書籍名 |
血液型物語 |
出版社 |
日本医学館
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発行日 |
1997-04-21 |
著者 |
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ISBN |
4890443320 |
ページ数 |
271 |
版刷巻号 |
第1版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
血液型というサイエンスからまだまだ奥深い生物医学の発見が続くような気がする。
目次
- 表紙
- はしがき
- もくじ
- 第1章 生命を支える血液
- 血液細胞の生いたち
- 血液の成分
- 血液の作業
- 赤血球の主な役目
- 白血球の主な役割
- 第2章 血液型の発見
- 個体の標識となる遺伝形質
- ABO式血液型の発見
- 抗原と抗体というよび名
- ABO式血液型の遺伝
- 血液型と法医学
- その他の血液型が発見された糸口
- MN式血液型とP型血液型の発見
- 人間と動物の血液型
- 第3章 血液型のキメラとモザイク
- 日本人でもキメラが発見された
- 血液型のモザイク
- キメラ現象のあれこれ
- 第4章 血液型物質がつくられるまで
- 第5章 血液型が裁く事件と推理小説
- 第6章 血液型が胎児を殺す
- 第7章 他人の血液で命が救えるか
- 第8章 輸血を安全にした人たち
- 第9章 染色体と遺伝子
- 遺伝子地図
- 染色体にまつわる話題
- 飛びはね染色体 (染色体の転座)
- X染色体と関連する血液型 (Xg)
- 第10章 体液にも血液型物質が存在する
- 唾液中に分泌されるABO式血液型物質
- 血液型物質のからみ合い
- 不思議な血液型のからくり
- Lewis式血液型の新しい展開
- 第11章 免疫系の仕組みと機能
- 免疫系の成り立ち
- 非自己に対する免疫系の攻撃
- 免疫機構の成立
- 第12章 抗体がつくられるまで
- 抗体の出番
- 抗体は抗原に対する鋳型分子
- 自然選択説
- クローン選択説
- 抗体分子の連鎖反応
- 利根川説
- 抗体分子をつくる遺伝子の動き
- B細胞の抗体産生を調節するT細胞
- 第13章 免疫系に見破られる "自己" と "非自己"
- HLAの夜明け
- マウスの組織適合性抗原の確立
- ヒトのHLA抗原
- 免疫系を動かす分子群
- T細胞レセプター
- B細胞の非自己認識センサー分子
- 胸腺の役目
- T細胞の情報伝達
- ウイルス感染と免疫
- 第14章 血液型と抗体とのにらみ合い
- 第15章 移植と血液型
- 第16章 遺伝形質と病気
- 種属と病気との相関
- 人種と疾患の関連性班
- マラリアと赤血球
- マラリアと白血球
- 赤血球と白血球にまつわる血液型と疾患
- ATLと日本人
- 疾病と環境
- 第17章 日本人の起源を探る
- 人類の起源と血液型
- ABO式血液型の人種別分布
- 血液型と日本人のルーツ
- アロタイプによる日本人のルーツ
- 肝炎ウイルスの遺伝子型と日本人の起源
- 第18章 血液型と性格
- あとがき
- 参考図書
- 索引
- 奥付