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書籍詳細

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書籍名 臨床精神医学講座(全24巻) 第12巻 老年期精神障害
出版社 中山書店
発行日 1998-12-05
著者
  • 本間昭(責任編集)
  • 武田雅俊(責任編集)
  • 松下正明(総編集)
  • 浅井昌弘(編集)
  • 牛島定信(編集)
  • 倉知正佳(編集)
  • 小山司(編集)
  • 中根允文(編集)
  • 三好功峰(編集)
ISBN 4521491316
ページ数 457
版刷巻号 第2刷
分野
シリーズ
閲覧制限 未契約

21世紀の高齢社会を見すえ、老年期の心性、精神障害の解明と治療、さらには看護・ケア・社会福祉・人権など、これからの精神医療に必要とされる様々な知見を具体的に解説。

目次

  • 表紙
  • 本巻の執筆者
  • 目次
  • 総論
    • I. 老年期の心性
      • A. 老化と社会心理
        • 1. 老年期の社会心理
          • a. 発達論からみた老年期の課題
          • b. 社会の中での役割の縮小
          • c. 空の巣症候群
          • d. 身体疾患
          • e. 高齢者に対する社会の態度
          • f. 性格
          • g. 高齢者単独の生活
          • h. 高齢者の意見を代表する団体
        • 2. 自殺
          • a. 高齢者の自殺についての一般的事実
          • b. 心理的過程
          • c. 生物学的・精神医学的な要因
          • d. 社会的要因
      • B. 老化と知能
        • 1. 加齢による知能の変化
          • a. 横断的研究と縦断的研究
          • b. 結晶性知能と流動性知能
        • 2. 加齢と記憶力の低下
          • a. 記憶システムのモデル
          • b. 想起障害と記銘障害
          • c. 精神老化と軽度痴呆の鑑別
        • 3. 簡易知的評価尺度
        • 4. ロールシャッハ・テストからみた精神老化
      • C. 老化と感情
        • 1. 老化と感情についての従来の見解
        • 2. 感情の正常老化のプロセス
        • 3. 生涯にわたる情動発達のいくつかの原則
        • 4. 病的な老化における感情の変化
          • a. 老年期にみられる感情に影響する疾患
          • b. 猜疑心
      • D. 老化と人格
        • 1. 老人の性格傾向 - 経験論的アプローチ
        • 2. 自我論的アプローチ
        • 3. 発達論的アプローチ
        • 4. その他のアプローチ
    • II. 老化と脳
      • A. 病理学からみた脳の老化と疾病
        • 1. 萎縮
          • a. 生理的老化と病的老化
          • b. 生理的萎縮
          • c. 病的萎縮
        • 2. 老年性変化
          • a. 老人斑とAlzheimer神経原線維変化の特性
          • b. 加齢の極限状態
          • c. Lewy小体
        • 3. 老年期の疾病構造
      • B. 生化学
        • 1. 個体の老化
        • 2. 早老症候群と老化関連遺伝子
        • 3. 脳の老化
          • a. 脳代謝と老化
          • b. 神経細胞数と老化
          • c. 老化により新たに出現する変化
          • d. 神経伝達物質
        • 4. 老化とグルココルチコイド仮説
        • 5. 脳の老化のカルシウム仮説
      • C. 電気生理学
        • 1. 老化による脳波の変化
          • a. α波
          • b. 徐波
          • c. 速波
          • d. 反応性
          • e. 睡眠脳波
          • f. 老人脳波の経時的変化
          • g. 知的機能の減退と脳波の関連
        • 2. 老年期痴呆の脳波
          • a. 血管性痴呆の脳波
          • b. 変性性痴呆の脳波
        • 3. 老化による事象関連電位の変化
          • a. P300
          • b. N200
          • c. 知的機能の減退と事象関連電位の関連
        • 4. 老年期痴呆の事象関連電位
      • D. 画像
        • 1. 正常老化と画像診断
          • a. CTおよびMRI
          • b. 脳循環代謝
        • 2. 病的老化と画像診断
          • a. 変性疾患
          • b. 脳血管性痴呆
      • E. 神経心理学
        • 1. 「老化」への神経心理学的接近
        • 2. 老化の神経心理学的評価
        • 3. 老化と知覚・運動
        • 4. 老化と言語
        • 5. 老化と記憶
          • a. 記憶に関する概念・用語の要約
          • b. 加齢と記憶
        • 6. 老化と前頭葉機能
          • a. 前頭葉機能に関する概念・用語の要約
          • b. 加齢と前頭葉機能
        • 7. 精神機能の老化における基本障害
