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書籍詳細

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書籍名 慢性腎臓病CKD −病態理解に基づいた予防と治療のあり方
出版社 メディカルレビュー社
発行日 2009-10-10
著者
  • 伊藤貞嘉(監修)
  • 柏原直樹(監修)
ISBN 9784779204074
ページ数 232
版刷巻号 第1版第1刷
分野
  • 臨床医学:内科
  • 腎臓
閲覧制限 未契約

CKDの多くは生活習慣病である。その生活習慣病からなるCKDを病態から治療・予防まで解説。

目次

  • 表紙
  • 目次
  • 執筆者一覧
    P.12閲覧
  • Chapter1 Overview
    P.13閲覧
    • 進化の宿命strain vessel
    • 進化の宿命
    • 慢性腎臓病CKD
    • アルブミン尿とCCVD
    • アルブミン尿と腎血行動態-すべての糸球体から同じように出ているのではない
    • なにゆえ進化の宿命か
  • Chapter2 腎障害の成因が多様化している
    P.23閲覧
    • 1 糖尿病 : 糖尿病患者の腎臓を守ろう
      • 糖尿病性腎症の臨床的意義 : CKDの中核的存在である
      • 腎症はなぜ発症し進展するのか : 糖尿病性腎症の基盤病態
        • 1. 代謝異常
        • 2. 腎内微小血行動態の異常 : 糖尿病は糸球体高血圧状態である
        • 3. 糸球体高血圧の質的変化 : 「機能的」糸球体高血圧から「構造的」糸球体高血圧へ
      • 予防と治療の基本戦略 : 腎症の発症機転を理解すれば, CKDを克服できる
        • 1. 基本方針
        • 2. 糖尿病性腎症の進展 : 病期分類
        • 3. 各病期における治療方針
        • 4. 厳格な降圧療法の重要性
        • 5. CKDにおけるRAS阻害薬の使用法 : 糖尿病性腎症治療から得たレッスン
    • 2 高血圧とCKD
      • 高血圧とCKD
      • 高血圧と腎障害に対する臨床試験
      • 腎臓の血圧に及ぼす影響
      • 腎局所ホルモンの腎障害に及ぼす影響
      • アルドステロンの腎機能障害に及ぼす影響
      • レニンとプロレニン
      • 高血圧が及ぼす腎障害
    • 3 動脈硬化とCKD
      • 動脈硬化症の成因
      • CCVDとCKDの交絡因子としての動脈硬化
      • 動脈硬化症→CKDの増悪 : 虚血性腎症
        • 1. 腎動脈狭窄症・腎血管性高血圧症
        • 2. 腎梗塞
        • 3. コレステロール塞栓症
        • 4. 腎硬化症
      • CKD→動脈硬化症の悪化
        • 1. 内皮障害因子
        • 2. 機械的刺激による動脈硬化
        • 3. 大動脈壁の石灰化
    • 4 肥満 : 糖尿病や高血圧がなくても, 太っているだけでCKDになる?
      • 肥満は, 高血圧や高血糖とは独立したCKDの危険因子である
      • 肥満関連腎症(ORG)の組織像
      • インスリン抵抗性からCKDへの路
      • ORGの治療
    • 5 睡眠時無呼吸症候群とCKD
      • 腎機能低下と睡眠時呼吸障害
      • CKDと睡眠時無呼吸症候群両者に共通する各種病態
        • 1. 高血圧
        • 2. 心血管病
        • 3. 心不全
        • 4. インスリン抵抗性
        • 5. 微量アルブミン尿
        • 6. 脳血管障害
      • 睡眠障害のスクリーニング
      • 睡眠時呼吸障害患者に対する治療
        • 1. 経鼻的持続陽圧呼吸療法(nCPAP)
        • 2. その他の治療
        • 3. 生活指導と薬剤
    • 6 メタボリックシンドローム : 要注意! 軽度のリスク重積が腎臓を傷害する
      • メタボリックシンドロームとCKD
      • メタボリックシンドロームと微量アルブミン尿
      • メタボリックシンドロームによる腎障害-病態と治療
    • 7 脂質異常症とCKD
      • 腎障害と脂質異常症-その関係は"Chicken and Egg"
      • 腎臓における脂質異常症の病態と特徴-脂質異常症へのアプローチの前に病態を知る
        • 1. 腎疾患に合併した脂質異常症
