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書籍詳細

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書籍名 ボランティアが社会を変える
出版社 関西看護出版
発行日 2006-03-31
著者
  • 柳田邦男(共著) 黒田裕子(共著) 大賀重太郎(共著) 村井雅清(共著) 似田貝香門(編)
ISBN 4906438784
ページ数 209
版刷巻号
分野
閲覧制限 未契約

阪神大震災、中越震災、台湾、トルコ、イラン、アフガニスタン、スマトラ沖の震災での支援活動等、様々なボランティア関わった著者たちが今の日本社会におけるボランティア活動の根源にに迫る話題の著!!

目次

  • 表紙
  • 目次
  • 序章
  • 第1章 阪神大震災を通して自己の可能性を見つける
    P.17閲覧
    • 1. 大震災のインパクト、一人の個人として
    • 2. あの瞬間、1995年1月17日
      • (1) このままここにいてはいけない
      • (2) 次から次へと職員の出勤、そして活動
      • (3) 一人の人として救う、救護センターの緊急開設
    • 3. 避難所で
      • (1) プライバシーの確保
      • (2) 心のケア、ともに向き合う
      • (3) 避難所全体の保健衛生
      • (4) 感染予防
      • (5) 安全面の管理
      • (6) 避難所の自治組織
      • (7) 避難所の終わり
      • (8) あの日、あの時から1カ月後に職場に復帰して
    • 4. 仮設住宅で
      • (1) なぜ仮設住宅なのか
      • (2) 阪神高齢者・障害者支援ネットワークのそれまで
      • (3) 第七仮設住宅
      • (4) 住民のニーズを探る
      • (5) 環境の整備
      • (6) 住宅の整備
      • (7) コミュニティづくり
      • (8) 医療相談・福祉相談
      • (9) 「ふれあい訪問」 - ボランティアの教育
      • (10) つなぎあわせる
      • (11) 医療関係者へ
      • (12) 福祉関係者へ
      • (13) 保健師との連携について
      • (14) 地域とボランティアとの連携について
    • 5. 復興住宅へ
      • (1) 仮設住宅の終わり
      • (2) 活動のなかから見えたこと、そしてさらなる活動へ
      • (3) 福祉のまちづくり
      • (4) ボランティアでもできる福祉サービス
      • (5) 今後の課題
    • 6. 地域市民団体の支援
      • (1) 「しみん基金・KOBE」の設立背景
      • (2) 「しみん基金・KOBE」の取り組みの経過、特徴
      • (3) 今後の課題・将来の展望
    • 7. 最後まで生ききるということ - 聞き書きから
      • (1) 相手の気持ちに寄り添う
      • (2) 私の生き方として
      • (3) 最後まで生ききることは、今を生ききること
    • 黒田裕子さんという人
  • 第2章 障害者自立支援の実践論に向かって
    P.79閲覧
    • 1. 救援から活動へ
      • (1) 緊急の救援活動から障害者市民活動へ
      • (2) 恒常的活動へのテーマ
      • (3) 顔の見える関係・草の根の活動
      • (4) ネットワーク
      • (5) 関係を切らない・抱え込まない
    • 2. 支援の論理
      • (1) 障害者問題へのこだわりという「原点」
      • (2) 違いを認め合う
      • (3) 市民の共感
      • (4) 自己決定・自立
    • 3. 事業と組織
      • (1) 隙間
      • (2) 混在
      • (3) 開発・開拓
      • (4) 事業
      • (5) セルフマネジメント
    • 大賀重太郎さんという人
  • 第3章 たった一人を大切に
    P.113閲覧
    • 1. はじめに
    • 2. NGOの世界にはまりこむ
      • (1) 活動のきっかけ
      • (2) 水俣病との出会い
      • (3) ソウルからの最初の電話
    • 3. 「ボランティア元年」の主役
      • (1) "生き残った" 人たちの助け合い
      • (2) ボランティアも「十人十色」
      • (3) 潤滑油となるボランティア
    • 4. かけがえのないボランティアたち
      • (1) 活動のスタートとしての場 : ちびくろ保育園
      • (2) 暴走族のボランティア
      • (3) ミーティングには参加しないが……
      • (4) 何もしないことはボランティアか ?
      • (5) まとめないこと ?
    • 5. ボランティアとは ?
      • (1) 何でもありや !
      • (2) これがボランティアだ !
      • (3) 「いわれなくてもするが、いわれてもしない」の真相
      • (4) 「最後の一人まで」という願い
      • (5) 排除の論理ではなく、包摂の論理こそ
    • 6. KOBEから広がる支え合い
      • (1) 支え合いは国境を越えて
      • (2) 支え合いが世界平和を築く
      • (3) 相次ぐ国内での災害
      • (4) 援助って、何だろう
    • 7. 震災が生みだした新たな価値観
      • (1) 新たな価値の創造
      • (2) 「障害者市民」として地域で生きる !
      • (3) 変わってもいい
      • (4) もう一つの働き方
    • 8. 夢を持ち続けたい
      • (1) 伝えていくこと
      • (2) 夢を持ち続けたい
      • (3) 震災ボランティアがくれた "かけがえのない宝物"
    • 9. 最終節
    • 村井雅清さんという人
  • 解説 〈一人の人として〉をめざす支援の実践知
    P.181閲覧
    • 1. 神戸の被災者支援の総括の原点
    • 2. 草地賢一さん、黒田裕子さん、大賀重太郎さん、村井雅清さんとの出会い
    • 3. 支援活動の基本思想 - 〈生の固有性〉へのこだわり
    • 4. 新しいボランティア行為
    • 5. 黒田裕子さん、大賀重太郎さん、村井雅清さんの実践的な言葉 ( 語録 )
      • (1) 黒田裕子さんの実践的な言葉
      • (2) 大賀重太郎さんの実践的な言葉
      • (3) 村井雅清さんの実践の言葉
  • あとがき
    P.199閲覧
  • 別掲
    P.201閲覧
  • 編集協力者
  • 著者 / 編者
  • 奥付