        • 8. 老化過程の神経心理学的モデルと問題点
    • III. 老年期精神障害
      • A. 分類・原因
        • はじめに
          • a. 精神障害の臨床概念の現状について
          • b. 老年期の精神障害の原因
        • 1. 器質性障害
          • a. せん妄
          • b. 痴呆
          • c. その他の認知障害
        • 2. 気分障害
        • 3. 精神分裂病ないし妄想性障害
          • a. 遅発性精神分裂病
          • b. 妄想性障害
        • 4. 神経症
          • a. 不安障害
          • b. 身体表現性障害
        • 5. 人格障害
        • 6. 睡眠障害
      • B. 疫学と危険因子
        • 1. 疫学
          • a. 精神障害の疫学
          • b. 機能性精神障害の疫学
          • c. 器質性精神障害の疫学
        • 2. 危険因子
          • a. 痴呆の発症に関わる危険因子の種類
          • b. 関連が報告されるが確実でない危険因子
      • C. 遺伝
        • 1. Alzheimer病の原因遺伝子
          • a. アミロイド前駆体蛋白遺伝子
          • b. プレセニリン1
          • c. プレセニリン2
          • d. その他
        • 2. Alzheimer病の危険因子としての遺伝子
          • a. apolipoprotein E
          • b. α2-macroglobulin
          • c. α1-antichymotrypsin
          • d. very low density lipoprotein receptor
          • e. low density lipoprotein receptor-related protein
          • f. エストロゲン受容体α
          • g. その他
        • 3. 脳血管性痴呆
          • a. cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical infarct and leukoencephalopathy (CADASIL)
          • b. 脳血管アミロイドアンギオパチー
        • 4. frontotemporal dementia (FTD)
        • 5. びまん性Lewy小体病
        • 6. その他
      • D. 症候
        • 1. 意識の障害
          • a. 意識混濁
          • b. 意識狭縮
          • c. せん妄
        • 2. 記憶の障害
          • a. 記憶の分類
          • b. 健忘症候群をきたす疾患
          • c. 作話
        • 3. 失語, 失行, 失認
        • 4. 幻覚・妄想
          • a. Charles Bonnet症候群
          • b. Cotard症候群
          • c. 嫉妬妄想
          • d. 皮膚寄生虫妄想
          • e. 妄想的誤認症候群
          • f. 幻の同居人
          • g. Diogenes症候群
        • 5. 気分障害
          • a. うつ病, うつ状態
          • b. 躁病
        • 6. 神経症
          • a. 不安障害
        • 7. 死別反応
        • 8. てんかん
        • 9. アルコール・薬物関連
          • a. アルコール嗜癖
          • b. アルコール離脱・せん妄
          • c. アルコール痴呆とWernicke-Korsakoff症候群
        • 10. 睡眠障害
          • a. 高齢者の睡眠の特徴
          • b. 各種の睡眠障害
        • 11. 性障害
          • a. 性障害の背景
          • b. 性障害の特徴
          • c. 性障害と脳器質性疾患
        • 12. 自殺
        • 13. 老人虐待
        • 14. 転倒
        • 15. 痴呆
          • a. 精神症状
          • b. 行動異常
          • c. 巣症状
          • d. 身体症状
  • 各論
    P.171閲覧
    • I. 器質性の精神障害
      • A. 血管性痴呆
        • 1. 概念・定義
        • 2. 歴史
          • a. 血管性痴呆概念の誕生
          • b. 血管性痴呆概念の変遷と多発梗塞性痴呆概念の導入
          • c. 血管性痴呆の概念とその問題点
        • 3. 血管性痴呆の分類
        • 4. 疫学
        • 5. 血管性痴呆の病態
          • a. 脳循環の生理
          • b. 脳血管障害における脳循環
        • 6. 病理像と病理過程
          • a. 病理像
        • 7. 病型と臨床像
          • a. 多発梗塞性痴呆
          • b. Binswanger型白質脳症
          • c. 脳アミロイド・アンギオパチー
          • d. 特定の枢要部位の単発性梗塞による痴呆
