毛虫薬
- コラム トランスポーターの遺伝子多型とミルベマイシンの毒性
- 演習問題
- 第19章 殺虫薬
- 1. 殺虫薬
- 1) 有機リン系殺虫薬
- 表19-1 主な殺虫薬とその作用機序
- 表19-2 主な殺虫薬の剤形
- 2) カルバメート系殺虫薬
- 3) ピレスロイド系殺虫薬
- 4) フェニルピラゾール系殺虫薬
- 5) ネオニコチノイド系殺虫薬
- 6) アベルメクチン系 ( マクロライド系抗生物質 ) 殺虫薬
- 2. 昆虫成長制御薬
- 1) キチン質合成阻害薬
- 図19-1 ノミの生活環と昆虫成長制御薬などの作用
- 2) 昆虫幼若ホルモン薬
- コラム 殺虫薬の歴史
- 演習問題
- 第20章 中毒と中毒治療薬
- 1. 中毒
- 2. 中毒治療薬
- 1) メチレンブルー
- 2) チアミン
- 3) プラリドキシム
- 表20-1 中毒原因物質, 解毒薬・拮抗薬とその作用機序
- 4) アトロピン
- 5) ビタミンK
- 6) ジメルカプロール
- 7) エデト酸カルシウム二ナトリウム
- 8) D - ペニシラミン
- コラム ワルファリン抵抗性ネズミとスーパーワルファリン
- コラム 戦争が生んだ薬
- 演習問題
- 参考図書
- 和文索引
- 欧文索引
- 奥付
参考文献
参考図書
P.266 掲載の参考文献
-
○ 吐山豊秋 : 新編家畜薬理学 改訂版. 養賢堂, 東京, 1994
-
○ 尾崎博, 浅井史敏, 辻本元 編 : 小動物の薬物治療学. オーム社, 東京, 2010
-
○ Riviere JE, Papich MG ed. : Veterinary Pharmacology and Therapeutics, 9th ed. Wiley-Blackwell, 2009
-
○ Plumb DC : Plumb's Veterinary Drug Handbook, Pocket Size, 7th ed. Wiley-Blackwell, 2011
-
○ 田中千賀子, 加藤隆一 編 : NEW薬理学 改訂第6版. 南江堂, 東京, 2011
-
○ 野村隆英, 石川直久 編 : シンプル薬理学 改訂第4版. 南江堂, 東京, 2008
-
○ 柳沢輝行, 谷内一彦, 布木和夫, 助川淳 : 新薬理学入門 改訂3版. 南山堂, 東京, 2008
-
○ 遠藤仁, 橋本敬太郎, 後藤勝年, 金井好克編 : 医系薬理学 改訂2版. 中外医学社, 東京, 2005
-
○ Neal MJ, 佐藤俊明 訳 : 一目でわかる薬理学 第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京, 2007
-
○ 日本臨床薬理学会 編 : 臨床薬理学 第3版. 医学書院, 東京, 2011
-
○ Brunton LL, Chabner BA, Knollmann BC ed. : Goodman & Gilman's The Pharmacological Basis of Therapeutics, 12th ed. McGraw-Hill Professional, New York, 2010
-
○ 鹿取信 監修 : 標準薬理学 第6版. 医学書院, 東京, 2001
-
○ 越前宏俊 : 図解 薬理学-病態生理から考える薬の効くメカニズムと治療戦略 第2版. 医学書院, 東京, 2008
-
○ 渡邊康裕 編 : カラーイラストで学ぶ 集中講義 薬理学. メジカルビュー社, 東京, 2009
-
○ 柳澤輝行, 丸山敬 監修・翻訳 : イラストレイテッド薬理学 原書5版. 丸善, 東京, 2012
-
○ Tennant B, 永田正 訳 : 小動物の処方集 第5版. 学窓社, 東京, 2006
-
○ 日本医薬品集フォーラム 監修 : 日本医薬品集 医療薬 2013年版. じほう, 東京, 2012
-
○ (社)日本動物用医薬品協会 編 : 動物用医薬品医療機器要覧 2012年版. (社)日本動物用医薬品協会, 東京, 2012
-
○ 高久史麿, 矢崎義雄 監修 : 治療薬マニュアル2012 (年度版). 医学書院, 東京, 2012
-
○ 戸塚恭一 監修, 宮崎修一, 三鴨廣繁, 森田邦彦 : 日常診療に役立つ抗菌薬のPK/PD 第2版. ユニオンエース, 東京, 2012