書籍名 |
小児抗菌薬マニュアル |
出版社 |
日本医学館
|
発行日 |
2008-03-30 |
著者 |
|
ISBN |
9784890446544 |
ページ数 |
318 |
版刷巻号 |
第1版第1刷 |
分野 |
|
閲覧制限 |
未契約 |
細菌感染症はすべての診療科が関係する分野です.これから医師として研修をはじめる人,第一線で現に感染症と戦っている人は,外国文献だけに頼ることなく,地域の医療事情、感受性分布を知り,患者さんのニーズをよく理解し,本書を活用していただきたいと思います.
目次
- 表紙
- 推薦の言葉
- 推薦の言葉
- はじめに
- 目次
- [1] 小児感染症総論
- [1] 1 感染症診療の基本概念
- [1] 2 抗菌薬投与, その前に
- [1] 3 抗菌薬開始前にするべきこと
- [1] 4 血液培養
- [1] 5 抗菌薬の選択
- [1] 6 抗菌薬をつくる (希釈) ・投与する (IV or DIV)
- [1] 7 抗菌薬の代謝・排泄
- [1] 8 抗菌薬併用療法
- [1] 9 抗菌薬を評価する
- [1] 10 薬剤耐性菌を増やさないために
- [1] 11 抗菌薬の適正使用
- [1] 12 妊娠・授乳中時の抗菌薬
- [1] 13 小児への経口抗菌薬留意点
- SUPPLEMENT 太っている子の投与量
- SUPPLEMENT 手洗いで呼吸器感染症を予防!
- [2] 抗菌薬各論
- [2] 1 抗菌薬の分類
- [2] 2 ペニシリン系 / 古典的ペニシリン
- [2] 3 広域ペニシリン (アミノペニシリン)
- [2] 4 抗耐性ブドウ球菌ペニシリン
- [2] 5 抗緑膿菌用ペニシリン
- [2] 6 β - ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン
- [2] 7 第1世代セフェム系薬 (セファゾリン)
- [2] 8 第2世代セフェム系薬セファマイシン系 : セフメタゾール
- [2] 9 第2世代セフェム系薬・その他 (セフォチアム)
- [2] 10 第3世代セフェム系薬 : 抗緑膿菌活性なし (セフォタキシム, セフトリアキソン)
- [2] 11 第3世代セブェム系薬 : 抗緑膿菌活性あり : セフタジジム, スルバクタム・セフォペラゾン
- [2] 12 第3世代セフェム系薬 : 抗緑膿菌活性のみ (セフスロジン)
- [2] 13 オキサセフェム系薬 (ラタモキセフ, フロモキセフ)
- [2] 14 第4世代セフェム系薬 (セフピロム, セフェピム, セフォゾプラン)
- [2] 15 内服ペニシリン系薬
- [2] 16 内服セフェム系薬
- [2] 17 カルバベネム系薬 (イミペネム, メロペネム, パニベネム)
- [2] 18 モノバクタム系 (アズトレオナム)
- [2] 19 マクロライド系 (エリスロマイシン)
- [2] 20 リンコマイシン系 (クリンダマイシン)
- [2] 21 アミノグリコシド系薬 (ゲンタマイシン, トブラマイシン, アミカシン, アルベカシン)
- [2] 22 グリコペプチド系薬 (バンコマイシン, テイコプラニン)
- [2] 23 ホスホマイシン系薬 (ホスミシンなど)
- [2] 24 クロラムフェニコール系薬
- [2] 25 キノロン系 (シプロフロキサシン)
- [2] 26 スルファメトキサゾール・トリメトプリム (ST合剤)
- [2] 27 リファンピン
- [2] 28 リネゾリド
- [2] 29 抗真菌剤の分類
- [2] 30 AMPH-B (アムホテリシンB), L-AMB
- [2] 31 5-FC (フルシトシン)
- SUPPLEMENT 髄膜炎の起炎菌
- [2] 32 MCZ (ミコナゾール) 局所投与
- [2] 33 FLCZ (フルコナゾール), F-FLCZ
- [2] 34 VRCZ (ボリコナゾール)
- [2] 35 ITCZ (イトラコナゾール)
- [2] 36 MCFG (ミカファンギン)
- [2] 37 γ-グロブリン
- [3] 臨床感染症各論
- [3] 1 Sepsis (敗血症)
- [3] 2 化膿性髄膜炎
- SUPPLEMENT De-escalationとは
- [3] 3 脳腫瘍
- [3] 4 市中肺炎
- [3] 5 院内肺炎
- SUPPLEMENT 薬剤熱
- [3] 6 膿胸
- [3] 7 胆嚢炎・胆管炎
- [3] 8 腹膜炎 (二次性)
- [3] 9 PD関連腹膜炎
- [3] 10 抗菌薬関連下痢症 (クロストリジウム・ディフィシル下痢症を含む)
- [3] 11 急性腎盂腎炎
- [3] 12 尿道カテーテル感染
- [3] 13 蜂巣炎
- [3] 14 骨膜炎・関節炎
- [3] 15 心内膜炎
