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書籍詳細

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書籍名 未来型人工関節を目指して ―その歴史から将来展望まで―
出版社 日本医学館
発行日 2013-07-01
著者
  • 吉川秀樹(編集)
  • 中野貴由(編集)
  • 松岡厚子(編集)
  • 中島義雄(編集)
ISBN 9784890447725
ページ数 444
版刷巻号
分野
閲覧制限 未契約

本書は,人工関節さらには関連医療機器に対する研究開発分野を超えた総合的な知識を理解するための網羅的な構成となっており,他には類をみない成書である.(「編集の序」より)

目次

  • 表紙
  • 編集および執筆者一覧
  • 本書の刊行に寄せて
  • 編集の序
  • 編集の序 ―産業界の立場から―
  • 目次
  • 本書の執筆分担一覧
  • [1] 人工関節市場の現在と未来
    • [1] [1] 未来型人工関節開発への方向性と動向
    • [1] [2] 現在の人工関節・骨インプラントの市場
      • 1. 人工関節市場の概要
      • 2. 人工関節市場の規模と傾向
      • 3. リビジョンと腫瘍用人工関節の市場
      • 4. アメリカとアジアの市場
    • [1] [3] 人工関節の市場動向
      • 1. 人工関節の市場動向
      • 2. 今後の人工関節の市場動向
    • [1] [4] 人工関節の日本・アジア・世界市場予測
      • 1. 世界の市場
      • 2. アメリカの市場
      • 3. 欧州の市場
      • 4. アジアの市場
    • [1] [5] カスタムメイドインプラントの市場ニーズ
      • 1. カスタムメイドインプラントの概念
      • 2. カスタムメイドインプラントの必要性
      • 3. カスタムメイドインプラントの実用化を目指した取組み
    • [1] [6] スーパー特区 (先端医療開発特区)
      • 1. スーパー特区の概要
      • 2. パーソナライズドインプラントの実用化を目指したプロジェクト
  • [2] 人工関節・インプラントの開発の現状と歴史
    P.25閲覧
    • [2] [1] 人工膝関節, 人工股関節の種類とその特徴
      • 1. 人工関節の素材
      • 2. 人工関節の固定
      • 3. 人工膝関節の背景
      • 4. 人工膝関節のデザイン
      • 5. 人工膝関節の分類
      • 6. 人工股関節の背景
      • 7. 人工股関節のデザイン
      • 8. 人工股関節の分類
    • [2] [2] 人工膝関節の開発の歴史
      • 1. 人工膝関節の創成期
      • 2. 人工膝関節の基礎の確立
      • 3. 日本における人工膝関節の歴史
      • 4. 現在に至る人工膝関節の進歩
    • [2] [3] 人工股関節の開発の歴史
      • 1. 最初の人工関節置換術
      • 2. 最初の人工股関節置換術
      • 3. 人工骨頭置換術
      • 4. 1950年代からの人工股関節置換術
      • 5. Charnley型低摩擦 (low friction) 人工股関節の出現
      • 6. 1970年代までのその他人工股関節
      • 7. 1980年代からの人工股関節
      • 8. 近年の人工股関節摺動面
    • [2] [4] その他の整形外科用インプラントの開発状況
      • 1. 人工肩関節
      • 2. 人工肘関節
      • 3. 人工手関節
      • 4. 人工指関節
    • [2] [5] 歯科用インプラントの開発の現在と未来
      • 1. デンタルインプラントの歴史
      • 2. デンタルインプラントの特徴
      • 3. 現在のデンタルインプラントシステム
      • 4. 未来のインプラントシステム
    • [2] [6] 手術用器械の現在と未来
      • 1. 現在の手術
