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書籍詳細

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書籍名 非行 ―彷徨する若者、生の再構築に向けて
出版社 ゆまに書房
発行日 2007-06-25
著者
  • 上里一郎(監修) 影山任佐ほか(著) 影山任佐(編)
ISBN 4843318232
ページ数 373
版刷巻号 第一版第一刷
分野
シリーズ
閲覧制限 未契約

シリーズ「こころとからだの処方箋」はメンタルヘルスの諸問題を多角的に取り上げ、その解決と具体的なメンタルヘルス増進を図ることを主眼として企画された。本書は少年や少年犯罪を取り囲む社会情勢や法制度が大きくかつ急速に変動しつつある現在の日本において、将来への有効な実践的積極的提言を行うという大変欲張った企画を立てた。

目次

  • 表紙
  • 監修のことば
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 総論 現代日本と少年非行 - 暴力犯罪をめぐって -
    • 1 はじめに
    • 2 現代日本の青少年にはどのようなことが起きているのか - 穏和になった男子 -
  • 第2章 日本の非行と防止対策 - 外国との比較 -
    P.25閲覧
    • 1 外国の非行
    • 2 海外の非行対策
    • 3 日本の非行・刑法犯の動向
    • 4 日本の非行対策
  • 第3章 少年犯罪 - 現状と課題、将来への展望 -
    P.45閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 少年法誕生とその変遷
    • 3 少年非行の実状
    • 4 愛情を実感させてもらえなかった子どもたち
    • 5 子どもの立ち直る力
    • 6 結び
  • 第4章 ひきこもりと非行 - 現状と対策 -
    P.77閲覧
    • 第1節 ひきこもりと非行
      • 1 ひきこもりとは
      • 2 ひきこもりと重大事犯
      • 3 ひきこもりに多く見られる非行の型
      • 4 ひきこもりの保障
    • 第2節 ひきこもりと問題行為
      • 1 はじめに
      • 2 時代とともに変化する社会的ひきこもり
      • 3 社会的ひきこもりの長期化がもたらす問題点
      • 4 和歌山大学におけるひきこもり支援プログラム
      • 5 ひきこもり回復支援プログラムの実践とその効果
      • 6 考察
  • 第5章 児童虐待と非行の防止
    P.111閲覧
    • 第1節 児童虐待と非行
      • 1 はじめに
      • 2 児童虐待について
      • 3 虐待が生み出す子どもの変化
      • 4 現在の少年心理
      • 5 児童虐待と少年の心理、そして非行との関連から見えてきたこと
      • 6 おわりに
    • 第2節 児童相談所からみた児童虐待と非行
      • 1 はじめに
      • 2 調査から見た児童虐待と非行との関連
      • 3 被虐待体験から反社会的行動へのメカニズム
      • 4 事例
      • 5 児童福祉における支援
  • 第6章 家庭・学校と非行 - 家庭内暴力、いじめ、不登校、校内暴力、その発生要因と対策 -
    P.153閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 家庭内暴力と非行
    • 3 いじめと非行
    • 4 不登校と非行
    • 5 校内暴力と非行
    • 6 家族臨床における非行問題への対応
    • 7 学校臨床における非行問題への対応
    • 8 おわりに
  • 第7章 薬物乱用と非行 - 問題点と防止 -
    P.175閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 なぜクスリへ走るのか ?
    • 3 薬物乱用と非行・自己破壊行動、攻撃性、暴力との関係
    • 4 精神科クリニックから見た薬物乱用、非行、自殺
    • 5 薬物乱用者に対する治療・処遇体制の現状と問題点
    • 6 いかに防止するか ?
    • 7 まとめ
  • 第8章 性犯罪と若者
    P.189閲覧
    • 1 青年期と性非行
    • 2 性非行の現状と取り組み
    • 3 性非行の背後にある心理的特徴
    • 4 性非行への対策
    • 5 おわりに
  • 第9章 現場から見た非行少年の実態 - 非行の現状と対策、将来への課題 -
    P.209閲覧
    • 第1節 児童相談所
      • 1 はじめに
      • 2 子どもの非行への社会の関与
      • 3 児童相談所が関わる子どもたち
      • 4 児童相談所の援助内容
      • 5 福祉的援助の枠組み
      • 6 子どもとの関わりの実際
      • 7 当面する課題
    • 第2節 少年鑑別所
      • 1 はじめに
      • 2 概観
      • 3 個人資質上の特徴
      • 4 家族・地域社会
      • 5 考察、課題
    • 第3節 家庭裁判所
      • 1 はじめに
      • 2 援助交際をする「ふつう」の少女
      • 3 中間群の少年
      • 4 おわりに
    • 第4節 児童自立支援施設
      • 1 はじめに
      • 2 児童自立支援施設の歴史とその処遇理念
      • 3 環境療法では変化が難しい事例
      • 4 分類しない
      • 5 少年は凶悪化したか ?
      • 6 児童自立支援施設の問題点と今後の課題
      • 7 おわりに
    • 第5節 少年院
      • 1 少年院の概要
      • 2 非行少年の諸相とその改善
      • 3 おわりに
    • 第6節 医療少年院
      • 1 医療少年院の性格・機能
      • 2 入院者の状況と特質
      • 3 実際の医療と教育 - 事例を通して -
      • 4 事例の問題点、広げて全体の問題点
      • 5 おわりに
  • 第10章 現代の課題と将来へ向けて - 現代非行の原因と対策 -
    P.307閲覧
    • 1 はじめに
    • 2 米国における凶悪犯罪の最近の現象に学ぶべきものは何か ?
    • 3 家族機能不全と少年非行
    • 4 虐待
    • 5 アニマル・セラピーとキャンプ療法
    • 6 自己の病理、空虚な自己の発生要因
    • 7 笑いとユーモア - 非行少年たちに最も欠けていると感じること -
    • 8 「タテ社会」の崩壊と「レゾー型人間」の誕生、「統合型個人主義」の構築と「身体的自己の復権」
    • 9 おわりに - 個人と社会との融合をめざして -
  • 執筆者一覧
  • 奥付

