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書籍詳細

未契約
書籍名 高齢者の「生きる場」を求めて ―福祉、心理、介護の現場から―
出版社 ゆまに書房
発行日 2006-04-10
著者
  • 上里一郎(監修) 野村豊子ほか(著) 野村豊子(編)
ISBN 4843318183
ページ数 311
版刷巻号 第一版第一刷
分野
シリーズ
閲覧制限 未契約

シリーズ「こころとからだの処方箋」はメンタルヘルスの諸問題を多角的に取り上げ、その解決と具体的なメンタルヘルス増進を図ることを主眼として企画された。本書は、高齢者の生きる場と生かされる場を巡る多種の専門家や研究者が、自らの分野の知識と実践を基に具体的なプログラムや事業を示すという、他に類を見ない特色を持っています。

目次

  • 表紙
  • 監修のことば
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 シニア・ボランティア
    • 1 シニア・ボランティアとは
    • 2 シニア・ボランティアの展開
    • 3 シニア・ボランティア教育と回想法
    • 4 シニア・ボランティアと今後の課題
    • [ コラム ] 自分史
  • 第2章 情報社会を生きる高齢者
    P.31閲覧
    • 1 高齢者を援助する側の情報化
    • 2 高齢者を見守る情報化 ( セキュリティシステム )
    • 3 高齢者のエンパワメントを促進する情報化
    • 4 おわりに
    • [ コラム ] 高齢者とともに「生きる」家族
  • 第3章 高齢者への回想法
    P.59閲覧
    • 1 回想法とは何か
    • 2 グループ回想法の実践方法
    • 3 回想研究の問題点と展開
    • 4 日本における回想研究および実践
    • 5 地域在住高齢者に対するグループ法の展開
    • [ コラム ] ソーシャルサポート - 他者との支え合い -
  • 第4章 ライフレビューブック - 高齢者との関係構築のための個別回想法 -
    P.99閲覧
    • 1 生活者としての高齢者
    • 2 ライフレビューとは
    • 3 ライフレビューセラピーとは
    • 4 ライフレビューブックとは
    • 5 ブック作成の実施方法
    • 6 グループホームのコンサルテーションにライフレビューブックを組織的に導入した事例
    • [ コラム ] ストレスマネジメント
  • 第5章 高齢者の睡眠へのアプローチ
    P.145閲覧
    • 1 生活課題としての睡眠問題
    • 2 高齢者の脳・心と体の健康と睡眠
    • 3 睡眠と寿命 - 沖縄の高齢者に学ぶ -
    • 4 短い昼寝と夕方の軽い運動の睡眠改善効果
    • 5 睡眠の質と生体リズムの加齢変化
    • 6 快適睡眠のためにはライフスタイルの見直しが大切
    • 7 短い昼寝と夕方の福寿体操の習慣づけと地域への展開
    • 8 香を用いた睡眠環境整備の地域実践例 - 高齢者施設、病院での環境整備への可能性 -
    • 9 高齢者のための睡眠環境の工夫
    • [ コラム ] 集団心理療法
  • 第6章 高齢者の水中運動療法
    P.193閲覧
    • 1 水中運動の特徴と理論
    • 2 水中運動療法における運動生理学
    • 3 アクアエクササイズの実際
    • 4 水中運動療法と高齢者の健やかな生活
    • 5 アクア回想法
    • [ コラム ] 高齢者の生きがい研究
  • 第7章 介護家族の心理に対する支援
    P.241閲覧
    • 1 要介護者を抱える家族の問題
    • 2 介護者の続柄による異なる問題
    • 3 援助における課題
    • 4 家族への相談指導における実際
    • [ コラム ] 筋力増強運動
  • 第8章 時・人・地域を結ぶつなぎ手の役割 - 思い出パートナー -
    P.261閲覧
    • 1 思い出パートナーとは
    • 2 思い出パートナーの実際
    • 3 思い出パートナープログラムの意義
    • 4 高齢者と若い世代の交流プログラムにおける課題
    • [ コラム ] 博物館と高齢者ケア
  • 執筆者一覧
  • 奥付

