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書籍詳細

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書籍名 ことばでつまずく子どもたち 話す・読む・書くの脳科学
出版社 中央法規出版
発行日 2011-09-20
著者
  • 竹下研三(著)
ISBN 9784805835333
ページ数 137
版刷巻号
分野
閲覧制限 未契約

コミュニケーションの自立に向けて──“ことばの発達"のメカニズムと 支援のポイントをわかりやすく解説

目次

  • 表紙
  • はじめに
  • 目次
  • 第1章 ことばは声のコピーからはじまる
    • ことばの準備とミラー・ニューロン
    • ことばにつまずいたK. H. くん
    • K. H. くんの病気について ( 解説 )
    • ことばの土台 - 耳から脳への道すじ
    • ことばの土台 - ことばの脳と口腔の特徴
  • 第2章 喃語を育てる親子の絆
    P.15閲覧
    • 母子の会話と喃語
    • うつ病のお母さんから生まれたT. K. さん
    • T. K. さんの病気について ( 解説 )
    • ことばが成長するメカニズム
  • 第3章 ことばのスター卜
    P.29閲覧
    • ことばのスター卜
    • ホスピスでお母さんと暮らしたE. Y. さん
    • E. Y. さんの病気について ( 解説 )
    • ことばを理解するシステムとことばを作るシステム
  • 第4章 コミュニケーションは絵本・歌、そして遊びで育つ
    P.41閲覧
    • 話しことばと文法
    • 高度難聴の両親のもとで育ったY. T. くん
    • Y. T. くんの病気について ( 解説 )
    • コミュニケーションの育ち - ことばと遊び
    • コミュニケーションの育ち - 絵本・歌、語彙
  • 第5章 左脳・右脳の役割発達とシンボル化
    P.55閲覧
    • ままごと遊びとお絵かき
    • 絵が描けないM. T. さん
    • M. T. さんの病気 ( 解説 )
    • 脳の側性化と機能の分担
    • 発達性言語障害
  • 第6章 日本語に独特な字を読むメカニズム
    P.69閲覧
    • かな文字と漢字は日本の文化
    • 学習障害といわれたA. M. くん
    • A. M. くんの病気 ( 解説 )
    • 読字の神経機構 - かな文字と漢字
    • 読文の神経機構
    • 発達性読字障害
  • 第7章 字を書くメカニズム
    P.87閲覧
    • 書き取りからスター卜
    • 字の書けないK. T. くん
    • K. T. くんの病気 ( 解説 )
    • 書字が育つプロセス
    • 算数の学習
    • 発達性書字障害
  • 第8章 文章を書くために必要な作業記憶と実行機能
    P.101閲覧
    • 自分自身のために文章を書く
    • 注意欠陥 / 多動性障害と診断されたS. E. くん
    • S. E. くんの病気について ( 解説 )
    • 文章を書く - 作業記憶と実行機能
    • 文章を書く - 指導はどうするのか
  • 第9章 ことばにつまずいている子どもへの対応
    P.113閲覧
    • 診断名にこだわるより子どもが示している問題の内容を見つめましょう
    • 子どもの生活環境を見つめましょう
    • しつけには注意を払いましょう
    • 落ち着きのない子どもへの対応
    • 良いところに目を向けましょう
    • どうしてもことばの遅れや行動がおかしいと思われる場合
    • 発達障害のお子さんを抱える両親へのアドバイス
  • 文献
  • あとがき
  • 奥付