参考文献

第1章 総論 現代日本と少年非行 - 暴力犯罪をめぐって -

P.22 掲載の参考文献

  • 法務省矯正局 (編) 1999 『現代の少年非行を考える-少年院・少年鑑別所の現場から-」 大蔵省 印刷局
  • 法務省矯正局 (編) 2000 『家族のきずなを考える-少年院・少年鑑別所の現場から-』 大蔵省 印刷局
  • 影山任佐 1997a 「空虚な自己-エンプティ・セルフ」『こころの科学』 第76号 2-8p.
  • 影山任佐 1997b 「ストーカー? -愛と憎しみの病理」『こころの科学』 第72号 9-16p.
  • 影山任佐 1997C 『エゴパシー・自己の病理の時代』 日本評論社
  • 影山任佐 1997d 『仮面をかぶった子供たち』 ごま書房
  • 影山任佐 1997e 「『空虚な自己』と攻撃性-現代日本の若者の暴力とはなにか」『児童心理』 特集号
  • 影山任佐 1998a 『普通の子がキレる瞬間』 ごま書房
  • 影山任佐 1998b 『テキストブック殺人学-プロファイリングの基礎』 日本評論社
  • 影山任佐 1999 『空虚な自己の時代』 NHK出版
  • 影山任佐 2000a 『超のび太症候群』 河出書房新社
  • 影山任佐 2000b 『犯罪精神医学研究 犯罪精神病理学の構築をめざして』 金剛出版
  • 影山任佐 2001a 「大学精神保健-アセスメントの場面」『精神科臨床サービス』 第1号 235-239p.
  • 影山任佐 2001b 「大学メンタルヘルス-治療計画の立て方」『精神科臨床サービス』 第1号 411-414p.
  • 影山任佐 2002 『自己を失った少年たち-自己確認型犯罪を読む』 講談社選書メチエ
  • 影山任佐 2003 「青年期の自殺 : 生きる力の再生-大学生を中心に」 樋口輝彦 (編) 『自殺企図 : その病理と予防・管理』 弘文堂 19-33p.
  • Kageyama, J. 2005 Violent and juvenile crime in Japan-New type of modern crime : Self-validation type. XXIXth international congress on law and mental health. Springer. 546p
  • 影山任佐・石井利文 1995 「イジメ考-攻撃性と新人類」『こころの科学』第62号 9-15p.
  • Kageyama, J. & Ishii, T. 1997 Comparisons of pre-and postwar suicide and homicide rates in Japan - Aggression and social problem -. Acta Criminogiae Meddicinae Legalis Japonica, 63, 122-132.
  • 国立大学等保健管理施設協議会・メンタルヘルス委員会 「大学院生実態調査」研究班 (安宅勝弘・高山潤也・齋藤憲司・小林彬・影山任佐 (班長)) 2004 『大学院における休学・退学・留年学生に関する調査-第1報 (平成一四年度集計結果)』
  • 文部省高等教育局学生課 (編) 1998 「学生のメンタルヘルス-21世紀に向けての展望」『大学と学生』 第400号
  • NHK 「14歳・心の風景」 プロジェクト (編) 2001 『14歳・心の風景』 日本放送出版協

第2章 日本の非行と防止対策 - 外国との比較 -

P.42 掲載の参考文献

  • Aichhorn, A. 1925 Verwahrloste jugend. (三沢泰太郎 (訳) 1953 『手に負えない子供』 日本教文館)
  • 荒木伸恰 1988 「ビジョン・クエストの基礎キャンプ」『青少年問題』 第35巻第11号
  • 有本美幸 1996 「少年非行の抑制および福祉的側面からみたTEEN COURT」『法と政治(関西大学)』 第49巻第2, 3号
  • Brown, P. F. 1993 Pre-sentence reports. Freckelton et al (Eds.), Expert evidence. The Law Book Co.
  • Feldman, M. P. 1977 Criminal behaviour. A psychologycal analysis. John Wiley & Sons.
  • 藤本哲也 (編) 2004 『諸外国の修復的司法』 中央大学出版部
  • 藤岡淳子 (編) 2005 『被害者と加害者の対話による回復を求めて』 誠信書房
  • 平尾靖 (編) 1974 『非行-補導と矯正教育』 有斐閣双書
  • 平尾靖ほか (編) 1981 『矯正教育学入門』 大成出版
  • 日立みらい財団機関誌 1998 『犯罪と非行』 第115号
  • 岩井弘融ほか (編) 1970 『日本の犯罪学』 東京大学出版会
  • 小宮信夫 2005 『犯罪は「この場所」で起こる』 光文社新書
  • 森武夫 1986 『非行少年の研究』 一粒社
  • 森武夫 1987 「英・米の犯罪処遇関係機関探訪」『専修大学法学研究所紀要』 第13号
  • 東京新聞特報部 1982 『トラブルド・キッド西へ 一非行少年を乗せた現代の幌馬車隊』 大成出版
  • 山口直也 (編) 1999 『ティーンコート 少年が少年を立ち直らせる裁判』 現代人文社