      • 2. 術前計画ソフト
      • 3. 手術用ナビゲーションシステム
      • 4. 患者適合型単回使用関節手術用器械 (カスタムメイドカッティングガイド)
      • 5. 手術支援ロボット
    • [2] [7] 人工関節の問題点
      • 1. 摺動面
      • 2. ストレスシールディング
      • 3. 金属アレルギー
      • 4. 人工関節のサイズ
  • [3] 人工関節・インプラントの設計・加工
    P.69閲覧
    • [3] [1] 人工膝関節のデザイン ― 日本人の骨形態に最適な人工膝関節
      • 1. 人工膝関節のデザイン
      • 2. インプラントデザインの評価
      • 3. 手術支援
      • 4. 術後評価
    • [3] [2] 人工股関節のデザイン ― さらなる高機能, 高耐久性を目指す人工股関節
      • 1. 人工股関節のデザイン
      • 2. インプラントデザインの評価
      • 3. 手術支援
    • [3] [3] 応力解析を用いた設計 ― 人工足関節を例に
      • 1. 人工足関節のFEM応力解析
      • 2. 結果と考察
    • [3] [4] 人工関節・インプラントの加工法
      • 1. 人工関節・インプラントの摺動面に求められる表面粗さ
      • 2. 人工関節の一般的な加工プロセス
      • 3. 人工関節加工技術の課題を解決する新しい流れ
    • [3] [5] 新しい人工関節・インプラントの設計
      • 1. セメントレスインプラント
      • 2. カスタマイズド人工関節
      • 3. 医療画像処理
      • 4. 摺動面
      • 3-5-1. カスタマイズド人工股関節
        • 1. カスタマイズド人工股関節
        • 2. カスタマイズド人工股関節の臨床成績
        • 3. カスタマイズドステムの作製方法
        • 4. カスタマイズドステムの現状と課題
      • 3-5-2. メタル・オン・メタル型人工股関節
        • 1. 人工股関節のトライボロジー
        • 2. メタル・オン・メタル型人工股関節の潤滑設計
        • 3. Hipシミュレーターによる潤滑状態の評価
  • [4] 人工関節の置換術
    P.103閲覧
    • [4] [1] 人工関節置換術の適用疾患
      • 1. 人工股関節
      • 2. 人工膝関節
    • [4] [2] 人工膝関節置換術の現在 人工膝関節手術手技の実際
      • 1. TKAの目的
      • 2. TKAの適応
      • 3. TKAに期待される臨床成績
      • 4. 術前計画
      • 5. 手術の実際
      • 6. 術後の経過, 合併症
    • [4] [3] 人工股関節置換術の現在
      • 1. 対象患者
      • 2. インプラント選択
      • 3. 手術アプローチ
      • 4. 今後の課題
    • [4] [4] 人工関節置換術の未来
      • 1. 医学・工学の融合
      • 2. 人工関節置換術の変遷
      • 3. 人工関節置換術の将来像
      • 4-4-1. 手術用ロボット
        • 1. システム概要
        • 2. 手術ロボットアーム
        • 3. 医用CAD / CAMソフトウェア
        • 4. 手術工程
        • 5. 実用化における留意事項と課題
      • 4-4-2. 手術支援システムの臨床的有用性
        • 1. 手術支援システムとは
        • 2. 三次元術前計画の有用性
        • 3. 術中ナビゲーションシステムの使用方法
        • 4. 手術支援ロボットへの応用
        • 5. 今後の手術支援システムの展望
      • 4-4-3. 医療用ナビゲーションシステム
        • 1. 基本原理
        • 2. レジストレーション方法