          • e. 境界領域梗塞
        • 8. 診断・鑑別診断
          • a. 血管性痴呆の診断
          • b. 新しい診断基準と問題点
        • 9. 治療
      • B. Alzheimer型痴呆
        • 1. 概念・定義
        • 2. 歴史
        • 3. 分類
        • 4. 疫学
        • 5. 成因
        • 6. 病理・病態
          • a. 神経病理学的特徴
          • b. 生化学的特徴
          • c. 分子生物学的特徴
        • 7. 症状
          • a. 初期症状
          • b. 精神症状
          • c. 神経症状
          • d. 身体症状
        • 8. 診断・鑑別診断
          • a. 臨床症状
          • b. 補助検査所見
          • c. 病理学的診断
        • 9. 治療
        • 10. 臨床経過・予後
      • C. その他の原因による痴呆
        • 1. 症状性の痴呆
        • 2. 器質性の痴呆性疾患
          • a. Alzheimer型痴呆と血管性痴呆を除く器質性痴呆疾患
          • b. 大脳の障害部位と神経変性疾患
        • 3. 老年期痴呆の鑑別
          • a. 臨床症状からの視点
          • b. 検査所見からの視点
        • 4. 各神経変性疾患について
          • a. Pick病
          • b. Creutzfeldt-Jakob病
          • c. 進行性皮質下グリオーシス
          • d. 白質変性症
          • e. Parkinson病
          • f. 進行性核上麻痺
          • g. 脊髄小脳変性症
          • h. Huntington病
          • i. 痴呆を伴う運動ニューロン疾患
          • j. 皮質基底核変性症
        • 5. その他の老年期にみられる痴呆
          • a. 脳腫瘍
          • b. 感染症
          • c. 外傷
          • d. 中毒性の障害
          • e. 代謝性疾患
    • II. 機能性精神障害
      • A. 気分障害
        • 1. 老年期のうつ病の疫学
        • 2. 老年期のうつ病の臨床像
          • a. 心気性
          • b. 不安・焦燥と自殺念慮・自殺企図
          • c. 意識障害
          • d. 妄想形成
        • 3. 老年期のうつ病の成因・診断・鑑別診断
          • a. 老年期うつ病の診断
          • b. 老年期うつ病による仮性痴呆と器質性痴呆と鑑別診断
          • c. 老年期うつ病と痴呆のcomorbidity
        • 4. 老年期のうつ病の治療
          • a. 一般的留意点
          • b. 身体的療法
          • c. 精神療法
        • 5. 老年期のうつ病の臨床経過と予後
        • 6. 経過ならびに成因による老年期の躁病の分類と疫学
        • 7. 老年期の躁病の病像
        • 8. 老年期の躁病の成因・診断・鑑別診断
          • a. 老年期の躁病の成因の多元性と診断
          • b. 鑑別診断
        • 9. 老年期の躁病の治療と再発予防
          • a. 躁病急性期の治療
          • b. 再発予防治療法
        • 10. 老年期の躁病の予後
      • B. 不安障害
        • 1. 定義
        • 2. 疫学
          • a. 高齢者における不安の疫学
          • b. 高齢者における不安障害の疫学
          • c. 高齢者の不安障害と合併症
        • 3. 成因
        • 4. 診断・鑑別診断
          • a. 不安障害の診断
          • b. 鑑別診断
        • 5. 治療
          • a. 薬物療法
          • b. 精神療法
        • 6. 臨床経過・予後
      • C. 心気症
        • 1. 概念・定義
        • 2. 歴史
        • 3. 分類
        • 4. 疫学
        • 5. 成因
        • 6. 症状
        • 7. 診断・鑑別診断
        • 8. 治療
        • 9. 臨床経過
      • D. 人格障害
        • 1. 概念
        • 2. 人格障害の特徴と精神症状
          • a. 神経症性人格障害
          • b. 分裂病性人格障害
          • c. 器質性人格障害
        • 3. 老年期人格障害の病態
      • E. 精神分裂病, 老年期特有の妄想・幻覚状態
        • 1. 精神分裂病
          • a. 長期経過について
          • b. 精神症状の変遷
          • c. 晩期寛解と老年期治癒, および再発について
          • d. 老年期発症の精神分裂病・遅発パラフレニー
        • 2. 老年期特有の妄想・幻覚状態
          • a. 老年期の妄想・幻覚の特徴
          • b. 老年期に特有の妄想・幻覚
    • III. 睡眠障害