        • 2. 原発性脂質異常症による腎障害
        • 3. メタボリックシンドロームとCKD
      • CKDの発症・進展因子としての脂質異常症-基礎研究と臨床研究から理解する
        • 1. 基礎研究からの情報
        • 2. 臨床疫学研究からの情報
      • CKDにおける心血管病, 動脈硬化発症の危険因子としての脂質異常症-心腎相関のリンクプレーヤーとして
    • 8 高尿酸血症とCKD
      • CKDにおける高尿酸血症-原因か結果か?
        • 1. 尿酸塩による腎障害-痛風腎
        • 2. 尿酸とCKD
      • 高尿酸症の役割-最近の知見から見直す
        • 1. 尿酸はCKD進展の危険因子である
        • 2. 尿酸は心血管イベントの危険因子である
    • 9 加齢とCKD
      • 加齢による腎障害
      • 加齢による腎形態変化
      • 加齢による腎機能変化
        • 1. 糸球体濾過量(GFR)
        • 2. 電解質, 代謝調節機能
        • 3. 貧血・活性型ビタミンD
      • 腎老化のメカニズム
        • 1. 酸化ストレス
        • 2. テロメア
        • 3. Klotho
        • 4. 性ホルモン
      • 腎老化に対する治療
        • 1. 抗酸化物質
        • 2. 低栄養食
        • 3. アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬
  • Chapter3 腎障害いかに見出すか
    P.111閲覧
    • 1 日常診療における検尿の診かた-尿は語る-(随時尿, 24時間尿)
      • 検尿は最も基本的な検査
      • 随時尿(スポット尿)と早朝尿について
      • 24時間蓄尿と, 随時尿のクレアチニン補正について
      • ph
      • 比重
      • 尿蛋白
      • ブドウ糖
      • 尿潜血・沈渣
      • 尿沈渣赤血球の形態分類
      • 尿生化学
      • 実際の臨床現場で尿所見をどう読み取るか
        • 1. 健診で尿異常を指摘された場合
        • 2. 腎機能障害がある場合
    • 2 アルブミン尿, 蛋白尿は何を語るか : 腎臓からの警鐘
      • 微量アルブミン尿と蛋白尿の相違 : 量的な相違にとどまらない
        • 1. 蛋白尿は腎障害の重症度を反映し, 同時に腎障害の原因となる
        • 2. 微量アルブミン尿は心血管病の危険因子である
        • 3. 微量アルブミン尿に正常値は存在するのか : 「超」微量アルブミン尿の意義
      • アルブミン尿はなぜ出現するのか
        • 1. アルブミン尿出現に先行する病態(Pre-CKD) : 糸球体高血圧・糸球体過剰濾過
        • 2. 内皮細胞障害・内皮機能障害とアルブミン尿
        • 3. 糸球体高血圧と内皮機能障害が重複してアルブミン尿が生じる
    • 3 腎機能の評価法(BUN, クレアチニンなど) : 過小評価は危険
      • リスクマネジメントとしての腎機能評価
      • 腎機能の評価のために
      • クレアチニンとBUN
      • シスタチンC
      • CKDはGFR推算式(eGFR)で評価する
      • GFR推算式は標準体格によるGFRである
      • 糸球体には予備能がある
    • 4 簡便な画像診断法(超音波検査など)
      • 腎臓の解剖学的位置
      • CKD診断における超音波の果たす役割
      • CKDにおける腎ドップラー法の有用性
      • コンピュータ断層撮影(CT)
      • 核磁気共鳴画像法(MRl)の機能的検査としての側面(BOLD法について)
  • Chapter4 心腎脳連関 : 腎臓病は心血管病, 全身疾患である
    P.141閲覧
    • 1 心臓と腎臓の機能的関連
      • 腎機能障害は腎臓のみの病気ではない!
      • 心疾患と腎疾患の関係
      • 左室肥大
      • 虚血性心疾患
      • 心不全
      • CKDの危険因子からみた腎機能障害
        • 1. 血管内皮機能障害
        • 2. 酸化ストレス
        • 3. 交感神経
        • 4. asymmetric dimethylarginine(ADMA)
        • 5. レニン・アンジオテンシン系(RAS)