        • 3. 使用上の留意点
        • 4. Image-freeナビゲーションシステム
      • 4-4-4. Computer graphicsシステムの臨床的有用性
        • 1. 三次元画像技術を利用した術前計画
        • 2. Customized patient instrumentation (CPI) for total knee arthroplasty
      • 4-4-5. 医用画像情報伝送システムの構築
        • 1. 利用される医用情報 ― 医療機関における画像情報
        • 2. カスタムメイドインプラント作製に関わる医療情報の流れ ― 医療機関から人工関節メーカー
        • 3. 医療情報の課題 ― 医療機関以外との連携
  • [5] 人工関節に利用される材料の現在と未来
    P.149閲覧
    • [5] [1] 医療用金属系材料
      • 1. 金属系材料の分類
      • 2. 金属系材料の医療用材料としての適用
      • 3. 医療用材料としての金属系材料の利点・欠点
      • 5-1-1. 金属系材料の基本特性
        • 1. 力学特性
        • 2. 結晶構造
        • 3. 格子欠陥
        • 4. すべり変形と転位
        • 5. 形状記憶特性, 超弾性特性
        • 6. 磁気特性, 電気伝導性
      • 5-1-2. 医療用金属材料の種類と特性
        • 1. ステンレス鋼
        • 2. コバルトクロム合金
        • 3. チタンとチタン合金
        • 4. その他の金属系材料
      • 5-1-3. 未来型医療用金属材料の種類と特性
        • 1. チタン合金
      • 5-1-4. 生分解性医療用金属材料
        • 1. 生分解性合金材料
        • 2. 近年の新たな取組み
      • 5-1-5. 金属材料と人工股関節
        • 1. インプラントに使用されている金属材料
        • 2. 次世代人工股関節の開発
    • [5] [2] 医療用高分子材料
      • 5-2-1. 医療用高分子材料の基本特性
        • 1. バルク特性
        • 2. 表面特性
      • 5-2-2. 整形外科分野の高分子系材料を中心としたバイオマテリアル
        • 1. 骨折治療用骨固定材における現状分析
        • 2. 人工関節における現状分析
        • 3. 人工関節軟骨における現状分析
        • 4. 人工椎間板における現状分析
        • 5. 人工靭帯における現状分析
        • 6. 今後の方向性
        • 7. 到達目標
      • 5-2-3. 高分子材料を含む人工物への細胞接着
        • 1. 表面官能基
        • 2. タンパク吸着層
        • 3. 静電相互作用
        • 4. 表面の柔らかさ
        • 5. 細胞接着
      • 5-2-4. 石灰化促進のための高分子材料
        • 1. 有機 ― 無機ハイブリッド材料による骨再生
        • 2. ナノ構造制御ハイブリッド材料の創製
        • 3. 動物への埋植試験における骨再生と骨量の評価
        • 4. HAp gelの臨床研究への展開
      • 5-2-5. 人工関節に用いられる新規高分子系材料と再生医療
        • 1. 関節機能の長期維持 (広義の構造健全性)
        • 2. 関節機能の高度化 (生活要求に適応した人工関節と再生型関節)
        • 3. 生活を基盤とした医療技術発展とリスクコミュニケーション
    • [5] [3] 医療用セラミックス系材料
      • 1. セラミックスとは
      • 2. バイオマテリアルとしてのセラミックス系材料
      • 3. 関節や骨を修復するセラミックス系バイオマテリアル
      • 5-3-1. 医療用セラミックス材料の種類と基本特性