参考文献

第1章 シニア・ボランティア

P.28 掲載の参考文献

  • 足立区 2003『あだち広報』
  • ホールファミリーケア協会 2005 http://www5d.biglobe.ne.jp/_AWFC/
  • 伊波和恵 2005「教育場面におけるロールプレイ-シニア・ピア・カウンセラー養成講座の例-」志村ゆず・鈴木正典 (編者) 『写真でみせる回想法』弘文堂
  • イミダス 2004 2005 集英社
  • 川野建治 2004『サクセスフル・エイジング 児童心理学の進歩二〇〇四年版』金子書房 206-222p.
  • 国立社会保障・人口問題研究所 2005『人口ピラミッドの推移 (平成14年データ)』(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life03/)
  • 厚生労働省 2005『日本人の平均余命-平成一五年簡易生命表』(http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life03/)
  • 日下菜穂子・篠置昭男 1998「中高年者のボランティア活動参加の意義」『老年社会科学』第19巻 第2号 151-159p.
  • 総務省 1999『高齢者の日常生活に関する意識調査」
  • 高萩盾男 1994「高齢社会とボランタリズム」高橋勇悦・高萩盾男 (編著)『高齢化とボランティア社会』弘文堂
  • 浦野正樹 (早稲田大学災害社会研究グループ) (編) 2005『災害の社会学的研究への招待-災害の社会的影響に関するデータベース』(http://www.littera.waseda.ac.jp/saigai/top.htm)

P.30 掲載の参考文献

  • *1 小林多津子『物語られる「人生」学陽書房, 1997』
  • *2 山田典子「心理学的観点から見た自分史 - 語りとアイデンティティ」『関西学院大学文学部教育学科研究年報』第23号, 1997
  • *3 菅寛子「自分史に見る回想の特徴 - アイデンティティとしての自分史」『自費出版ジャーナル』第14号, 1999

第2章 情報社会を生きる高齢者

P.54 掲載の参考文献

  • 弘中伸明 2003「いわゆる『孤独死』問題に関する考察」『豊中市政研究所調査研究結果 TIMR Report』(http://www.tcct.zaq.ne.jp/timr/kenkyu/ing142.html) 2006.02.27.
  • 泉田照雄 1999『日本一の高齢者介護』筒井書房
  • 国民生活センター 2003『生活関連サービス情報 高齢者の安否見守りサービス』国民生活センター
  • 神戸市保健福祉局高齢福祉課 2002 記者発表資料『ガスメーターを活用した高齢者見守りサービスモデル事業の実施について』
  • 厚生労働省 2003『厚生労働白書 (平成15年版)』(http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/index.html) 2006.02.27.
  • 三浦麻子・篠原一光 2002「チャット・コミュニケーションに関する心理学的研究-ログ記録の解析にもとづく探索的検討」『対人社会心理学研究』第2巻 25-34p.
  • 文部省 1998「情報化の進展に対応した初等中等教育における情報教育の推進等に関する調査研究者会議最終報告書』
  • 野瀬清次 2000『野瀬清次のホームページ』(http://www3.ocn.ne.jp/~nose/index.html) 2006.02.27.
  • 小川晃子 2000「ケアマネジメント支援情報システムをめぐる課題-介護保険制度に伴う福祉情報化の動向から」『岩手県立大学社会福祉学部紀要』第2巻第2号 23-29p.
