書籍名 |
福祉レジームの転換 ―社会福祉改革試論― |
出版社 |
中央法規出版
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発行日 |
2013-07-25 |
著者 |
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ISBN |
9784805838730 |
ページ数 |
161 |
版刷巻号 |
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分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
福祉人材は福祉法制や福祉行政と密接な関係(いわば福祉トリアーデという三角関係)をもっており、究極的には福祉人材の在り方が社会福祉改革の起爆剤となるという信念をもってきた。本書ではそのあたりを多少掘り下げた議論をしている。
目次
- 表紙
- はしがき
- 目次
- 序
- 第1章 福祉理念と福祉法制・福祉行政
- 第1節 社会福祉改革とは
- 第2節 戦後日本の福祉トリアーデの変遷
- 第2章 社会福祉の基本構造とその日本的展開
- 第1節 社会福祉の基本構造
- 第2節 社会福祉構造の展開
- 第3章 戦後社会福祉の福祉トリアーデ - 福祉人材に焦点をあてて -
- 第1節 旧福祉トリアーデの原型
- 第2節 旧福祉トリアーデの変容
- 第4章 新しい福祉トリアーデの萌芽と将来像
- 第1節 地域包括支援センターの登場
- 第2節 地域包括システムの展開
- 第5章 生活保護法の今後
- 第1節 福祉事務所の位置変化
- 第2節 福祉事務所機能の専門分化
- 第6章 福祉八法改正と社会福祉基礎構造改革
- 第1節 福祉八法改正の意味
- 第2節 社会福祉基礎構造改革の意義と限界
- 第7章 在宅福祉サービスの展開
- 第1節 生活保護中心から施設福祉中心へ
- 第2節 在宅福祉中心へ
- 第8章 福祉経営の近代化と弾力化
- 第9章 社会福祉計画と保健医療との連携
- 第1節 福祉計画の現状と課題
- 第2節 社会福祉法の抜本改正
- 結び
- 参考文献リスト
- 著者略歴
- 奥付
参考文献
結び
P.141 掲載の参考文献
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・ 新たなセーフティネット検討会 (2006)『新たなセーフティネットの提案』全国知事会・全国市長会
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・ 蟻塚昌克 (1998)『社会福祉行財政論』中央法規
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・ 蟻塚昌克 (2009)『証言 日本の社会福祉 -1920〜2008-』ミネルヴァ書房
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・ スティーブン・J・アンダーソン (1996)『日本の政治と福祉』 (京極高宣監訳, 中央法規出版)
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・ エスピン・アンデルセン (2000)『ポスト工業経済の社会的基礎』桜井書店
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・ エスピン・アンデルセン (2008)『アンデルセン, 福祉を語る』京極高宣監修, 林昌宏訳, NTT出版
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・ ESSPROS (1997)『ESSPROSマニュアル (一九九六年度版) 』国立社会保障・人口問題研究所翻訳
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・ 池田省三 (2012)『介護保険論 -福祉の解体と再生』中央法規
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・ 池田省三 (司会) ・服部哲治・篠田浩・森村敬子「(座談会) 権利擁護における地域包括支援センターと社会福祉士の役割を展望する」『介護保険情報』第94号, 2008年1月号
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・ 一番ケ瀬康子 (2004)「京極さんに聞きたかったこと」中央法規出版編『福祉文化の探求-京極高宣像を語る』中央法規出版
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・ 上野千鶴子 (2011)『ケアの社会学』太田出版
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・ 埋橋孝文編著 (2013)『生活保護』ミネルヴァ書房
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・ 葛西嘉資・仲村優一 (1987)「戦後社会福祉制度体系の原点を探る」(全社協編『福祉を語る 仲村優一対話集』全社協, 1987)
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・ 勝又幸子 (2008)「国際比較からみた日本の障害者政策の位置より」『季刊社会保障研究』Vol.44 No.2 2008年春号
-
・ 京極高宣 (1984)『市民参加の福祉計画』中央法規
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・ 京極高宣 (1986)「スウエーデンにおける社会福祉の動向」『海外社会保障情報』第76号
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・ 京極高宣 (1988a)「福祉事務所の歴史的経緯に関する覚書」(『日本社会事業大学研究紀要』第34集, 1988年)
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・ 京極高宣 (1988b)「福祉改革と福祉事務所の諸問題」(『季刊社会保障研究』第23巻第4号, 社会保険研究所, 1988年春号
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・ 京極高宣 (1990)『現代福祉学の構図』中央法規出版
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・ 京極高宣 (1995)『社会福祉学とは何か-新・社会福祉原論』全社協
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・ 京極高宣 (1998)『<新版> 日本の福祉士制度』中央法規出版
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・ 京極高宣 (1999)「福祉経営の視点」(一番ヶ瀬康子他編 (1999)『戦後社会福祉の総括と21世紀への展望I総括と展望』ドメス出版, 所収)
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・ 京極高宣 (2000)「社会保障のあり方」『生活と福祉』2000年11月号
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・ 京極高宣 (2002)『京極高宣著作集(8)-講演集-1980年代〜90年代前半』中央法規出版
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・ 京極高宣 (2003)『京極高宣著作集(9)-講演集-1990年代後半以降-』中央法規出版
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・ 京極高宣 (2007)『社会保障と日本経済』慶応義塾大学出版会
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・ 京極高宣 (2008)『生活保護改革と地方分権化』ミネルヴァ書房
