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書籍詳細

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書籍名 日本の疫学 放射線の健康影響研究の歴史と教訓
出版社 医療科学社
発行日 2006-11-11
著者
  • 重松逸造(著)
ISBN 4860035038
ページ数 195
版刷巻号 第一版第1刷
分野
シリーズ 医療科学新書
閲覧制限 未契約

爆後障害研究とチェルノブイリ原発事故に果たした疫学の役割と課題。いまや〈病気の予防と健康に必要な情報を提供する学問〉として広く利用される疫学研究。その指導的役割を戦後半世紀以上にわたって担い,被爆者追跡調査により日本の疫学水準を国際レベルにまで高めた研究の歩みを総括。

目次

  • 表紙
  • まえがき
  • 目次
  • 第一章 疫学の基礎
  • 第二章 放射線の健康影響評価
    P.17閲覧
  • 第三章 疫学調査の問題点
    P.37閲覧
  • 第四章 チェルノブイリ原発事故と疫学
    P.55閲覧
  • 第五章 チェルノブイリ原発事故研究からの教訓
    P.73閲覧
  • 第六章 チェルノブイリ原発事故の真相
    P.89閲覧
  • 第七章 くらしのなかの疫学
    P.107閲覧
  • 第八章 温故創新1 原爆後障害研究の歩みと展望
    P.123閲覧
  • 第九章 温故創新2 日本の疫学の歩みと展望
    P.155閲覧
  • あとがき
    P.183閲覧
  • 奥付

参考文献

第五章 チェルノブイリ原発事故研究からの教訓

P.87 掲載の参考文献

  • (1) 例えば, 『チェルノブイリ事故から一五年-私たちが学んだこと』日本原子力学会誌, 44(2), 154-201, 2002.

第七章 くらしのなかの疫学

P.122 掲載の参考文献

  • (1) Zhou H, et al. International Congress Series 1236. 2002; 214-247. または『放射線誘発バイスタンダー効果研究の経過と展望』 くらしと放射線 (関西電力), 9:2-9, 2001.
  • (2) 例えば, 重松逸造 『健康の疫学』 第17回日本医学会総会学術講演1, 995-1006, 1967.

第八章 温故創新1 原爆後障害研究の歩みと展望

P.153 掲載の参考文献

  • (1) 朝日新聞大阪本社「核」取材班 『裁かれる核』 朝日新聞社, 67頁, 1999.
  • (2) 重松逸造 『原爆被爆者に学ぶ-追跡健康調査40年』 日本公衛誌, 34:17-23, 1978.
  • (3) 重松逸造『原爆後障害研究の現状と将来』 広島医学, 43:357-364, 1990.
  • (4) Shigematsu I. Radiation and health-Lessons from Hiroshima and Nagasaki. In: Hoshi M, Tokada J, Kim R, et al(eds). Effects of Low-level Radiation for Residents near Semipalatinsk Nuclear Test Site. Hiroshima: RIRBM Hiroshima Univ. 1996; p3-12.
  • (5) 広島原爆障害対策協議会・編『原子爆弾後障害研究会講演集総索引』同協議会, 1999.
  • (6) 広島市・長崎市原爆災害誌編集委員会・編『広島・長崎の原爆災害』岩波書店, 1979.
  • (7) 長崎医科大学原爆記録集編集委員会・編『長崎医科大学原爆記録集第1巻』 長崎大学医学部原爆復興50周年医学同窓記念事業会, 1996.
  • (9) 池谷元伺, 宮島純子, 岡島俊三『ESRによる原爆放射線の人体被曝線量評価』 日本原子力学会誌, 26:878-879, 1999.
  • (10) Kodama K, Kasagi F, Fujita Y, et al. Case-control study of short and long lives in the population of atomic bomb survivors. The 15th International Scientific Meeting of the International Epidemiological Association. Florence(Italy). 1999; Sep 4.
  • (11) 小山幸次郎『長期追跡集団におけるHealthy Worker Effect』 癌の臨床, 45:1307-1310, 1999.