        • 1. 医療用セラミックスに求められる性質
        • 2. 代表的な医療用セラミックス材料の基本特性
        • 3. セラミックスの機械的性質と破壊
        • 4. 生体活性セラミックスの骨結合性発現機構に基づいた新材料の開発
      • 5-3-2. 医療用セラミックス材料の製造と特性
        • 1. Y2O3 / CeO2共添加ZrO2の開発
      • 5-3-3. 未来型医療用セラミックス材料
        • 1. 骨形成性細胞を活性化する無機イオンを徐放する材料
        • 2. ポリシロキサン導入ハイブリッド材料
        • 3. 細胞組込み型生体材料への応用を目指した中空球状材料
      • 5-3-4. 溶解性医療用セラミックス材料 ― リン酸八カルシウム
        • 1. 溶解性医療用セラミックス材料
        • 2. OCPの生体材料学的性質および生体反応の特徴
        • 3. OCPを基材とした骨再生材料による長管骨の骨欠損修復
        • 4. 次世代のセラミックス開発に向けて
      • 5-3-5. セラミックス系材料と人工関節
        • 1. 人工関節用セラミックスの利点・欠点
        • 2. 2000年代の人工関節用セラミックス
        • 3. アルミナ・ジルコニア複合材料 : BIOCERAM AZ209の実用化
  • [6] カスタマイズドインプラントの現状と必要性
    P.243閲覧
    • [6] [1] 科学技術戦略推進プロジェクトにおけるカスタマイズドインプラント開発戦略
      • 1. カスタマイズドインプラントの必要性
      • 2. カスタマイズドインプラントの基本構想
      • 3. 推進研究と実用化ロードマップ
    • [6] [2] 材質の制御とカスタマイズ
      • 1. 材質パラメーターと構造 (形状) パラメーター
      • 2. 材料設計による材質制御
      • 3. 組織制御による材質制御法
      • 4. 単結晶化による弾性率制御
    • [6] [3] 形状のカスタマイズ方法
      • 1. 形状のカスタマイズの必要性
      • 2. コンピューターシミュレーションを用いた矯正骨切術
      • 3. 骨接合インプラントの形状カスタマイズ
    • [6] [4] カスタマイズのための手法
      • 6-4-1. 加工・切削方法
        • 1. 従来の人工関節製造方法
        • 2. カスタムメイドインプラントの製造方法
        • 3. 5軸加工の特徴
        • 4. CAM処理 (ツールパス作製)
        • 5. シミュレーション
        • 6. 機械加工
        • 7. 加工事例
        • 8. 問題点
        • 9. 製品評価
      • 6-4-2. 電子ビームを用いた金属積層造形法
        • 1. 電子ビーム積層造形法の原理
        • 2. 原料粉末
        • 3. 機械的性質
        • 4. 生物学的安全性試験
        • 5. 人工関節への応用
      • 6-4-3. レーザービームを用いたシンタリング法
        • 1. レーザー焼結
        • 2. レーザービーム積層造形法とは
        • 3. 生体材料分野へのレーザービーム積層造形法の応用
      • 6-4-4. カスタマイズドと未来型人工関節
        • 1. テーラーメイド医療
        • 2. カスタムメイドインプラントの開発ガイドライン
        • 3. 金属積層造形法によるカスタムメイドインプラントの作製
        • 4. 未来型人工関節
  • [7] 表面処理技術
    P.281閲覧
    • [7] [1] 組織適合性向上を目的とした表面処理
      • 1. 表面処理の必要性
      • 2. 機械的嵌合と化学的接合
      • 3. 表面処理における研究と実用化の乖離
      • 4. 表面処理の分類
