書籍名 |
医療安全に活かす 医療人間工学 |
出版社 |
医療科学社
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発行日 |
2007-07-19 |
著者 |
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ISBN |
9784860033767 |
ページ数 |
178 |
版刷巻号 |
第一版第1刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
組織横断的な協力体制が求められる医療安全の課題を,人間特性としてのヒューマン・エラーの問題を軸に,人間工学と労働安全衛生の視点を駆使して解説。メディカル・ヒューマン・ファクターの新たな地平が本書から拓かれる。
目次
- 表紙
- まえがき
- 目次
- CHAPTER 1 医療安全への基礎的アプローチ
- 1. 医療安全のすすめ
- 2. 医療安全における人間工学
- 3. 意識レベルの認知と医療安全
- 4. 人間の行動レベルと医療安全
- 5. 意思決定のプロセスと医療安全
- ●コラム
- ●演習問題
- ●参考文献
- CHAPTER 2 人間特性としてのヒューマン・エラーと医療安全
- 1. ヒューマン・エラーの定義
- 2. ヒューマン・エラーの頻度
- 3. ヒューマン・エラーの分類
- 4. ヒューマン・エラーに影響を及ぼす作業遂行に必要な心身機能
- 5. ヒューマン・エラー発生要因
- 6. ヒューマン・エラーの防止対策
- ●コラム
- ●演習問題
- ●参考文献
- CHAPTER 3 安全確保のための人間工学と医療安全―労働安全衛生の視点からのアプローチ―
- 1. 医療従事者の生理・心理特性
- 2. 作業における人間工学の果たす役割
- 3. 医療従事者の疲労の予防と回復
- 4. 医療従事者のストレス対策とその予防
- 5. 医療従事者のメンタルヘルスケア
- 6. VDT作業改善のチェックポイント
- 7. 医療従事者の高齢化労働と医療安全
- ●コラム
- ●演習問題
- ●参考文献
- CHAPTER 4 医療におけるリスクマネジメントの基礎
- 1. リスクマネジメントの定義
- 2. リスクマネジメントの基本プロセス
- 3. リスクの連鎖
- 4. リスクマネジメントの実践ポイント
- 5. 専任リスクマネジャーに求められる資質と役割
- 6. インシデント報告の意義と推進
- 7. 医療事故防止のためのアプローチ
- ●コラム
- ●演習問題
- ●参考文献
- CHAPTER 5 医療事故とその対策
- 1. 医療事故発生のメカニズム
- 2. 医療事故防止の考え方
- 3. 医療事故とその分析例
- 4. 医療事故発生時の対応
- 5. 院内事故当事者に対するコミュニケーションとサポートの留意点
- 6. 事故被害者への対応
- 7. ソーシャル・サポートシステムのあり方
- ●コラム
- ●演習問題
- ●参考文献
- 演習問題のヒント及び略解
- 用語解説
- 索引
- おわりに
- 奥付
参考文献
CHAPTER 1 医療安全への基礎的アプローチ
P.33 掲載の参考文献
-
村上陽一郎. 安全と安心の科学. 集英社, 2005.
-
村上陽一郎. 安全学の現在. 青土社, 2003.
-
浅居喜代治・編. 現代人間工学概論. オーム社, 1980.
-
大島正光・編. 人間工学. 朝倉書店, 1989.
-
橋本邦衛. 安全人間工学. 中央労働災害防止協会, 1984.
-
古田一雄. プロセス認知工学. 海文堂出版, 1998.
-
林 喜男・他. 人間工学. 日本規格協会, 1981.
-
林 喜男. 人間信頼性工学. 海文堂出版, 1988.
-
正田 亘. 人間工学. 恒星社厚生閣, 1997.
-
伊藤謙治. 高度成熟社会の人間工学. 日科技連出版社, 1997.
-
大河原千鶴子・他編. 看護の人間工学. 医歯薬出版, 2002.
-
山田里津・監. 看護人間工学. メヂカルフレンド社, 1992.
-
長町三生. 安全管理の人間工学. 海文堂出版, 1995.
-
川村治子・編. 事例から学ぶ医療事故防止. からだの科学. 臨時増刊. 日本評論社, 2000.
-
佐藤幸光. 医療現場における放射線安全教育の現状と技師の役割. 日本放射線技術学会雑誌. 44・3, 1988.
-
大谷 璋. ミスはなぜ起こる. 日本経済新聞社, 1978.
-
狩野広之. 不注意とミスのはなし. 労働科学研究所, 1972.
-
Mark S. Sanders, Ernest J. McCormick. Human Factors in Engineering and Design. McGRAW-HILL, 1987.