第3章 少年犯罪 - 現状と課題、将来への展望 -

P.76 掲載の参考文献

  • 法務省法務総合研究所 (編) 2006 『平成一八年版 犯罪白書』 国立印刷局
  • 井垣康宏 2006 『少年裁判官ノオト』 日本評論社
  • 家庭裁判所調査官研修所 (監修) 2001 『重大少年事件の実証的研究』 司法協会
  • 国土社 2007 『教育』 2月号
  • リン・ワードル 2001 「アメリカ少年裁判所制度の歴史的, 社会・政治的概観」 森田明・佐伯仁志 (訳) 猪瀬愼一郎・森田明・佐伯仁志 (編) 『少年法のあらたな展開』
  • 野口善國 1998 『それでも少年を罰しますか』 共同通信社
  • 野口善國 2005 『歌を忘れたカナリヤたち-子どもは必ず立ち直る』 共同通信社
  • Nolte, D. L. & Harris, R. 1998 Children learn what they live : Parenting inspite to values. Workman Pub Co. (石井千春 (訳) 『子どもが育つ魔法の言葉 for the HEART』 PHP研研究所)

第4章 ひきこもりと非行 - 現状と対策 -

P.89 掲載の参考文献

  • 文藝春秋 2000 「衝撃の事件から六ヶ月『バスジャック少年』両親の手記」『文藝春秋』 12月号
  • 地域精神保健活動における介入のあり方に関する研究班 2003 「10代・20代を中心とした「ひきこもり」をめぐる地域精神保健活動のガイドライン - 精神保健・福祉センター・保健所・市町村でどのように対応するか・援助するか」(http://www.mhlw.go.jp/topics/2003/07/tp0728-1.html) 2006.09.28.
  • 伊藤順一郎・吉田光爾 2005 「ひきこもりガイドラインの反響と意義」『こころの科学』 第123号 17-24p. 日本評論社
  • 片田珠美 2003 『17歳のこころ-その闇と病理』 日本放送出版協会
  • Kuramoto, H. 1993 Persistent social withdrawal in Japanese adolescents. The First Asian Conference of the Sociology of Mental Health. 16.
  • 倉本英彦・大竹由美子 2005 「ひきこもりの歴史的展望」『こころの科学』 第123号 31-35p. 日本評論社
  • 中井久夫 1980 「世に棲む患者」『分裂病の精神病理9』 東京大学出版会 (1991 『中井久夫著作集 精神医学の経験 第5巻 病者と社会』 岩崎学術出版社 所収)
  • 中井久夫 1983a 「家族の表象」『岩波講座精神の科学7』 岩波書店 (1991 『中井久夫著作集 精神医学の経験 第6巻 個人とその家族』 岩崎学術出版社 所収)
  • 中井久夫 1983b 『教師と精神科医の谷間』(1991 『中井久夫著作集 精神医学の経験 第6巻 個人とその家族』 岩崎学術出版社 所収)
  • 中井久夫 1984a 「日本の家族と精神医療」『兵庫県精神保健協会誌こころの健康』 第39号 (1991『中井久夫著作集 精神医学の経験 第6巻 個人とその家族』 岩崎学術出版社 所収)
  • 中井久夫 1984b 「説き語り『境界例』」『兵庫精神医療』 第5号 (1991 『中井久夫著作集 精神医学の経験 第5巻 病者と社会』 岩崎学術出版社 所収)
  • 中井久夫 1985 『家族の臨床』(1991 『中井久夫著作集 精神医学の経験 第6巻 個人とその家族』 岩崎学術出版社 所収)
  • 斉藤環 1998 『社会的ひきこもり 終わらない思春期 』PHP新書 PHP研究所
  • 杉山登志朗 2003 「高機能広範性発達障害に見られるさまざまな精神医学的問題に関する臨床的研究」『乳幼児医学・心理学研究』 第12巻第1号 11-25p. 日本評論社
  • 杉山登志朗 2005 「ひきこもりと高機能広範性発達障害」『こころの科学』 第123号 36-43p.
  • Sullivan, H.S. 1940 Conceptions of modern psychiatry. (中井久夫 (訳) 1976 『現代精神医学の概念』 みすず書房)

P.110 掲載の参考文献

  • 宮西照夫 2005a 『風 エル・ヴィエント-内戦の傷跡を深く残すマヤ人の集落を訪ねて-』 クリエイツかもがわ
  • 宮西照夫 2005b 「社会的ひきこもりの治療導入期の説明」『精神科臨床サービス』 第5巻第4号
  • 宮西照夫 2005c 「社会的ひきこもりの社会への再参加時の説明」『精神科臨床サービス』 第5巻第4号