        • 6. 貧血
        • 7. その他
    • 2 心疾患, 脳卒中とCKD
      • CKDは心血管病発症の危険因子である
      • CKDの疾患構成の変遷
      • CKDと心疾患
        • 1. CKDと心房細動
        • 2. CKDと心不全
      • CKDと脳卒中
    • 3 慢性腎臓病はなぜ心血管病の危険因子なのか : 炎症, 酸化ストレス, 内皮機能障害
      • CKDと心血管病の連関-直接作用か? 間接作用か?
      • 糸球体内皮機能障害によりアルブミン尿は生じるのか?
      • 血管内皮機能を担う一酸化窒素(NO)とその産生障害
      • 酸化ストレス・炎症と血管内皮機能障害の関係
  • Chapter5 包括的な診療の提案
    P.167閲覧
    • 1 生活習慣の改善(食事, 運動のあり方, 体重適正化, 禁煙) : まず始めよう生活習慣の改善, 腎臓に甘えすぎてはいけない
      • 肝腎要の臓器である腎臓-それは優れたエンジニア
      • 暴飲暴食を可能とするそのメカニズムとは-一見無駄な計画こそ, 実は要のメカニズムである
      • ネフロン数と単一ネフロンの糸球体濾過量-予備能力を失うと糸球体高血圧の状態へ
      • 糸球体過剰濾過はメタボリック危険因子の新たな指標-単一のネフロン過剰濾過状態は現代生活スタイルにも原因がある
      • CKDの発症・進展の危険因子を捉える-腎臓に負担をかける(単一ネフロンの糸球体濾過量を増やす)因子を知る
      • 腎臓を守るには, まずは生活習慣の改善を
        • 1. 喫煙はCKD発症・進展の危険因子である
        • 2. 飲酒とCKDの関係
        • 3. 肥満によるCKDへの影響
        • 4. 運動・身体活動によるCKDへの影響
        • 5. CKDにおける減塩と低蛋白食
    • 2 血圧管理, 降圧目標
      • CKDにおける高血圧
      • 正確な血圧を知ろう
      • CKD患者の血圧管理と降圧目標
      • 今後の展望
    • 3 RAS阻害薬の使い方
      • RAS阻害薬を用いた臨床試験
        • 1. RENNAL(Reduction of Endpoints in NlDDM with the Angiotensin II Antagonist Losartan)
        • 2. IDNT(lrbesartan Diabetic Nephropathy Trial)
        • 3. IRMA2(lrbesartan in Patients with Type2 Diabetes and Microalbuminuria)
        • 4. INNOVATION(INcideNt to Overt : Angiotensin II receptor blocker, Telmisartan, lnvestigation On typeII diabetic Nephropathy)
        • 5. AASK(Africaan American Study of Kidney Disease and Hypertension)
        • 6. MARVAL(MicroAlbuminuria Reduction with VALsartan)
      • RAS阻害薬の腎保護作用機序
        • 1. ACE阻害薬
        • 2. ARB
      • RAS阻害薬と腎機能
      • RAS阻害薬と血清カリウム
    • 4 RAS阻害薬以外の降圧薬の使い方
      • CKDと高血圧の関連
      • CKDにおける腎血行動態の特徴
      • 降圧薬の種類とその特徴
      • CKDにおける降圧目標
      • 降圧薬の使用法
    • 5 脂質管理
      • 脂質管理の重要性
      • 管理目標
      • 管理方法
        • 1. 食事療法・運動療法
        • 2. 薬物療法
    • 6 貧血の管理
      • CKD危険因子としての腎性貧血
      • 貧血によるCKDの進展
      • 心・腎・貧血症候群
      • 大規模臨床試験からの貧血治療目標
  • Chapter6 あとがき
    P.221閲覧
    • 今後の展望
    • 今なぜCKDなのか?
    • 腎臓からの警鐘
    • 歴史の所産, 進化の宿命としてのCKD
  • 和文索引
    P.226閲覧
  • 欧文索引
    P.229閲覧
  • 奥付