CHAPTER 2 人間特性としてのヒューマン・エラーと医療安全
P.61 掲載の参考文献
-
ジェームズ・リーズン. 塩見 弘・監訳. 組織事故. 日科技連出版社, 2004.
-
伊藤謙治. 高度成熟社会の人間工学. 日科技連出版社, 1997.
-
畑村洋太郎. 失敗学のすすめ. 講談社, 2000.
-
正田 亘. 人間工学. 恒星社厚生閣, 1997.
-
林 喜男・他. 人間工学. 日本規格協会, 1981.
-
中島義明・他編. フロンティア人間科学. 放送大学教育振興会, 1998.
-
池田良夫・編. 産業人間工学. 放送大学教育振興会, 2000.
-
橋本邦衛. 安全人間工学. 中央労働災害防止協会, 1984.
-
正田 亘. 安全のための心理学. 中央労働災害防止協会, 1984.
-
全日本空輸株式会社総合安全推進委員会事務局・編. ヒューマンファクターズへの実践的アプローチ. ブックス・フジ, 1993.
-
ジェームズ・リーズン. 林 喜男・監訳. ヒューマン・エラー -認知科学的アプローチ-. 海文堂出版, 1994.
-
塩見 弘. 人間信頼性工学入門. 日科技連出版社, 1996.
-
深田博己・編. 説得心理学ハンドブック. 北大路書房, 2002.
-
長町三生. 安全管理の人間工学. 海文堂出版, 1995.
-
大山 正・他編. ヒューマンエラーの心理学. 麗澤大学出版会, 2001.
-
小松原明哲. ヒューマンエラー. 丸善, 2003.
-
海保博之・他. ヒューマンエラー. 新曜社, 1996.
-
海保博之. 人はなぜ誤るか-ヒューマンエラーの光と影. 福村出版, 1999.
-
谷村冨男. ヒューマンエラーの分析と防止. 日科技連出版社, 2002.
-
河野龍太郎. 医療におけるヒューマンエラー. 医学書院, 2004.
-
芳賀 繁. 失敗のメカニズム. 日本出版サービス, 2000.
-
柳田邦男. 航空事故. 中央公論新社, 1975.
-
佐藤幸光. 医療現場におけるリスクマネジメントの現状と取り組み-安全性と信頼性に基づくヒューマン・エラーの施策を考える-. 日本信頼性学会誌. 26・9, 2004.
-
松尾太加志. コミュニケーションエラーを防ぐ一方策. 看護管理. 56・2, 2004.
-
行寺武生・監修. ヒューマンエラー防止のヒューマンファクターズ. テクノシステム, 2004.
-
中島和江, 児玉安司. ヘルスケアリスクマネジメント. 医学書院, 2000.
-
Norman, D.A. Categorization of Action Slips. Psychological Review, 88・1 1981.
CHAPTER 3 安全確保のための人間工学と医療安全―労働安全衛生の視点からのアプローチ―
P.95 掲載の参考文献
-
林 喜男・他. 人間工学. 日本規格協会, 1981.
-
正田 亘. 人間工学. 恒星社厚生閣, 1997.
-
小原二郎. 暮らしの中の人間工学. 実教出版, 1971.
-
厚生労働省安全衛生部・編. 衛生管理者の実務. 中央労働災害防止協会, 2003.
-
厚生労働省安全衛生部・編. 新衛生管理(上). 中央労働災害防止協会, 2002.
-
高田 實. 第一種衛生管理者試験 実戦問題. オーム社, 2002.
-
事業場における労働者の心の健康づくりのための指針.労働省, 2000.
-
管理監督者・産業保健スタッフ等のためのメンタルヘルス指針研修テキスト. 中央労働災害防止協会, 2004.
-
メンタルヘルス指針基礎研修テキスト別冊 資料集. 中央労働災害防止協会, 2004.
-
野原蓉子. 職場ストレス増大時代のメンタルケア読本. 実務教育出版, 1997.
-
内山喜久雄, 呉 守夫・編著. ストレス社会と管理者の対応 -マジメ人間の心の健康のために-. 経済法令研究会, 1988.
-
鈴木安名. 職場のメンタルヘルスがとことんわかる本 -ワーキングパワーと「心の健康」. 連合通信社, 2001.
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大西 守, 廣 尚典, 市川佳居・編. 職場のメンタルヘルス100のレシピ. 金子書房, 2006.
-
鈴木安名. 人事・総務担当者のためのメンタルヘルス読本. 労働科学研究所出版2部, 2005.
-
池田良夫. 産業人間工学. 放送大学振興会教育, 2000.