      • 5. 再生医療への応用
    • [7] [2] 組織適合性の付与のための表面処理方法
      • 7-2-1. 化学処理による表面酸化
        • 1. 電気化学的酸化チタン皮膜形成と in vitro アパタイト析出
        • 2. 過酸化水素水による酸化チタン皮膜形成と in vitro アパタイト析出
        • 3. GRAPE技術と in vitro アパタイト析出-チタン基板
        • 4. GRAPE技術のチタン合金基板への適用と動物実験
        • 5. In vitro アパタイト析出能の増進手法
      • 7-2-2. DDS法の利用
        • 1. ドラッグデリバリーシステムとは
        • 2. 薬物の徐放化技術
        • 3. タンパク質の徐放化キャリアとしての細胞
        • 4. 人工関節へのDDS技術の応用
      • 7-2-3. アパタイトの析出
        • 1. 金属チタンの骨組織結合性
        • 2. アパタイトと金属表面へのアパタイト被膜
        • 3. 生体内におけるアパタイトの析出
        • 4. 結晶化ガラスA-Wと擬似体液
        • 5. 金属チタンへの生体活性付与
        • 6. GRAPE technology
      • 7-2-4. 表面溝加工・配向溝導入
        • 1. 生体アパタイト配向性
        • 2. 異方的な表面形態 ― 配向溝構造の導入と主応力分布に基づく溝形状最適化
        • 3. 動物実験による配向溝導入ステムのアパタイト配向性を指標とした有効性評価
        • 4. 配向溝導入ステムのヒト用人工股関節への適用
      • 7-2-5. アルカリ加熱処理法AHFIXの実用化
        • 1. アルカリ加熱処理法AHFIXの概要
        • 2. アルカリ加熱処理によるチタン金属の表面構造変化
        • 3. アルカリ加熱処理によるチタン金属表面の生体活性化
        • 4. アルカリ加熱処理による生体活性発現の機構
        • 5. アルカリ加熱処理人工股関節の製品化
      • 7-2-6. DLCを用いた耐摩耗性表面処理
        • 1. DLCとは
        • 2. DLCの成膜方法
        • 3. DLCの摩擦摩耗特性
        • 4. DLCへの元素添加による特性向上
      • 7-2-7. バイオフィルムと感染症の抑制・防止技術
        • 1. バイオフィルムの概念と特性
        • 2. バイオフィルムの形成と歯周病
        • 3. 脊椎感染症とバイオフィルムの除去技術
        • 4. バイオセラミックスの表面改質と感染症対策
      • 7-2-8. MPCポリマー処理技術 Aqualaの実用化
        • 1. 生体軟骨の模倣
        • 2. MPCを用いた光開始グラフト重合
        • 3. 高潤滑性表面の創出
        • 4. 人工股関節シミュレーション試験による摩耗特性
        • 5. MPC処理微粒子の生体反応評価
        • 6. 生物学的安全性
  • [8] 人工関節・周囲骨の評価方法
    P.325閲覧
    • [8] [1] 骨系細胞の種類と働き
      • 1. 破骨細胞
      • 2. 骨芽細胞
      • 3. 骨細胞
    • [8] [2] 関節軟骨における力学環境と細胞動態
      • 1. 関節軟骨の構造と構成成分
      • 2. 関節軟骨の力学的特性
      • 3. 軟骨細胞と静水圧
    • [8] [3] 骨質の評価法―コラーゲン架橋
      • 1. 骨の老化 : 骨コラーゲンのAGEs化
      • 2. 骨コラーゲンのAGEs化と微小骨折発生・進展の関係
      • 3. 加齢に伴う骨コラーゲンのAGEs化
      • 4. 骨マトリクスマーカー : ペントシジンとホモシステイン
      • 5. 糖尿病および腎機能低下に伴う骨コラーゲンのAGEs化