参考文献

Chapter2 腎障害の成因が多様化している

P.39 掲載の参考文献

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P.49 掲載の参考文献

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Chapter4 心腎脳連関 : 腎臓病は心血管病, 全身疾患である

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  • 13) Hillege HL, Fidler V, Diercks GE et al;Prevention of Renal and Vascular End Stage Disease (PREVEND) Study Group:Urinary albumin cxcretion predicts cardiovascular and noncardiovascular mortality in general population. Circulation 106:1777-1782, 2002
  • 14) Wachtell K, Ibsen H, Olsen MH, et al:Albuminuria and cardiovascular risk in hypertensive patients with left ventricular hypertrophy:the LIFE study. Ann Intern, Med 139:901-906, 2003
  • l) Stehouwcr CD, Smulders YM:Microalbuminuria and risk for cardiovascular disease:Analysis of potential mechanisms. JAm Soc Nephrol 17:2106-2111, 2006

P.157 掲載の参考文献

  • 4) Inoue H, Fujiki A, Origasa H, et al:Prevalence of atrial fibrillation in the general population of Japan:An analysis based on periodic health examination. Int J Cardiol; Epub 2008 Aug 6
  • 6) Asselbergs FW, Van den Berg MP, Diercks GE et al:C-reactive protein and microalbuminuria are associated with atrialfibrillation. Int J Cardiol 98:73-77, 2005
  • 9) Goicocchea M, de Vinuesa SG, Lahera V, et al:Effects of atorvastatin on innammatory and fibrinolytic parameters in patients with chronic kidney disease. J. Am Soc Nephrol 17 (12Suppl 3):S231-S235, 2006
  • 15) Wannamethec SG, shapcr AG, Perry IJ:serum creatinine concentration and risk of cardiovascular disease:a possible marker for increased risk ofstroke. Stroke 28:557-563, 1997
  • 17) 熊谷裕生, 鈴木重伸, 尾田高志:慢性腎臓病は脳卒中のリスクファクターである. 実験治療 690:93-98, 2008
  • 19) 伊藤貞嘉:心腎連関研究の課題. 循環器科 63 (2):182-187, 2008

P.165 掲載の参考文献

  • 12) Stehouwcr CD, Hcnry RM, Dekker JM, et al:Microalbuminuria is associated with impaired brachial artery, flow-mediated vasodilation in elderly individuals without and with diabetes:further evidence for a link between microalbuminuria and endothelial dysfunction-the Hoorn Study Kidney Int Suppl:S42-S44, 2004
  • 29) Ridker PM, Danielson E, Fonseca FA, et al; JUPITER Study Group:Rosuvastatin to prevent vascular events in men and women with elevated Greactive protein. N Engl J Med 359:2195-2207, 2008

Chapter5 包括的な診療の提案

P.176 掲載の参考文献

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  • 2) 伊藤貞嘉:腎疾患のとらえかた. 一眼でみるベッドサイドの病態生理. (伊藤貞嘉編) 文光堂, 東京, 2003, pp7-30
  • 3) 佐藤武夫, 吉田一成 (監訳):30日で学ぶ水電解質と腎臓病. メディカル・サイエンス・インターナショナル, 東京, 2007, p vii
  • 4) 奥田俊洋:わかりやすい水電解質と輸液. 中外医学社, 東京, 2001, pp4-12
  • 6) chcn J, Muntner P, Hamm LL, et al:The metabolic syndrome and chronic kidney disease in U. S. adults. Ann Intern Med 140:167-174, 2004
  • 14) Ncnov VD, Taal MW, Sakharova OV, Brenner BM:Multi-hit nature of chronic renal disease. Curr Opin Nephrol Hypertens 9:85-97, 2000
  • 17) 日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会 (編):高血圧治療ガイドライン 2009. ライフサイエンス出版, 東京, 2009
  • 18) 日本腎臓学会 (編):CKD 診療ガイド. 東京医学社, 東京, 2007
  • 23) 松本博, 中尾俊之:食事療法 生活指導. 日本臨牀 66:1799-1802, 2008
  • 24) 井関邦敏:CKD患者はどの程度, 運動してよいのでしょうか? 慢性腎臓病 (CKD) 診療ガイダンス. (松尾清一, 今井圓裕 編) メジカルビュー社, 東京, 2008, pp139-141
  • 25) 日本腎臓学会企画委員会小委員会「食事療法ガイドライン改訂委員会」:慢性腎臓病に対する食事療法基準2007年版 日腎会誌 49:871-878, 2007
  • 26) 松本博, 中尾俊之:食事療法. 診断と治療 96:1493-1498, 2008

