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書籍詳細

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書籍名 エビデンスに基づいた抗菌薬適正使用マニュアル 改訂2版 ―浜松医療センターはこうする!
出版社 メディカ出版
発行日 2013-06-01
著者
  • 矢野邦夫(編)
ISBN 9784840433532
ページ数 206
版刷巻号 電子版
分野
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薬物投与計画表つき!多剤耐性菌出現を防ぐためにも「抗菌薬の適正使用」は緊急の課題。本書では「適正使用のための11のルール」を基本に、抗菌薬の特徴や感染症・病原体別の推奨抗菌薬、抗菌薬の選択や組み合わせがマスターできる。感染症治療の最新情報を網羅した改訂版。薬物投与計画表つき!

目次

  • 表紙
  • 本書について
  • はじめに
  • 本マニュアルが作成されるまでの過程と本書の利用の仕方
  • 執筆者一覧
  • CONTENTS
  • 第1章 抗菌薬適正使用のための11のルール
    P.13閲覧
    • 【ルール1】抗菌薬開始前には感染臓器と推定菌を言うことができる
    • 【ルール2】抗菌薬の効果判定は感染臓器特有のパラメータにて決める. CRPや白血球数ではない
    • 【ルール3】培養結果を信じる前に, 検体の信頼度とグラム染色を確認する
    • 【ルール4】嫌気性菌の存在を忘れない
    • 【ルール5】市中感染か病院感染かを確認する. 原因菌がまったく異なるからである
    • 【ルール6】抗菌薬投与量は常に最大量を投与する. 最大量でも足りないくらいである
    • 【ルール7】抗菌薬選択に際してはMICのみを信じない. 組織移行や感染部位の状況を確認する
    • 【ルール8】中枢神経系感染症および好中球減少患者での感染症を疑ったら, 推定される病原体すべてをカバーする抗菌薬を即時に投与する
    • 【ルール9】エンピリカルに広域抗菌薬を使用していても, 原因菌が確定すれば狭域抗菌薬に切り替える
    • 【ルール10】抗菌薬の予防投与と治療投与を区別する
    • 【ルール11】経口抗菌薬は服薬コンプライアンスも考えて処方する
  • 第2章 感染症の特徴と推奨抗菌薬
    P.21閲覧
    • 1 中枢神経系感染症
      • 1 急性細菌性髄膜炎
      • 2 結核性髄膜炎
      • 3 真菌性髄膜炎
      • 4 ウイルス性髄膜炎
    • 2 眼科感染症
      • 1 麦粒腫
      • 2 細菌性結膜炎
      • 3 細菌性角膜潰瘍
      • 4 クラミジア結膜炎
      • 5 角膜真菌症
    • 3 耳鼻科感染症
      • 1 急性中耳炎 ( 急性化膿性中耳炎 )
      • 2 急性副鼻腔炎
      • 3 慢性副鼻腔炎
      • 4 急性扁桃炎
    • 4 口腔外科感染症
      • 1 歯性感染症 ( 歯槽骨炎と歯肉膿瘍など )
    • 5 循環器感染症
      • 1 心内膜炎 ( 人工弁なし )
      • 2 心内膜炎 ( 人工弁あり )
      • 3 化膿性心外膜炎
    • 6 呼吸器科領域
      • 1 市中肺炎
        • a) 市中肺炎 ( 細菌性肺炎 )
        • b) 市中肺炎 ( 非定型肺炎 )
      • 2 原因菌不明の重症肺炎
      • 3 院内肺炎
      • 4 特殊病態下肺炎
      • 5 人工呼吸器関連肺炎 ( VAP )
      • 6 レジオネラ症
      • 7 ニューモシスチス肺炎
      • 8 サイトメガロウイルス肺炎
      • 9 肺真菌症
    • 7 肝・胆道感染症と腸管感染症
      • 1 胆道感染症
      • 2 腸管感染症
      • 3 腸管出血性大腸菌感染症
      • 4 クロストリジウム・ディフィシル関連下痢症
      • 5 アメーバ赤痢
    • 8 性感染症
      • 1 梅毒
      • 2 淋菌性尿道炎
      • 3 性器クラミジア感染症
      • 4 非クラミジア性非淋菌性尿道炎
    • 9 婦人科感染症
      • 1 外陰腟感染症
      • 2 骨盤内感染症
    • 10 尿路感染症
      • 1 尿路感染症
      • 2 急性単純性膀胱炎
      • 3 急性単純性腎盂腎炎
      • 4 複雑性膀胱炎
      • 5 複雑性腎盂腎炎
    • 11 CAPD関連感染症
      • 1 CAPD腹膜炎の原因病原体