第5章 児童虐待と非行の防止

P.128 掲載の参考文献

  • 有田秀穂 2004 「キレる脳・セロトニン神経からの考察」『小児科臨床』 第57号 1265-1272p.
  • 土井隆義 2003 『<非行少年>の消滅-個性神話と少年犯罪-』 新山社
  • 藤岡淳子 2001 「非行の背景としての児童虐待」『臨床心理学』 第1巻第6号 771-776p.
  • Goodman, R. & Scott, S. 1997 Maltreatment of children. Child psychiatry. Oxford : Blackwell Science. 162p.
  • 橋本和明 2004 『虐待と非行臨床』 創元社
  • 鯨岡峻 2002 『<育てられる者>から<育てる者>へ』 日本放送出版協会
  • 村瀬嘉代子 2001 「児童虐待への臨床心理学的援助・個別的にして多面的アプローチ」『臨床心理学』 第1巻第6号 711-717p.
  • 坂井聖二 1998 「子どもの虐待のスペクトルとメカニズム」『保健婦雑誌』 第54巻第8号 610-619p.
  • 品川裕香 2005 『心からのごめんなさいへ 一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦』 中央法規出版
  • 杉山登志郎 2000 「軽度発達障害」『発達障害研究』 第21号 241-251p
  • 田中康雄 2003 「発達障害と児童虐待 (Maltreatment)」『臨床精神医学』 第32巻第2号 1593-159p.
  • 田中康雄 2004 「日常の生きやすさの支援は, 日常に棲む環境の総体にある-ADHDのある子どもへの精神療法-」『思春期青年期精神医学』 第14巻第2号 101-111p.
  • 田中康雄 2005 「発達障害と非行」 村尾泰弘 (編) 『現代のエスプリ 非行臨床の理論と実際』 第461号 38-49p.
  • Widim, C.S. 2000 Understanding the consequences of childhood victimization. Robert M.Reece (Ed.), Treatment of child abuse. Baltimore and London : The Johns Hopkins University Press. 339-361p.
  • 上田秀一・中館和彦・野田隆洋・榊原伸一 2004 「キレる脳・虐待と攻撃性・実験動物からのアプローチ」『小児科臨床』 第57号 1257-1264p.

P.149 掲載の参考文献

  • Bowlby, J. 1979 Effects on behavior of disruption of an affectional bond. The making and breaking of affectional bonds. Tavistock Publications.
  • Bowlby, J. 1988 A secure base : Clinical implications of attachment theory. Routledge & kegan Paul.(二木武 (監訳) 1993 『母と子のアタッチメント-心の安全基地』 医歯薬出版株式会社)
  • 藤岡淳子 2001 『非行少年の加害と被害』 誠信書房
  • 藤岡淳子 2003 「非行と児童虐待」『臨床精神医学』 第32巻第2号 167-171p.
  • Greenwald, R. (Ed.) 2002 Trauma and Delinquency. The Haworth Maltreatment & Trauma Press.
  • 橋本和明 2004 『虐待と非行臨床』 創元社
  • Hirschi, T. 1969 Causes of delinquency. University of California. (森田洋司・清水新二 (監訳) 1995 『非行の原因』 文化書房博文社)
  • 法務総合研究所 2001 「少年院在院者の被害経験に関する調査」『法務総合研究所研究部報告』 第11号
  • 犬塚峰子 2004 「児童福祉における行為障害」『こころの臨床 a. la. carte』 第23巻第4号 396-401p.
  • 犬塚峰子 2006 「児童相談所における非行相談-非行相談に関する全国調査から」『現代のエスプリ』 第462号 117-129p.
  • 犬塚峰子・伊東ゆたか・柴崎喜久代ほか 2004 「児童相談所における子ども・家族のアセスメントに関する研究-児童相談所で保護した被虐待児の前方視的追跡調査-」 厚生労働科学研究 (子ども家庭総合研究事業) 『児童福祉機関における心理的アセスメントの導入に関する研究』 平成15年度研究報告
  • 犬塚峰子・蓑和路子・清田晃生・瀬戸屋雄太郎 2006 「児童相談所における非行相談に関する全国調査 (2)」厚生労働科学研究 (こころの健康科学研究事業) 『児童思春期精神医療・保健・福祉の介入対象としての行為障害の診断及び治療援助に関する研究』 平成17年度報告書
  • 犬塚峰子・蓑和路子・清田晃生 2006 「児童相談所における低年齢非行事例の追跡調査」 厚生労働科学研究 (こころの健康科学研究事業) 『児童思春期精神医療・保健・福祉の介入対象としての行為障害の診断及び治療・援助に関する研究』 平成18年報告書
  • 伊東ゆたか・犬塚峰子・野津いなみ・西澤康子 2003 「児童養護施設で生活する被虐待児に関する研究 (2)-ケア・対応の現状と課題について-」『子どもの虐待とネグレクト』 第5号 367-379p.
  • 国立武蔵野学院 2000 『児童自立支援施設入所児童の被虐待体験に関する研究』
  • van der Kolk, B. 1996 The complexity of adaptation to trauma ; Self-regulation stimulus discrimination, and characterological development. In : Van der Kolk, B., McFarlsne, A.C. & Weisaeth, L. (Eds.), Traumatic stress. Guilford. (西澤哲 (監訳) 2001 『トラウマティック・ストレス』 誠信書房)
  • 松田美智子 2006 「虐待と非行-少年院在院者の場合」『現代のエスプリ』 第462号 84-94p.
  • 岡田尊司 2005 『悲しみの子どもたち』 集英社新書
  • 斉藤学 2006 「児童虐待と境界性パーソナリティ」『子どもの虐待とネグレクト』 第8巻第3号 304-305p.
  • 佐藤健二・坂野雄二 2001 「PTSDの認知行動学」 加藤進昌・樋口輝彦・不安・抑うつ臨床研究会 (編) 『PTSD 人は傷つくとどうなるか』 日本評論社)
  • 滝川一廣・四方燿子・高田治ほか 2005 『児童虐待に対する情緒障害児短期治療施設の有効利用に関する縦断的研究 平成一六年研究報告書』 子どもの虹情報研修センター
  • Teicher, M.H. (監修) 友田明美 (著) 2006 『いやされない傷』 診断と治療社
  • Tinker, R.H. & Wilson, S.A. 1999 Through the eyes of a Child ; EMDR with children. Norton.
  • Winnicott, D.W. 1975 The antisocial tendency. Through paediatrics to psychoanalysis. Basic Books. (北山修 (監訳) 1990 「反社会的傾向」『児童分析から精神分析へ』 岩崎学術出版社)