P.184 掲載の参考文献

  • 6) De Nicola L, Minutolo R, Chiodini B et al; Target Blood Pressure Levels in Chronic Kidney Disease (TABLE in CKD) Study Group:Global approach to cardiovascular risk in chronic kidney disease:reality and opportunities for intervention. Kidney Int 69:538-545, 2006
  • 8) 小原拓, 大久保孝義, 菊谷昌浩ほか:わが国における家庭血圧測定の現状:外来患者 8,506人の実践と意識家庭血圧測定の現状に関する調査研究. 血圧 13:103-110, 2006
  • 12) Petcrson JC, Adler S, Burkart JM, et al:Blood pressure control, proteinuria, and the progression of rcnal disease. The Modification of Diet in Renal Disease Study. Ann Intern Med 123:754-762, 1995

P.193 掲載の参考文献

  • 1) 日本腎臓学会 (編):CKD 診療ガイド. 東京医学社, 東京, 2007
  • 2) Brenner BM, Cooper ME, dc Zceuw D, et al; RENAAL Study Investigators:Effects of losartan on renal and cardiovascular outcomes in paticnts with type 2 diabetes and nephropathy. N Engl J Med 345:861-869, 2001
  • 4) Parving HH, Lehnert H, Brochner-Mortensen J, et al; Irbesartan in Patients with Type 2 Diabetes and Microalbuminuria Study Group:The effect of irbcsartan on the development of diabetic nephropathy in patients with type 2 diabetes. N Engl J Med 345:870-878, 2001
  • 12) 伊藤貞嘉 (編):腎疾患のとらえかた一眼でみるベッドサイドの病態生理. 文光堂, 東京, 2003

P.202 掲載の参考文献

  • 1) National Kidney Foundation:K/DOQI dinical practice guidelines for chronic kidney disease:evaluation, classification, and stratification. Am J Kidnay Dis 39 (2 Suppl 1):S1-S266, 2002
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  • 5) Hostetter TH, Olson JL, Rennke HG, et al:Hyperfiltration in remnant nephrons:apotentially adverse response to renal ablation. J Am Soc Nephrol 12:1315-1325, 2001
  • 8) 日本腎臓学会 日本高血圧学会 (編):CKD (慢性腎臓病) 診療ガイド-高血圧編-. 東京医学社, 東京, 2008

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  • 3) Schaeffner ES, Kurth T, Curhan GC, et al:Cholesterol and the risk of renal dysfunction in apparently healthy men. J. Am Soc Nephrol 14:2084-2091, 2003
  • 5) National Kidney Foundation:K/DOQI clinical practice guidelines for chronic kidney disease:evaluation, classification, and stratification. J Am Kidney Dis 39(2 Suppl 1):S1-S266, 2002
  • 6) 日本動脈硬化学会:動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版. 協和企画, 東京, 2007
  • 10) Tonelli M, Moye L, Sacks FM, et al;Cholesterol and Recurrent Events Trial Investigators:Effect of pravastatin on loss of renal function in people with moderate chronic renal insuficiency and cardiovascular disease. J Am Soc Nephrol 14:1605-1613, 2003
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  • 6) Kuriyama S, Tomonari H, Ybshida H, et al:Reversal of anemia by erythropoietin therapy retards the progression of chronic renal failure, especially in nondiabetic patients. Nephron 77:176-185, 1997
  • 10) Dahlof B, Devereux RB, Kjeldsen SE, et al; LIFE Study Group:Cardiovascular morbidity and mortality in the Losartan Intervention For Endpoint reduction in hypertension study (LIFE):a randomised trial against atenolol. Lancet 359:995-1003, 2002
  • 14) 第二次腎性貧血治療ガイドライン作成ワーキンググループ:2008年版日本透析医学会慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン. 透析会誌 41:661-716, 2008