書籍名 |
新しい診断と治療のABC84/血液10 多発性骨髄腫 |
出版社 |
最新医学社
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発行日 |
2014-06-25 |
著者 |
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ISBN |
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ページ数 |
256 |
版刷巻号 |
初版84 |
分野 |
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シリーズ |
最新医学 別冊
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閲覧制限 |
未契約 |
多発性骨髄腫の治療法は2000年以前まではMP療法,VAD療法,移植しか治療法がなく,肺炎などの感染症,腎不全,疾患の進行で死亡し,2年生存率は50%程でした.その後,サリドマイド,ボルテゾミブ,レナリドミドのプロテアソーム阻害薬が3剤承認され,単剤,2剤併用,3剤併用といった治療法の選択の幅も拡がり,更にビスホスホネート剤の登場によりQOLも改善し,慢性疾患になったともいえる状況です.本誌では,多発性骨髄腫の基本的な知識,病態や診断,新たな検査法,治療並びに新薬情報をまとめました.専門医はもとより,専門医以外の方でも読みやすい内容です.多発性骨髄腫の成書として是非ご一読ください.
目次
- 表紙
- 序
- MAP 眼で見る多発性骨髄腫
- 目次
- 執筆者
- 第1章 概念・定義・疫学
- 概念 : MGUS, くすぶり型から症候性骨髄腫
- 疫学
- 第2章 病理・病態生理
- 第3章 診断
- 診断とCRAB, 病期
- 検査所見
- 画像診断
- 鑑別診断, 症候群
- アミロイドーシスと心臓合併症
- 第4章 管理・治療
- 末梢神経障害
- 血栓症の治療と管理
- 骨病変とビスホスホネートの使用
- HBVキャリア, HCV, CMV対策
- 移植適応例の治療戦略
- 移植非適応例の治療戦略
- 自家移植療法
- 放射線治療
- 経過・予後
- 経口薬の服薬指導と管理
- プロテアソーム阻害薬の新薬
- IMiDsの新薬
- その他の新薬
- 骨髄腫における二次がん
- 抗体医薬に関する新薬の開発
- 第5章 ガイドライン
- 略語集
- 奥付