  • 小川晃子 2001「高齢者IT講習の効果分析」『岩手県立大学社会福祉学部紀要』第4巻第1号 19-30p.
  • 小川晃子 2004a「福祉・保健・医療間での情報ネットワークの形成-「ゆいとり」の事例から」『高齢者のケアと行動科学』日本老年行動科学会 第2巻第2号 23-29p.
  • 小川晃子 2004b「電子コミュニティにおける援助行動に関する一資料」『岩手県立大学社会福祉学部紀要』第6巻第2号 29-39p.
  • 小川晃子 2004c「援助的な電子コミュニティの形成と崩壊過程- "ひだまり" を事例とする検討」『対人社会心理学研究』第4巻 21-30p.
  • 小川晃子 2004d「Lモードを活用した安否確認システムの有効性-岩手県川井村・北海道富良野市の事例による検証」『福祉情報研究』日本福祉介護情報学会第1号 15-29p.
  • 小川晃子 2005a「シニアネットワーカーの情報活用実践力-岩手県内のシニアネット会員を対象とする調査結果を通して」『岩手県立大学社会福祉学部紀要』第7巻第2号 21-29p.
  • 小川晃子 (編著) 2005b「川井村の地域福祉に関する村民の実態と意識調査」『平成16年度福祉開発調査実習Aクラス報告書』岩手県立大学
  • 奥西栄介 2004「介護支援専門員とマイケアプラン運動」小国英夫 (編) 『京都発マイケアプランのすすめ-介護保険時代を自分らしく生きたい』ミネルヴァ書房 166-180p.
  • 大内秀明 2003「NPOは変革の主体になりうるか-NPO法人シニアネット仙台」『総合政策論集』第2巻第2号 117-136p.
  • SeniaNet 1986 "Lerning Centers" (http://www.seniornet.org/php/default.php?PageID=5321) 2004.12.18.
  • 島村八重子 2004「マイケアプランで生まれたネットワーク」小国英夫 (編) 『京都発マイケアプランのすすめ-介護保険時代を自分らしく生きたい』ミネルヴァ書房 200-211p.
  • 総務省 2004『情報通信白書 (平成16年版)』(http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/whitepaper/ja/h16/index.html) 2004.12.12.
  • 総務省情報通信政策局 2004『通信利用動向調査報告書世帯編 (平成15年版)』(http://www.johotsusintokei.soumu.go.jp/public/date2/HR200300_004.pdf) 2004.12.12
  • 高橋紘士 1997「福祉情報化の展望と課題」岡本民夫・高橋紘士他編, 『福祉情報化入門』有斐閣 1-9p.
  • 高比良美詠子・坂元章・森津太子他, 2001, 「情報活用の実践力尺度の作成と信頼性および妥当性の検討」『日本教育工学雑誌』第24巻第4号 247-256p.
  • 吉田敦也 1998『シニアライフとパソコン』一橋出版
  • 吉田敦也 2000『techsalad』(http://www.techsalad.org./salad10/index.htm) 2005.05.01
  • 吉田純 2000『インターネット空間の社会学-情報ネットワーク』世界思想社
  • 郵政省通信政策局 1998「シニアネットの普及とそのための課題」『情報通信ジャーナル』第16巻第8号 9-11p.
  • 象印マホービン株式会社「見守りホットライン」「みなさんの声 見守り体験談」(http://www.mimamori.net/voice/) 2004.04.01

