書籍名 |
価値と倫理を根底に置いたソーシャルワーク演習 |
出版社 |
中央法規出版
|
発行日 |
2002-01-10 |
著者 |
|
ISBN |
9784805821633 |
ページ数 |
291 |
版刷巻号 |
初版第9刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
ソーシャルワークの根底にある、ソーシャルワーカーの「価値」と「倫理」を認識・理解することができ、その視点を社会福祉の実践(支援)につなげていけるよう、福祉を学ぶ学生や実践者、ソーシャルワーカーに対して促す(推進し、養成する)学習書。多くのショート事例を題材として、グループで考えたり、話し合ったり、書き込んだり、実際にロールプレイや活動を通して誰かに表現することで、その理解を深めることができ、さらにそれらを基盤としたソーシャルワークの支援技法についても理解・習得することができる。
目次
- 表紙
- 推薦のことば
- はじめに
- 本書の構成と学習のポイント
- 目次
- 序章 価値と倫理を根底に置いたソーシャルワーク
- 第1章 価値と倫理を学ぶ
- 1 価値観について知る
- 2 人間の平等と尊厳, 個性の尊重
- 3 自己実現と社会正義
- 4 受容・利益の優先・自己決定
- 5 プライバシーと秘密保持
- 6 組織への倫理責任
- 7 地域社会への倫理責任
- 8 倫理的ディレンマ
- シンポジウムを開催しよう
- 第2章 価値と倫理を根底に置いた個人・家族への支援
- 9 出会い
- 10 語らい ( 1 ) - 共感
- 11 語らい ( 2 ) - 核心に近づく
- 12 クライエント理解 ( 1 ) - ストレングス視点
- 13 クライエント理解 ( 2 ) - エコロジカル視点
- 14 ニーズ・目標・方法・プラン
- 15 働きかけと振り返り
- 16 支援の終結
- 個人・家族支援プロセスの全体図
- 物語検討表 ( 1 ) 〜 ( 3 )
- 第3章 価値と倫理を根底に置いたグループへの支援
- 17 グループの準備 - 準備期
- 18 メンバーとの出会い - 開始期
- 19 目標への取り組み - 作業期 ( 発展から成熟へ )
- 20 振り返りと巣立ち - 終結期
- グループ支援プロセスの全体図
- 第4章 価値と倫理を根底に置いた地域社会への支援 - コミュニティワーク & ソーシャルアクション
- 21 地域での問題に気づく
- 22 委員会結成と地域調査
- 23 活動計画と実施
- 24 活動の評価
- 25 地域社会への働きかけ - ソーシャルアクション
- 地域支援プロセスの全体図
- 第5章 価値と倫理を根底に置いた技法の統合 - エンパワメント・アプローチ
- 26 エンパワメント・アプローチ
- 27 物語研究 ( 1 ) - 知的障害者へのエンパワメント
- 28 物語研究 ( 2 ) - 精神障害者へのエンパワメント
- 29 物語研究 ( 3 ) - 中途聴覚障害者へのエンパワメント
- 30 物語研究 ( 4 ) - 貧困者へのエンパワメント
- 物語検討表 ( エンパワメント・アプローチ )
- ソーシャルワーカーの倫理綱領
- ソーシャルワークの定義 ( 国際ソーシャルワーカー連盟 ( IFSW ) )
- おわりに - 種まきと収穫
- 著者紹介
- 奥付