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・ 京極高宣 (2009)「福祉サービスの利用者負担」中央法規出版
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・ 京極高宣 (2010a)『共生社会の実現』中央法規出版
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・ 京極高宣 (2010b)「地域社会と社会保障」(宮島洋, 西村周三, 京極高宣編 (2010)『社会保障と経済(3) 社会サービスと地域』東京大学出版会の12章
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・ 京極高宣 (2012)「社会保障・税制の一体改革と社会福祉法人経営」『経営協』Vol.342, 2012年3月号
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・ 京極高宣編 (2013)「(特集) サービス付き高齢者向け住宅の新たなビジネスモデル」『地域ケアリング』北隆館, 2013年3月号
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・ 厚生労働省編 (2012)『厚生労働白書』 (平成23年版) 日経印刷
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・ 小谷直宣 (2000)「社会福祉法誕生の意義」『月刊福祉』2000年9月号
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・ 齋藤貞夫・京極高宣 (2012)「社会福祉の展開と福祉人材」(全社協『社会福祉学習双書』編集委員会編 (2012))『社会福祉学習双書(1) 社会福祉概論I』全社協, 第4部第2章)
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・ 斎藤十朗・京極高宣 (2008)「 (新春ビッグインタビュー) 福祉士資格創設から二〇年! 今だから言える制定当時の舞台裏」『地域ケアリング』北隆館, 第10巻第3号 (2008年3月号)
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・ 佐藤智代表編集 (2008)『明日の在宅医療(6)』中央法規
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・ 佐橋克彦 (2006)『福祉サービスの準市場化』ミネルヴァ書房
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・ 潮谷有二 (2003)「社会福祉主事の意義と役割」(京極高宣・高橋重宏監修 (2003)『平成15年度学校法人日本社会事業大学校通信課程副読本 (第1版) 』北隆館)
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・ 社会保障研究所 (1984)『社会福祉改革論I』東京大学出版会
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・ 隅谷三喜男・京極高宣編 (1987)『明日の福祉(6)-民間活力とシルバーサービス-』中央法規
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・ 炭谷茂 (2008)「社会福祉基礎構造改革はどのようにすすめられたのか」(蟻塚昌克 (2008)『(証言) 日本の社会福祉』ミネルヴァ書房, 第II部聞き書きの2)
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・ 全国社会福祉協議会編 (1980)『在宅福祉サービスの戦略』全社協
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・ 専門社会福祉士認定制度準備会 (2011)『専門社会福祉士認定システム構築事業報告書』日本社会福祉士会
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・ 武居敏編著 (2013)『社会福祉施設経営管理論』改訂4版, 全社協
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・ 田中きく代 (1996)「マサチューセッツ州における州慈善局の設定と貧民政策の展開について」関西学院大学『人文論究』第45巻第4号, 1996年
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・ 千田透 (2010)「高齢者介護と地域福祉の将来展望, そして生協の意義とは」『生活協同組合研究』No.414, 2010年7月号
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・ 中央社会福祉審議会意見具申 (1993)『ボランティア活動の中長期的な振興方策について』
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・ 中央社会福祉審議会コミュニティ分科会報告 (1977)『コミュニティ形成と社会福祉』
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・ 長寿社会開発センター (2008)『地域包括センター運営マニュアル』長寿社会開発センター
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・ 長寿社会開発センター (2012)『地域包括センター運営マニュアル (2012) 』長寿社会開発センター
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・ 栃本一三郎 (2010)「社会福祉法成立の思想的背景」(『社会福祉研究』鉄道弘済会, 第108号2010年7月)
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・ 西村周三監修 (2013) 『地域包括ケアシステム』慶応義塾大学出版会
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・ 西村周三 (2013)「社会保障はどこに向かうのか」『ケアマネジャー』2013年6月号
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・ 橋本正明「認定社会福祉士の構築」(2013)『地域ケアリング』北隆館, Vol.15 No.5, 2013年5月号
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・ 樋口恵子 (2012)『大介護時代を生きる』中央法規出版
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・ 平田冨太郎 (1993)「Social Policyと社会保障」社会保障研究所編 (1993)『社会保障の基本問題』, 東京大学出版会
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・ 廣江研 (2013)「ピンチをチャンスに」(『経営協』Vol.352, 2013年1月号)
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・ 福祉士研究会 (2012)『社会福祉士養成通信課程の修了者への追跡調査報告書』エイデル研究所 (座長=辻哲夫東大教授)
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・ 三浦文夫 (1995)『<増補改訂> 社会福祉政策研究』全社協
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・ 三浦文夫 (2006)「序にかえて」(西川克己 (2006)『福祉事業経営特論』自由国民社
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・ 宮島俊彦 (2013)『地域包括ケアの展望』社会保険研究所