      • 1. 健常人の睡眠
      • 2. 高齢者の睡眠障害
        • a. 高齢者の睡眠障害の頻度と特徴
        • b. 加齢による睡眠構築の変化
        • c. 加齢による睡眠・覚醒リズムの変化と睡眠障害
        • d. 高齢者の睡眠時無呼吸
        • e. 高齢者の周期性四肢運動障害
      • 3. 痴呆患者にみられる睡眠・覚醒障害
        • a. 痴呆患者の睡眠構築の特徴
        • b. 痴呆患者の概日リズムの特徴
      • 4. 高齢者の睡眠障害に対する対策
    • IV. プライマリーケア・福祉機関との連携
      • 1. プライマリーケアにおける痴呆診断の実態
      • 2. プライマリーケアにおける痴呆診断の試み
      • 3. かかりつけ医とサービス提供機関との連携
    • V. 薬物療法
      • 1. 薬物療法の原則
        • a. 高齢者の薬物療法実施上の注意点
        • b. コンプライアンスの問題
        • c. 薬物動態の変化
      • 2. 老年期精神障害の薬物療法
        • a. 抗痴呆薬
        • b. 睡眠薬と抗不安薬
        • c. 抗精神病薬
        • d. 抗うつ病薬
        • e. 抗躁病薬
        • f. 抗パーキンソン病薬
      • 3. 薬物の有害作用
        • a. 悪性症候群
        • b. 薬物起因性せん妄
        • c. 薬物起因性けいれん発作
        • d. 薬物起因性痴呆
        • e. 残された課題
    • VI. 精神療法と環境療法
      • 1. 高齢者の精神療法の原則
      • 2. 高齢者に特異的な心理治療法の技法
        • a. 高齢者に対する心理的治療法の一般的プロセス
        • b. 回想法・ライフレビュー
        • c. リアリティ・オリエンテーション
        • d. 環境療法
        • e. その他の方法
    • VII. 痴呆性老人へ対処するための医療機関の役割
      • 1. 介護保険と医療施設
        • a. 介護保険
        • b. 保険給付の対象者とその内容
        • c. 介護保険と医療施設
      • 2. 医療施設の役割
        • a. 介護サービス提供者
        • b. ケアマネジャー
        • c. 居宅サービス
      • 3. 老人性痴呆疾患センター
        • a. 痴呆センターの事業目的
        • b. 痴呆センター活動の現状
        • c. 痴呆センターと地域機関との連携
        • d. 痴呆センターの整備
    • VIII. 精神科老人病棟での治療とケア
      • 1. 老年期精神障害の治療の実際
        • a. 痴呆状態の治療
        • b. せん妄, 夜間せん妄の治療
        • c. 幻覚, 妄想状態の治療
        • d. うつ状態の治療
        • e. 神経症様状態の治療
      • 2. 精神科老人病棟における小集団療法
        • a. 対象と作業療法プログラム
        • b. 接し方と導入方法
    • IX. 老人保健施設での治療とケア
      • 1. 老人保健施設の概要
        • a. 老人保健施設創設の経過と目的
        • b. 老人保健施設利用対象者
      • 2. 老人保健施設での医療とケアサービスの内容
        • a. 入所サービス
        • b. 在宅サービス
        • c. 医療サービスとケアサービス
      • 3. 施設および人員配置, 療養費などについて
        • a. 療養費と利用の手続き
        • b. 人員配置
        • c. 施設
      • 4. 老人保健施設の医療とケアの現状と問題点
        • a. 入所経路と退所先
        • b. 医療とケアの内容と評価, ケアプラン, 効果判定など
        • c. 老人保健施設の問題点と今後の課題
    • X. 痴呆の看護とケア
      • 1. 痴呆に対する認識
      • 2. 痴呆老人の特徴と看護
      • 3. ケアの実際
      • 4. 痴呆とともに生きる ― 痴呆老人の心の世界
    • XI. リエゾン精神医学
      • 1. リエゾン精神医学とは
      • 2. 精神医学からみた高齢患者の身体的特徴
      • 3. 総合病院における高齢入院患者の精神科的問題
      • 4. リエゾン精神医学の対象となる患者
      • 5. リエゾン精神医学の実際
      • 6. よりよいリエゾン精神医学のために
    • XII. 高齢者と人権
      • 1. 問題のありか
        • a. 精神医学と法学の対話
        • b. 基本的人権とは
        • c. 高齢者の人権問題の特徴
      • 2. 痴呆性老人の人権
        • a. 臨床家としての原点
        • b. 自己決定権をめぐるジレンマ
        • c. 権利主体としての痴呆性老人
      • 3. 問題の広がり
        • a. 人権を論じることの多様性と多義性
        • b. 病院, 福祉施設における非自発的処遇
        • c. 老人虐待
        • d. 成年後見制度
        • e. 財産活用システム
        • f. 権利擁護システム
        • g. 介護問題
        • h. その他
  • 索引
    P.431閲覧
    • 和文索引
    • 欧文索引
  • 奥付