第6章 家庭・学校と非行 - 家庭内暴力、いじめ、不登校、校内暴力、その発生要因と対策 -

P.173 掲載の参考文献

  • 朝日新聞 2006 「小学生の暴力最多2018件」 2006年9月14日付朝刊
  • 法務省法務総合研究所 2006 『平成18年版犯罪白書』
  • 清水將之 1983 「家庭内暴力」『岩波講座 精神の科学7』 岩波書店 181-212p.
  • 生島浩 1999 『悩みを抱えられない少年たち』 日本評論社
  • 生島浩 2003 『非行臨床の焦点』 金剛出版
  • 生島浩 2005 「学校臨床における非行問題」 村尾泰弘 (編) 『現代のエスプリ-非行臨床の理論と実際』 第461号 170-178p.
  • 生島浩 2006 「非行のある子どもの家族援助」 生島浩 (編) 『現代のエスプリ-非行臨床の課題」 198-206p.

第7章 薬物乱用と非行 - 問題点と防止 -

P.186 掲載の参考文献

  • 平井慎二 1999 「有機溶剤乱用と関連精神障害, B治療」 松下正明 (編) 『臨床精神医学講座8 薬物・アルコール関連障害』 中山書店 271-283p.
  • 堀越立 2003 「精神科クリニックにおける精神療法と医療経済的評価」『日精協誌』 第22巻第5号 46-51p.
  • 堀越立 2006 「Bipolar Disorderは見逃されていないか?」『Bipolar Disorder 4』 アルタ出版 68-73p.
  • 小沼杏坪 1998 『薬物依存症者に対する治療・処遇体制について」『アディクションと家族』 第15巻第2号 132-136p.
  • 松島英明 2005 『関係性の中の非行少年』 新曜社 17-45p.
  • 中村伸一・生島浩 2001 『暴力と思春期』 岩崎学術出版
  • Niehoff, D. 1999 The biology of violence. The Free Press. (吉田利己 (訳) 2003 『平気で暴力をふるう脳』 草思社)

第8章 性犯罪と若者

P.207 掲載の参考文献

  • 青山彩子 2006 「警察による性犯罪対策」『犯罪と非行』 第149号 17-33p.
  • 藤本哲也 2006 「アメリカにおける性犯罪者対策」『犯罪と非行』 第149号 88-111p.
  • 藤岡淳子 2001 『非行少年の加害と被害』 誠信書房
  • 藤岡淳子 2006 『性暴力の理解と治療教育』 誠信書房
  • 針間克己 2001 『性非行少年の心理療法』 有斐閣選書
  • 法務総合研究所 2005 『平成17年度版犯罪白書』
  • 法務総合研究所 2006 『平成18年度版犯罪白書』
  • 石橋昭良・石川ユウ・月村祥子・里見有功 1997 「デートクラブ等に出入りする少女の実態と性意識」『犯罪心理学研究』 第35巻2号 29-40p.
  • 門本泉・大木桃代・卜部敬康 1998 「男子非行少年のセクシャリティ-行動・知識・意識面からの一考察-」『犯罪心理学研究』 第36巻1号 23-32p.
  • 河野荘子 2003a 「少年の性非行からみた性教育とは-女子の性非行を中心に-」『教育と医学』 第51巻8号 38-45p.
  • 河野荘子 2003b 『非行の語りと心理療法』 ナカニシヤ出版
  • 河野荘子・岡本英生 2001 「犯罪者の自己統制, 犯罪進度及び家庭環境の関連についての検討」『犯罪心理学研究』 第39巻1号 1-14p.
  • 河野荘子・岡本英生 2006 「非行・犯罪者の共感性について(2)-対人攻撃との関係-」『犯罪心理学研究特別号』 第44巻 84-85p.
  • 草野いづみ 2006 「大学生の性的自己意識, 性的リスク対処意識と性交経験との関係」『青年心理学研究』 第18号 41-50p.
  • 松井豊 1990 「友人関係の機能」 齋藤耕二・菊池章夫 (編著) 『社会化の心理学ハンドブック』 川島書店 283-296p.
  • 守山正 2006 「イギリス性犯罪対策の概要」『犯罪と非行』 第149号 112-135p.
  • 名執雅子・鈴木美香子 2006 「法務省における性犯罪者処遇プログラムの策定経緯とその基本枠組について」『犯罪と非行』 第149号 34-45p.
  • 大渕憲一・石毛博・山入端津由・井上和子 1985 「レイプ神話と性犯罪」『犯罪心理学研究』 第23巻第2号 1-12p.
  • 大谷治子・藤山信彦・綿引久一郎・山口真美 2006 「性犯罪者に対する保護観察処遇について-性犯罪者処遇プログラムの実施に向けて-」『犯罪と非行』 第149号 71-87p.
  • 佐渡真紀子 1999 「男子大学生の性暴力観に内在するコミュニケーションの問題」『慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所紀要』 第49巻 133-148p.
  • 佐藤友技子 1985 「女子非行の急激な進行-身体的性の視点から-」『月刊生徒指導』 238-251p.
  • 田村雅幸・米里誠司・麦島文夫 1996 「中学・高校生のテレホンクラブへの接触と社会適応状況」『科学警察研究所報告防犯少年編』 第37巻第1号 48-59p.
  • 湯川進太郎・泊真児 1999 「性的情報接触と性犯罪行為可能性-性犯罪神話を媒介として-」『犯罪心理学研究』 第37巻第2号 15-28p.