-
Williams, P.C.:Lesion of the lumbosacralspine, part II Chronic traumatic(postual)destruction of the lumbosacral intervertebraclisc, J. Bone Joint Surg 19:690-703, 1937.
CHAPTER 4 医療におけるリスクマネジメントの基礎
P.121 掲載の参考文献
-
祖慶実, 山崎英樹. 医療現場のリスクマネジメント入門. 同友館, 2002.
-
中島和江, 児玉安司. ヘルスケアリスクマネジメント-医療事故防止から診療記録開示まで. 医学書院, 2000.
-
村上陽一郎・他. リスクマネジメント. 医療科学社, 2002.
-
山崎英樹・他. 医療現場の安全管理とリスクマネジメント. 同友館, 2004.
-
ジョン・F・ロス. 佐光紀子・訳. リスクセンス. 集英社, 2001.
-
林 喜男. 人間信頼性工学. 海文堂出版, 1984.
-
正田 亘. 人間工学. 恒星社厚生閣, 1997.
-
伊藤謙治. 高度成熟社会の人間工学. 日科技連出版社, 1997.
-
熊谷孝三・編著. 医療安全学. 医療科学社, 2005.
-
(株)原子力安全システム研究所社会システム研究所・編. 三隅二不二・監. リーダーシップと安全の科学. ナカニシヤ出版, 2001.
-
三隅二不二. リーダーシップの科学. 講談社, 1986.
-
村上耕一, 斉藤貞雄. 機長のマネジメント. 産能大学出版部, 1997.
-
深田博己. インターパーソナルコミュニケーション. 北大路書房, 1998.
-
ジェームズ・リーズン. 塩見 弘・監訳. 組織事故. 日科技連出版社, 1999.
-
Janis, IL. Victims of Groupthink; A Psychological Study of Foreign-policy Decisions and Fiascoes. Houghton Mifflin, 1973.
-
佐藤久美子. 看護基礎教育におけるリスクマネジメント論導入に関する研究 -看護基礎技術の行動形成プロセス評価結果の検討-. 日本大学大学院総合社会情報研究科人間科学専攻 修士論文, 2003.
-
浜島信之. 病院内における医療事故のリスク把握システム. 日本病院会雑誌, 1235-1241. 1991.
-
Spath PL. ed. Error Reduction in Health Care-A System Approach to Improving Patient Safety. Health Forum, 1999. 38.
CHAPTER 5 医療事故とその対策
P.149 掲載の参考文献
-
山内桂子, 山内隆久. 医療事故. 朝日新聞社, 2000.
-
大山 正, 丸山康則・編. ヒューマンエラーの心理学. 麗澤大学出版会, 2001.
-
ジェームズ・リーズン. 塩見 弘・監訳. 組織事故. 日科技連出版社, 1999.
-
石原勝吉・他. やさしいQC七つ道具. 日科技連出版社, 2000.
-
中島和江, 児玉安司. ヘルスケアリスクマネジト. 医学書院, 2000.
-
熊谷孝三・編著. 医療安全学. 医療科学社, 2005.
-
村上耕一, 斉藤貞雄. 機長のマネジメント コックピットの安全哲学. 産能大学出版部, 1997.
-
日本看護協会・編著. 組織でとりくむ医療事故防止. 日本看護協会, 1999.
-
芳賀 繁. 失敗のメカニズム -忘れ物から巨大事故まで-. 日本出版サービス, 2000.
-
深田博巳. インターパーソナルコミュニケーション 対人コミュニケーションの心理学. 北大路書房, 1998.
-
浅居喜代治・編. 現代人間工学概論. オーム社, 1980.
-
大島正光, 大久保堯夫・編. 人間工学. 朝倉書店, 1989.
-
佐藤方彦, 勝浦哲夫. 環境人間工学. 朝倉書店, 1993.
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Ruth C, Gill W. 吉長成恭, 小林暁峯・訳. クリニカルガバナンス. 日本医療企画, 2004.
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厚生労働省. 患者誤認事故防止方策に関する検討会報告書(1999年5月12日掲載) http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1105/h0512-2_10.html
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国立大学医学部附属病院長会議常置委員会. 医療事故防止のための安全管理体制の確立について(2000年5月発表) http://www.umin.ac.jp/nuh_open/iryoujiko.htm
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厚生労働省. リスクマネジメントマニュアル作成指針 (2000年8月22日発表) http://www1.mhlw.go.jp/topics/sisin/tp1102-1_12.html
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Vincent, C., & Robertson, I.H. Recovering from a medical accident:the Consequences for Patient and ther families. University Press, 1993.