参考文献

総論

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  • 1) Aoki N, Ishihara M, Kobayashi T: Follow-up and Relocation of Demented Residents tested with DFDL (Dementia Functioning in Daily Living Scale). The 16th Congress of the International Association of Gerontology, Adelaide, Australia(1997)
  • 2) 堀川恭登, 四十万茂野, 高田佳奈: 老人保健施設のさまざまな側面. おはよう21, 6(4): 22-33 (1995)
  • 3) 小林敏子, 播口之朗, 西村健: 行動観察による痴呆疾患の精神状態評価尺度(NMスケール)および日常生活動作能力評価尺度(N-ADL)の作成. 臨床精神医学17(11): 1653-1668(1988)
  • 4) 厚生省老人保健局老人保健課監修: 老人保健施設関係法令通知集, 平成8年度版. 中央法規出版, 東京(1996)
  • 5) 村井淳志: 西欧諸国における高齢者ケアと医療. 月刊総合ケア7(6): 50-51 (1997)
  • 6) 鳥羽研二:施設介護の問題点. 日老医会誌34(12): 981-986(1997)

P.407 掲載の参考文献

  • 1) 有吉佐和子: 悦惚の人. 新潮社, 東京(1972)
  • 3) 石橋典子, 高橋幸男: 痴呆老人に対するデイケアでの集団精神療法の試み. 今月の治療4: 75-83(1996)
  • 4) 石橋典子, 高橋幸男: 痴呆老人のつぶやき; 痴呆老人と精神医療への反省. 痴呆性老人の「問題行動」と社会環境要因のかかわりについての研究, 石倉康次(編), 平成7年度〜8年度科学研究費補助金(基礎研究C2)研究成果報告書, pp 88-99 (1997)
  • 5) 石橋典子: シンポジウム「痴呆性老人のケアとコミュニケーション」. ホスピスケアと在宅ケア6(1): 66-90(1998)
  • 6) 長谷川和夫, 今井幸充: 老年痴呆とは何か. pp 47-74, 日本看護協会出版会, 東京 (1990)
  • 7) 柄澤昭秀: 痴呆のマネージメント. 老人医療への新しいアプローチ; 全人的評価とケア, 日野原重明, 柄澤昭秀(編), pp 336-347, 医学書院, 東京(1992)
  • 8) Miller E: Psychological strategies. Principal and Practice of Geriatric Psychiatry, Copeland RM, Abou-Saleh MT, et al(ed), pp 427-430, John Wiley & Sons, London(1994)
  • 9) 野津美晴: 悠々たりぼけ人生; 長寿文化の創造. 生命輝け在宅ケア, 心ひらいて痴呆とともに, 出雲在宅ケア研究会(編), pp 46-53(1996)
  • 12) 斎藤正彦: 痴呆の心理療法. 今日の老年期痴呆の治療, 松下正明(編), pp 158-168, 金剛出版, 東京(1993)
  • 13) 高橋幸男, 石橋典子: 痴呆老人を対象にした老人デイケアの試み; 集団精神療法的関わりを中心に. 島根医学14: 30-33(1994)
  • 14) 高橋幸男, 石橋典子, 野津美晴: デイハウス・エスポアール小山. あったかい街づくりII, 佐藤哲朗(編), pp 5-31, ぼけ予防協会, 東京(1995)
  • 15) 高橋幸男: 痴呆老人デイケアの経験から; 痴呆(悦惚の人)恐怖について. 山口医会誌30: 289-291(1996)
  • 16) 高橋幸男, 石橋典子: 痴呆性老人とデイケア. 私たちが考える老人ホーム, 永和良之助(編), pp 90-134, 中央法規出版, 東京(1996)