第3章 高齢者への回想法

P.90 掲載の参考文献

  • Castelnuovo-Tedesco, P. 1978 The mind as a stage : Some comments on reminiscence and internal objects. International Journal of Psychoanalysis, 58, 19-25.
  • Castelnuovo-Tecesco, P. 1980 Reminiscence and nostalgia : The pleasure and pain of remembering. In S. I. Greenspan & G. H. Pollack (Eds.), The course of life : Psychoanalytic contributions toward understanding personality development. Vol.3 : Adulthood and the aging process. U. S. Government Printing Office. NIMH.
  • Coleman, P. G. 1994 Reminiscence within the study of ageing : The social significance of story. In J, Bornat. (Ed.), Reminiscence reviewed : Evaluations, achievements, perspectives. The Open University Press. 8-20.
  • 遠藤英俊 2003『いつでもどこでも「回想法」 : 高齢者介護予防プログラム』 ごま書房
  • Erikson, E. H. 1950 Childhood and society. W. W. Norton. (仁科弥生 (訳) 1977『幼児期と社会』みすず書房)
  • Erikson, E. H., Erikson, J. M. & Kivnick, H. Q. 1986 Vital involvement in old age. W. W. Norton. (朝長正徳・朝長梨枝子 (訳) 1990『老年期 : 生き生きしたかかわりあい』 みすず書房)
  • Harp-Scates, S. K., Randolph, D. L., Gutsch, K. U. & Knight, H. V. 1985-86 Effects of cognitive-behavioral, reminiscence, and activity treatments on life satisfaction and anxiety in the elderly. International Journal of Aging and Human Development, 22, 141-146.
  • 林智一 1999「人生の統合期の心理療法におけるライフレビュー」『心理臨床学研究』 第17号 390-400p.
  • 林智一 2000「老人保健施設における心理療法的接近の試み-長期入所の高齢期女性との心理面接過程から」『心理臨床学研究』第18号 58-68p.
  • 市橋芳則 2004「回想法・高齢者ケアの古くて新しいツール-博物館と福祉と医療の連携により実現する高齢者ケアの取り組み」『博物館における高齢者を対象とした学習プログラムの開発 : 文部科学省委託事業平成一五年度生涯学習施策に関する調査研究報告書』日本博物館協会
  • 藺牟田洋美・安村誠司・阿彦忠之 2004「準寝たきり高齢者の自立度と心理的QOLの向上を目指したLife Reviewによる介入プログラムの試行とその効果」『日本公衆衛生雑誌』 第51号 471-482p.
  • 伊波和恵・下垣光・下山久之・萩原裕子 2004『写真でみせる回想法 : 付 生活写真集・回想の泉』志村ゆず・鈴木正典 (編) 弘文堂
  • lvey, A. E. 1971 Microcounseling : Innovations in interview training. Charles C Thomas.
  • 回想法・ライフレビュー研究会 2001『回想法ハンドブック-Q&Aによる計画, スキル, 効果評価』中央法規
  • 河田政之・吉山容正・山田達夫・旭俊臣・渡辺晶子・野村豊子・服部孝道 1998「痴呆に対するデイケア, 回想法の効果」『老年精神医学雑誌』第9号 943-948p.
  • 来島修治 2002「『テレビ回想法』のねらいと効果 生活場面で手軽に回想を」『月刊GPnet 5』厚生科学研究所
  • 黒川由紀子 1994「痴呆老人に対する回想法グループ」『老年精神医学雑誌』第5号 73-81p.
  • 黒川由紀子 2003『百歳回想法』木楽舎
  • 黒川由紀子・松田修・丸山香・斎藤正彦 1999『回想法グループマニュアル』ワールドプランニング
  • Lewis, M. I. & Butler, R. N. 1974 Life review therapy : Putting memories to work in individual and group psychotherapy. Geriatrics, 29, 165-173.
