書籍名 |
基礎から学ぶ 医師事務作業補助者研修テキスト |
出版社 |
永井書店
|
発行日 |
2009-04-10 |
著者 |
|
ISBN |
9784815918354 |
ページ数 |
184 |
版刷巻号 |
第1版 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
平成20年度の診療報酬の改定により,「医師事務作業補助者」の採用が診療報酬の対象として認められることとなった。勤務医師の業務負担の軽減を図り,医師本来の診療に専念できる環境をつくるためにも,また病院経営面でのさらなる効率化を目指すためにも,医師のよきパートナーとして医療を支える専門職としての「医師事務作業補助者」の育成が求められている.本書は研修テキストとしてお役立ていただく一方,医師事務作業補助者への仕事の依頼範囲や教育方法に不安をもたれている勤務医師にとっては,それらについての基本的な知識を得る一助となるものである.
目次
- 表紙
- 本書の利用にあたって
- 目次
- 1章 医療事務職
- チーム医療を支える一員としての事務職の役割を理解する。
- 2章 医師事務作業補助者
- 3章 医療保険制度
- 保険診療 ( 療養担当規則を含む ) 、自由診療、混合診療、労災保険、自賠責保険について理解する。
- 4章 介護保険制度
- 5、6章 医療関連法規
- 7章 医療情報化の歴史
- わが国の医療情報化の歴史を知り、医療IT先進国の現状について理解する。
- 8、9章 診療録 ( カルテ )
- カルテの価値を理解し、開示に値するカルテについて学ぶ。クリティカルパス、DPCについて理解する。
- 10、11章 電子カルテ
- 電子カルテ利用の3条件、さらにペーパーレス・フィルムレスについて学ぶ。
- 12、13章 カルテの記載業務
- カルテ記載時の留意点、POMRによる記載方法を学ぶ。
- 14、15章 オーダ入力業務
- オーダの種類、入力権限について理解し、転記ミスを防ぐ。
- 16、17章 書類作成業務
- 「診断書」「指示書」など院内で使われている書類の種類を知り、記載する事項を理解する。
- 18章 医学一般 (1)
- 19章 医学一般 (2)
- 20章 医学一般 (3)
- 21章 医学一般 (4)
- 22章 医学一般 (5)
- 23章 医学一般 (6)
- 24章 部門システム ( 薬剤科 )
- 「処方」「注射」オーダの代行入力時の注意点を確認する。薬剤師の業務の概要を理解する。
- 25章 部門システム ( 放射線科 )
- HIS - RIS - PACS関連、DICOM規格について理解する。
- 26章 部門システム ( 検査科 )
- 27章 部門システム ( リハビリテーション科 )
- リハビリテーションに関する書類の確認と、PT、OT、STの実際について理解する。
- 28章 部門システム ( 栄養科 )
- 栄養管理に関する書類の作成と、NSTの活動を理解する。
- 29章 個人情報保護
- 患者情報の取り扱いに関する留意点 ( 個人情報保護法 ) と、守秘義務について理解する。
- 30章 情報セキュリティ対策
- 「人的」「技術的」「物理的」セキュリティ対策の3つを理解する。
- 31章 医療安全 (1) リスクマネジメント
- リスクマネジメント、コンフリクトマネジメント、医療メディエーターについて理解する。
- 32章 医療安全 (2) 院内感染対策
- 職業感染について理解し、スタンダードプレコーションが実施できる。
- 受講票
- 索引
- 奥付