P.416 掲載の参考文献

  • 1) 福島雅典: 高齢化における精神医学的コンサルテーション・サービス. 高齢者医療メルクマニュアル, 福島雅典(編), 第2版, pp 1318-1324, メディカルブックサービス, 名古屋(1997)
  • 2) Grussberg GT, Zimmy GH, Nakra BRS: Geriatric psychiatric consultations in a university hospital. Int Psychogeriatrics 2: 161-168(1990)
  • 3) 長谷川和夫, 本間 昭: 老年期の精神障害. 新興医学出版社, 東京(1981)
  • 4) 長谷川和夫, 今福 淳: 老人疾患とリエゾン精神医学. リエゾン精神医学, 三浦貞則(編), pp 32-37, 医歯薬出版, 東京(1984)
  • 5) 岩崎徹也: コンサルテーション・リエゾン精神医学の概念. 精神科MOOK, 27. コンサルテーション・リエゾン精神医学, 岩崎徹也(編), pp 1-7, 金原出版, 東京 (1991)
  • 6) 岩崎康孝, 黒沢 尚: 老年期のリエゾン精神医学と救急医療老年精神医学雑誌3: 1355-1360 (1992)
  • 7) 亀山正邦: 診断に際しての注意と診察法. 臨床医のための老年科診療指針. 原沢道美ほか(編), pp 16-34, 医学書院, 東京(1982)
  • 8) 柏木哲夫: 老年期のリエゾン精神医学とターミナルケア. 老年精神医学雑誌3: 1349-1354 (1992)
  • 9) 加藤伸勝: Liaison Psychiatry. 精神医学19: 202-203(1977)
  • 10) 勝沼英宇: 老年における薬物の体内動態. 老年薬物療法の注意点, 大友英一ほか(編), pp 221-246, 中外医学社, 東京(1981)
  • 11) Lipowski ZJ: The need to integrate liaison psychiatry and geropsychiatry. Am J Psychiatry 140: 1003-1005(1981)
  • 13) 三浦貞則: コンサルテーション・リエゾン精神医学. 現代精神医学大系, 懸田克躬ほか(編), 年刊版'87・B, pp 25-44, 中山書店, 東京(1987)
  • 14) 守屋裕文, 松島英介, 本宮武司ほか: CCUで発症したせん妄状態とその治療. 臨床精神医学13: 385-395(1984)
  • 15) 中井健五: 老年者の薬物療法の基礎-生体内動態(吸収・代謝・排泄)について. 老年者の薬物療法, 勝沼英宇(編), pp 1-18, 創造出版, 東京(1987)
  • 16) 中村 純, 前田久雄, 内村直尚ほか: せん妄の病態と治療. 精神神経系薬物治療研究基金設立30周年記念研究報告会, 東京(1997)
  • 17) 中嶋一憲, 守屋裕文, 松島英介ほか: CCU症候群の神経生理学的研究. 精神経誌90: 453-468 (1988)
  • 18) 大滝紀宏: 大学総合病院におけるコンサルテーション・リエゾン精神医学に関する研究. 慈恵医大誌104: 1013-1038(1989)
  • 19) 佐藤 博, 丹野慶紀: 多剤併用と剤形. 高齢者への服薬指導, 福地坦(編), pp 49-52, 医薬ジャーナル社, 大阪(1992)
  • 20) 山田尚吾, 一宮 厚, 宮本初音ほか: 総合病院における老人医療. 老年精神医学雑誌2: 606-612(1991)
  • 21) 山本隆司: 医療過誤法の意識医療過誤法, 莇 立明, 中井善雄(編), pp 41-56, 青林書院, 東京(1994)