- [3] 16 CVライン感染
- SUPPLEMENT 小児の水分量
- SUPPLEMENT 常在細菌と共存共栄
- [4] 臨床微生物各論
- [4] 1 Staphylococcus aureus (黄色ブドウ球菌)
- [4] 2 Staphylococcus epidermidis (表皮ブドウ球菌)
- [4] 3 Streptococcus pneumoniae (肺炎球菌)
- [4] 4 Streptococcus pyogenes (A群β溶連菌)
- [4] 5 Streptococcus agalactiae (B群溶連菌 : GBS)
- SUPPLEMENT 風邪に抗菌薬
- [4] 6 Enterococcus faecalis
- [4] 7 Enterococcus faecium
- [4] 8 Moraxella catarrhalis (モラキセラ・カタラリス)
- [4] 9 Haemophilus influenzae (インフルエンザ菌)
- [4] 10 Escherichia coli (大腸菌)
- [4] 11 Klebsiella oxytoca
- [4] 12 Klebsiella pneumoniae (肺炎桿菌)
- [4] 13 Enterobacter cloacae
- [4] 14 Acinetobacter baumannii
- [4] 15 Pseudomonas aeruginosa (緑膿菌)
- [4] 16 Serratia marcescens (セラチア)
- SUPPLEMENT 看護師のするどい視点
- SUPPLEMENT 細菌検査室をもっと活用しよう
- [5] 抗菌薬一覧
- [5] 1 抗菌薬一覧
- ペニシリン系 / 古典的ペニシリン
- 広域ペニシリン (アミノペニシリン)
- 抗耐性ブドウ球菌ペニシリン
- 抗緑膿菌用ぺニシリン
- β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン
- 第1世代セフェム系薬 (セファゾリン)
- 第2世代セフェム系薬セファマイシン系 : セフメタゾール
- 第2世代セフェム系薬・その他 (セフォチアム)
- 第3世代セフェム系薬 : 抗緑膿菌活性なし (セフォタキシム, セフトリアキソン)
- 第3世代セフェム系薬 : 抗緑膿菌活性あり : セフタジジム, スルバクタム・セフォペラゾン
- 第3世代セフェム系薬:抗緑膿菌活性のみ (セフスロジン)
- オキサセフェム系薬 (ラタモキセフ, フロモキセフ)
- 第4世代セフェム系薬 (セフピロム, セフェビム, セフォゾプラン)
- カルバペネム系薬 (イミペネム, メロペネム, パニペネム)
- モノバクタム系 (アズトレオナム)
- マクロライド系 (エリスロマイシン)
- リンコマイシン系 (クリンダマイシン)
- アミノグリコシド系薬 (ゲンタマイシン, トブラマイシン, アミカシン, アルベカシン)
- グリコペプチド系薬 (バンコマイシン, テイコプラニン)
- ホスホマイシン系薬 (ホスミシンなど)
- クロラムフェニコール系薬
- キノロン系 (シプロフロキサシン)
- スルファメトキサゾール・トリメトプリム (ST合剤)
- リファンビン
- リネゾリド
- 内服ペニシリン系薬
- 内服セフェム系薬
- [5] 2 アミノグリゴシド系薬一覧 (腎障害時投与法)
- [5] 3 抗真菌剤一覧
- AMPH-B (アムホテリシンB), L-AMB
- 5-FC (フルシトシン)
- MCZ (ミコナゾール) 局所投与
- FLCZ (フルコナゾール), F-FLCZ
- VRCZ (ボリコナゾール)
- ITCZ (イトラコナゾール)
- MCFG (ミカファンギン)
- γ-グロブリン
- SUPPLEMENT 発熱 = 感染症?
- SUPPLEMENT ローカルデータの重要性
- Appendix
- 1. 抗菌薬の希釈, 注射速度
- 2. VCM使用制限
- 3. Sepsis shockの全身管理
- 4. 髄膜炎初期治療フローチャート
- 5. 菌種別薬剤感受性率 (%) 病院全体 (平成16年度)
- 6. 菌種別薬剤感受性率 (%) 病院全体 (平成17年度)
- 7. 小児感染症 [まとめ1] 潜伏期間と感染期間
- 8. 小児感染症 [まとめ2] 個室隔離期間
- 9. 感染症曝露後の二次感染予防法
- 10. 薬の色と味
- 参考文献
- 索引(和文索引, 欧文索引)
- 著者略歴
- 奥付
参考文献
[1] 小児感染症総論
P.4 掲載の参考文献
-
Reese and Betts' a partical approach to infections disease. Table 27A, p970.