      • 2 CAPD腹膜炎での抗菌薬投与法
      • 3 CAPD腹膜炎のエンピリック治療
      • 4 CAPD腹膜炎の標的治療
    • 12 皮膚科・形成外科領域
      • 1 伝染性膿痂疹 ( とびひ )
      • 2 ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群
      • 3 せつ・癰 ( せつ・よう )
      • 4 丹毒
      • 5 蜂窩織炎
      • 6 壊死性筋膜炎 (「人食いバクテリア」)
      • 7 ガス壊疽
      • 8 熱傷
      • 9 褥瘡・糖尿病性壊疽
      • 10 咬傷
    • 13 好中球減少時の発熱
    • 14 手術部位感染予防
      • 1 抗菌薬投与のルール1
      • 2 抗菌薬投与のルール2
      • 3 抗菌薬投与のルール3
      • 4 脳神経外科手術
      • 5 頭頸部手術
      • 6 心臓血管外科手術
      • 7 胸部外科手術
      • 8 胃・胆嚢・腸管手術
      • 9 整形外科手術
      • 10 産婦人科手術
      • 11 泌尿器科手術
  • 第3章 病原体の特徴と推奨抗菌薬
    P.91閲覧
    • Acinetobacter spp. ( アシネトバクター属 )
    • Actinomyces spp. ( アクチノマイセス属 )
    • Aeromonas spp. ( エロモナス属 )
    • Alcaligenes spp. ( アルカリゲネス属 )
    • Arcanobacterium spp. ( アルカノバクテリウム属 )
    • Aspergillus spp. ( アスペルギルス属 )
    • Bacillus spp. ( バチラス属 )
    • Bacteroides spp. ( バクテロイデス属 )
    • Bartonella spp. ( バルトネラ属 )
    • Bordetella spp. ( ボルデテラ属 )
    • Borrelia spp. ( ボレリア属 )
    • Brucella spp. ( ブルセラ属 )
    • Burkholderia spp. ( バークホルデリア属 )
    • Campylobacter spp. ( カンピロバクター属 )
    • Candida spp. ( カンジダ属 )
    • Chlamydia spp. ( クラミジア属 )
    • Chryseobacterium spp. ( クリセオバクテリウム属 )
    • Citrobacter spp. ( シトロバクター属 )
    • Clostridium spp. ( クロストリジウム属 )
    • Coccidioides spp. ( コクシジオイデス属 )
    • Corynebacterium spp. ( コリネバクテリウム属 )
    • Coxiella spp. ( コクシエラ属 )
    • Cryptococcus spp. ( クリプトコッカス属 )
    • Cryptosporidium spp. ( クリプトスポリジウム属 )
    • Cyclospora spp. ( シクロスポラ属 )
    • Ehrlichia spp. ( エーリキア属 )
    • Eikenella spp. ( エイケネラ属 )
    • Entamoeba spp. ( エントアメーバ属 )
    • Enterobacter spp. ( エンテロバクター属 )
    • Enterococcus spp. ( 腸球菌属 )
    • Erysipelothrix spp. ( エリジペロスリックス属 )
    • Escherichia spp. ( エシェリキア属 )
    • Francisella spp. ( フランシセラ属 )
    • Fusarium spp. ( フサリウム属 )
    • Fusobacterium spp. ( フソバクテリウム属 )
    • Gardnerella spp. ( ガルドネレラ属 )
    • Giardia spp. ( ジアルジア属 )
    • Hafnia spp. ( ハフニア属 )
    • Haemophilus spp. ( ヘモフィルス属 )
    • Klebsiella spp. ( クレブシエラ属 )
    • Lactobacillus spp. ( 乳酸桿菌属 )
    • Legionella spp. ( レジオネラ属 )
    • Leptospira spp. ( レプトスピラ属 )
    • Leuconostoc spp. ( ロイコノストック属 )
    • Listeria spp. ( リステリア属 )