      • 6. 骨のAGEs化を評価するうえでの齧歯類 (マウス・ラット)モデルの限界
    • [8] [4] 骨質の評価方法 ― 骨梁構造
      • 1. マイクロCT
      • 2. シンクロトロンCT
      • 3. 高解像度pQCT(HR-pQCT)
    • [8] [5] 骨質評価方法―生体アパタイト配向性
      • 1. 正常成熟骨組織でのアパタイト配向性
      • 2. 再生骨・疾患骨におけるアパタイト配向性と力学機能との相関性
      • 3. 人工股関節埋入による大腿骨での骨質劣化
    • [8] [6] 海綿骨の応力解析法
      • 1. 有限要素法による応力解析
      • 2. 骨梁形態を反映した均質化法による応力解析
      • 3. 骨梁構造中の荷重伝達経路の分析
    • [8] [7] 人工関節の評価方法
      • 1. 人工関節評価方法の規格
      • 2. 破損事例の解析
      • 3. 最近の解析法
  • [9] 人工関節の標準化と薬事申請
    P.365閲覧
    • [9] [1] 薬事申請のための基礎知識
      • 1. 医療機器のクラス分類と許認可制度
      • 2. 医療機器の研究・開発から製造販売までの薬事の流れ
      • 3. 薬事申請の具体的な手続き
      • 4. PMDA審査員との面談で留意すること
      • 5. これから期待される新規材料および新規技術とその薬事審査
    • [9] [2] 標準化のための経済産業省の取組み
      • 1. カスタムメイド人工関節
      • 2. 人工関節に用いられる材料
      • 3. 金属材料の生物学的安全性の支配因子とその試験方法
      • 4. 製造プロセスの同等性
      • 5. 大腿骨ステムの小型化の可能性
    • [9] [3] 薬事承認の迅速化に向けた厚生労働省の取組み
      • 1. 厚生労働省の主な取組み
      • 2. 次世代医療機器評価指標作成事業
      • 3. カスタムメイドインプラントの評価指標
      • 4. コンピューターシミュレーションによる力学的な安全性の評価
      • 5. 現状の課題と未来に向けて
    • [9] [4] 標準化のための試験方法
      • 9-4-1. 材料の力学試験方法
        • 1. 力学特性試験
        • 2. 引張り曲線と材料の特性値
        • 3. 平面ひずみ破壊靭性試験と破壊靭性
        • 4. 疲労強度試験
      • 9-4-2. 関節シミュレーターを用いた人工関節の磨耗試験
        • 1. シミュレーターの概要
        • 2. シミュレーターの稼動
        • 3. シミュレーターの動作詳細
        • 4. 各社シミュレーター
        • 5. 摩耗試験
      • 9-4-3. 応力シミュレーションによる強度評価方法
        • 1. 応力シミュレーションによる評価方法の標準化
        • 2. 計算プログラムの適正検査と解析者の技術評価
        • 3. 人工股関節ステムの疲労強度評価
        • 4. 応力シミュレーションを用いる際の注意事項
      • 9-4-4. 生物・科学的試験方法
        • 1. 人工関節に用いられる材料
        • 2. 物理的・化学的特性評価
        • 3. 生物学的安全性評価
    • [9] [5] カスタマイズドインプラントのための標準化
      • 1. 標準の分類―標準と規格, 基準
      • 2. カスタマイズドインプラントの薬事申請, 海外での承認基準と実績
      • 3. 国際規格と国家規格, 地域規格 (欧州・アメリカ・中国等)
    • [9] [6] スーパー特区と薬事申請
      • 1. 医療機器開発のプロセス
      • 2. 整形外科製品の承認申請
      • 3. 臨床試験の試験成績の添付
      • 4. カスタムメイド人工関節
  • ・索引 (和文索引, 欧文索引)
    P.411閲覧
  • 奥付