第9章 現場から見た非行少年の実態 - 非行の現状と対策、将来への課題 -

P.232 掲載の参考文献

  • 警察庁生活安全部 2003 『平成一五年 少年育成活動の概況』
  • 厚生労働省雇用均等・児童家庭局 (監修) 2005 『子ども・家庭の相談援助をするために-市町村児童家庭相談援助指針・児童相談所運営指針-』 日本児童福祉協会

P.244 掲載の参考文献

  • 神戸少年鑑別所 1995 『鑑別統計年報 一九九四年版』
  • 車谷隆宏 2006 「アスペルガー障害の非行事例」『現代のエスプリ』 第465号 68-74p.
  • 車谷隆宏・山下真帆子 2003 「広汎性発達障害児による非行 : 家族機能の障害との相互作用に起因した事例」『精神神経学雑誌』 第105号 1063-1070p.
  • 車谷隆宏・植本雅治 2005 「子供の異文化適応と非行-少年鑑別所の事例から-」『日本社会精神医学会雑誌』 第13号 172-179p.
  • 大阪少年鑑別所 1992-2004 『鑑別統計年報』
  • 吉永千恵子 2003 「シンポジウム 発達障害と非行」『矯正医学』 第51号 35-39p.

P.259 掲載の参考文献

  • 安藤成行ほか 2005 「家裁調査官が行う保護的措置の実証的研究」『裁判所職員総合研修所 家裁調査官研究紀要』 第2号
  • Attwood, T. 1998 Asperger's syndrome : A guide for parents and professionals. Jessica Kingsley Publishers. (冨田真紀ほか (訳) 1999 『ガイドブック アスペルガー症候群』 東京書籍)
  • 藤川洋子 2002 『非行は語る』 新潮社
  • 藤川洋子 2005 『少年犯罪の深層』 筑摩書房
  • 藤川洋子ほか 2004 「広汎性発達障害事例についての実証的研究」『裁判所職員総合研修所 家裁調査官研究紀要』 創刊号
  • Herman, J.L. 1992 Trauma and recovery. Basic Books. (中井久夫 (訳) 1996 『心的外傷と回復』 みすず書房)
  • 甲斐行夫ほか 2002 『少年法等の一部を改正する法律及び少年審判規則等の一部を改正する規則の解説』 法曹会
  • 近藤文子 2005 「少年審判運営の留意点, 工夫について」『最高裁判所事務総局 家庭裁判月報』 第57巻第10号
  • 中根晃 2002 「発達障害の行動異常」『家庭裁判所調査官研修所 調研紀要』 第73号
  • 岡野憲一郎 2006 『脳科学と心の臨床』 岩崎学術出版社
  • 十一元三 2006 「司法領域における広汎性発達障害の問題」『最高裁判所事務総局 家庭裁判月報』 第58巻12号
  • 内山登紀夫ほか 2002 『高機能自閉症アスペルガー障害入門』 中央法規

P.272 掲載の参考文献

  • 鮎川潤 2002 『新版少年非行の社会学』 世界思想社
  • 藤井常文 1992 『留岡幸助の生涯』 法政出版
  • 藤岡淳子 2001 『非行少年の加害と被害』 誠信書房
  • 藤岡淳子 2006 『性暴力の理解と治療教育』 誠信書房
  • 法務省法務総合研究所 (編) 2006 『犯罪白書 (平成一八年版)』 国立印刷局
  • 国立武蔵野学院 (編) 1989 『国立武蔵野学院七十年誌』
  • 国立武蔵野学院 2000 『児童自立支援施設入所児童の被虐待経験に関する研究』
  • 津富宏 1999 「犯罪者処遇の評価研究 (一)」『刑政』 第110巻第7号
  • 十一元三・崎濱盛三 2002 「アスペルガー症候群の司法事例」『精神神経学雑誌』 第104巻第7号
  • 冨田拓・津富宏 2006 「児童自立支援施設に措置された行為障害例の予後と関連する因子について」『厚生労働科学研究事業, 児童思春期精神医療・保健・福祉の介入対象としての行為障害の診断及び治療・援助に関する研究』 平成17年度分担報告書
  • 全国児童自立支援施設協議会 (編) 1999 『児童自立支援施設運営ハンドブック』 三学出版

P.284 掲載の参考文献

  • 八田次郎 2005a 「心のふれあいと教育的な雰囲気」『非行少年の教育と処遇 法務教官の実践』 青藍社 20-52p.
  • 八田次郎 2005b 「しょく罪指導の経緯, 現状及び課題」『非行少年の教育と処遇 法務教官の実践』 青藍社 87-98p.
  • 法務省 2004 『第一〇六矯正統計年報II』
  • 法務省法務総合研究所 (編) 2005・2006 『犯罪白書 (平成一七年版)』・『犯罪白書 (平成一八年版)』
  • 法務省法務総合研究部報告11 2000 『児童虐待に関する研究』
  • 家庭裁判所調査官研修所 (監修) 2001 『重大少年事件の実証的研究』 司法協会