  • LoGerfo, M. 1980 Three ways of reminiscence in theory and practice. International Journal of Aging and Human Development, 12, 39-48.
  • Magee, J. 1991 Using metaphors in life review groups to empower shame driven order adults. Activities, Adaptation, and Aging, 16, 19-30.
  • 松田修・黒川由紀子・斎藤正彦・丸山香 2002「回想法を中心とした痴呆性高齢者に対する集団精神療法 : 痴呆の進行に応じた働きかけの工夫について」『心理臨床学研究』第19号 566-577p.
  • 中村敏昭・佐々木直美・柿木昇治・森川千鶴子 1998「高齢者集団療法における回想法の試み」『集団精神療法』第14号 177-182p.
  • 楡木てる子・下垣光・小野寺敦志 1998「回想法を用いた痴呆性老人の集団療法」『心理臨床学研究』第16号 487-496p.
  • 野村信威・橋本宰 2001「老年期における回想の質と適応との関連」『発達心理学研究』第12号 75-86p.
  • 野村信威・橋本宰 2006 (印刷中) 地域在住高齢者に対するグループ回想法の試み」『心理学研』第77号
  • 野村信威・山田冨美雄 2004「高齢者に対する回想法の効果評価研究の展望-Evidence Based Medicine (実証に基づく医療) の観点から」『ストレスマネジメント研究』第2号 71-78p.
  • 野村信威・今永晴子・橋本宰 2002「高齢者における個人回想面接の内容分析の試み」「同志社心理」第49号 9-18p.
  • 野村豊子 1992「回想法グループの実際と展開 : 特別養護老人ホーム居住老人を対象にして」『社会老年学』第35号 32-46p.
  • 野村豊子 (監修) 1997『ビデオ回想法-思い出を今と未来に』中央法規
  • 野村豊子 1998『回想法とライフレビュー : その理論と技法』中央法規
  • 野村豊子・黒川由紀子 1992『回想法への招待』筒井書房
  • 大島真紀 2003「痴呆性高齢者グループホームにおけるナラティヴ・アプローチ : 回想法を用いた試み」『東洋英和女学院大学大学院修士学位論文 (未公刊)』
  • 太田ゆず・上里一郎 2000「施設入所高齢者の回想と適応間との関連性について」『ヒューマンサイエンスリサーチ」第9号 23-40p.
  • 長田由紀子・長田久雄 1994「高齢者の回想と適応に関する研究」『発達心理学研究」第5号 1-10p.
  • Perrota, P. & Meacham, J. A. 1981 Can a reminiscing inervention alter depression and self-esteem? International Journal of Aging and Human Development, 14, 23-30.
  • Rogers, C. R. 1951 Client-centered therapy ; its current practice, implications and theory. Houghton Mifflin.
  • 佐治守夫・飯長喜一郎 1983『ロジャーズ:クライエント中心療法』有斐閣
  • Saxon, S. V., Etten, M. J. (著) ・福井圀彦 (監訳) 1990『老年者のQOLプログラム』 医歯薬出版
  • 菅寛子 2003「グループ回想法施行に伴うメンバー間交流の質的変化」『老年社会科学』第25号 315-324p.
  • Webster, J. D. & Haight, B. K. 1995 Memory lane milestones : Progress in reminiscence definition and classification. In B. K. Haight & J. D. Webster (Eds.), The art and science of reminiscing : Theory, research, methods, and applications. Taylor & Francis.
  • Yalom, I. D. 1975 The theory and practice of group psychotherapy. 2nd ed. Basic Books.
  • 山口智子 2000「高齢者の人生の語りのおける類型化の試み」『心理臨床学研究』第18号 151-161p.
  • 山口智子 2004『人生の語りの発達臨床心理』ナカニシヤ出版
  • 吉山容正・渡邊晶子・河田政之・野村豊子・旭俊臣・服部孝道 1999「アルツハイマー病における回想法を取り入れたデイケア反応例と非反応例の比較検討」『老年精神医学雑誌』第10号 53-58p.