参考文献

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  • ・石原一彦, 塙 隆夫, 前田瑞夫. 編 (日本バイオマテリアル学会 監):バイオマテリアルの基礎. 日本医学館. 東京, 2010.
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P.204 掲載の参考文献

P.211 掲載の参考文献

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  • 6) 平成23年12月7日付け薬食機発1207第1号厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長通知 「次世代医療機器評価指標の公表ついて」別添2「整形外科用カスタムメイド人工股関節に関する評価指標」
  • 7) 平成24年11月20日付け薬食機発1120第5号厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長通知 「次世代医療機器評価指標の公表について」別添1「整形外科用カスタムメイド人工膝関節に関する評価指標」
  • 8) 平成21年3月6日付け薬食機発第0306001号厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長通知 「人工股関節の審査ガイドラインについて」
  • 9) 平成21年3月6日付け薬食機発第0306004号厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長通知 「人工膝関節の審査ガイドラインについて」
  • 10) JIS TS T 00I3:2009 数値シミュレーションによる金属製人工こ(股) 関節大たい (腿) 骨ステムの疲労強度評価方法
  • 12) 日本人工関節学会:人工関節登録調査について. http://jsra. info/info. html

P.387 掲載の参考文献

  • 1) ASTM E399-05 (1970-), Standard Method for Plane-Strain Fracture Toughness of Metallic Materials.
  • 2) Databook on Fatigue Strength of Metallic Materials. Soc Mater Sci. , Japan, Vol. 1-3, Elsevier, 1996.
  • 3) 日本材料学会・編:改訂材料強度学. 日本材料学会, 2005, p92.
  • 4) 西島 敏:疲労試験データの統計的整理. 材料 29:316, 24-29, 1980.
  • 5) 西田正孝:応力集中. 森北出版. 1973.
  • 6) 機械工学便覧「材料力学」. 日本機械学会, 1984.
  • 7) 村上敬宜:金属疲労:微小欠陥と介在物の影響. 養賢堂, 1993.
  • 8) 日本材料学会疲労部門委員会:初心者のための疲労設計法. 日本材料学会, 2004, p19.

P.391 掲載の参考文献

  • 1) AMTI 社カタログ. http://www. amti. jp/simulator. Php
  • 2) MTS 社カタログ. http://www. mts. com. japan/products/bio/bio05. html
  • 3) Instron 社カタログ. http://www. instron. jp/wa/solutions/Biomedical_Testing_Solutions. aspx
  • 4) Shore Western 社カタログ. http://www. shorewestern. com/biomedical. html
  • 5) Prosim 社カタログ. http://www. prosim. co. uk/med_overview. shtml#
  • 6) 金枝敏明:平成23年度戦略的基盤技術高度化支援事業 ELID 研削を用いた高能率・高精度表面処理による人工関節摺動面加工プロセスの構築成果報告書. 2012, p27-36.
  • 8) 森山茂章, 村上輝夫, 大月伸男, 日垣秀彦・他:膝関節シミュレータによる人工膝関節の潤滑特性の評価. 日本機械学会論文集 (C編) 63 (610) 2087-2092, 1997.
  • 9) 日垣秀彦, 熊本剛治, 下戸 健・他:人工膝関節用6自由度トライボシミュレータを使用したモバイルベアリング式インサートの動態解析. バイオメカニズム学会誌 28(2):84-90, 2004.

P.395 掲載の参考文献

  • 1) Zienkiewicz OC, Taylor RL (翻訳代表:矢川元基):マトリックス有限要素法 (改訂新版). 科学技術出版社, 1996.
  • 2) 岡崎義光, 後藤恵美子. 土居憲司, 野山義裕:臨床バイオメカニクス 30:307-312, 2009.
  • 3) 平成22年度次世代医療機器評価指標作成事業. カスタムメイド分野審査WG報告書. 2011.
  • 4) 厚生労働省医薬食品局審査管理課:人工股関節の審査ガイドラインについて. 薬食機発第0306001号, 2009.
  • 5) JIS TS T 0013. 2009.
  • 6) 姜 有峯, 堤 定美:臨床バイオメカニクス 31:283- 287, 2010.
  • 7) The international association for the engineering analysis community:The Standard NAFEMS Benchmarks, NAFEMS Ltd. 14, 1990.
  • 8) Goodman J:Mechanics Applied to Engineering. Longman. Green & Company. London. 1899.
  • 10) 計算力学技術者の資格認定. (http://www. jsme. or. jp/ cee/cmnintei. htm).

P.400 掲載の参考文献

  • 1) 平成21年3月6日付薬食機発第0306001号「人工股関節の審査ガイドラインについて」
  • 2) 平成21年3月6日付薬食機発第0306004号「人工膝関節の審査ガイドラインについて」
  • 3) JIS T 0304「金属系生体材料の溶出試験方法」, 2002.
  • 4) JIS T 0305「擬似体液中での異種金属間接触腐食試験方法」. 2002.
  • 5) JIS T 0306「金属系生体材料の不動態皮膜のX線光電子分光法 (XPS) による状態分析」, 2002.