P.305 掲載の参考文献

  • 藤川洋子 2002 『「非行」は語る-家裁調査官の事例ファイル』 新潮社
  • 法務省法務総合研究所 (編) 2004 『平成一六年版 犯罪白書-犯罪者の処遇』 国立印刷局
  • 犬塚石夫・松本良枝・遠藤眸 (編) 2004 『矯正心理学-犯罪・非行からの回復を目指す心理学-』 上巻 東京法令出版
  • 加藤久雄 2001 「問われる立法の不作為責任」『何が幼い命を奪ったのか 池田小児童殺傷事件』 角川書店
  • 川崎道子 2002 「少年非行の変遷と非行臨床家の役割」 生島浩 (編) 『こころの科学』 第102号 日本評論社
  • 矯正協会 (編) 1984 『少年矯正の近代的展開』 矯正協会
  • 町野朔 (編) 2004 「精神医療と心神喪失者等医療観察法」『ジュリスト増刊』
  • 中島直 2002 シンポジウム 「精神医療の地域化と犯罪抑止-二〇〇二年医療・観察法の経緯をめぐって 精神医療者の反対意見」『法と精神医療』 第18号
  • 中山研一 2005 『心神喪失者等医療観察法の性格』 成文堂
  • 岡田尊司 2005 『悲しみの子どもたち』 集英社
  • 奥村雄介 2000 「触法症例の施設治療」『臨床精神医学』 第29巻第3号
  • 斎藤万比古 2002 「児童精神医学の立場から」 生島浩 (編) 『こころの科学』 第102号 日本評論社
  • 澤登俊雄 1999 『少年法』 中央公論新社
  • 武井満 2001 「医療と司法の狭間の問題をいかに考えるか」『精神科治療学』 第16巻第7号
  • 矢幡洋 2002 『殺人者の精神科学』 春秋社
  • 八塩弘二 1998 「医療少年院発想の源流」『けやき』 第5号 幸書房
  • 吉岡隆一ほか 2002 「医療判断と法律判断-「触法精神障害者」問題への基礎的視座」『精神科治療学』 第17巻第4号