参考文献

第9章 ことばにつまずいている子どもへの対応

P.124 掲載の参考文献

  • 甘利修一(監), 岡本仁(編):脳の発生と発達, 東京大学出版会, 2008
  • 朝田隆(編):特集・記憶の定着と睡眠, Cognition and Dementia, 6, 99-151, 2007
  • アルベルト・オリヴェリオ, アンナ・オリヴェリオ・フェツラーリス(著), 川元英明(訳):胎児の脳 老人の脳, 創元社, 2008
  • Antonio M.Battro (著), 河内十郎(監訳), 河内薫(訳):半分の脳, 医学書院, 2008
  • Andrew M.Colman(著), 藤永保, 仲真紀子(監修) :心理学事典, 丸善, 2005
  • 石川九楊:ひらがなの美学, 新潮社, 2008
  • 岩田誠:脳とことば, 共立出版, 1996
  • 岩田誠:脳と音楽, メディカルレビュー社, 2001
  • 岩田誠, 河村満(編)神経文字学, 医学書院, 2007
  • S.Pスプリンガー(著), 福井圀彦, 河内十郎(監訳):左の脳と右の脳, 医学書院, 1997
  • 大野晋:日本語はいかにして成立したか, 中央公論新社, 2002
  • クリス・マクマナス(著), 大貫昌子(訳) . 非対称の起源, 講談社, 2002
  • 酒井邦嘉:言語の脳科学, 中公新書, 2005
  • J.ピアジェ(著), 中垣啓(訳) :ピアジェに学ぶ認知発達の科学, 北大路書房, 2007
  • J.Pinel(著), 佐藤敬他(訳):バイオサイコロジー, 西村書店, 2005
  • ジェームズ・L・マッガウ(著), 大石高生, 久保田競(訳):記憶と情動の脳科学, 講談社, 2002
  • ジョージ・バターワース(著), マーガレット・ハリス(著), 村井潤一(監訳):発達心理学の基礎を学ぶ, ミネルヴァ書房, 2001
  • 鈴木匡子:視覚性認知の神経心理学, 医学書院, 2010
  • 園原太郎:子どもの心と発達, 岩波新書, 1991
  • 竹下研三:知能の発達とその異常, 新医科学体系10(脳と行動), 中山書店 pp151-173, 1994
  • 竹下研三:発達障害の概念と歴史, 発達障害の基礎, 日本文化科学社, pp1-17, 1999
  • 竹下研三:人開発達学 -ヒトはどう育つのか, 中央法規出版, 2009
  • 辰濃和男:文章の書き方, 岩波新書, 2007
  • 田中克彦:ことばとは何か, ちくま書房, 2004
  • T・B・チェルナー(著), 新井康允(訳)・心の棲である脳, 東京図書, 2001
  • D.N.スターン(著), 小此木啓吾・丸田俊彦(監訳) :乳児の対人世界, 岩崎学術出版, 1985
  • D.W.ウィニコット(著), 牛島定信(監訳):子どもと家庭, 誠信書房, 1984
  • 永渕正昭. 聴覚と言語の世界, 東北大学出版会, 1997
  • 野口悠紀雄:「超」文章法, 中公新書, 2002
  • ノーマン・ゲシュヴィント(著), アルバート・M・ガラバルダ(著), 品川嘉也(訳) :右脳と左脳, 東京化学同人, 1993
  • 濱田穣:なぜヒトの脳だけが大きくなったのか, 講談社, 2007
  • フロイド・E・ブルーム他(著), 中村克樹, 久保田競(監訳):脳の探検(上・下), 講談社, 2004
  • 細川徹(編) :発達障害の子どもたち, 中央法規出版, 2003
  • マルコ・イアコボーニ(著), 塩原通緒(訳) . ミラーニューロンの発見, 早川書房, 2009
  • 正高信男:O歳児がことばを獲得するとき, 中公新書, 2008
  • 町田健・チョムスキー入門, 光文社新書, 2006
  • 三木成夫:胎児の世界, 中公新書, 2009
  • 村上郁也(編):イラストレクチャー認知神経科学, オーム社, 2010
  • 村田豊久:自閉症, 医歯薬出版, 1985
  • メアリアン・ウルフ(著), 小松淳子(訳):プルーストとイカ, インタシフト, 2008
  • 山口謡司:日本語の奇跡, 新潮新書, 2008
  • 山鳥重:脳からみた心, NHKブックス, 2004
  • 山鳥重:神経心理学入門, 医学書院, 2005
  • Connolly, K., Prechtl,H.F.R.: Maturation and Development-Biological and Psychological Perspectives. Clinics in DevelopmentalMedicine No.77/78. SIMP, 1981.
  • Eysenck, M. W.,Ke ane, M. T.: Cognitive Psychology.P sychology Press,2005.
  • Johnson,M.: Brain Development and Cognitio;A Reader. Blackwell,1993.
  • Paine,R.S., Oppe, T.E.:Neurological Examination of Children.Clinics in Developmental Medicine No.20/21, SIMP, 1966.
  • Thompson,R.J.,O'Quinn, A.N.:D evelopmental Disabilities. Oxford Univ. Press, 1979.
  • Tager-Flusberg, H. ed.:Neurodevelopmental Disorders. The MIT Press, 1999.