書籍名 |
座談 精神科臨床の考え方 ―危機を乗り越えるべく― |
出版社 |
メディカルレビュー社
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発行日 |
2005-04-30 |
著者 |
- 村上靖彦(座談)
- 永田俊彦(座談)
- 市橋秀夫(座談)
- 中安信夫(座談)
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ISBN |
489600826x |
ページ数 |
224 |
版刷巻号 |
第1版第1刷 |
分野 |
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閲覧制限 |
未契約 |
マニュアル的に役立つことが書かれているのではありません。「老精神科医のぼやき?」と思わせる会話の中に精医学や精神医療についての忌憚のない,鋭い意見が多々あります。
目次
- 表紙
- 座談の呼びかけ―序にかえて―
- 目次
- 第一章 臨床精神医学の空洞化
- 心に残った3つのエッセイ
- EBMとマニュアル化
- 症候学の欠如
- 操作的診断学批判
- マニュアル化の背景
- 再び症候学の欠如、そして診察の仕方
- 了解、共感、感動
- 「万脳主義」の時代
- 第二章 精神科臨床 : 顧と提言
- 「精神科治療学」創刊の思い
- 「闘争」の時代
- 症例をして語らしめよ、患者も自分も
- ラカン旋風と教条主義
- フィールドワークの場としての日常臨床
- 臨床研究に必要なもの
- 診立てと対応した手当てを
- 論文を書いた訳
- 第三章 臨床精神医学の試金石
- 「大うつ病性障害」の問題点
- 思春期・青年期臨床の問題点
- 精神医学の行方への心配
- 薬はこれ以上必要か
- 討論から抜け落ちたこと
- 第四章 座談を終えて
- よき友、よき酒、よき話
- 次世代への伝言―統合失調症の「悲劇」
- 私から見た先生方のプロフィール
- 楽しかった、けど疲れた
- 出席者
- 奥付