P.427 掲載の参考文献

  • 1) 安藤明夫: シルバーハラスメント. 労働旬報社, 東京(1995)
  • 2) 新井 誠: 在宅福祉支援資産活用サービス. ジュリスト(増刊)高齢社会と在宅ケア特集号: 110-119(1993)
  • 3) 新井 誠: 高齢社会の成年後見法. 有斐閣, 東京(1994)
  • 4) 新井 誠, 小笠原祐次, 須永 醇, 高橋 宏(編著): 高齢者の権利擁護システム. 勁草書房, 東京(1998)
  • 5) 芦部信喜: 憲法学II人権総論. 有斐閣, 東京(1994)
  • 6) Butler RN: Why Survive P; Being Old in America. Harper & Row(1975)-グレッグ・中村文子(訳): 老後はなぜ悲劇なのか?-アメリカの老人たちの生活. メヂカルフレンド社, 東京(1991)
  • 7) Decalmer P, Glendenning F: Mistreatment of Elderly People. Sage Publications (1993)-田端光美, 杉岡直人(訳): 高齢者虐待-発見・予防のために. ミネルヴァ書房, 京都(1998)
  • 8) Faden RR, Beauchamp TL: A History and Theory of Informed Consent. Oxford Univ Press(1986)-酒井忠昭, 秦洋一(訳): インフォームド・コンセント-患者の選択. みすず書房, 東京(1994)
  • 9) 林弘子: 在宅介護・看護をめぐる労働法上の諸問題. ジュリスト(増刊)高齢社会と在宅ケア特集号: 134-145(1993)
  • 10) 林弘子: 介護休業制度. ジュリスト(増刊)福祉を創る-21世紀の福祉展望: 250-256 (1995)
  • 11) 平野由美子: 介護休業をめぐる動きと法制化問題. ジュリスト(増刊)高齢社会と在宅ケア特集号: 162-168(1993)
  • 12) 岩志和一郎: ドイツにおける意思決定の代行. 法律時報67(10): 17-22(1995)
  • 13) 樺島次郎: フランスにおける意思決定の代行-生命倫理関連法からみた人権保護のあり方. 法律時報67(10): 31-35(1995)
  • 14) 厚生省高齢者ケアサービス体制整備検討委員会(監修): 介護支援専門員標準テキスト. 長寿科学開発センター(1998)
  • 15) 厚生省社会局老人福祉課(編): 老人福祉法の解説. 中央法規出版, 東京(1987)
  • 16) 熊倉伸宏: 臨床人間学-インフォームド・コンセントと精神障害. 新興医学出版社, 東京(1994)
  • 17) 丸山英二: インフォームド・コンセントの法理の法的諸問題. 第22巻 精神医学と法, 中山書店, 東京 (1997)
  • 18) 松下正明ほか(編): 臨床精神医学講座, 第22巻 精神医学と法, 中山書店, 東京 (1997)
  • 19) 宮武 剛: 介護保険とは何か. 保健同人社, 東京(1995)
  • 20) 宮沢俊義: 憲法II(新版). 有斐閣, 東京(1974)
  • 21) 室伏君士(編): 老年精神障害の臨床. 金剛出版, 東京(1987)
  • 22) 日本弁護士連合会: 高齢者の人権と福祉. こうち書房, 東京(1996)
  • 23) 新美育文: 意思決定の代行制度の整備にむけて. 法律時報67(10): 6-9(1995)
  • 24) 大熊一夫: ルポ老人病棟. 朝日新聞社, 東京(1988)
  • 25) 小澤 勲: 痴呆性老人の人権とは. 老年精神医学雑誌4: 121-126(1993)
  • 26) 小澤 勲(編): 痴呆性老人の人権に関する研究. 厚生省長寿科学総合研究平成3〜5年度研究報告書(1994)
  • 27) 小澤 勲: 痴呆性老人の人権. 老年期診療マニュアル, 長谷川和夫(監修), pp 190-199 (1995)
  • 27) 小澤 勲: 痴呆性高齢者の人権擁護-精神医療の現場から. 高齢者の権利擁護システム. 勁草書房, 東京(1998)
  • 28) 小澤 勲: 痴呆老人からみた世界-老年期痴呆の精神病理. 岩崎学術出版社, 東京 (1998)
  • 29) 斎藤正彦: 精神医療における医の倫理. 第22巻 精神医学と法, 中山書店, 東京 (1997)
  • 30) 佐藤幸治: 憲法(新版). 青林書院, 東京(1991)
  • 31) 竹中 勲: 高齢者の人権と憲法学(1). 産大法学28: 620-656(1997)
  • 32) 棚田洋一: 高齢者・障害者の権利保護-社会保障法と民法との交錯領域の問題を中心に. ジュリスト(増刊)福祉を創る-21世紀の福祉展望: 171-178(1995)
  • 33) 戸波江二: 憲法. ぎょうせい, 東京(1994)
  • 34) 山田卓生: 私事と自己決定. 日本評論社, 東京(1987)
  • 35) 山本茂夫: 武蔵野市における在宅ケアの展開. ジュリスト(増刊)高齢社会と在宅ケア特集号: 208-213(1993)
  • 36) 吉田邦彦: 在宅ケアに関する民法上の諸問題-とくに事故責任(看護過誤)及び老人介護(老親扶養)問題. ジュリスト(増刊)高齢社会と在宅ケア特集号: 120-133 (1993)