書籍名 |
ワークブック ヒトの生物学(電子書籍版) |
出版社 |
裳華房
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発行日 |
2014-12-15 |
著者 |
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ISBN |
9784785377199 |
ページ数 |
177 |
版刷巻号 |
ver.1.0 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
本書は2013年に刊行した『ヒトを理解するための生物学』をテキストとしているが、本書だけでも利用できるように、各章に「主な内容と重点項目」をつけた。まずはこの部分を熟読して、それぞれの章で何を学ぶべきかを十分理解してほしい。普段の知識の整理に、試験の対策に、また生物学を楽しむために広くお薦めできる一冊。
目次
- 表紙
- まえがき
- 目次
- 1章 生物学とはどのような学問か
- 1.1 生物学の扱う内容
- 1.2 生物学とヒト
- 1.3 生物学の方法
- 1.4 生物学の歴史
- 1章の解答・解説
- 2章 生命とはなにか、生物とはどのようなものか
- 2.1 生物の基本的な性質
- 2.2 生物の階層性
- 2.3 生物と生命
- 2章の解答・解説
- 3章 細胞とはどのようなものか
- 3.1 細胞の大きさと構造
- 3.2 細胞の内部構造
- 3.3 細胞骨格と細胞分裂
- 3章の解答・解説
- 4章 体をつくる分子にはどのようなものがあるか
- 4.1 水の重要性
- 4.2 アミノ酸とタンパク質
- 4.3 核酸と糖質
- 4.4 脂質と微量成分
- 4章の解答・解説
- 5章 体の中で物質はどのように変化するか
- 5.1 酵素の働きと性質
- 5.2 グルコースからのエネルギーの獲得
- 5.3 その他の栄養素と生体高分子の合成
- 5章の解答・解説
- 6章 遺伝子と遺伝はどのように関係しているか
- 6.1 遺伝子の本体としてのDNA
- 6.2 翻訳とタンパク質の行方
- 6.3 DNAの複製と突然変異
- 6.4 遺伝の法則
- 6.5 遺伝子工学とヒトの遺伝子の改変
- 6章の解答・解説
- 7章 ヒトの体はどのようにできているか
- 7.1 細胞と組織
- 7.2 脊椎動物の組織
- 7.3 生物における階層性
- 7章の解答・解説
- 8章 エネルギーはどのように獲得されるか
- 8.1 酸素の取り込みと利用
- 8.2 食物の利用とエネルギーの生産
- 8章の解答・解説
- 9章 ヒトはどのように運動するか
- 9.1 感覚系
- 9.2 神経系
- 9.3 筋肉の収縮
- 9.4 高次神経活動
- 9章の解答・解説
- 10章 体の恒常性はどのように維持されるか
- 10.1 自律神経系
- 10.2 ホルモン
- 10.3 ホメオスタシスの実際
- 10章の解答・解説
- 11章 ヒトは病原体とどのようにたたかうか
- 11.1 免疫とはどのようなことか
- 11.2 免疫担当細胞とサイトカイン
- 11.3 移植免疫と免疫に関わる病気
- 11.4 病原体の種類と病気
- 11章の解答・解説
- 12章 ヒトはどのように次の世代を残すか
- 12.1 ヒトのライフサイクル
- 12.2 ヒトの生殖と初期発生
- 12.3 器官形成と細胞分化
- 12.4 出産と乳幼児期
- 12章の解答・解説
- 13章 ヒトはどのように進化してきたか
- 13.1 生命の起原と初期の進化
- 13.2 脊椎動物の進化
- 13.3 ヒトの進化とヒトの特性、進化の自然選択説
- 13章の解答・解説
- 14章 ヒトをとりまく環境はどのようになっているか
- 14.1 環境とニッチ
- 14.2 食物連鎖と物質循環
- 14.3 環境とヒトの関わり
- 14章の解答・解説
- 15章 ヒトはどのような生き物か
- 15.1 脳の発達に基づく性質
- 15.2 文化の進化
- 15.3 ヒトの未来
- 15章の解答・解説
- 参考書
- 索引
- 奥付
参考文献
参考書
P.165 掲載の参考文献
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八杉貞雄著『ヒトを理解するための生物学』 裳華房 (2013)
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スター他著 (八杉貞雄監訳) 『スター生物学』 東京化学同人 (2013)
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田村隆明著『コア講義 生物学』 裳華房 (2008)
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ケイン他著 (上村慎治監訳) 『ケイン基礎生物学』 東京化学同人 (2014)
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* レーヴン他著 (R/J Biology翻訳委員会監訳) 『レーヴン/ジョンソン生物学』 培風館 (上 : 2006 ; 下 : 2007)
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アレン・コーリング著 (八杉貞雄訳) 『細胞-基礎から細胞治療まで』 東京化学同人 (2012)
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* アルバーツ他著 (中村桂子, 松原謙一監訳) 『細胞の分子生物学』 ニュートンプレス (2010)
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林 典夫, 廣野治子編『シンプル生化学』 南江堂 (2007)
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坂本順司著『ワークブックで学ぶ ヒトの生化学』 裳華房 (2014)
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* ワトソン他著 (中村桂子監訳) 『ワトソン遺伝子の分子生物学』 東京電機大学出版局 (2010)
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八杉貞雄著『動物の形態-進化と発生』 裳華房 (2011)
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* 岡本仁他著『脳神経生物学』 岩波書店 (2009)
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矢田純一著『免疫-からだを護る不思議なしくみ』 東京化学同人 (2007)
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* ウォルパート著 (武田洋幸, 田村宏治監訳) 『ウォルパート発生生物学』 メディカル・サイエンス・インターナショナル (2012)
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柳澤桂子著『われわれはなぜ死ぬのか-死の生命科学』 筑摩書房 (2010)
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斎藤成也他著『ヒトの進化』 岩波書店 (2006)
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川合真一郎他著『環境科学入門-地球と人類の未来のために』 化学同人 (2011)
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赤坂甲治編著『新版 生物学と人間』 裳華房 (2010)