書籍名 |
起立性調節障害の子どもの日常生活サポートブック |
出版社 |
中央法規出版
|
発行日 |
2010-11-25 |
著者 |
|
ISBN |
9784805833858 |
ページ数 |
158 |
版刷巻号 |
初版第3刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
起立性調節障害の子どもにとって切実な悩みである高校進路選択など、日常生活のさまざまな不安に対する適切な対応方法を紹介。就学、就職や出産等にも触れたライフサポートブック。
目次
- 表紙
- 目次
- はじめに - 本書の執筆にあたって -
- ある患者さんのお祖父さんからの手紙
- ある小児科医からの相談メール
- 高校中退者の実態
- 第1章 起立性調節障害の子どもを待ち受ける数々の障壁
- 起立性調節障害が悪くなったウメ子さん
- 起立性調節障害は「うつ」との鑑別が重要
- コラム 「うつ」の診断基準
- 保護者の心配・不安・怒りが最大の増悪因子
- 起立性調節障害で間違いやすい学校の対応
- 担任教師の訪問、連絡のやり方に注意が必要
- 進路指導教師の理解も重要
- 起立性調節障害から長期不登校を起こす理由
- 第2章 進路を考えるうえで大切にしたいこと - 学校を休みがちの起立性調節障害の子どもたちの中学卒業後の実態調査結果から学ぶ -
- 不登校傾向の起立性調節障害児100名の中学卒業後の実態
- 高校の種類について
- Aグループの結果
- Bグループの結果
- Cグループの結果
- Dグループの結果
- まとめ
- 第3章 起立性調節障害の子どもの高校進路選択ケーススタディ
- 高校進路に選択肢がなかった時代、Aさんのケース
- 友達と一緒がいいと、高校進学したBさんのケース
- 高校を中退して「うつ」を発症するのは、なぜ ?
- 親に懇願されてやむなく高校に進学したけれど……
- 中高一貫の名門校、無念で転校もできないまま……
- 高校中退したケースから学ぶこと
- 第4章 子どもの個性を伸ばす社会復帰支援プログラム
- 体調に合わせてカリキュラムが組める通信制高校へ
- 『学習支援プログラム』を利用して改善したFさんのケース
- コラム 発達障害といじめ
- コラム 学習支援プログラム
- 心の平静を保つことの大切さ - 保護者ガイダンス
- 保護者ガイダンスで「心の平静」の大切さを学んだHさんのお母さん
- 高校進路選択で成功するには
- 第5章 高校進学以後の留意点
- 通学に関する注意点
- 学校教師への理解を求める
- クラブ活動など
- 家庭での日常生活について
- (1) 連続してのパソコン作業は30分以内に制限しよう
- (2) パソコン作業の合間に、ストレッチ体操をしよう
- (3) パソコン作業は、夜11時までに切り上げよう
- (4) 入浴について
- 専門学校・大学進学や就職について
- 自分なりの「日常活動キャパシティ」を発見しよう
- 日常活動キャパシティ チェックリスト
- コラム マルファン症候群について
- 自分にとって一番やりたい職種は何かを考え、それを目指そう
- 結婚・出産・子育て
- 子どもから大人への自律神経機能の変化
- 妊娠
- 出産・子育て
- 第6章 すばらしく生きる
- 巻末資料 起立性調節障害とはどのような疾患か
- (1) 子どもの不定愁訴
- (2) 起立性調節障害の病態
- (3) 起立性調節障害の診断
- (4) 起立性調節障害に対しては心理社会面からの配慮も重要
- (5) 起立性調節障害の治療
- 著者紹介
- 奥付