参考文献

第3章 たった一人を大切に

P.176 掲載の参考文献

  • EDM, NCPDP, NGOsKOBE, SEEDS, UNCRD (2003)「PNY (Patanka Navijivan Yojua)」〜Towards Sustainable Community Recovery
  • 藤井敦 (1999)「ボランティア団体から『NGO』へ〜阪神・淡路大震災『仮設』支援NGO連絡会の展開過程とその意義〜」『社会運動』vol.232市民セクター政策機構
  • 被災地NGO協働センター編 (2001)『寺子屋パオ・連続セミナー〜災害救援と国際協力〜』
  • 本間正明・出口正之編著 (1996)『ボランティア革命-大震災での経験を市民活動へ』東洋経済新報社
  • (財)阪神・淡路大震災記念協会 (2005)『翔べ フェニックス-創造的復興への群像-』
  • 石見尚 (2002)『第四世代の協同組合論』論創社
  • 貝原俊民 (2005)『大地からの警告-大震災は何を語りかけたのか-』ぎょうせい
  • 関西学院大学COE災害復興制度研究会編 (2005)『災害復興-阪神・淡路大震災から10年-』関西学院大学出版会
  • 河田恵昭, 1999「大規模地震災害による人的災害の予測」 (『「自然災害科学」Vol.16, No.1』) p.8
  • 国連地域開発センター防災計画兵庫事務所 (UNCRD) (2002)「グジャラート州復興プログラム (PNYプロジェクト)」〜コミュニティベースの防災計画調査研究〜報告書
  • くらし・地域21研究会 (2001)『くらし・地域21研究会 事例研究報告書』
  • 草地賢一 (1995)「市民とボランティア」酒井道雄編『神戸発阪神大震災以降』岩波新書
  • 草地賢一 (遺稿集2000)『阪神淡路大震災と国際ボランティア論』エッピク社
  • 松本誠「担い手の復興」(2000) 『阪神・淡路大震災復興誌 第4巻』
  • 松本誠「担い手の復興」(2001) 『阪神・淡路大震災復興誌 第5巻第1部第2章』
  • 松本誠 (2001)「新しい市民社会実現への道」『わくわく神戸市民公開講座ブックレット』No.4
  • 松本誠編 (2001)「21世紀社会の構図」〜シンポジウム 震災から芽生えた「新しい地域社会像」を考える〜神戸新聞社企画
  • 宮本久雄・大貫隆編 (2003)『東大駒場連続講義 : 一神教文明からの問いかけ』講談社
  • 村井雅清 (1998)「市民活動とコミュニティビジネス」『都市政策』第92号都市問題研究所
  • 村井雅清 (1999)「被災地における市民による仕事づくり」『社会運動』Vol.228市民セクター政策機構
  • 村井雅清 (1999)「災害救援にかかるボランティア〜KOBEから全国へ〜」『ボランティア白書1999』日本青年奉仕協会
  • 村井雅清 (2000)「被災地内外のネットワークづくりと新たな市民社会の形成に向けて〜阪神大震災・被災地NGO協働センターの実践〜」『社会福祉研究』第78号
  • 村井雅清 (2000)「"まけないぞう事業" から考察するボランティア」『ボランティア学研究』vol.1国際ボランティア学会編
  • 村井雅清 (2000)「各地の防災ベストプラクティスに学ぶ」(第6回地域防災計画実務者セミナー講演概要集) 京大防災研究所・巨大災害研究センター
  • 村井雅清 (2000)「国際救援ボランティア活動」(静岡県立大学防災総合講座 ボランティア論レジュメ集) 静岡県
  • 村井雅清 (2001)「市民が市民を支えるしくみ〜阪神・淡路大震災の被災地から」『ボランティア白書2001』日本青年奉仕協会
  • 村井雅清 (2001)「隣の人から信じたらええやん〜震災から6年を迎えて〜」『ひょうご部落解放』第97号兵庫県部落解放研究所
  • 村井雅清 (2004)「よみがえれ アフガニスタン」『ボランティア学研究』Vol.5, 国際ボランティア学会
  • 西村一郎 (2001)「被災地責任の普遍化を〜神戸における被災地NGO協働センターの取り組み」『生活協同組合研究』vol.303 生活総合研究所
  • 西山志保 (2005)『ボランティア活動の論理-阪神・淡路大震災からサブシステンス社会へ-』東信堂
  • 外岡秀俊 (1998)『地震と社会 (上・下) 』みすず書房, 市民とNGOの「防災」国際フォーラム実行委員会編 (1995, 1996, 1997, 1998, 2000年) 『市民とNGOの「防災」国際フォーラム報告書』
  • 関満博・大塚幸雄編 (2002)『阪神復興と地域産業-神戸市長田ケミカルシューズ産業の行方』昭和堂
  • 市民活動センター・神戸 (2000)『ひょうご市民活動応援ガイド グループ年鑑2000』
  • 市民とNGOの「防災」国際フォーラム実行委員会 (1998)『「仮設」声の写真集〜阪神大震災もう一つの記録』神戸新聞総合出版センター
  • (社)日本青年奉仕協会 (2005)『ボランティア白書 2005-ボランティアのシチズンシップ再考-』
  • UNCRD (2003)「絆〜From Disaster to Community Development : The KOBE Experience〜」
  • 内海誠治・入江幸男・水野義之編著 (1999)『ボランティア学を学ぶ人のために』世界思想社
  • 山中茂樹著 (2005)『震災とメディア-復興報道の視点-』世界思想社