第4章 ライフレビューブック - 高齢者との関係構築のための個別回想法 -

P.140 掲載の参考文献

  • Erikson, E. H. 1982 The life cycle completed : A review. W. W. Norton. (村瀬孝雄・近藤邦夫 (訳) 1989『ライフサイクル-その完結』みすず書房)
  • Erikson, E. H., Erikson, J. M. & Kivnick, H. Q. 1986 Vital involvement in old age. W. W. Norton. (朝長正徳・朝長梨枝子 (訳) 1990『老年期 生き生きしたかかわりあい』みすず書房)
  • Ivey, A. E. 1985 Introduction to microcounseling. (福原真知子・椙山喜代子・國分久子・楡木満生 (訳) 1985『マイクロカウンセリング "学ぶ-使う-教える" 技法の統合-その理論と実際』川島書店)
  • Goldwasser, A. & Auerbach, S. 1996 Audience-based reminiscence therapy intervention : Effects on the morale and attitude of nursing home residents and staff. Journal of Mental Health and Aging, 2, 101-114.
  • 萩原裕子・志村ゆず・伊波和恵・下垣光・下山久之・吉越淑子 2004『ライフレビューブックフォームを用いた介護職員教育の試み』国際アルツハイマー病協会第20回国際会議・京都
  • Haight, B. K., Coleman, P. & Lord, K. 1995 The linchipins of a successful life review : Structure, evaluation, and individuality. In Haight, B. K. & Webster, J. K. (Eds.), The art and science of reminiscing. Washington, DC : Taylor & Francies, 179-192.
  • 伊波和恵・志村ゆず・萩原裕子・下垣光・下山久之・水野裕 2005『軽度認知症高齢者に対するライフレビューブックフォームの開発(2)-質的内容の検討』日本心理学会第六九回大会
  • 金沢吉展 1999『カウンセラー専門家としての条件』誠心書房
  • 神田橋條治 1997『精神療法面接のコツ』岩崎学術出版
  • 黒川由紀子 1995「痴呆老人に対する心理的アプローチ」『心理臨床学研究』第13号 69-179p.
  • 野村豊子 1992「回想法グループの実際と展開-特別養護老人ホーム居住老人を対象として」『社会老年学』第35号 32-45p.
  • 野村豊子 1996「痴呆性高齢者への回想法 グループ回想法の効果と意義」『看護研究』第29号 53-70p.
  • Porter, E. 1998 Gathering our stories : claiming our lives : Seniors'life story books facilitate life review, integration and celebration. Journal on Developmental Disabilities, 6 (1), 44-59.
  • 下垣光・志村ゆず・伊波和恵・下山久之・萩原裕子 2004『ライフレビューブックを用いた介護者研修 高齢者と介護者の関係形成のために』日本認知症ケア学会第五回大会
  • 志村ゆず・伊波和恵・下山久之・下垣光・萩原裕子 2004 『ライフレビューブックを用いた個別ケアの試み 高齢者と介護者の関係形成のために』日本認知症ケア学会第五回大会
  • 志村ゆず (編) 伊波和恵・萩原裕子・下垣光・下山久之 (著) 2005a『ライフレビューブック-高齢者の語りの本づくり-』弘文堂
  • 志村ゆず・伊波和恵・萩原裕子・下垣光・下山久之・市橋芳則・水野裕 2005b 「生活歴を活用したライフレビューブックの実際」『認知症介護』日総研
  • 志村ゆず・伊波和恵・萩原裕子・下垣光・下山久之・水野裕 2005c『高齢者に対するライフレビューの試み(1)-認知症高齢者に対するライフレビューブックを用いた個別面接の効果の検討-』日本心理学会第六九回大会
  • Sokosky, D. 1994 Life review in family psychotherapy. Journal of Family Psychotherapy, 5 (2), 21-39.
  • 檮木てる子・下垣光・小野寺敦志 1998「回想法を用いた痴呆性老人の集団療法」『心理臨床学研究』第16号 487-496p.
  • Webster & Haight 1995 Memory lane milestones : Progress in reminiscence definition and classification. In Haight, B. K. & Webster, J. D. (Eds.), The art and science of reminiscing. Washington, DC : Taylor & Francies, 273-286.