第九章 温故創新2 日本の疫学の歩みと展望

P.178 掲載の参考文献

  • (1) 重松逸造『日本の疫学と今後の課題』 日本医師会雑誌, 99:717-721, 1988.
  • (2) 野辺地慶三『疫学総論』古屋芳雄・監修, 公衆衛生学第4輯, 日本臨牀社, 9頁, 1951.
  • (3) 森林太郎・訳『衛生都城の記』 1889(明治22) , 鴎外全集第29巻, 岩波書店, 320頁, 1944.
  • (4) 富士川游『日本疾病史』 吐鳳堂書店, 1912.
  • (5) Takaki K. On the cause and prevention of Kak'ke. Sei-i-Kwai Medical Journal. 1885; 3: 29-37.
  • (6) 緒方正清『富山県奇病論』丸善, 1907.
  • (7) 福留勇『実験的鼠「チフス」流行病学の研究(其の一)』 細菌学雑誌, 482:221-225, 1936.
  • (8) 栃内寛『実験疫学知見補遺(豚丹毒菌ニヨル廿日鼠間ノ実験的流行ニツイテ)』東京医学会誌, 57:873-902, 1943.
  • (9) 佐藤正『本邦農村ニ於ケル結核ノ疫理学的研究』結核, 7:1-28, 1929.
  • (10) 豊川行平, 羽生順一・訳『流行病の発生と終熄-疫学』(Kollier AW. Die Seuchen. 1930) 創元社, 1945.
  • (11) Merrell M, Reed LJ. The Epidemiology of Health. Social Medicine. its Derivations and Objectives. New York: The Commonwealth; 1953.
  • (12) 玉木緝煕・編『昭和27年3月中日本(現新三菱) 重工業株式会社神戸造船所赤痢集団発生記録』兵庫県衛生部, 1953.
  • (13) 増住正明・編『昭和27年神戸市集団赤痢記録』神戸市衛生局, 1953.
  • (14) 国立公衆衛生院『赤痢の疫学調査方法について(昭和27年3月神戸市内N造船所に発生した集団赤痢の疫学調査例)』 公衆衛生, 13(5):11-16, 1953.
  • (15) 厚生省・監修『結核患者管理特集-結核予防の必携』結核予防会, 1959.
  • (16) 重松逸造・編『新しい疫学の方法論』ソフトサイエンス社, 33-42頁, 1979.
  • (17) 日本弁護士連合会・編『刑事裁判と疫学的証明』日本評論社, 1981.
  • (18) 日本心臓財団川崎病原因究明委員会・編『川崎病-疫学データのすべて』ソフトサイエンス社, 1986.
  • (19) 重松逸造『Epidemiologist とは何か-公衆衛生院の疫学コースに関連して』理論疫学研究, 14:1-4, 1969.
  • (21) 重松逸造『方法論としての疫学』第20回日本医学会総会会誌, 55-59頁, 1979.
  • (22) 大野良之, 田中平三, 中谷比呂樹, 他・編『難病の最新情報-疫学から臨床・ケアまで』 南山堂, 2000.
  • (23) World Health Organization. Guidelines on Studies in Environmental Epidemiology. Environmental Health Criteria 27. Geneva: WHO; 1983. (重松逸造, 長谷川豊・監訳『環境保健影響調査指針-環境保健研究の手引き』日本公衆衛生協会, 1986)
  • (24) 疾病の疫学分布研究班(班長・重松逸造)『全国市町村別主要疾患死亡率の分布図(全死因・がん・循環器疾患・糖尿病・肝硬変・結核) 1969-1978』(財) 健康・体力づくり事業団, 1981.
  • (25) International Commission on Radiological Protection. 1990 Recommendations of the International Commission on Radiological Protection. Oxford: Pergamon Press; 1991. ((社) 日本アイソトープ協会・編『国際放射線防護委員会の1990年勧告』丸善, 1992)
  • (26) 柳川洋, 児玉和紀, 中村好一, 橋本勉『日英共催による「英国疫学・公衆衛生コース」の概要』日本公衛誌, 41:575-576, 1994.
  • (27) 重松逸造『予防と予見』綜合臨床, 37:209-210, 1988.
  • (28) 光石忠敬・訳『ヘルシンキ宣言』臨床評価, 20:56-561, 1992.
  • (29) 光石忠敬・訳『疫学研究の理論審査のための国際的指針(国際医科学評議会1991ジュネーブ, International Guideline for Ethical Review of Epidemiological Studies, CIOMS)』 臨床評価, 20: 563-578, 1992.
  • (30) 光石忠敬・訳『被験者に対する生物医学的研究についての国際的倫理指針(国際医科学評議会, 世界保健機関協力, 1993ジュネーブ, International Ethical Guideline for Biomedical Research Involving Human Subjects)』臨床研究, 22:261-297, 1994.