P.23 掲載の参考文献
-
戸塚恭一: Teicoplanin の臨床例における血中濃度の検討. 日本化学療法学会雑誌 1993, 41 (Suppl. 2):110-114.
[3] 臨床感染症各論
P.178 掲載の参考文献
-
森川嘉郎:細菌性髄膜炎. 綜合臨牀 第56巻増刊号, p917-923. 2007年
P.203 掲載の参考文献
-
比較的下痢を起こしにくい抗菌薬: アミノグリコシド, バンコマイシン, メトロニダ ゾール, ドキシサイクリン
P.214 掲載の参考文献
-
Circulation Journal vol. 67 Suppl IV 2003 循環器病の診断と治療に関するガイドライン (2001〜2002年度合同研究班報告)
[4] 臨床微生物各論
P.235 掲載の参考文献
-
長谷川恵子・他: 感染症誌 78:835-845, 2004.
Appendix
P.282 掲載の参考文献
-
オーストラリア治療ガイドライン委員会:抗生物質治療ガイドライン. 医薬ビジランスセンター
P.283 掲載の参考文献
-
佐竹幸子, 源河いくみ:バンコマイシン耐性菌の伝播防止のためのCDCガイドライン. インフェクションコントロール別冊. メディカ出版, 1997, p18
P.284 掲載の参考文献
-
Dellinger Rp et al.:Criit Care Med 2004, 32(3):858-873, 一部改変
P.289 掲載の参考文献
-
Red book 2000, 25th Edition 編集米国小児科学会:小児感染症マニュアル 日本小児感染症学会編・東京医学社
P.290 掲載の参考文献
P.293 掲載の参考文献
-
>Rennie J M. (竹内徹他・監訳): ロバートン新生児集中治療マニュアル. 改訂第2版, メディカ出版, 2003.
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>Reese and Betts': A Practical Approach To Infectious Disease. Important Questions to Answer Routinely Before Selecting an Antibiotics. Lippincott Williams & Wilkins, 2002.
-
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>抗生物質治療ガイドライン: オーストラリア治療ガイドライン委員会. 医薬ビジランスセンター, 2002.
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>紺野昌俊: 抗菌薬療法の考え方. (第1, 2, 3巻), 株式会社ミット, 2003.
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>Burke A: Antibiotic essentials 2005. Physicians's press, 2006.
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>John G Barlett: THE ABX Guide. Thomson PDR, 2005.
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>John G Bartlett: 2004 Pocket Book of Infectious Disease Therapy. lippincott willams & willkins, 2004.
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>佐竹幸子, 源河いくみ: バンコマイシン耐性菌の伝播防止のためのCDCガイドライン. インフェクションコントロール別冊. メディカ出版, 1997, p18
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>大野博司: 感染症入門レクチャーノーツ. 医学書院, 2006.
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>米国内科学会(岡田正人・訳): アレルギー診療ガイド. 2000.
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>Phillip Dellinger R: Surviving Sepsis Campaign guidelines for management of severe sepsis and septic shock. Crit Care Med 32(3), 2004.
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>森川嘉郎: 抗菌薬療法の急所 <敗血症, 細菌性髄膜炎>, 小児内科 36(2):225-230, 2005.
-
>Circulation Journal 67(Suppl IV), 2003 循環器病の診断と治療に関するガイドライン (2001-2002年度合同研究班報告)
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>小児PD研究会: 小児PD治療マニュアル. http://www. linkclub. or. jp/~pedpdjpn/PDMan100. pdf
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>中村功: 臨床細菌学ガイド. 永井書店, 2003.
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>日本小児感染症学会・編: 小児感染症マニュアル. 東京医学社, 2003.
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>青木眞: レジデントのための感染症診療マニュアル. 医学書院, 2000.
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>五味田裕, 荒木博陽: プロブレムリスト活用による小児の服薬指導. 医歯薬出版, 2006.
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>木下博子: 服薬コンプライアンスを上げるためのくふう. 小児科診療 66(5):771-777, 2003.
-
>戸塚恭一: Teicoplaninの臨床例における血中濃度の検討. 日本化学療法学会雑誌 1993, 41(Suppl. 2)110-114.
-
>PK/PDによる抗菌薬の適正使用. 月刊薬事 46(12):2127-2177, 2004. 11
-
>PK/PD理論を考慮したTDMと抗菌薬の投与法-基礎と臨床-. 化学療法の領域 20(12):1791-1865, 2004.
-
>小野寺昭一, 生方公子・監修: 基礎から理解するPK/PD. 協和企画, 2005, p43.
-
>松田静治・編: 妊婦と薬物治療の考え方. ヴァンメディカル, 2004.
-
>菅原和信, 豊口禎子: 薬剤の母乳への移行. 南山堂, 1999.