P.144 掲載の参考文献

  • *1 『学校, 職場, 地域に於けるストレスマネジメント実践マニュアル(坂野雄二(監修), 2004)』
  • *2 中村菜々子『ストレスマネジメント研究』(第1巻第1号, 2003)
  • *3 『セルフエフィカシーの臨床心理学』(坂野雄二(監修), 北大路書房, 2002)

第5章 高齢者の睡眠へのアプローチ

P.186 掲載の参考文献

  • 荒川雅志・平良一彦・田中秀樹 2004「ストレッチング, レジスタンス運動を中心とした高齢者向け体操プログラムの開発とその評価」『保健の科学』第46巻第10号 769-774p.
  • Asada, T., Motonaga, T., Yamagata, Z., Uno, M. & Takahashi, K. 2000 Associations between retrospectively recalled napping behavior and later development of Alzheimer's disease : Association with APOE genotypes. Sleep, 23 (5), 629-634, 1.
  • Bilwise, Dlc. 2000 Normal aging. In M. H. Kryger, T. Roth & W. C. Dement (Eds.), Principles of sleep medicine. Philaderphia : WB Saunders Co. 26-42.
  • Bonnet, M. H. 1994 Sleep deprivation. In M. H. Kryger et al. (Eds.), Principals and practice of sleep medicine. Philadelphia : WB Saunders. 50-67.
  • 白川修一郎・石郷岡純・石束嘉和ほか 1996「全国総合病院外来における睡眠障害と睡眠習慣の実態調査」『平成七年度厚生省精神神経疾患研究委託費「睡眠障害の診断・治療および疫学に関する研究 (主任研究員 大川匡子)」研究報告書』第7-23号
  • 白川修一郎・高瀬美紀・田中秀樹ほか 1999「計画的昼寝の不眠高齢者に対する夜間睡眠改善効果」『臨床脳波』第141号 101-105p.
  • 白川修一郎・田中秀樹 1999「睡眠・覚醒障害の生活習慣指導」井上雄一・岸本朗 (編) 『精神科治療の理論と技法』星和書店 158-167p.
  • 白川修一郎・田中秀樹・駒田陽子ほか 2003「高齢者における睡眠障害と認知機能および睡眠改善技術」『精神保健研究』第16号 国立精神保健研究所 89-95p.
  • 白川修一郎・田中秀樹・渡辺正孝ほか 2003「アルツハイマー病の予防に関わる睡眠の役割と改善技術. 非薬物によるアルツハイマー病の予防と治療」Cognition and Dementia, 2 (2), 45-53.
  • 白川修一郎・田中秀樹・山本由華吏 2001「睡眠障害を予防するための生活習慣の工夫」菱川泰夫 (監修) 井上雄一 (編) 『一般医のための睡眠臨床ガイドブック』医学書院 207-224p.
  • 田中秀樹 2002a「睡眠確保からの脳とこころのヘルスプロモーション, 睡眠・ライフスタイルと脳・心身の健康」『地域保健』第6号 5-26p.
  • 田中秀樹 2002b「快適睡眠と生活習慣病, 痴呆予防-眠りを楽しみ, 豊かな熟年期を過ごすためのライフスタイルと地域活動! 」小西美智子 (編) 『介護ハンドブック』関西看護出版 90-135p.
  • 田中秀樹 2002c「高齢者の心身の健康, 脳機能に関わる睡眠改善の為の生活指導介入と現場での評価技法の確立に関する研究」『平成一三年度健康づくり等調査研究委託事業報告書』健康・体力づくり事業財団
  • 田中秀樹 2003「睡眠関連疾患の予防意識の必要性, 睡眠医学-総合的な睡眠診療をめざして」『総合臨床』第52巻第11号 2894-2901p.
  • 田中秀樹 2004a「脳と心身のヘルスプロモーションとしての睡眠指導介入と自己管理法」『診断と治療』第92巻第7号 1219-1225p.
  • 田中秀樹 2004b「高齢者に快眠をもたらす健康教室・睡眠健康活動の提案-快眠ミニデイサービスを実践して-」生活教育』第47巻第1号 39-48p.
  • 田中秀樹 (監修) 2004『しっかりぐっすり, さわやか宣言! 〜高齢期のための快眠読本〜』
  • 田中秀樹 2005 ビデオ教材「きれいに歳をとる方法, 快眠生活のススメ 上巻解説編」『ぐっすり体操 下巻実践編』東京法規出版
  • 田中秀樹・荒川雅志 2005「短い昼寝と夕方の福寿体操のススメ」『認知症, 転倒予防のための快眠術』東京法規出版
  • 田中秀樹・荒川雅志・古谷真樹・上里一郎・白川修一郎ほか 2004「地域における睡眠健康とその支援方法の探索的研究」『臨床脳波』第46巻第9号 574-582p.
  • Tanaka, H., Mitobe, H., Yada, Y. et al. 2004 The effects of cedrol on sleep quality, mental and physical health in the elderly. Sleep Research Online, 308.
  • 田中秀樹・白川修一郎・鍛冶恵ほか1999「生活・睡眠習慣と睡眠健康の加齢変化, 性差, 地域差についての検討」『老年精神医学雑誌』第10号 327-335p.
  • 田中秀樹・城田愛・林光緒ほか 1996「高齢者の意欲的なライフスタイルと睡眠生活習慣についての検討」『老年精神医学雑誌』第7号 1345-1350p.
  • 田中秀樹・平良一彦・荒川雅志ほか 2000「不眠高齢者に対する短時間昼寝・軽運動による生活指導介入の試み」『老年精神医学雑誌』第11巻第10号 1139-1147p.
  • 田中秀樹・平良一彦・上江洲榮子ほか 2000「長寿県沖縄と大都市東京の高齢者の睡眠健康と生活習慣についての地域間比較による検討」『老年精神医学雑誌』第11号 425-433p.
  • Ustun, T. & Sartorius, N. 1995 Mental illness in general health care : An international study. John Wiley & Sons.

