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書籍詳細

未契約
書籍名 青少年のこころの闇 ―情報社会の落とし穴―
出版社 ゆまに書房
発行日 2006-04-10
著者
  • 上里一郎(監修) 町沢静夫(著)
ISBN 4843318175
ページ数 257
版刷巻号 第一版第一刷
分野
シリーズ
閲覧制限 未契約

シリーズ「こころとからだの処方箋」はメンタルヘルスの諸問題を多角的に取り上げ、その解決と具体的なメンタルヘルス増進を図ることを主眼として企画された。現代において日本の青少年は、ますますその特有の問題性が顕著になっている。このような経口は、消費社会、情報化社会、自由社会の矛盾点が引き起こすものと考えられる。本書はこのような傾向をより具体的に呈示するものである。

目次

  • 表紙
  • 監修のことば
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 情報社会の混迷
    • 1 情報社会の病理
    • 2 消費社会の病理
    • 3 ある集団自殺の背景
    • 4 現代における自殺の諸相
  • 第2章 ボーダーライン的な時代
    P.25閲覧
    • 1 「現代」という時代
    • 2 青少年に多く見られる人格障害
    • 3 具体的症例から
  • 第3章 未成熟な若者たち
    P.63閲覧
    • 1 思春期・青年期の性の問題
    • 2 性的トラウマと多重人格
    • 3 きれいであることの病理
    • 4 強迫性障害の問題点
    • 5 未成熟であることの問題
  • 第4章 学校の崩壊
    P.105閲覧
    • 1 学校崩壊の実際
    • 2 少年非行
    • 3 いじめ
    • 4 ひきこもりの現状
    • 5 ひきこもりの実態
    • 6 子どもの家庭内暴力
  • 第5章 単独犯罪の症例
    P.155閲覧
    • 1 単独犯罪
    • 2 ひきこもりの放火事件
    • 3 佐賀バスジャック事件
    • 4 新潟少女監禁事件
    • 5 単独犯罪 宮崎勤の例
  • 第6章 性犯罪と集団犯罪
    P.209閲覧
    • 1 性犯罪の深刻化
    • 2 性犯罪の事例
    • 3 集団犯罪
    • 4 女子コンクリート事件
  • おわりに
    P.237閲覧
  • 著者略歴
  • 奥付

参考文献

第1章 情報社会の混迷

P.24 掲載の参考文献

  • Fromm, Erich 1941 Escape from freedom. New York : Farrar and Rhinehart. (日高六郎 (訳) 1951『自由からの逃走』東京創元社)
  • 警察庁生活安全少年課 2004『少年非行の概要 平成一六年一月〜一二月』
  • 町沢静夫 1996『飛べないトンボの心理療法』PHP出版
  • 内閣府 2003『青少年白書 平成一五年版』
  • 日本経済新聞 2002年7月22日 夕刊
  • 山田昌弘 1999『パラサイト・シングルの時代』筑摩書房

第2章 ボーダーライン的な時代

P.61 掲載の参考文献

  • 町沢静夫 2003『人格障害とその治療』創元社

第4章 学校の崩壊

P.154 掲載の参考文献

  • 警察庁 (編) 2004『警察白書 平成一六年版』ぎょうせい
  • 警察庁生活安全局少年課 2004『少年非行等の概要 平成一五年一月〜一二月』
  • 内閣府 (編) 2003『青少年白書 平成一五年版』

第5章 単独犯罪の症例

P.208 掲載の参考文献

  • 町沢静夫 2000『佐賀バスジャック事件の警告』マガジンハウス
  • 町沢静夫 2003『ひきこもる若者たち』大和書房
  • 小田晋 2002『少年と犯罪』青土社
  • 佐木隆三 2003『少女監禁』青春出版社
  • 高橋三郎ほか 2000『DSM-IV-TR』医学書院
  • 瀧野隆浩 1997『宮崎勤精神鑑定書「多重人格説」を検証する』講談社

第6章 性犯罪と集団犯罪

P.236 掲載の参考文献

  • 小田晋 2002 『少年と犯罪』青土社
  • 佐瀬稔 1990 『うちの子がなぜ!』草思社
  • 読売新聞 2005年3月23日 朝刊