    • Moraxella spp. ( モラキセラ属 )
    • Morganella spp. ( モルガネラ属 )
    • Mycobacterium spp. ( マイコバクテリウム属 )
    • Mycoplasma spp. ( マイコプラズマ属 )
    • Neisseria spp. ( ナイセリア属 )
    • Nocardia spp. ( ノカルジア属 )
    • Pasteurella spp. ( パスツレラ属 )
    • Peptostreptococcus spp. ( ペプトストレプトコッカス属 ) とPeptococcus spp. ( ペプトコッカス属 )
    • Plesiomonas spp. ( プレシオモナス属 )
    • Porphyromonas spp. ( ポルフィロモナス属 )
    • Plasmodium spp. ( プラスモディウム属 )
    • Prevotella spp. ( プレボテラ属 )
    • Proteus spp. ( プロテウス属 )
    • Providencia spp. ( プロビデンシア属 )
    • Pseudomonas spp. ( シュードモナス属 )
    • Ralstonia spp. ( ラルストニア属 )
    • Rhodococcus spp. ( ロドコッカス属 )
    • Rickettsia spp. ( リケッチア属 )
    • Salmonella spp. ( サルモネラ属 )
    • Serratia spp. ( セラチア属 )
    • Shigella spp. ( 赤痢菌属 )
    • Staphylococcus spp. ( ブドウ球菌属 )
    • Stenotrophomonas spp. ( ステノトロフォモナス属 )
    • Streptobacillus spp. ( ストレプトバシラス属 )
    • Streptococcus spp. ( レンサ球菌属 )
    • Treponema spp. ( トレポネーマ属 )
    • Vibrio spp. ( ビブリオ属 )
    • Yersinia spp. ( エルシニア属 )
  • 第4章 抗菌薬の特徴
    P.141閲覧
    • 1 ペニシリン系
      • 1 古典的ペニシリン
      • 2 広域ペニシリン
      • 3 緑膿菌への活性を有するペニシリン
    • 2 セフェム系
      • 1 第一世代セフェム
      • 2 第二世代セフェム
      • 3 第三世代セフェム
      • 4 第四世代セフェム
      • 5 経口セフェム
    • 3 モノバクタム系
    • 4 カルバペネム系
    • 5 ペネム系
    • 6 アミノグリコシド系
    • 7 ニューキノロン系
    • 8 テトラサイクリン系
    • 9 マクロライド系
    • 10 リンコマイシン系
    • 11 ホスホマイシン系
    • 12 ポリペプチド系
    • 13 オキサゾリジノン系
    • 14 ストレプトグラミン系
    • 15 その他の抗菌薬
      • 1 リファンピシン
      • 2 ST合剤
      • 3 メトロニダゾール
      • 4 抗真菌薬
        • a) アムホテリシンB
        • b) フルコナゾール
        • c) ホスフルコナゾール
        • d) ボリコナゾール
        • e) イトラコナゾール
        • f) ミカファンギン
        • g) フルシトシン
  • 第5章 薬物血中濃度モニタリングと腎機能障害における薬物投与設計〜薬物投与計画表つき〜
    P.167閲覧
    • 1 薬物血中濃度モニタリング
      • 1 バンコマイシン
      • 2 テイコプラニン
      • 3 アルベカシン
    • 2 腎機能障害における薬物投与設計
      • 1 β - ラクタム系
      • 2 アミノグリコシド系
      • 3 テトラサイクリン系
      • 4 マクロライド系
      • 5 リンコマイシン系
      • 6 ホスホマイシン系
      • 7 ニューキノロン系
      • 8 グリコペプチド系
      • 9 オキサゾリジノン系
      • 10 抗結核薬
      • 11 その他の抗菌薬
      • 12 抗真菌薬
      • 13 抗ウイルス薬
  • 付録
    P.189閲覧
  • 重要用語説明と感染症法
    P.190閲覧
  • 参考図書
    P.198閲覧
  • INDEX
    P.200閲覧
  • 奥付