第6章 高齢者の水中運動療法

P.236 掲載の参考文献

  • 土肥信之 1998「Underwater exerciseの新しい動向と諸問題」Journal Of Clinical Rehabilitation, 7, 680-681.
  • 江藤文夫ほか 1996「転倒, 骨折患者のQOL」Geriatric Medicine, 34, 727-731
  • 堀切豊 1998 「Underwater exerciseの循環器系疾患への応用」Journal Of Clinical Rehabilitation, 7, 683-686.
  • 細田多穂・柳澤健 (編) 2000『理学療法ハンドブック』第2巻 協同医書出版社
  • 金田晃一 2004「水中及び陸上運動時の下肢筋群における筋活動とその違い」Jpn. J. Phys. Fitness Sports Med, 53, 141-148.
  • 金俊東2000「加齢による下肢筋量の低下が歩行能力に及ぼす影響」『体力科学』第49号 589-596p.
  • 小西薫 2001『アクアサイズ教程(2)実技応用編』環境工学社
  • 久野譜也 2003「高齢者の筋特性と筋力トレーニング」『体力科学』第52号別冊 17-30p.
  • 倉林均 1997「慢性閉塞性肺疾患高齢患者における運動浴を用いたリハビリテーションの効果」『日老医誌』第34号 803-808p.
  • 松井健 1966「水中運動による高齢者の運動療法-陸上と水中歩行時の血圧応答」『体力科学』第45号 712p.
  • 森井和江 1996「水中運動療法-水の魅力」『PTジャーナル』第30巻第11号 830p.
  • 中川雅裕 1998「腰痛患者に対する水中運動療法」『リハ医学』第35号 230-235p.
  • 奈良勲 2002『理学療法士のための運動処方マニュアル』文光堂
  • 奥野純子ほか 2003「『閉じこもり』高齢者の体力と生活機能および精神健康度との関連」『体力科学』第52号別冊 237-248p.
  • 大川弥生 2003「生活機能 (functioning) 向上にむけたリハビリテーション-目標指向プログラムにあたって」『日老医誌』第40号 582-585p.
  • 佐々木春美 2005「温水プールを使ったデイサービスについて」日本デイケア学会誌 投稿中
  • 佐々木春美・安原耕一郎ほか 2003「後期高齢者における水中運動のリスク管理-血圧変動からの一考察」『第一一回日本物理療法学会 学術大会抄録集』10p.
  • 佐々木春美・安原耕一郎ほか 2004「通所介護利用者の水中運動療法が身体機能に及ぼす効果」『第四六回日本老年学会抄録集』
  • 里宇明元 1999「水中運動生理学-水中走行を中心に-」『総合リハビリテーション』第27巻第8号 729-740p.
  • 竹島伸生 1999「主観的運動強度設定に基づく高齢者の水中運動療法の有効性について」『臨床スポーツ医』第16巻第12号 1469-1473p.
  • 鷲見勝博 1990「中高年齢者の水中運動時の心拍数, 血圧応答について(3)」『日衛誌』第45巻第1号 433p.
  • 山田忠樹 2002「水中運動を用いた高齢者のトレーニング効果-主に活力年齢を指標として-」『日本生理人類学学誌』第7巻第2号 35-41p.

第7章 介護家族の心理に対する支援

P.258 掲載の参考文献

  • 江草安彦 (監修) 2004『新・痴呆性高齢者の理解とケア』メディカルレビュー社
  • 石井京子 2003『高齢者への家族介護に関する心理学的研究』風間書房
  • 小林敏子 (編著) 2000『高齢者介護と心理』朱鷺書房
  • 長嶋紀一・加藤伸司・内藤佳津雄 (編著) 2003『福祉キーワードシリーズ 痴呆ケア』中央法規出版
  • 和気純子 1998『高齢者を介護する家族 エンパワーメント・アプローチの展開に向けて』川島書店

第8章 時・人・地域を結ぶつなぎ手の役割 - 思い出パートナー -

P.292 掲載の参考文献

  • 広井良典 (編著) 2000『「老人と子ども」統合ケア-新しい高齢者の姿を求めて』中央法規出版
  • 野村豊子 1998『回想法とライフレヴューその理論と技法』中央法規出版
  • 野村豊子 2002「ライフレヴューセラピーの倫理」近藤均ほか (編)『生命倫理事典』太陽出版 628p.
  • 野村豊子 2004a「回想法の実践と臨床評価の課題」『老年社会科学』第26巻第1号 24-31p
  • 野村豊子 2004b「痴呆性高齢者へのケア-リアリティ・オリエンテーションと回想法-」『総合リハビリテーション』第32巻 第10号
  • 野村豊子 2004c「特集3 : 自己と他者 過去と未来-物語ることによる自己の再構成-回想法とライフレヴューの倫理をめぐって」『発達』第100巻 第25号 77-84p.
  • 野村豊子 2005「高齢者の心理的特徴-回想法の効果に基づいて-」『精神看護エクスペール10 高齢者の精神看護』中山書店
  • 野村豊子 2006 (印刷中)「非薬物療法」『認知症ナビゲーター』メディカルレヴュー
  • 野村豊子・工藤夕貴・本山潤一郎 2003『養護老人ホームにおけるグループ回想法』日本痴呆ケア学会大会報告
  • 野村豊子・渡辺房代・工藤夕貴 2005「地域在住の一般高齢者へのグループ回想法 (その1)-思い出パートナーカレッジの実際と効果-』
  • Stewart David W. & Shamdasani, Prem N. 1990 Focus groups : Theory and practice, Newbury Park, California : Sage.