P.178 掲載の参考文献

  • 『ぶどう新聞』(CODE海外災害援助市民センター作成)
  • 『CODEレター』(CODE海外災害援助市民センター発行月刊誌)
  • ハーグ世界平和市民会議 (1995年5月11日〜16日オランダ・ハーグ開催)「公正な国際秩序のための基本10原則」第一項「日本国憲法の世界化」
  • コープこうべ福祉・ボランティア情報誌 (2001)「災害時のボランティアの役割〜被災者の自立を支援」『つなぐ』第18号
  • コープこうべ福祉・ボランティア情報誌 (2003)「市民活動は, いま〜震災から市民が学び, つくったもの」『つなぐ』第23号
  • 牧田稔 (2003) 「ほいくの窓 "子どもは食う権利があります"」『神戸市長田区私立神視保育園園長だより』No.23
  • 毎日新聞社 (2001)「第12回毎日国際交流賞」
  • 村井雅清 (2003)「KOBE発世界へ〜支え合いは国境を越えて」(NGOことはじめKOBE発世界へ) 海外災害援助市民センター (CODE)
  • 村井雅清 (2002)「アフガニスタンの人々の歩幅で考えたい」(朝日21関西スクエア会報第47号) 朝日21関西スクエア事務局
  • 村井雅清 (2003)「支え合いは国境を越えて」〜『災害救援の方策とその経験の集積』研究会報告書阪神・淡路震災記念協会
  • 日本青年奉仕協会 (2001)「寄り添うことしかできない」(JYVA LET-TER No.44)
  • ラジオ関西 (AM神戸) 震災報道記録班編著 (2002)「RADIO AM神戸69時間震災報道の記録」長征社
  • 芹田健太郎 (1997年12月6日)「NGOとNPO『排除の論理』より『包摂の論理』を」神戸新聞
  • 芹田健太郎 (2000年10月26日)「人道援助に人権の裏打ちが必要を」神戸新聞