書籍名 |
レビー小体型認知症 即効治療マニュアル <改訂版> |
出版社 |
フジメディカル出版
|
発行日 |
2014-12-10 |
著者 |
|
ISBN |
9784862701534 |
ページ数 |
178 |
版刷巻号 |
改訂版第1刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
「動く標的」レビー小体型認知症。年間600人あまりのレビー小体型認知症初診を診ている筆者が,経験の少ないプライマリケア医にも必ず改善させられる処方を公開! 治療・処方コントロールをさらに進化させた衝撃の改訂版
目次
- 表紙
- 改訂版の序
- はじめに
- 目次
- I 認知症臨床の一般論
- 1. 初診時の問診
- 2. 認知症の種類
- ドクターコウノの熱血コラム1 自分の見たものを正直に納得すること
- 3. アルツハイマーらしさ ( 画像 )
- 4. アルツハイマーらしさ ( 症状 )
- 5. アルツハイマーらしさ ( 時計描画テスト : CDT )
- ドクターコウノの熱血コラム2 その人はアルツハイマーじゃないわね
- 6. アルツハイマースコア ( 河野 2011 )
- 7. 脳血管障害と認知症
- 8. 脳梗塞のバリエーションと認知症
- 9. アルツハイマー型認知症の血管因子
- 10. うつ状態 ( うつ症状 ) とうつ病
- ドクターコウノの熱血コラム5 頭がパニックなら処方しないこと
- 11. うつ病と非定型うつ病
- ドクターコウノの熱血コラム6 診断学的治療の大切さ
- 12. 認知症における躁うつの周期
- 13. 発病とハイリスク
- 14. 意識障害と認知症
- 15. 周辺症状
- 16. 陽陰のバランスを保つ
- ドクターコウノの熱血コラム7 今こそ漢方医学に学ぶ時
- 17. 陽性症状の制御を最優先する
- 18. 抑制系薬剤の使い分け
- 19. 家庭天秤法
- 20. バランスチェック
- 21. その他の薬剤 - 便秘、誤嚥、骨折対策 -
- II レビー小体型認知症の臨床
- 22. レビー小体病
- 23. 脳内ドパミン不足を診る
- 24. レビー小体型認知症の姿
- ドクターコウノの熱血コラム10 薬剤性パーキンソニズムのその後
- 25. 一筋縄ではいかないレビー小体型認知症の症状
- 26. レビー小体型認知症の頭部CT
- 27. 前頭葉症状
- 28. レビースコア ( 河野 2011 )
- 29. レビー治療の三種の神器
- 30. レビー小体型認知症のバリエーションとスペクトラム
- 31. 微量のアリセプトがカギ
- 32. 幻視タイプ - 抑肝散の出番 -
- 33. アルツハイマータイプ - レビーのスペクトラムを理解する -
- 34. パーキンソンタイプ - 最も難しい薬剤調整 -
- ドクターコウノの熱血コラム12 アリセプト少量投与法の発見
- 35. 意識消失発作
- ドクターコウノの熱血コラム13 シチコリン注射1本で人生が変わる
- 36. 抗うつ薬を減らす方法
- 37. なぜ認知症に抗うつ薬がいけないのか
- ドクターコウノの熱血コラム14 レビー小体型認知症は専門医を育てる
- 38. レビー治療のまとめ
- ドクターコウノの熱血コラム15 2014年は大変革の年
- 39. 急性硬膜下水腫、正常圧水頭症の合併
- 40. 健康補助食品ANM176について
- 41. LPC症候群とその対応
- 41-A Lewy - Pick complex ( レビー・ピック複合 )
- 41-B PSP、CBD、MSAの気づきと治療
- 41-C1 進行性核上性麻痺 ( PSP, progressive supranuclear palsy )
- 41-C2 皮質基底核変性症 ( CBD, corticobasal degeneration )
- 41-C3 多系統萎縮症 ( MSA, multiple system atrophy )
- [ 付録 ]
- 索引
- あとがき
- 著者の創作によるもの・著者の造語について
- 著者の横顔
- 奥付
参考文献
I 認知症臨床の一般論
P.30 掲載の参考文献
-
・河野和彦 : ピック病の症状と治療 - コウノメソッドで理解する前頭側頭葉変性症. フジメディカル出版, 大阪, 2013.
P.32 掲載の参考文献
-
・柳澤厚生 : グルタチオン点滴でパーキンソン病を治す, 株式会社G. B., 東京, 2014.
P.35 掲載の参考文献
-
・河野和彦, 杉田泰子, 舟木千明ら : Iotrolan CT-cisternographyを用いたAlzheimer型痴呆, 脳血管性痴呆における潜在性髄液還流異常の検討. Brain and Nerve 46 : 367-372, 1994.
P.75 掲載の参考文献
-
・老人への処方に関する推薦書「高齢者に対する薬の安全処方」桑島巌編, 日本医事新報社, 東京, 2010.
II レビー小体型認知症の臨床
P.88 掲載の参考文献
-
・金藤公人, 宮下光太郎, 緒方絢ら : 典型的なパーキンソン症状が約5年間先行したDementia with Lewy Bodiesの1剖検例. 日老医誌 37 : 999-1003, 2000.
P.100 掲載の参考文献
-
・小阪憲司, 池田学 : 神経心理学コレクション レビー小体型認知症の臨床, 医学書院, 東京, 2010.
P.107 掲載の参考文献
-
・下濱俊 : ガランタミン. 日本臨床69 (増10-2) : 31-35, 2011.
-
・藤本健一 :メマンチン. 日本臨床69 (増10-2) : 41-46, 2011.
P.108 掲載の参考文献
-
・狭間玄以, 楠見公義 : レビー小体型痴呆に伴う精神症状に少量のQuetiapineおよびDonepezilが有効であった1例. 精神医学 46(3) : 265-270, 2004.
-
●古田光ら : 当院における塩酸ドネペジルの5mg未満少量維持投与の実態調査. 老年精神医学雑誌21 増刊号II : 166, 2010.
-
・山口晴保, 牧陽子 : 塩酸ドネペジルの副作用と少量維持投与の必要性. 老年精神医学雑誌21 増刊号II : 127, 2010.
-
●河野和彦 : Donepezilの臨床的評価 第二報-アルツハイマー病・パーキンソン病合併例に対する1.25mg投与の成功-精神科治療学 15(10) : 1071-1075, 2000.
P.110 掲載の参考文献
P.124 掲載の参考文献
-
・村田美穂 : パーキンソン病治療薬の特徴と適応-テーラーメイド治療の進め方-. Medical Practice 21(7) : 1137-1143, 2004.
P.148 掲載の参考文献
-
・中村重信, 佐々木健, 阿瀬川孝治, 伊丹昭, 伊藤達彦, 清原龍夫, 河野和彦, 松田桜子, 水野裕, 宮原覚, 折笠秀樹, 遠藤英俊 : Ferulic acidとgarden angelica根抽出物製剤ANM176(TM)がアルツハイマー病患者の認知機能に及ぼす影響. Geriat Med 46(12) : 1511-1519, 2008.
-
・杉本栄造 : 認知症周辺症状に対するフェルラ酸の使用経験. 京都医師会雑誌 57(1) : 81-83, 2010.
-
田平武 : かかりつけ医のための認知症診療テキスト-実践と基礎. 診断と治療社, 2014.