第10章 現代の課題と将来へ向けて - 現代非行の原因と対策 -

P.346 掲載の参考文献

  • 安藤鶴夫 1966 『わたしの寄席』 雪華社
  • Archer, D. & Gartner, R. 1984 Violence & crime in cross-national perspective. Yale University Press. (影山任佐 (監訳) 1996 『暴力と殺人の国際比較』 日本評論社)
  • Ascione, F.R. 2005 Children and animals-exploring the roots of kindness & cruelty. Prune University Press. (森武雄 (訳) 2005 「子どもと動物虐待」『犯罪学雑誌』 第71巻第6号 1991-201p.)
  • Baumeister, R.F. 1986 Identity-cultural change and the struggle for self. Oxvord University Press.
  • Bellah, N.R., Madsen, R., Sullivan, M.R., Swidler, A. & Tipton, M.S. 1985 Habits of the heart : Individualism and Commitment in American life. (島薗進ほか (訳) 1991 『心の習慣』 みすず書房)
  • Blumstein, A. & Wallman, J. (Eds.) 2000 The crime drop in America. Cambridg University Press. (影山任佐 (訳) 2005 「なぜアメリカの凶悪犯罪は減少したのか?」『犯罪学雑誌』 第71巻第2号 52-59p.)
  • Bulfinc, T. 1970 (大久保博 (訳) 2004 『ギリシア・ローマ神話』 角川文庫)
  • Caffey, J. 1946 Multiple fractures in long bones of infants suffering from chronic subdural hematoma. Am. J. Roent-genol, 56, 163-173.
  • Campion, J. et al. 1988 A study of filicidal men. Amer. J. Psychist, 145 (9), 1141.
  • Ciavaldini, A. 2003 Violences sexuelles : Le soin sous controle judiciaire. In Press, Paris.
  • Farrington, D.P. (Ed.) 1982 Abnormal offenders, delinquency, and the criminal justice system. John Wiley.
  • Freud, S. 1928 Dostojewski Und Die Vatert Otung In Die Urgestalt Der Bruder Karamasoff. 高橋義孝 (訳) 1969 「ドストエフスキーと父親殺し」『フロイト著作集3 (文化・芸術論)』 人文書院 412-430p.
  • 藤岡淳子 2003 「非行と児童虐待」『臨床精神医学」 第32巻第2号 161-171p.
  • 福島章 (編) 1996 『精神分析の知88』 新書館
  • 降幡賢一 1998 『オウム法廷-グルのしもべたち』 上・下巻 朝日文庫
  • Healy, W. et al. 1956 (樋口幸吉 (訳) 1963 『少年非行』 みすず書房)
  • Heelas, P. & Lock, A. (Ed.) 1981 Indigenous psychologies ; The anthoropology of the self. Academic Press.
  • Holmes, R.M. & Holmes, S.T. 2001 Murder in America. (影山任佐 (訳) 2005 『殺人プロファイリング入門』 日本評論社)
  • Huizinga, J. 1938 Homo Ludens : Versuch einer Bestimmung des Spielelements der Kultur/J. Huizinga 3. Aufl. (高橋英夫 (訳) 1973 「ホモ・ルーデンス」 中公文庫)
  • 今村仁司・三島憲一・鷲田清一・野家啓一 1996 『現代思想の源流 (現代思想の冒険者たち00)』 講談社
  • 今西乃子 2002 『ドッグ・シェルター : 犬と少年たちの再出航』 金の星社
  • 犬塚峰子 2003 「児童相談所からみた児童虐待」『臨床精神医学』 第32巻第2号 129-137p.
  • 影山任佐 1997a 『エゴパシー・自己の病理の時代』 日本評論社
  • 影山任佐 1997b 『仮面をかぶった子供たち』 ごま書房
  • 影山任佐 1997c 「空虚な自己-エンプティ・セルフ」『こころの科学』 第76巻 2-8p.
  • 影山任佐 1998a 『普通の子がキレる瞬間』 ごま書房
  • 影山任佐 1998b 『テキストーブック殺人学』 日本評論社
  • 影山任佐 1999 『空虚な自己の時代』 NHK出版
  • 影山任佐 2000a 『超のび太症候群』 河出書房新社
  • 影山任佐 2000b 『犯罪精神医学研究 : 犯罪精神病理学の構築をめざして』 金剛出版
  • 影山任佐 2001 『自己を失った少年たち-自己確認型犯罪を読む-』 講談社
  • 影山任佐 2004 『図解雑学 心の病と精神医学』 ナツメ社
  • 影山任佐・石井利文 1995 「イジメ考-攻撃性と新人類」『こころの科学』 第62号 9-15p.
  • 上山春平 1970 「絶対無の探求 (日本の名著47巻)』 中央公論社
  • 加藤周一 1976 『日本人とはなにか』 講談社
  • 川合美保 2005 『子殺しの統計的研究-父親による虐待死を中心に-」 東京工業大学・大学院人間環境システム専攻・修士論文紀要
  • 風祭元 2002 「精神医学の立場から-育児不安の究極的破綻・子殺し」『こころの科学」 第103号 44p.
  • Kernberg, O. 1975 Borderline conditions and pathological narcissism, Aronson.
  • 木村敏 1976 「離人症」(懸田克躬ほか (編) 『現代精神医学大系第3巻B』 中山書店
  • Kohut, H. 1971 The analysis of the self. International Universities Press. (水野信義・笠原嘉 (監訳) 1994 「自己の分析』 みすず書房)
  • Kohut, H. 1971 The pestoration of the self. International Universities Press. (本城秀次・笠原嘉 (監訳) 1994 『自己の修復』 みすず書房)
  • Kohut, H. 1984 How does analysis cure? Universities of Chicago Press. (本城秀次・笠原嘉 (監訳) 『自己の治癒』 みすず書房)
  • Kohut, H. (Strozier, C.B. Ed.) 1985 Self psychology and humanities : reflections on a new psychoanalytic approach. W.W.Norton. (林直樹 (訳) 1996 『自己心理学とヒューマニティ』 金剛出版)
  • 近藤三男 1994 「境界型人格障害の社会的・家族的背景と発症機転」『臨床精神医学』 第23号 883-889p.
  • 厚生労働省 2005 『福祉行政報告例』
  • 厚生労働省大臣官房統計情報部 1994-2005 『人口動態統計』
  • 日下部康明ほか 1979 「子殺しの3症例」『北関東医学』 第29巻第2号 105p.
  • Landmann, M. 1974 Philosophical anthropology (谷口茂 (訳) 1993 『哲学的人間学』 新思索社)
  • Levin, D.M. (Ed.) 1987 Pathologie of the modern self-Postmodern studies on narcissism, schizophrenia, and depression-. New York University Press.
  • Levinas, E. 1991 Entre nous. Essais surle penser-a-I'autre. (会田正人・谷口博史 (訳) 1993 『われわれのあいだで』 法政大学出版局)
  • Lipovetsky, G. 1983, 1993 L'ere du vide : Essais sur l'individualisme contemporain. Gallimard.
  • MacCord, J. 1982 A longitudinal view of relationship between paternal absenceand crime. J. Gunn & D.P.Farrington (Eds.) Abnormal offenders, deliquency, and the criminal justice system. John Wiley & Sons Inc.
  • 丸田俊彦 1995 「自己愛型人格障害」『精神科治療学』 第10号 273-279p.
  • 丸山真男 1961 『日本の思想』 岩波書店
  • 真継伸彦 1974 「転形期のモラリスト・文学者」『日本の名著42巻 (夏目漱石・森鴎外)』 中央公論社
  • May, R. 1953 Man's search for himself. W.W.Notron. (改訳版) (小野泰博ほか (訳) 1995 『失われし自己をもとめて』 誠信書房)
  • 南博 1994 『日本人論』 岩波書店
  • 港道隆 1997 『レヴィナス』 講談社
  • Moore, B.E. & Fine, B.D. 1990 Psycoanalytic terms and concepts. (福島章 (監訳) 1995 『アメリカ精神分析学会精神分析事典』 新曜社)
  • 森鴎外 1998 『かのように』 文藝春秋社
  • 森武夫ほか 1982 『日本型・少年非行』 創元社
  • 元村直靖 2004 「被虐待児症候群」『小児看護』 第27巻第9号
  • Mumford, L. 1952 Art and technics. Columbia University Press. (生田勉ほか (訳) 1996 『現代文明を考える』 講談社学術文庫)
  • 中根千枝 1967 『タテ社会の人間関係』 講談社現代新書
  • NHK 「14歳・心の風景」 プロジェクト(編) 2001 『14歳・心の風景』 日本放送出版協会
  • 西田幾多郎 1947 「善の研究」『西田幾多郎全集第一巻』 岩波書店
  • 緒方明 1996 『アダルトチルドレンと共依存』 誠信書房
  • Riesman, D. 1950 The lonely crowd. Yale University Press. (加藤秀俊 (訳) 1964 『孤独な群衆』 みすず書房)
  • 坂口ふみ 1996 『<個>の誕生-キリスト教教理をつくった人びと-』 岩波書店
  • Skinner, Q. 1985 The return of grand theory in the human sciences. Cambridge University Press. (加藤尚武 (訳) 1988 『グランドセオリーの復権-現代の人間科学-』 産業図書
  • 杉山志郎 2004 「子ども虐待は, いま」『そだちの科学』 第2巻第4号
  • Whitfield, C.L. 1991 Co-dependence. Health Communications.
  • 安宅勝弘・小倉麻衣子・河合美保・影山任佐 2005 「子殺しの統計的研究-虐待死を中心に-」『第四二回日本犯罪学会総会抄録集』